観光客がたくさんいるアメリカの大都市に行くと、必ず見かけるものがあります。それは、レンタルのチャリとE-スクーターなるもの。街のあちこちに無人レンタルのロケーションがあり、アプリで気軽に利用できます。
近く息子様が大都会へ引っ越すことになり、先日アパート探しの旅に出かけてきました。サンフランシスコという大都会にも、やはりE-スクーターなるものはたくさんありましたが、使っているのは観光客というよりは住んでいる人、という感じでした。ということは、皆さんE-スクーターを乗りこなしている、という事ですよね。
都会に住むのではなく私ではなく息子様なのですが、なんとなくE-scooterがあったら少しは便利なのかなという気持ちになり、調べてみました。
目次
1.価格帯は幅広い。何を基準に選ぶ?
電動スクーターと言っても、たくさんのブランドから多種多様な商品がラインナップされており、価格帯も千差万別です。300ドルぐらいで購入できるものもあれば、軽く1000ドルを超えるような商品もあります。
私が調べた感じだと、電動スクーターは大きく分けて
- 遊び用
- 通勤用
- すごいプロ仕様
に分類できます。電動なのでこがなくても前に進むという点は同じですけれど、違いはいろいろあって、それが価格帯に反映されている感じですね。
- モーターのサイズ(200wから5,000wぐらい。坂道を登るときに違いが出る)
- 距離(1回の充電でどのぐらい走れるかが違う。通勤用に選ぶならココが重要)
- 速度(ハイスペックは速い)
- 防水かどうか(デフォルトは防水ではない。通勤で使うなら防水タイプが必要)
- タイヤのタイプ(空気を入れるタイプかソリッドタイヤか)
- サスペンション(快適さとダイレクトな関係がある)
- ブレーキ(自身の安全面で必要不可欠な機能)
- 重量(バスや電車にスクーターを持ち込むなら軽量タイプがおすすめ)
などの要素があります。自分がどんなシチュエーションで利用するのかをしっかりシミュレーションすることが、大切というわけですね。
2.電動スクーターってヘルメットは必要?
電動スクーターは自動車やバイクではないので、特定の免許が必要ということはありません。何なら、運転免許を全く持っていない人でも、乗ることは可能です。
ただし、乗れる年齢や免許の有無、また走行時の速度制限などは、州ごとにルールが異なります。サンフランシスコでは平気だったからシアトルでもOK!というわけではありません。
ヘルメットはかぶった方が良い
ヘルメットの着用に関しては、法律で義務にはなっていません。しかし、安全のためにかぶった方が良いですね。観光客が広いオープンな公園でレジャー目的で楽しむぐらいなら、ノーヘルでも車にはねられるなんて心配はないかもしれません。しかし毎日の通勤で利用する人や、交通量が多い道路を車と同じように走行する人などは、万が一のことを考えてヘルメットを着用しましょう!
3.ネットでおすすめされてたスクーターはコレ
バッテリーの寿命がピカ一なのはコレ
バッテリーが長持ちする点、そして超高速走行ができるという点でネットでおすすめされているのは、このVarla Eagle Oneです。スペックがすごい分だけ重いようですが、自宅から職場までスクーター1台で行くという人にとっては、重くてもあまり関係ないかもしれません。
お値段は、2,000ドルぐらいで高いです。でも公式サイトで購入すると、太っ腹な500ドルオフみたいなセールをしているので、多少はお安く買えるかもしれません。
スクーターと言えばセグウェイでしょ
あのセグウェイからも、スクーターが出ています!1回充電すると40マイルも走れるという点、安心安定の品質という点で、私はこれを息子様に進呈しようと考えております(笑)。
こちら、お値段は定価1,000ドルですが、アマゾンならもれなく800ドルぐらいで買えることもあるので要チェックです!
公園で遊ぶ用に買うならRazorがおすすめ
通勤用とか高速走行する必要はなく、公園で子供と楽しく電動スクーターを楽しみたい!という人なら、子供用スクーターの定番ブランドRazorから出ている電動スクーターがおすすめです!
子供でも楽しく遊べることを想定しているので、どんなに早く走行しても10マイルしかスピードは出ません。しかも、8歳児から楽しめる操作性となっている点も魅力ですね。一回充電したら、40分楽しめます。
こちら、お値段は200ドルなり。遊び用なので、お手頃価格で購入できます!
4.まとめ
いかがでしたか?電動スクーターは、目的をはっきりすることで、選択肢がグンと狭まるので、選びやすくなります。
息子様の場合には通勤用を想定しているので、軽量で長距離を走れるセグウェイあたりが良いかなと思っています。でもまずは、息子にスクーターが欲しいかどうか聞くところから始めなければいけませんね。
はい、本日もバカ親を全開丸出しにしてしまいました。
ーーーー後日談ーーー
この記事を書いてから数か月後、ウキウキしながら息子様にスクーターを進呈しようと思っていると伝えた所、一言
「。。。No Thank you」
と。
ガビーン(涙)。本人曰く、スクーターではなく、自分で気に入ったチャリを”現地で””自分で”買うのだそうです。
・・・そうですよね。まぁいいや。