大学の教科書って高すぎない?

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私は高校までは、ずっと公立でした。教科書にお金を払ったのかどうかは、正直覚えていませんが、払ったとしても、それほど高額ではなかったと思います。しかし息子様が通うアメリカの大学では、教科書の高額さに毎学期、泣きが入っています。今日は、大学の教科書代について、エピソードをご紹介しますね。

目次

  1. 教科書代は学期ごとに400ドル超
  2. 教科書サービスはBarns&Nobleが多い
  3. 購買で取り扱っていない教科書はどうする?
  4. 学期が終わった教科書はどうする?

1.教科書代は学期ごとに400ドル超

教科書代にいくらかかるかは、学校によっても違いますし、どんなクラスをとるかによっても違います。だから、これはあくまでも息子が通っている大学の話として参考にしてくださいね。

息子が通っている大学では、学期あたりに4クラスを取得するシステムとなっています。大半の教科書は、キャンパス内にある書店で入手できます。この時、必ずしも新品で購入する必要はなく、我が家のような庶民のために、いくつかのオプションがあります!

  • 新品で購入
  • 新品をレンタル
  • 中古を購入
  • 中古をレンタル

このうち、最も高額なのは新品を購入するという方法で、学期が終わっても「購入」なら教科書はキープできます。

最もリーズナブルなのは中古をレンタルするという方法です。中古と言ってもボロボロというわけではなく、十分に使用できるクオリティです。以前使っていた学生が所々にメモ書きしていることもありますが、余白に書いてある程度なので、それほど邪魔にはならないようです。

新品購入と中古レンタルとの間にあるのが、新品をレンタルするという選択肢と、中古を購入するという選択肢です。価格はどちらも同じぐらいで、決して安くはありません。目安としては、新品を購入する場合と比べて10%オフから20%オフぐらいといったところでしょうか。

息子が大学1年生の時には、4クラスすべての教科書を新品で購入しました。かかった費用は400ドルを超えました。年間に2学期あるので、初年度には教科書代で800ドル以上かかったと思います。

4クラスで400ドル超えというと、1冊あたり100ドル以上するのかな、というイメージがありますが、必ずしもそうとは限りません。専門的な内容のものはやはり高く、1冊200ドル超のものもあります。しかも、そういうクラスに限って、複数冊の教科書が必要だったり、ワークブック的なものも購入しなければいけなかったりして、余計に費用がかかってしまいます。

その一方で、20ドルぐらいで購入できる教科書もあります。アマゾンで買ってきて!というクラスもあります。運よくそうしたクラスに当たれば、教科書代が100ドル未満ということもあるかもしれませんね。

2.教科書サービスはBarns&Nobleが多い

多くの大学では、Barnes&Nobleという書店がサービスを提供しています。大学のWEBサイトとリンクしているので、ネットで教科書を注文する際には、このサイトを使うことになります。注文した教科書の受け取りは、自宅に郵送してもらっても良いですし、キャンパス内の本屋で受け取ることもできます。

Barnes &Nobleから大学を検索したい人はこちらから

3.購買で取り扱っていない教科書はどうする?

大半の教科書はキャンパス内の書店で取り扱っています。しかし中には、なぜか取り扱っていない教科書もあります。そんな時には、Amazonなどで探さなければいけません。去年はキャンパスで取り扱っていない教科書が必要となり、しかも早めに教えてくれたらよいものを、学期が始まってから準備しろと尾いわれ、いろいろ探した挙句、カナダからのお取り寄せとなりました。

生徒の中には、教科書のレンタルサービスを利用する子もいます。これは大学とは関係ないレンタルサービスショップが行っているもので、学期ごとに教科書をレンタルし、郵送で自宅まで送ってもらうことができます。そして学期が終わったら、郵送で返却するという仕組みになっています。利用している子の話を聞くと、本屋でレンタルするよりもリーズナブルなことが多いそうです。

4.学期が終わった教科書はどうする?

息子は、大学2年生から専門分野以外は中古レンタルにしました。理由は、後から読みもしない本が家にあっても邪魔だから。学期が終了したら返却するだけなので、使わない教科書が手元に残ってしまうことはありません。

しかし、Amazonで購入した教科書などは、手元に残ってしまいます。教科書によっては、大学の本屋が1ドルとか2ドルといった激安価格で買い取ってくれます。100ドル超の教科書を1ドルで買い取るなんて、かなり足元を見ていますよね。それでも、持っていても邪魔だからという理由で、買い取ってもらう子は多いです。

そうでない場合には、学期が終わると教科書は自宅に帰ってきます。

正直、使わない教科書が家にあっても邪魔です。誰も読みません。うちにも数冊そうしたものがあったので、どうしようかとネットで探していたら、BooksRunという便利なサービスを見つけました。

BooksRunはこちらから

ちなみに、こちらで本に記載されているISBN番号を入力すると、本のタイトルと表紙の画像、そしていくらで買い取ってくれるかがリアルタイムに出ます!

私は、実際にこのサイトで大学の教科書を3冊ほど売却しました。120ドルの教科書が40ドルで買い取ってもらえたり、80ドルのものが20ドルだったり、私としては納得できる金額でした。

実際に使ってみて良かったなと感じたところは、

  • Webで完結するので気軽に利用できる
  • 送料はBooksRunが負担してくれて、Shipping Labelを自宅でプリントアウトできる
  • 支払いは、PayPalへの入金か、自宅へのチェック郵送
  • 買い手がつくかどうかに関係なく買い取ってくれるので、自分で買手を見つける必要がない

という点でしたね。

家に眠っている古い書籍なども、ついでに買い取ってもらえないかなと思っていろいろ調べました。比較的新しい書籍は買い取ってくれるようですが、教科書以外はかなり激安価格で買いたたかれてしまいます。お気を付けを。

投稿者: samuraipassport

こんにちは!アメリカ在住のジャーナリスト兼ライターです。アメリカへの移住から生活まで初心者が知っておきたい情報を発信していきます!アメリカに住んでみたい人や海外に憧れている人にとっても役立つ情報が満載です!

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