日本のパスポートは、おそらくどの都道府県で申請しても、書類に問題がなければ1週間ぐらいで発行してもらえます。
しかしアメリカは、もっと時間がかかります。
コロナ前は2週間から4週間ぐらいだったのが、コロナ禍からは数か月から1年以上という時期もありました。現在はかなり元の状態に近くなっているようですが、それでも
「もっと早く発行して欲しい!」
という事はあるでしょう。
実はアメリカには、パスポートを最短即日で発行してもらう方法があります。
- Routine 旅行の日程が8週間よりも先、もしくは未定
- Expedited 旅行の日程が8週間以内
- Urgent 旅行の日程が2-3週間いない
- Life-or-Death 文字通り生死にかかわる緊急の場合
上記のRoutineプロセスなら、パスポート申請料金しかかかりません。
しかし、その他の特急サービスは、全て追加料金がかかります。
特にUrgentやLife-or-Deatthになると、1日単位で追加料金がかかるので、即日や翌日にパスポートがどうしても必要という場合には、数百ドルがかかります。
特急サービスで申請する方法
- Passport Agencyにアポをとる→公式サイトはこちらから
- 必要な書類を全てそろえて、アポへ行く
- その場で、何日の何時にパスポートが準備できると告げられるので、受理に行く
方法は、難しくありません。ただし、Passport Agencyは各州にあるわけではなく、住んでいる場所によっては、別の州へ行かなければならない人もいます。
特急サービスを利用する際の条件
- 国が指定するPassport Agencyで対面申請&対面受理→住んでいる場所によっては他州まで行かなければいけない
- 事前アポは必須
- 本当にその日程しかないのか、航空チケットを確認される(旅行が3日後なら最短でも2日後の発行。即日発行はしてもらえません。)
- Life-or-Deathは2親等まで
- Life-or-Deathは証明書類の提示が必須→病院からのレターでもOK
Passport Aggencyの場所を確認する人はこちらから
誰におすすめのサービス?
- 旅行に行く直前にパスポートを見たら、有効期限が切れていてパニック
- 親族が亡くなりそうだけれど、パスポートが見つからないので新規申請が必要
など、本当に緊急であることを証明できれば、費用はかかりますが、最短で即日発行も可能です。
親兄弟が海外に住んでいる人は、いつ何が起こるか分かりませんから、常にパスポートの有効期限はチェックしておき、自宅の金庫に保管しておくのが安心かもしれませんね。