クレジットカードやストアカードなどを作る時に、
「12か月間はNO INTERESTです」
と謡っているカード、たくさんありますよね。これは、カードを作ってから12か月間は、いくら使っても全く利子がつかないのでお得なのですが、実は大きな落とし穴が待ち伏せしている可能性がとても高いので、気を付けなければいけません。
例えば、$500のショッピングをした時に、ショップのスタッフから「12ヶ月間は利子がつかないNO INYTERESTだから、ストアカードを作らない?」なんて誘われたとしましょう。
12か月後に、このストアカードの残高がゼロなら、全く問題はありません。利子がつかずにお得だったね、ですみます。
しかし、もしも残高が$1でも残っていたら、なんと残っている$1だけに利子が発生するのではなく、カードを作った最初の$500までさかのぼって、しかもNO INTERESTの期間中の利子もすべてさかのぼって、一気にチャージされます!
これが、Deferred Interestの仕組みです。
鬼ですよね?クソですよね?詐欺みたいですよね??
金融機関もそれほど親切なわけではないので、
- ビザやマスターなどのクレジットカード
- ストアカード
など、カード類のほとんどは、Deferred Interestタイプだと考えてよいと思います。
じゃあ、どうすれば良い?
そんなこと言われても、カードを作りたいし、No Interestならお得じゃないの?
という人は、
No Interestの期間内に必ず完済する
ことを厳守すれば、問題ありません。毎月ミニマムを払ってるから大丈夫なんてことはありませんし、返済を遅れたことはなかったから大丈夫、なんてこともありません。
うまい話には裏がある
作ろうと思っているカードがDeferred Interestタイプかどうかは、カードの説明部分に明記されています。しかしFine Printと呼ばれる細かい文字なので、どこに書かれているか見つけるのはとても大変です。自宅でのんびり熟読できるなら良いですが、すでにショップにいて目の前にスタッフがいる場合には、そんなの熟読していたら嫌がられるでしょう。
こういううまい話に載せられて、後から号泣する羽目にならないためには、
うまい話には必ず裏があると考えるのが賢明かもしれません。
ちなみに私がカードを選ぶ際には、No Interestかどうかは眼中にありません。そんな目先のエサよりも、長期的に適用される年利をチェックして、できるだけ低いものを選ぶように心がけています。
このストアカードは要注意
Deferred Interestタイプのカードは、数か月間はNo Interestで0%と謡っている所が多いです。例えば、
- JCPenney
- Sears
- Home Depot
- DELL
- Wayfair
- Pep Boys
- Pie1 Imports
- Amazon
- KAY Juwelers
- Best Buy
- Lowes
- Staples
- Office Max
などがあります。これらの店でストアカードを作るなら、必ず期間内に完済することが基本です!