[DCガイド] 警察の歴史を学べる!National Law Enforcement Museumの魅力

アメリカのワシントンDCにある警察博物館には、警察の歴史や実際の犯罪史などに関する物品が数多く展示されています。学びの場所として子供にもおすすめです!

DCと言えば、スミソニアン博物館が有名ですよね。たくさんあるだけじゃなく、どれも規模が大きくて見どころ満載、しかも無料という大きな特典もついています。

DCに初めて行く方は、やはり無料のスミソニアン系がおすすめですね。理由は、失敗しない充実ぶりだし、なんといっても無料だから。

でもDCには、有料の博物館もあります。

このLaw Enforcement Museumも、そんな有料博物館の一つですが、行く価値は大いにあると感じました!

博物館は地下にあり、地上部分にはビニールハウス的なガラスの建物があります。

入口はそこにあります。

小さな看板で「入り口はココ」と出ていた気もしますが、うっかりすると見逃してしまうので、注意してくださいね!

事前にチケットを購入しても良いですが、入り口で購入することもできます。

私は入り口のカウンターで購入しました。ただし、ここではApple Payでピピっとできないので、クレジットカードを持参してくださいね。

中に入ると、最初にお出迎えしてくれるのは、ものすごく破壊されたSUV。

これは実際に何かの犯人が逃走するときに使った車両(だった気がします)で、そのまま展示されていました。ただし、触ったり乗ったりはできません。

主な展示品は、警察の歴史、警察官の職務や範囲、警察犬、警察車両などがありました。死体解剖とか現場の物証などに関しても、サラリと触れていました。

ワンコ好きな私にとっては、K9と呼ばれる警察犬が、どのようにして選抜されて訓練を受け、職務に就くのかが詳しく説明されていて、感動しました。

また、警察車両の後部座席を見ることもできました。乗りたくはないですけど、中がどんな風になっているのか興味津々という方にとってはおすすめです!

National Law Enforcement Museum

444 E St NW, Washington, DC 20001 (チャイナタウンのすぐそば)

公式サイトはこちらから

チケットは$22 (2025年現在)※未成年や学生、シニアは無料

おすすめ度 ★★★★★

子供へのおすすめ度 ★★★★★

所要時間 1時間~2時間 (文字をしっかり読むと2時間ぐらいかかります)

アメリカの公共バスの特徴と利便性

車社会のアメリカに住んでいると、普段の生活の中で公共のバスに乗る機会ってありません。

私もそうだったのですが、息子様が暮らすサンフランシスコへ行く時には、バスを使うことが多いですね。

さすが大都会。路線バスの種類が多すぎて、今でも何がどこを走っているか分かりません。でもスマホのおかげで、目的地へ行くためには、どのバス停からどのバスに乗って、どこで乗り換えれば良いのかが一目瞭然なだけでなく、所要時間も事前に分かるので、とても快適にバスを利用できています。

日本のバスと比べると、アメリカのバスは大きく違う所がたくさんあります。

バリアフリーが多い

他の地域のバスは分かりませんが、サンフランシスコの路線バスは、2両編成が多いです。1両編成でも長く、多くの人が乗れるような設計になっている気がします。

そして多くのバスは、乗降口が前と中間地点の2カ所あり、どちらから乗っても良いですし、どちらから降りても良いシステムです。

↑写真は、バスの後方にある乗降口なのですが、ごらんのとおり広いので、ベビーカーなども問題なくそのまま乗降できます。

しかも運転手がいる前方の乗降口は完全バリアフリーになっており、車いすの人でもそのまま乗降できます。

まず、バスは歩道ギリギリに幅寄せして停車します。バスの高さは歩道とほぼ同じなので、車いすの人が無理なく乗れます。

もしも運転手が下手で歩道とバスの間にギャップがある時には、バスの運転手がボタンを押すと、ウィーンと金属板がバスから歩道に向かって出てきて、その上を車いすの人が通れる仕組みです。

それでも車いすの人が乗れなければ、運転手が降りて車いすを後ろから押してバスへ乗せてあげます。

支払いは先払い

路線バスによっては、どこまで乗っても一律料金の路線もあれば、距離によって運賃が変わるバスもあります。

一律料金の路線では、バスに乗る時にお金を払います。現金でも払えるようですが、近年ではスマホのアプリでピピっと払う人がほとんどな気がしますね。

たまに機械の調子がおかしくてピピっとやっても受け付けない事がありますが、2,3回ピピっとやって反応がなければ、そのまま乗ります。

えっ、それって無銭乗車じゃないの??と心配する方は多いかもしれません。

でも運転手に「機械が故障しているみたいですよ」なんて親切心で指摘しても、

「あ、そう。そのまま乗っちゃいな」

の対応をされることがほとんどでしょう。

だって、そんな機械一つのためにバスを止めるわけにいきませんから。

もしも乗ったバスが「行先によって運賃が変わる」タイプの場合には、乗る時にピピっとやり、降りる時にも再びピピっとやります。そうすると、自動的に料金が計算されてチャージされます。

車いす対応が素晴らしい車内

多くのバスは、前方部分は優先席です。そして横向きの座席はレバーを引くとまとめて収納できる仕組みになっています。

見づらいのですが、ベンチとベンチの間にオレンジ色のボタンとレバーっぽいものが見えますよね?これを引くだか押すだかすると、ベンチの座席部分が収納できるので、車いすの人はそこにポジションを取れます。

ちなみに、優先席はシニアや妊婦さんなども吸われるのですが、最優先は車いすの人です。だから、例えこの優先席に老人が複数座っていたとしても、車いすの人が乗ってくれば、全員が立ち上がり、座席を収納して車いすの人へ場所を譲ります。

譲らないと、どうなるか?

バスの運転手が出てきて最初は親切に「どけ」と言われ、それでもどかなければ最終的に下ろされるか警察を呼ばれるかになる気がしますね。経験ないので分かりませんが。

降りる時は窓についている紐かブザー

エリアに寄るのかもしれませんが、サンフランシスコの路線バスの多くには、定番の「窓についている紐」に加えて、中央部分のポールに装備されているブザーもあります。降りるバス停の手前で紐を引っ張るか、ブザーを押すかすると、「STOP REQUESTED」 的な表示がされて、次のバス停で降ろしてくれます。

衛生とセキュリティのために座席はプラスチック

日本のバスや電車は、シートにクッションがついていて快適ですよね。

でもアメリカのバスも電車も、シートはプラスチックです。これはきっと、清掃するための衛生面と、針などを埋め込まれたりして危険な行為をさせないためのセキュリティ面を考慮したものだという気がします。

このプラスチック製のシート、座れる状態か否かは見れば分かるので、私は基本的に、ほとんどの場合、座ります。だって疲れるんだもん。

でも息子様は、空いていても座りません。彼曰く、「汚い」から。

まあ、それもアリだと思いますね。

[DCガイド]アメリカの造幣局へ行ってきた!

アメリカのワシントンDCには、造幣局があり、実際の紙幣が作られています。観光客は事前に予約をすればツアーとして見学することもできるのでおすすめです!

DCには、無料で見学できる博物館が数多くあります。その中には、Working Buildingの中を見学させてもらえることもあり、人気があります。

私は過去2年間、夫が業務でDCの中心に宿泊する機会が何度かあり、その度に同伴しては、昼間を一人観光に費やしてきました。

一人じゃ観光してもつまらない、、という事は全くなく、学校じゃ教えてくれない有益な情報を学べる機会が多いので、私はこの機会を最大限に活用しています!

前回は、アメリカで実際に使われている米国紙幣を作っている造幣局の観光へ行ってきました。

目次

  1. 造幣局は事前アポが必須
  2. 実際におカネを作っている様子を見学できる

1.造幣局は事前アポが必須

DCの中にある施設の中には、見学できるけれど事前にアポが必要な施設がいくつかあります。例えば、ホワイトハウスとか、造幣局とか、FBIビルとか、ですね。

この造幣局(The Bereau of Engraving & Printing)も、事前にアポが必要な施設の一つです。アポは、自分が住んでいる州のRepresentativeサイトから申し込むと、チケットを取ってくれる仕組みとなっています。

造幣局の公式サイトはこちらから

最初は、面倒くさいな、、、と思いましたが、私が住んでいる州を含めて多くの州では、チケットを取るためのサイトがあるので、そこからオンラインで申し込むシステムになっていると思います。私が住んでいる州では、完全オンラインでした。

申し込む際には、運転免許証の番号、いつの何時に行きたいのか、など必要事項を記入すると、議員のアシスタントの方がチケットを取ってくれて、メールで送ってくれます。

2.実際におカネを作っている様子を見学できる

入り口は正直、小さくてしょぼく、うっかりすると通り過ぎてしまいそうな感じですが、造幣局なので自由にドアを開けて建物に入れるわけではなく、セキュリティの人にチケットを見せるとドアを開けてくれる感じでした。

そして、入り口ではDCお約束のセキュリティチェック。空港のセキュリティチェックと同じ要領でチェックをすると、ようやく建物の中に入れます。

建物に入ると、館内全体にぷーんとお金の香りが漂っています。堪能しましょう!

中に入ると、両側に米国通貨の歴史に関する展示品がずらりと並んでおり、それを読みながらアポの時間を待ちます。

この待ち時間の見どころは、やはり1ミリオンの展示です!

10ドル札で1ミリオンなら、このぐらいの量になりますよ、的な展示なのですが、かなりのサイズでした。

アポの時間になると、チケットを確認されてグループ分けされます。

たまに、アポの時間より早く着きすぎてしまい、ラッキーなら前のグループに入れてもらえないかな、、と淡い期待を抱く観光客もいるのですが、残念ながらここではNGです。

私が行った時にも、後ろの方で「あなたのアポまではあと30分ぐらいあるから、待ってろ」とけんもほろろな対応をされていた家族連れがいました。

15人から20人ぐらいの小さなグループに分けられたら、1列に並んでツアーをします。

セキュリティの面から、ツアーの間は、写真、ビデオ、音声録画、一切禁止です。

なので、私も写真を撮ることができませんでした。

ツアーが終わると、ギフトショップへ出ます。ここでは、カットされていない紙幣が販売されています。

米国紙幣は、印刷するだけで完成ではなく、規格通りにしっかりカットされたうえで本物の称号をもらい、そこで初めて正式な紙幣として認められます。

だから、カットされていない紙幣は、自分でカッターでカットしてお金として使おうと思っても、認められないという事ですね。

↑こんな感じ

しかも、お土産商品なので、高いです(笑)。

例えば、私が購入したのは10ドル札がが16枚並んだシートなのですが、10ドルが16枚なら160ドルだろう、なんて単純計算したら甘いですね。

お土産料金が上乗せされて、160ドルだと思っていたものが250ドルもしました(涙)。

お金持ちな方は、100ドル紙幣が100枚並んだ商品もあるので、ぜひチェックしてみて下さい。

ギフトショップでこういうシートを購入すると、賞状を入れるような筒に丸めて入れてくれます。

また店内で販売されていたアイテムが全部というわけではないものの、オンラインで購入することもできます。

→オンラインショップはこちらから

Bureau of Engraving and Printing

301 14th St SW, Washington, DC 20250

予約は各州のRepresentativeから

私のおすすめ度 ★★★★★

小さな子供でも楽しめるか ★★★★

所要時間 ツアーは30分程度

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フリーランス向けのアメリカ税金システム

アメリカの税金システムでは、フリーランスや自営業者は収入から自動的に税金が引かれないため、自己申告方式で税金を納めます。Estimated Taxは収入に基づき四半期ごとに税金を計算し納税する仕組みで、支払いはオンラインで可能です。

アメリカの税金システムは、「稼いだらリアルタイムで払う」システムです。

お給料をいただけば、そこから勝手に、というか自動的に税金が引かれるのは、そのためです。

しかし、仕事の中には自営業やフリーランスのように、収入から税金が引かれることはなく、年始に行うTax Filingまで税金を納める必要がない、なんて事もあります。

しかし!

収入が割と安定してきたら、年末まで待つとペナルティがかかるリスクああるので注意が必要です。

「ちょっと待ってよ、フリーランスの収入って不安定なの。いくら稼ぐか分からないのに、納税のことなんて考えられない」

という人もいそうですよね。

そんなフリーランスや自営業は、4半期ごとに税金を自主的に収めるシステムがあります。例えば1月から3月までに稼いだ収入を元に、税金がいくらかかるかを計算して、4月にその分を納税する、という仕組みで、これはEstimated Taxと呼ばれています。

目次

  1. Estimated Taxは誰が対象?
  2. 税額はどうやって計算すれば良いの?
  3. 税金はどこに払えばよいの?
  4. 払わないとどうなる?

1.Estimated Taxは誰が対象?

これは主に、収入から税金が源泉されていない人が対象です。フリーランスでお仕事をして年始には1099を受け取る人、ネット販売で定期的に収入を得ていて年末年始にはPayPalなどから支払い証明が発行されるような人は、対象になります。

法人化してビジネスを経営している人は、法人税の方も色々ややこしくあるので、別途で調べてくださいね。

2.税額はどうやって計算すれば良いの?

税額の計算は、IRSで計算式が紹介されていますけれど、計算してくれるサイトもありますし、ChatGPTも計算してくれます。はい、無料です。

ちなみに、フリーランスなどは毎月の収入が変動するので、収入に合わせた税額をその都度計算して納税できます。去年たくさん稼いだから今年は稼いでいないのに税金を多く払わなければいけない、なんてことはありません。

ちなみに、四半期ごとに納税期限日があります。

ただし、お給料の中から10%から15%程度を差し引いてコツコツ払いたいという人は、IRSのサイトから自身のペースで払えます。払った後にはConfirmation#が発行されるので、プリントアウト也して保管し、年始におこなうTax Filingでは「Estimated Taxをいくら払いました」と申告すればOKです。

多く払いすぎた分は、そこで返金されます!

Payment PeriodDue Date
January 1 – March 31April 15, 2024
April 1 – May 31June 17, 2024
June 1 – August 31September 16, 2024
September 1 – December 31January 15, 2025

3.税金はどこに払えばよいの?

世の中、とっても便利になりましたよね。Estimated Taxの支払いは、オンラインでできます。大きく分けると

を利用するのが一般的です。

個人フリーランスの納税ぐらいなら、どちらを利用しても無料ですし、どちらを利用しても支払う先はIRSなので、大きな差はありません。

ただし、使い勝手などが若干違うので、比較していました!

IRS Direct PayEFTPS
事前に登録が必要か不要必要
支払日の予約ができるか不可。都度払いのみ可能。365日先まで予約できる。
対応している税金の種類限定的。Estimated Taxや滞納している税金の支払いなどはできる法人税などにも対応
定期的な納税はできるかできないできる
今すぐ払えるか払える。登録が不要なので、サイトへアクセスすればその場で払える。不可。事前の登録作業で1週間程度かかる。
かかる費用無料無料
納税できる上限額$10Mまで上限なし

4.払わないとどうなる?

適切な金額を四半期ごとに納税していないと、IRSからペナルティが課せられる可能性があります。注意しましょう!

海外出稼ぎのトラブルと対策

「海外の方が稼げるよ!」と甘い言葉に誘われて出かけてみたものの、トラブルばかりで困っている!どうしよう??

なんて海外出稼ぎのトラブルは、近年とても増えています。アメリカでも、女性が売春目的で来るケースが増えているせいか、女性の一人旅は入国管理で厳しくチェックされ、出稼ぎじゃないのに入国拒否される人も少なくありません。

そこで今回は、海外出稼ぎでトラブルになったら、どうすれば良いかを検証してみました!

目次

  1. 海外出稼ぎにはビザが必要
  2. 現地でトラブルになったらどうする?
  3. 最終的には自己責任

1.海外出稼ぎにはビザが必要

海外出稼ぎには、ビザが必要です。

「3か月以内なら滞在できるからビザは不要」というのは、観光をする場合のみ、1週間の滞在でも、そこで仕事をして金を稼ぐなら、就労ビザを発行してもらわなければいけません。

もしも海外出稼ぎを斡旋するブローカーや仲介業者が「いやいや、皆やってるからバレなきゃOK」という場合には、違法な海外出稼ぎの可能性100%です。

違法でなければできない海外出稼ぎは、美味しい話のはずがありません。人には言えない犯罪行為、バレたら逮捕される犯罪行為をさせられる可能性が極めて高いです。

ただ犯罪行為をさせられるだけでは済まない可能性もあります。

  • パスポートを没収されて売春宿で性奴隷になった人
  • 行方不明となったまま臓器売買されて見つからない人
  • 違法薬物の運び屋をさせられて逮捕されたり殺される人

など、表に出てこない「よく分からない行方不明者」は想像以上にたくさんいるものです。

2.現地でトラブルになったらどうする?

合法的な海外出稼ぎなら、現地で何か困った時の連絡先があるはずです。まずはそこへ連絡するのが最善でしょう。

しかし、観光のふりをした違法な出稼ぎなら、仲介業者自体がワルなので、相談したって何も解決しません。

もしも自分が安易な気持ちで違法な海外出稼ぎの話に乗ってしまい、現地にやって来てからトラブルにあい、命の危険を感じた時には、

現地の警察、もしくは日本大使館へ連絡

してください。連絡できるタイミングを見つけたり、監視の目をすり抜けて第三者へ助けを求めたりして、警察や大使館へ連絡をしてください。

そうすれば、生きて帰国できるチャンスが少しアップします。

例えばアメリカなら、どの州にいても緊急通報は911で繋がります。

ただし、車でメキシコやカナダへ移送されてしまうと、911では繋がりません。そのため、そうしたトラブルを見据えて、仮に正規の海外出稼ぎの場合でも、働く国と周辺国の緊急通報の番号をスマホに登録したり暗記することも賢明です。

3.最終的には自己責任

観光と偽って海外で違法に出稼ぎをすることは、犯罪行為です。つまり、現地の警察にとっては、あなたは犯罪者と認定されます。不法入国と同じ並びになるわけですね。

命の危険が迫っている時には、背に腹は代えられませんから、警察へ通報することで、命は助かるかもしれません。しかし、助からない可能性もあることは、理解しておかなければいけません。

また通報して命が助かっても、犯罪者として現地でムショ行きになったり、強制送還されて数年間はその国から出禁を言い渡されるなど、大きな大きなペナルティもあります。

たかが海外出稼ぎ、されど海外出稼ぎ。ワーホリのような合法的に「働ける権利」を得て海外へ行くのはOKですが、観光のフリしてコッソリ稼ぐのは、カネには代えることができない大きな代償を伴うかもしれません。

デビットカードのOverdraft Fee回避法

アメリカの銀行に口座を開設すると、大半はデビットカードを発行してもらえます。クレジットカードと同じように使えて便利なデビットカードですが、口座残高が低飛行することが多い人にとっては、残高不足になるとチャージされるOverdraft Feeがかさばって、毎月の生活を大きく圧迫するかもしれません。

Overdraftの仕組みについてはこちらから

お金はあるの!お給料も入ってくるの!でも使いすぎてしまうこともあるの!

そんな人は、Overdraft feeを回避する方法がおすすめです。

  1. Saving Accountとリンクさせる
  2. クレジットカードで払う

1.Saving Accountとリンクさせる

Checking Accountにリンクしているデビットカードを使いすぎて残高不足になった場合、容赦なくOverdraft Feeがチャージされます。銀行によって手数料は違いますが、一回あたり、もしくは1日ごとに$10~$25と、決して安くはありません。

それを回避する解決方法の一つに、Saviing Accountとリンクさせる方法があります。Saving Accountに十分な残高が入っていることが条件ですが、これを設定しておけば、Checking Accountの残高が不足したら、不足分を自動的にリンクしているSaviing Accountからトランスファーしてくれるという便利なサービスです。

注意:使いすぎてしまう人は、Saving Accountの残高まで使い切ってしまうリスクがあるので注意してください。

2.クレジットカードで払う

クレジットカード払いにすれば、全てが後払いになるので、銀行残高に関係なく使えますし、Overdraftの心配もありません。

その月に使った分をまとめて支払うのは金額の面で心配という人は、

  • クレジットカードで払う→家に帰ったら同額を銀行口座からカードへ支払う
  • 毎月使いそうな金額を、あらかじめクレジットカードへ払いこむ設定をする

などがおすすめです。

注意:クレジットカードは残高に対して利息が発生するので、毎月完済しなければ、利息によって支払い額が増えます。注意してください。

アメリカ在住日本人の帰国決断を探る

アメリカには、日本人もしくは日系を自負する人が約170万人住んでいます。しかしその中には、アメリカに永住する決意をしてきたけれど、やっぱり日本の方が自分に合っているかなと考えて、永久帰国する人も少なくありません。

永久帰国の理由って、どんなものが多いのでしょうか?

  • ビザや永住権が取れない→学生が卒業とともに帰国せざるを得ない理由として多い
  • 物価が高すぎて生活できない→都市部は特にこの傾向が高い
  • 治安が悪くて怖い
  • 差別に耐えられない→就職・昇進しづらいといった問題や、ポリコレなどがあります
  • 英語に自信がないので友達を作りづらい
  • 医療費が高すぎる

私は国際結婚でアメリカに来たので、ビザや永住権の問題で悩んだことはありませんし、都市部で生活したこともないので、治安が悪くて怖い経験をしたとか、物価が高すぎて手をぢっと見たこともありません。それでもやはり、日本なら経験しないであろう不便さや不快さは、たまに経験することはありますね。

もちろん、↑↑のような理由で帰国する人もいるでしょうし、帰国しない人もいます。どうするのが正解という答えはないので、最終的には自分自身で決断するしかありません。

私が↑↑のような不快体験をした時には、美味しいものを食べて数日間、家に引きこもります(笑)。そうすることで、嫌なことを自分の中で消化して、また日常生活を前進しようというモチベーションが芽生えてきます。あ、でもこれは私のやり方なので、皆さんは自分なりにピッタリの解決法を見つけてくださいね!

国際結婚とアメリカ市民権の関係

アメリカ市民権とは、アメリカ国籍のこと。これを取得すると、アメリカのパスポートを持ち、アメリカ人となります。

日本人とアメリカ人との国際結婚カップルはたくさんおり、結婚のタイミングで渡米する人もいるでしょう。

日本国籍を持っている私たちがアメリカ人と結婚して、アメリカで暮らす際には、移民ビザが必要です。結婚したから何も手続きをせずに渡米してもOKというわけではありませんし、結婚と同時にアメリカ国籍を取得できるわけでもありません。

アメリカが発行するビザには、いろいろな種類があります。

を取得することになります。

当然ですが、結婚している人が婚約者ビザを申請しても却下されますし、結婚していないのに「結婚による移民ビザ」を申請しても却下されます。気を付けてくださいね。

どちらのビザも、日本にあるアメリカ大使館で手続きできます。時間と手間がかかるので、できれば入籍したらすぐに手続きを始めることをおすすめします。

「えっ、知らなかった。。もうアメリカに住んでるし」

という人は、今すぐに弁護士に相談してください。結婚しているから大丈夫、だなんて鷹をくくっていると、あなただけが不法滞在となって、アメリカから強制出国させられる可能性が大です。

私は不法滞在かもしれない、どうしよう。。という人はこちらをどうぞ