大爆音でホームセキュリティが鳴ってる!次はどうなるの?

door handle key keyhole

日本でも近年はセコムなどのホームセキュリティシステムが広く普及していますが、アメリカにもたくさんのホームセキュリティシステムがあります。

こうしたホームセキュリティシステム、何も起こらなければ大音響でビービーとうるさく音が鳴るなんてことはありません。しかし、万が一にも鳴ってしまった場合には、次に何が待ち受けているのでしょうか?

私は、これまで2度、このホームセキュリティを鳴らした経験があります。

義母のせいで警官が来た話

最初にホームセキュリティを鳴らしたのは、私が初めて渡米して間もない頃でした。当時は、日本ではホームセキュリティだなんてセレブの豪邸にしかついていませんでしたし、私が住んでいたアパートについているはずもなく、ホームセキュリティとは一体なんぞや?ぐらいにしか知りませんでした。

私たちが義母宅にいた時、私達を残して外出した義母は、なぜかホームセキュリティのシステムをオンにしたのです。←だいたいコレがおかしい

そんなことを知らない私たちが玄関のドアを開けると、耳をつんざくような大音響が家中に鳴り響きました。

夫は一瞬でセキュリティシステムだと分かったので、すぐに義母に電話をかけ、止める暗証番号らしきものを聞きました。そして、とりあえず大音響を止めることはできました。

しかし次の瞬間、電話がかかってきたのです。

「お前、誰だ?」

と相手は言います。夫は「僕はココに住んでる住人の息子です」と答えたものの、あちらは

「ふーん、だろうね。そこを動くんじゃねーぞ、今すぐ行くからな!」

ぐらいの勢いで電話を切られ、その10分後ぐらい(意外と時間がかかりました)に、パトカーに乗った警官が数人やってきたのです。

そうしたシチュエーションになるとパニックになってしまう夫は、もう震え上がって顔中に大汗をかいていました。

警官に免許証を出せと言われて出したものの、当然ですがその住所ではありません。だって住んでるわけじゃないのですから。そしたら、私達がここに法的に滞在していることを証明できるまで、その警官は帰らないと主張するので、また義母へ電話を掛けました。

そしたら、いつものようにタイミングの悪い彼女は、店の中で買い物をしており、耳が遠いこともあって携帯なんて聞こえず、かけた電話は無視されました。

仕方なく、夫は警官の前で父親に電話をし、息子であることを証明してもらったのですが、それだけでは十分ではなく、両親のどちらかが帰宅するまでは警官はどこにも行かないと言われました。

その後、鼻歌を歌いながら帰宅した義母によって、私達は無罪放免となり、警官は帰っていきました。

よく分からないけどセキュリティが鳴った話

数年前、午前中の早い時間に、突然ホームセキュリティが大音響で鳴りだしました。泥棒かと思ったものの、誰も侵入した気配はありませんし、ドアも窓も密閉されています。

なんだなんだと家の中をチェックした所、どうやら経年劣化のテープからもげ落ちたセンサーが、セキュリティを鳴らしたようでした。

その時には、加入していたセキュリティ会社から連絡が入りました。暗唱番号を言って本人確認をしたのですが、すでに警察へ連絡が行ったので、おまわりが自宅へ行くかもしれません、とのことでした。

その時は、誤作動でしたとセキュリティ会社から警察へ連絡が入ったらしく、おまわりが私の自宅のピンポンを鳴らすことはありませんでした。

同時に、テープの経年劣化なんてあるまじき、として翌日にテクニシャンが、わざわざテープを変えるために家まで来てくれました。

結論:セキュリティは万が一の安心感

ホームセキュリティは、普通に安全平和な暮らしをしていれば、鳴ることはありません。しかし万が一の時には、セキュリティが鳴ることでとりあえず警察官が来てくれます。もしも侵入者がいたりした場合には、自分で911できないことも十分に予想できるので、その点では大きな安心感だと思いますね。

ホームセキュリティは、保険のように万が一の時の安心感を買うサービスです。

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投稿者: samuraipassport

こんにちは!アメリカ在住のジャーナリスト兼ライターです。アメリカへの移住から生活まで初心者が知っておきたい情報を発信していきます!アメリカに住んでみたい人や海外に憧れている人にとっても役立つ情報が満載です!

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