Xを見ると、日本から海外旅行に出かけた会社員がペド行為を働いたり、塾講師がペド行為を働くなど、性犯罪者大国じゃないか!という印象を受けます。場合によっては、ペド犯罪によって職場を懲戒解雇という当然の処罰が出るものの、中には会社自体が知らぬ存ぜぬを通すこともあり、いつどこに、どんな性犯罪者が潜んでいるか、一寸先は闇な状態かもしれません。
性犯罪者は、もちろん日本だけでなくアメリカにもいます。はい、大量にいます。しかしアメリカの場合、Registered Sex Offender制度というものがあり、有罪となって収監された性犯罪者に関しては、データベースに登録されています。そして市民なら誰でも無料で、どこにどんなペドがいるかを検索できる仕組みとなっています。
目次
1.Registered Sex Offender制度とは?
これは2005年に設立された法律でアメリカの司法省(US Department of Justice)によって管理されている制度です。性犯罪者に関する情報がデータベースとして管理されていて、アメリカで暮らす人なら誰でも無料で、このデータベースにアクセスして、特定のエリアにどんな性犯罪者が住んでいるのか、特定のペドは今どこにいるのか、と言った情報を検索できます。
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検索方法はいくつかあります。
- 性犯罪者の氏名で検索
- 特定の住所から近所の性犯罪者を検索
- Zip Codeから検索
- CityやTownなどで検索
例えば家を購入しようとかアパートを借りようかなと考えている時には、近所にペドがいるかどうか、いるのならどんな性犯罪者がどこに住んでいるのかが気になるという人は多いでしょう。その場合、このデータベースにアクセスすれば、そうした情報が一目で分かります。
2.誰が登録されるのか?
基本的には、性犯罪で有罪判決を受けた人が、刑期を終えて一般社会へ復帰するタイミングで登録されます。細かい登録の条件は、そのエリアの裁判所や州の司法省によって若干の違いはありますが、疑いを掛けられただけで登録されることはなく、裁判によって有罪判決を受け、刑務所に収監された犯罪者のみが対象となります。
州によっては性犯罪者が何段階かのレベルで管理されることもあります。
例えばワシントン州では、再犯リスクや性犯罪の種類、被害者の年齢や数に応じて、レベル1~レベル3と分類し、データベースを検索した人に分かりやすく情報提供しています。
3.登録される情報
Registered Sex Offenderのデータベースを利用すると、検索方法によってどんな情報が表示されるかは異なりますが、一般的には性犯罪者の氏名や住んでいる場所が表示されます。これが、このデータベースの目的です。
特定の性犯罪者が一体何をした奴なのかを詳しく知りたい人は、各人にリンクが貼られており、そこから司法省が管理する詳細なデータを見ることができます。また場合によっては、司法省へ連絡をすることもできます。
4.性犯罪者登録されると、そいつはどうなるのか?
州によって、性犯罪者が就業することを禁止している職業がいくつかあります。その多くは子供と接触する仕事が多く、学校関連とか保育関連などがあります。
性犯罪者登録されると、こうした仕事には一生付けなくなります。はい、仕方ありませんね。ペド罪を犯してしまったのですから。
日本では、性犯罪者の人権がどうなるといった議論もあるようですが、アメリカでは犯罪者の人権よりも市民の安全を守ることの方が重要性が高いので、少なくても有罪判決を受けた性犯罪者の氏名と住んでいる場所は公開されます。
もしもこの人物が出所後に結婚したり子供がいる場合には、そうした家族の名前は公表されません。この点は安心です。
近所の噂話?うーん、それは、仕方ないことなのでしょう。
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