アメリカの所得税は、連邦税に加えて各州から徴収される州税もあります。この州税、州によって税率が違いますよね。
その中には、州税がかからない所もあります。例えば、私が以前住んでいたテキサス州は、所得税がかからない州の一つでした。
ところがテキサスの隣にあるオクラホマ州では、税金はかかります。そんな時、
「じゃあテキサス州に住んでオクラホマ州まで通勤すれば、所得税がかからずに済むわけ?」
と考える人は多いのではないでしょうか。
息子様も、以前そんなことを言っていました。
しかし!
残念ながら、そんなに甘くはありません。近年ではリモートワークが普及しており、離れた州にすみながら別の州にある会社で働く人も増えているので、この点は多くの人に注目されています。
結論から言うと、所得税は会社がある州の税法によって徴収されるので、オクラホマ州の会社で働く人なら、自宅がテキサス州にあっても所得税はオクラホマ州で徴収されます。
逆に、テキサスにある会社で働いている人がオクラホマ州で生活しているなら、テキサスの州税法に基づくので、所得から州税は引かれません。
もちろん、州税はその州によってややこしいので、全員がそうですと線引きすることはできません。
しかし一般的には、
- 会社都合のリモートワーク →住んでいる州から課税
- 自分都合のリモートワーク →会社がある州から課税
となっています。
毎年行うTax Returnでは、住んでいる場所の州、そして会社がある州への両方に税金の申告を行います。
基本的に、二重取りされることはありませんが、そのあたりの取り扱い方法も州によって違います。もし興味のある方は、IRSのサイトでお勉強してみて下さいね。