空港にスーツケースが来なかった⁉紛失したらどうする?

目的地に到着してBaggage Claimのターンテーブルに行き、待てど暮らせど自分のスーツケースが流れてこないとなると、誰もがパニックに陥るものです。スーツケースの中に入っているものは、旅行中だけでなく普段の生活においても必要なアイテムが入っているからです。

目的

  1. スーツケースの紛失は、頻繁ではないけれど起こる
  2. スーツケースが紛失したとわかったら、どうする?
  3. 紛失しないように予防することはできる?

1.スーツケースの紛失は、頻繁ではないけれど起こる

スーツケースだけが目的地に到着しないという事態は、よく起こるわけではありません。しかし、起こることはあります。私はこれまで、3回経験があります。どのように対応すればよいかが分かれば、それほどパニックになることはないのですが、それでも不便な時間を過ごすことは変わりなく、イライラはマックスになります。

2.スーツケースが紛失したとわかったら、どうする?

スーツケースが目的地に届かなかった場合には、紛失(Lost Baggage)として対応してもらうことになります。

STEP1:空港の係員に告げる

スーツケースの紛失が分かったら、空港の係員に告げます。航空会社の係員でも良いですが、空港によってはBaggage Claimのエリアにカスタマーサービス的な窓口やカウンターが設けられています。まずは、それがあるかをキョロキョロして探してください。もしもなければ、空港の中を歩いているスタッフを捕まえて、スーツケースが紛失した旨を告げれば、どこに行けばよいかを教えてくれます。

STEP2:手荷物の控えから追跡開始

手荷物はすべて、出発した空港でチェックインした時からスキャンされて管理されています。カスタマーサービスの人に手荷物の控えを見せると、そこからリアルタイムでスーツケースがどこにあるかが分かります。

空港のスタッフは、スーツケースの紛失は特に珍しいことではないので、手続きや対応はとても慣れています。利用者としては、あまりにアッサリしていて不安になってしまうかもしれませんが、紛失だと確認できると手荷物紛失証明書を発行してもらえます。

手荷物控えは絶対必要

控えはシールタイプが多い

スーツケースを預け入れる時に受け取る手荷物の控えは、追跡してもらう際には必ず必要です。これがないと空港のスタッフは何もできませんし、何もしてくれません。多くの場合、この控えは搭乗券にホチキス止めされていることが多いですが、搭乗券とは別に受け取っていることもあります。でも、受け取っているので、ポケットの中やバッグの底などを探してください。

1つのスーツケースに1つの控えを受け取っているので、まずは控えを手に持ってカウンターへ行きましょう。

STEP3:スーツケースの届け先を教える

私の経験では、大半の場合にはスーツケースは多くの場合、数時間後~翌日に届きます。旅行の帰路で自宅に届けてもらいたい場合には、届け先をどこにすれば良いか分からないということはないでしょう。しかし旅行や出張などでホテルに滞在する場合には、そこのホテル名だけでなく住所など、届け先を明確にする必要があります。住所だけでなく、連絡がつく電話番号も必要です。アメリカ国内ならアメリカ国内の電話番号がベターですが、もしも日本から来たばかりで持っているスマホの電話が日本番号なら、アメリカからその電話へつながるように、011-81-と最初にどの番号を入力すれば良いかも書いておくと親切です。

航空会社によってはトラベルキットをくれることも

コンパクトにポーチに入っていることが多い

紛失したスーツケースは、かなり高い確率で当日中もしくは翌日に手元に戻ってくることが多いです。しかし、それまでの間には、とても不便な生活を強いられてしまいます。歯磨きができないとか、下着を変えられないなど、どのぐらいの不便さが発生するかは人によって異なります。

航空会社によっては、そうした不便さを最小限に抑えるためにトラベルキットなるものをくれることがあります。全ての航空会社ではありませんが、歯ブラシなどの洗面用具を始め、簡易的な下着などが入っていることもあります。

必要なものは購入してOK,航空会社が補償してくれる

もしもビジネスの出張などでスーツや革靴が必要だとしたら、スーツケースの紛失は一大事です。まさか大切な商談にTシャツとジーンズで行くわけにはいかないでしょう。

そんな時には、航空会社の補償制度を利用することをおすすめします。スーツケースの紛失によって不便が生じた場合には、必要な最低限の衣類を購入した代金などを航空会社が補償してくれます。「最低限の」という点がポイントなので、何千ドルもするお高いブランドのスーツを買うなんていうのはNGかもしれません。しかし、正当な理由があって必要最低限のモノに関しては、補償で返金してもらうことができます。

この際には、レシートが必要となります。もし何かを購入したなら、必ずレシートを保管しておきましょう。

アメリカン航空の対応ポリシーはこちらから

ユナイテッド航空の対応ポリシーはこちらから

デルタ航空の対応ポリシーはこちらから

JALの対応ポリシーはこちらから

ANAの対応ポリシーはこちらから

STEP4:スーツケースは届けてもらえる

スーツケースが見つかったら、指定した住所まで持って来てくれます。空港まで取りに来いとは言われません。アメリカでは、空港から何時間も車を運転しなければいけないこともありますが、それでも持って来てくれます。

スーツケースが見つかったら、ドライバーから連絡が入ります。早朝でも週末でも、です。住所の確認と、だいたい何時ごろにつくというお知らせをしてくれるので、できるだけ直接受け取れるように時間を調整しましょう。ただしホテルに滞在している場合には、フロントデスクに渡しておいてもらうことはできますし、自宅まで持って来てもらうけれど外出してしまう場合には、具体的にどこに置いておいてくださいと言えば、その通りにしてくれます。

ちなみにドライバーは航空会社の職員とか空港の職員というわけではなく、委託を受けているドライバーが多いですね。

私がこれまで3回のスーツケース紛失を経験していますが、そのうち2回は滞在先のホテル、1回は自宅でした。滞在先のホテルでは、夜遅くにスーツケースが届き、フロントデスクまで取りに行ったこともあります。仕事で外出するから直接受け取れない時には、フロントデスクで預かってくださいと依頼したこともあります。いずれの場合にも、その辺はしっかりしているので、それほど心配することはないと思います。

ちなみに、空港からスーツケースをわざわざ届けてくれるドライバーに対しては、私は感謝の気持ちで10ドル~20ドルぐらいのチップを差し上げるようにしています。

3.紛失しないように予防することはできる?

スーツケースの紛失は、何をどう講じても、完全に予防することはできません。だって、旅行者側に非があるわけではないのですから。時間に十分な余裕をもってチェックインするなどの対策方法はありますが、それでもスーツケースの紛失は起こる可能性はあります。

過去のBaggageシールは剥がそう

飛行機に搭乗すると、チェックインしたスーツケースに対して、直接シールが貼られることがあります。最近ではハンドルの部分に装着するのがスタンダードとなっているので、スーツケースに直接貼ることは少ないです。それでも、統一されていない航空会社だと、貼られることはあるでしょう。その場合、スーツケースの取り間違いを防ぐために、過去のシールはできるだけ剥がしておくことをおすすめします。特に、スキャン対応のバーコードなどは、空港のバックヤードで働く人にとっては、どのシールが最新なのか分かりません。うっかり別のシールをスキャンすると、スーツケースだけ完全に別の目的地に送られてしまう可能性もあるのです。

スーツケースベルトよりもタグがオススメ

スーツケースに巻いて他人のものと間違えないようにできるベルトは、簡単に利用できる便利なアイテムです。しかし、航空会社の中にはベルトの使用を禁止している所が増えているので、注意したほうが良いかもしれません。

スーツケースベルトがNGな理由は、スーツケースを運搬する際に、ベルトが引っかかって飛行機に搬入できないまま置き去りとなる事故が多発しているから。全ての航空会社がNGではないものの、数年前からベルトをまいていてもチェックインカウンターで外すように言われることが多くなりました。

スーツケースの多くは、どれも似たような色や見た目、サイズです。そのため、うっかり他人の物と取り間違えてしまうことがあるかもしれません。そうした事故を防ぐためには、やはり自分のものだと明確に分かる印が欲しいですよね。

そこでおすすめなのは、タグです。スーツケース用のネームタグは、いろいろなショップで多種多様なアイテムが販売されています。素材によっては、運搬途中でちぎれたり割れたりという事態になりますが、近年では乱暴に取り扱っても破損しない耐久性のあるタイプも多く登場しています。

スマートタグなら防犯効果も

スーツケースにつけるネームタグには、いろいろな種類があります。その中でも私がオススメするのは、スマートタグと呼ばれているタイプで、QRコードで個人情報を読み取るタイプです。

紙に名前や住所、メールアドレスや電話番号を記入してスーツケースにつけておくと、実は防犯という点ではマイナスです。犯罪グループの中には、空港にやってくる利用者のスーツケースから住所を入手し、空き巣に入るという手口もあります。確かに、家族連れで空港にいるなら、おそらくその家は空っぽで、数日間は帰宅しないだろうということは容易に想像できるでしょう。

スマートタグでも、犯罪者グループがQRコードを読み取れば、住所などの個人情報は表示されます。しかし、遠くからでもはっきり住所が見えているのと、近づいてQRコードをスキャンしなければわからないのとでは、手間が大きく違い、それが犯罪防止効果につながるというわけですね。

私も仕事でよく飛行機を利用するのですが、スーツケースにはスマートタグをつけています。他人のスーツケースと見分ける目印としても使えるので、とても便利ですよ!

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。