アパートだから置き配は嫌!どうする?

アメリカの宅配は、基本的に置き配です。受取人が在宅でもなくても、宅配の人は家の前に宅配物を置き、それが配達済みの扱いとなります。Amazonなら、配達済みの証拠画像を残すために写真を撮ってくれますが、通常はそんな手間がかかる作業はしてくれません。

一戸建てなら、それでも良いかもしれません。それに常に昼間誰かが在宅なら、置き配でもそれほど大きなトラブルに感じることはないでしょう。しかし、共働きで昼間誰も家にいない人や、アパートなどで置き配されることに抵抗がある場合には、どうすればよいのでしょうか?

目次

  1. アパートの置き配事情
  2. 盗難が心配
  3. 置き配対策はどうすればよい?
  4. 宅配物が盗難された!どうする?

1.アパートの置き配事情

アメリカのアパートだと、宅配便は各部屋のドアまでは来てくれないことが多いようです。私はこれまでアメリカでアパート暮らしの経験がないため、実際の置き配事情は分かりませんが、ちょうど息子が短期間アパート暮らしをしており、アパートの置き配事情について教えてくれました。

それによると、多くのアパートでは1階部分にメールルームと呼ばれるエリアがあり、宅配業者はそこに置き配をするのだそうです。これは、アパートの住人同士には信頼関係があることが大前提となっているもので、メールルームの中に置かれている置き配物の中から、住人は自分あてのものを探さなければいけません。

アパートによっては、こうした宅配物の管理をしてくれるコンシェルジュのような人がいたり、アマゾンボックスのような各部屋ごとの郵便受けに「大きな宅配が来たので、こちらのボックスに入れておきました」とそのボックスの鍵が入っているなどのサービスがあるかもしれません。しかし息子が 賃貸している都市部のアパートの場合には、住人が多いせいかそうしたサービスは一切なく、コンシェルジュもいません。そのため、メールルームの中に箱が無造作に置き配されているようです。

2.盗難が心配

アパートによっては、住人同士の盗難犯罪が心配ですよね。実際にアメリカのアパートで暮らす人の話を聞くと、置き配された荷物が「配達済み」となっているにも関わらずメールルームにない、といった盗難事件も起こっているようです。

ちなみに、置き配の盗難は、Porch Pirates(ポーチ・パイレーツ)なんて呼ばれています。そしてこの犯罪は、アパートに限ったことではありません。一戸建ての玄関前に置かれている宅配物でも、白昼堂々と持っていく不行き届きな輩はたくさんいます。YouTubeで検索すると、置き配泥棒の動画がたくさん出てきます。

動画としてさらされることによって逮捕される人もいれば、返しに来る人もいるようです。しかしそれは氷山の一角で、多くの場合には、犯罪者によって転売されてしまい、受け取り損ねた人は泣き寝入りです。

3.置き配対策はどうすればよい?

silver security camera

一戸建てなら、玄関前に宅配ボックスを設置するとか、セキュリティカメラをつけて犯人をさらすなど、色々な対策方法はあると思います。しかしアパートの場合、そんな勝手なことをメールルームの中ですることは許可されていません。

その場合、どうすればよいのでしょうか?

宅配業者のオフィスあてに送る

man carrying a box of books

オススメの方法は、局留めにするという方法です。近年では、USPSでもUPSでもFEDEXでも、またAmazonでも、アプリで配達状況を確認できます。アパートの住所あてに配達してもらうのではなく、最寄りの配達業者のオフィスあてに送ってもらい、そこに自身が受け取りに行くという方法なら、盗難の被害を防ぐことはできますね。

ただしこの場合、受け取った宅配物を自宅まで持って帰らなければいけません。もしも都市部に住んでいる人で車がない場合には、重たい荷物を両手に抱えて徒歩で自宅まで買えるのは至難の業でしょう。それに、大きくて持ちきれない配達物ということもあるでしょう。局留めで配達してもらう場合には、そうした点に注意が必要です。

曜日指定

Amazonのように、宅配業者の中には配達日を指定できることがあります。日本のように時間帯まで指定することはできないものの、曜日を指定しておけば、その日はできるだけ早くメールルームをチェックするように心がけておけば良いわけです。

Amazonだけではありませんが、宅配業者の中にはFEDexのように週末にも配達してくれるところもあります。USPSやUPSでも、日曜日の配達はありませんが、土曜日に配達してくれるところは多いですよね。もしも土曜日にお仕事が休みなら、土曜日に配達指定にして置き、配達されそうな時間は在宅にするなど工夫すると良いでしょう。

4.宅配物が盗難された!どうする?

宅配物の盗難は、アメリカでは決して珍しくありません。そのため、すべての業者やネットショップでは、配達済みとなっているのに受け取れなかったユーザーへの対処法はマニュアル化されています。

Amazon

皆さんもご存じの通り、Amazonでは再配達もしくは返金から選べます。アプリで簡単にできますし、カスタマーサービスと話をする必要もありません。配達済みとなっているのに届いてないよ、と申告すれば、迅速に対応してもらうことができます。

ただしAmazonは、返金を含めたトラブルが多いユーザーに対しては、バンするケースもあります。置き配の盗難は自分の責任ではありませんが、それでもアマゾンからバンされたというユーザーはいます。バンされると、自身だけでなく同居している家族もアマゾンを利用できなくなってしまうので注意してください。

もしもAmazonからの配達が盗難されることが多いなら、Amazonボックスあてに配達してもらうなど工夫することをおすすめします。

そのほかの業者

基本的に、届いていませんと申告すると、配達物の追跡はしてくれます。しかし、発送人に対して送料の返金や補償はあっても、受取人に対する補償はありません。そのため、ネットショップで購入したものが届かなければ、ネットショップのカスタマーサービスへ連絡して、トラブルを解決してもらわなければいけません。

多くの場合、何週間ぐらいの待機期間があり、それでも届かなければ返金対応してもらうことができます。

クレジットカードをDispute

master card debit card

もしもネットショップなどの対応が悪かったり、返金してくれない場合には、支払いに使ったクレジットカードをDisputeすれば問題を解決できます。アメリカでは、クレジットカードはもちろんのこと、銀行が発行するデビットカードでも、Disputeができます。ネットショップでの買い物が届かず、返金依頼をしたけれど拒否された場合などでも、クレジットカード会社のカスタマーサービスへ説明すれば、返金してもらうことができます。

泣き寝入りする必要はありません。

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