処方箋とは、ドラッグストアで誰もが気軽に購入できる市販の薬ではなく、医者が処方してくれないと欲しくても購入できないお薬です。
アメリカでは以前から、この処方箋のCMが、やたらテレビで流れることが多くなりました。
↓↓こんな感じです↓↓
理由はただ一つ、カネカネカネ
テレビのCMを見たからといって、私達視聴者がその薬を買えるわけではありません。それなのに、どうしてお金がかかるであろうCMに、製薬会社はそんなに力を入れるのでしょうか?
その理由は、ただ一つ。お金です。
- 視聴者が偶然にもその薬に該当する症状を抱えていた
- 医者に行って「テレビで見たXXXの薬を飲んでみたい」という
- 医者は「OK!処方してあげるね!」となる
- 製薬会社は儲かる
という仕組みで、製薬会社は利益を上げます。実際、製薬会社の中には、こうした広告費にかかる予算が、なんと開発費用よりも多い所もあるのだとか。
実際にどこかのリサーチ会社の調査によると、ロングセラーな医薬品でも、テレビにCMを出した方が圧倒的な利益増加が期待できるのだそうです。こうした統計やデータでもすでに成果が出ているので、多くの製薬会社はこの方法を採用するのかもしれませんね。
処方箋CMの見どころは?
処方箋のCM、実は何度見ても面白い見どころがあります。それは、
CMの最後の数秒間。
CMの中では副作用もしっかりお知らせしなければいけないというルールがあるらしく、短いCM時間の中に、数えきれないほどの副作用の症状を凝縮してきます。
普通に副作用を読み上げるだけだと時間が足りないので、彼らはなんと20倍速ぐらいの、もう常人の耳では聞き取れないほどの速さで副作用を読み上げるのです。その速さといったら、何度聞いても聞き取れなさ過ぎて大笑いしてしまうほどです。
もし機会があったら、ぜひ処方箋のCMは最後まで視聴してみて下さい。最後にはもれなく副作用コーナーがあると思います(笑)。