アメリカ国内、もしくはアメリカ発着の国際便を頻繁に利用する人の中には、TSAのPre-checkやGlobal Entryの資格を取得している人も多いでしょう。
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これらは、事前にバックグラウンドチェックを行って「安全です」とお墨付きをもらえるというもので、空港のセキュリティや手荷物検査などが簡易化されるという特典があります。
空港でも列が別になっていることが多く、長蛇の列の横にあるガラガラの優先列へ並べる、という時間の短縮効果も期待できます。
しかし、このTSA-PrechekやGlobal Entryだからと言って、本当は申告しなければいけないものを携帯していたり、本当は禁止されているものを携帯していたりすると、せっかく購入したPre-ChekやGlobal Entryを剥奪されることがあるので、注意してくださいね。
空港の手荷物やセキュリティ検査は、Pre-checkやGlobal Entryを持っている人に対しても、ランダムで行います。ここでルール違反が見つかると、
- 別室送りで尋問の刑
- 資格をその場で剥奪される
- 未申告アイテム&禁止アイテムはその場で没収
- 数百ドル以上の罰金刑、しかもその場で払わされる
- 何年間かはPre-checkもGlobal Entryも持てなくなる
- TSAのブラックリストに入るため、空港では入念なチェックを毎回受ける羽目になる
- 空港のスタッフから白い目で見られて気分が悪くなる
- 悪質な場合には、刑事告訴もアリ
- その他、ケースバイケースで法的措置
という地獄が待っています。
結論
TSA Pre-checkやGlobal Entryを持っている人は、その快適さを維持するためにも、きちんとルールを守って空の旅を楽しむべし。