アメリカでアパートを借りよう

留学でも駐在でも移住でも、アメリカに渡米すれば最初に必要となるのは、やはり住むところ。アパートが決まるまではホテル暮らしをすることになりますが、できるだけアパートを早く決めたほうが、費用の節約にもつながりますよね。ここでは、アメリカでアパートを探す方法や契約する方法をご紹介します。

目次

  1. アメリカではどこに住む?
  2. 敷金や礼金はいくらかかる?
  3. 物件を探す際に注意したい点
  4. 一人暮らしなら検討したい「ルームシェア」とは?

1.アメリカではどこに住む?

アメリカと言っても国土はとても広く、アパートを借りる際にかかる家賃にも、ロケーションによって雲泥の差があります。留学、駐在、移民などアメリカへ渡米する目的は人それぞれですが、どこに住むという選択肢があるのでしょうか?

アパートや家を賃貸する

駐在の人なら、会社が事前にいくつかの選択肢を絞り込んで紹介してくれたり、会社がすでに所有している物件に入居するという選択肢があります。しかし、そうしたサービスがない場合には、自分でアパートや貸家を探して契約しなければいけません。

賃貸物件はオンラインで紹介されていることが一般的です。

などのサイトを活用して、気に入った物件を探しましょう。

会社が所有する物件へ入居する

会社が所有している物件に入居する場合には、自分で不動産を探す必要はありません。既に会社側が入居できる状態に整えてくれていることが多いので、渡米したらすぐに入居できるというメリットがあります。

物件によっては、前に入居していた住人が家具をそのまま残してくれていた利するので、それはそのまま使用できます。ただし、自分たちが気に入るかどうかは別の話。気に入らなくても勝手に捨てるのは気が引ける、なんてこともありそうですね。

さらに、会社が準備してくれた物件へ入居する場合には、自分たちでロケーションを選べないというデメリットもあります。学校やスーパーなどに近ければ嬉しいですが、周囲の環境がイマイチ自分に合わないと思っても転居できません。

2.敷金や礼金はいくらかかる?

アメリカの賃貸物件においては、日本のような敷金や礼金で家賃の半年分が必要になるということはありません。退去時のクリーニングなどに使う保証金(Deposit)は家賃の1ヶ月分から2か月分程度が必要となりますが、礼金はありません。この点は安心ですね。

3.物件を探す際の注意点

アメリカでアパートでも貸家でも物件を探す際には、いくつか注意点があります。

周囲の環境をチェック

アメリカでは、1ブロック変わるだけでも環境や雰囲気がガラリと変わります。家賃に影響を与える要素は、築年数や間取り、広さだけではなく、そうした環境や雰囲気なども含まれます。

安全な暮らしに慣れている日本人の私達にとっては、やはり心配なのは治安面です。深夜に銃声が聞こえるとか、事件が頻繁に起こるとか、またパーティなどで騒音がひどい、なんて環境は嫌ですよね。そのために、必ず口コミをチェックしたり、実際にその場に足を運んでみて、肌で雰囲気を確認しましょう。

広さの面積の単位が違う

日本では、物件の広さは㎡で表示されていますが、アメリカではメートルではなくフィートが単位として使われているので、square feetという単位での表示となります。

日本では、物件の広さは㎡で表示されていますが、アメリカではメートルではなくフィートが単位として使われているので、square feetという単位での表示となります。

1 sq ft =0.0929㎡

なので、700 sqftのアパートなら、およそ65㎡ぐらいとなります。

家具や家電は備え付け?

アメリカの賃貸物件では、家電製品は大体備え付けが多いです。一般的についているものは、エアコン(Air Conditioner)や冷蔵庫(Refrigerator)、オーブンレンジ(Oven)、電子レンジ(Microwave)、食洗器(Dish washer)などがありますね。

洗濯機と乾燥機については、物件によって変わります。日本だと、Studio(1Rや1K)タイプでも洗濯機や乾燥機は備え付けでなくても、自分専用の設置できる場所が確保されていますよね。しかしアメリカでは、物件の中に設置できる場合と、アパート全体で共有する場合とがあります。

物件の中に洗濯機(Washer)と乾燥機(Dryer)を設置するスペースが設けられている場合には、In Unitという表示があります。もしもない場合には、アパート全体で共同利用という可能性があるので、内見の際には要チェックです。

管理会社にも注意が必要

日本でも、アパートを契約していて問題が起こったら、管理会社へ電話しますよね?日本の場合には、連絡すれば大体迅速に対応してくれる所がほとんどなので、メンテナンスや不具合の点でイライラしながら暮らさなければいけないということはありません。

しかしアメリカでは、管理会社によっては、修理やメンテナンスを依頼してもなかなか来てくれないということがあります。サービスが充実している管理会社なら、いろいろ親切に面倒を見てくれますが、そうでない所では、天井から水漏れしていても数日間来てくれない、なんて最悪な事態も起こりえます。

そうならないためには、アパートだけでなく管理会社についても、評判をチェックしましょう。

管理会社の評判をチェックするならBBB(Better Business Bureau)がオススメ

契約期間はとても重要

アメリカでアパートを契約する際には、日本と大きく違う点があります。それは、契約期間途中の解約ができるかどうかという点です。

日本では、アパートは2年契約が多く、引っ越しなどで解約したい時には、1ヶ月前までに申し出れば、希望する日に退居できますよね。その後、賃料が発生することはありません。

しかしアメリカでは、アパートは1年契約になっていることが多く、しかも、契約終了までは借主に賃料支払いの責任があります。つまり、契約期間中に退居したくても、「退居してもいいけど、賃料は来年の4月までかかりますよ」という事態になる可能性が高いのです。

住んでいないのに、家賃を払い続けるの?

と信じられない人がいるかもしれません。しかし私はこれまで、たくさんの人が、アパートの契約がXX月までだから、引っ越しはその時期に合わせる、という話を聞いたことがあります。それに、自分が引っ越した後の家賃を誰か他の人に払ってほしくて、自身の退去後に住みたい人を探している人もいました。

アパートを借りる際には、この辺は、しっかり質問することをおすすめします。

州によってはアパート契約で最低収入ラインが決まっている

全てのアパートではありませんが、州によって、または物件によっては、アパートごとに最低年収が決められている所があります。例えば、このアパートに入居するなら、最低年収5万ドルは必要、だけど、この間取りなら年収7万ドルなければ無理、という風に、細かく決まっていることは多いです。

これは、大家さんが家賃のとりっぱぐれがないようにするための防衛策ですね。州法で決められているルールではありません。

更新してくれるかどうかは大家次第

アパートの契約ができても、それで安心ではありません。契約期間は1年ごとで、その次に更新できるかどうかは、大家次第と言っても過言ではありません。もしも大家に嫌われたら、契約更新時に賃料が高くなって払えない額になってしまうこともあります。そうしたら、引っ越すという選択肢しかありませんよね。

また、契約するかどうかは、理由を後付けされても、文句が言えません。懇願することはできても、「もう次の人が決まっている」なんて言われたら、契約更新できないまま、次に住む場所を探さなければいけません。

ちなみに、DCエリアでは、アパートではなく一戸建ての物件に多いのですが、9ヶ月だけ契約(更新無し)とか、1年だけ契約(更新無し)という物件がたくさんあります。その期間だけ必要なら、それでも良いでしょう。しかし、数年単位で住みたい人にとっては、短期すぎる契約だと、すぐに引越し先を探さなければいけません。

使えねーなー

という声が聞こえてきそうです。私もきっとそう言います。

4.一人暮らしなら検討したいルームシェアとは?

留学や駐在などで単身の渡米をする際に、できるだけ家賃を安く抑えたいという人にぜひおすすめなのは、ルームシェアです。これは、ベッドルームが2つから3つある家を他人とシェアするというもので、基本的には寝室は自分だけの居住スペースとなり、バスルームやリビングルーム、キッチンなどは他の住人とシェアすることになります。日本で言う所のシェアハウスのような暮らし方ですね。

ルームシェアは、一人暮らしをするとアパートの賃料が何千ドルもかかってしまうニューヨークシティやサンフランシスコ、ロサンゼルスなどでは一般的な暮らし方です。文化や背景が全く異なる赤の他人と生活を共にするということで、慣れない人にとっては精神的なストレスが大きくなってしまうかもしれません。しかし経済面では大きなメリットがあるので、もしも他人との生活に挑戦してみようという人にとっては、毎日が刺激的で新しい発見の連続かもしれません。

ルームシェアは、現地の掲示板や学校、スーパーなどに張り紙が張られていたり、友人の紹介などで見つけるケースが多いです。随時募集が出されているというわけではなく、「前のルームメイトが退居するから、新しいルームメイトを募集している」と言う感じが多いですね。

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