Solo社からラインナップされている赤いプラスチックカップ、アメリカで生活している人なら誰でも1度や2度は見かけたことがあると思います。
あの使い捨てのプラスチックカップ、実は見た目よりもずっと機能的で優秀であることはご存じでしたか?
目次
1.Red Party Cupの始まり
このプラスチックカップが誕生するまでは、屋外でのイベント時にも紙コップを使うのが一般的でした。しかしSOLO社が、もっと大きくて頑丈で使い勝手が良いカップを作りたいと考え、試行錯誤の上に1970年代に誕生したのが、あの赤いプラスチック製のカップだったのです。
当時は、あんなに大きなサイズの使い捨てカップが誕生したことに世間は大絶賛したそうです。何でも、ビール1パイントが泡も含めて入るサイズというのは、とても画期的でした。
2.カップの線には意味がある
このカップには、外側にいくつかの線が入っています。実はこれ、ただのオシャレデザインというわけではなく、ドリンクをどのぐらい入れたのかを計測できるラインとしても機能しています。
- 底の部分についているラインは1oz(30ml)。ハードリカーにおすすめ。
- 下側3分の1ぐらいの所は5oz(150ml)。ワインにおすすめ。
- 上の方についている線は12oz(360ml)。ビールにおすすめ。

もしもパーティでお酒を飲むけれど帰りは車。。。という場合には、自分の体重でどのぐらいまでの飲酒が認められているかは違います。それを測定するために使えるわけですね。
ちなみにアメリカでは、1滴でも飲んだら運転してはいけないというルールではありません。体重ごとに許可されているアルコール量が決まっていて、皆さんそれを目安に飲んでます。
ただし、私のように1杯飲むだけで陽気になって酔っぱらう、なんて人は、1滴でも飲んだら運転しない方が身のためです。
3.なぜかメーカーは認めていない
この便利なライン、実はSOLO社自身は、これをお酒の量を測るためにとても便利ですよ、なんて宣伝もしていなければ、そのために使ってほしくない的な姿勢すら見せているのだとか。
そのためでしょうか、2009年には、線が入っていないグリップ性の高いデザインが発売されて、線が入ったものは販売中止となりました。
現在では、外側に線の入ったカップは販売されていますが、以前のように分かりやすいものではなく、たくさん線が入っていて何が何だかよく分からない感じになっています。
もし気になる方は、ぜひ自宅で何番目の線がどのぐらいの量かを測ってみてはいかがでしょうか?


