アメリカの高速道路を運転していると、たまにPark&Rideのサインを見かけることがあります。たまにしか見かけないですし、土地鑑がない場所で多く見かけたこともあり、無知な私はてっきり、すぐそばに遊園地があって乗物で楽しめますよというお知らせなのかと思っていました。
しかし、もちろん実際には、そんなアホなサインが高速道路に出されているはずがありません。そこで今回は、このPark&Rideについて調べてみました!
目次
1.Park&Rideとは?
Park&Rideは、大きく分けて2つの意味があります。
- バス停とか駅があり、そこに車を駐車できる場所もついている
- 都市部への通勤者が相乗りできるシェアライド乗り場となっている
どちらの意味でも、Parkとは、車を駐車するパーキングの意味で、Rideとは、バスや電車、相乗りの車に「乗る」という意味を持ちます。
2.欧米で広く使われている交通標識
Park&Rideは、アメリカだけでなくヨーロッパ各国でも広く使われている道路標識です。ヨーロッパもアメリカも、都市部へ通勤する人は、マイカーを会社まで持ち込むことはできません。どこかに車を駐車して、そこからバスや電車で通勤するというのが、「都会的通勤スタイル」なのです。
ちなみにチェコのププラハでは、メトロの駅ごとに広い駐車場を完備していて、それをPark&Rideと呼ぶそうです。まあ、使い方としては間違ってはいませんよね。
ちなみにDC近郊では、Park&Rideはシェアライドを意味することが多いです。DCのダウンタウンへ車で乗りこむのは至難の業で、すごい渋滞ですし駐車場の料金もクソ高い。かといってメトロが網羅しているのはごく一部の郊外だけです。
そのため、DCの郊外にはPark&Rideが複数設置されていて、通勤する人たちはそこに並んで相乗りさせてくれる人を待つのです。