強盗に遭わないための10か条

日本でもアメリカでも、強盗リスクはあります。しかしアメリカの場合、強盗が銃を持っている場合が多く、怒らせるとキレて発砲されるリスクがとても高いのです。平和な国で生まれ育った私達にとっては、強盗に遭うなんて考えただけでも末恐ろしいですし、できれば強盗に遭わないまま毎日を送りたいですよね。

ここでは、強盗に遭わないために知っておきたいことをまとめてみました。

目次

  1. 一人で歩かない
  2. ヤバイ場所には行かない
  3. 逃げ道を常に確保する
  4. 夜はできるだけ出歩かない
  5. 派手な服装は危険
  6. 飲んだら一人歩きはNG
  7. 時間を聞かれても無視
  8. 道を聞かれたらどうする?
  9. 自分は弱いと知る
  10. 監視カメラはあてにならない
  11. それでも強盗にあったら?

1.一人で歩かない

強盗は、2人以上で歩いている人よりも、1人で歩いている人を確実に狙います。強盗罪で服役している囚人の多くは、獲物を狙う時には、性別とか年齢とか体格よりもまず先に、1人でいるかどうかで決めるのだそうです。

2.ヤバイ場所には行かない

ヤバい場所というのは、人通りが少ない場所や暗い場所です。人通りが多い場所で強盗をすることは、強盗にとっては賢明ではありません。できるだけ人目につかず、襲いやすい場所を狙ってきます。

その点では、トンネルとか、ガラガラの地下鉄のホームなどはNGです。

どうしても一人で歩かなければいけない時には、こうした場所は全力で避けてください。できるだけ人通りが多い大通りを選ぶとか、明るい場所を選ぶのが得策です。

もしも距離があるなら、迷うことなくUberやLyftを利用しましょう。

3.逃げ道を常に確保する

強盗に襲われたとしても、カールルイス(古くてごめんなさい)ぐらいの俊足なら、ワンちゃん逃げ切れるチャンスがあります。そんなことは、強盗も知っています。

強盗にとって襲いやすい場所の一つには、地下鉄の車内があることも覚えておきましょう。特にガラガラの車内はとても危険です。

なぜなら、強盗に襲われても走行中の車内なら逃げ場所がないからです。

もしも地下鉄に乗っていて車内に自分しかいないと気づいたら、別の車両に移動するか、車掌が乗っている先頭の車両に座ることをおすすめします。

4.夜はできるだけ出歩かない

昼よりも夜が危険というのは、全世界の人が知っている常識です。しかし、安全だからといって朝から酒を飲んでパーティをすることはできませんよね。人生を楽しむためには、暗くなってから外出することもあるでしょう。

しかし夜間に出歩く時には、必ず危険な時間帯だという認識を持ちましょう。

その中でも特に危険なのは、ナイトクラブやバーなどが多い歓楽街の付近です。飲んだ後、店の外で友人と別れ,一人で歩いて帰宅する人を、強盗は狙うことが多いのです。

5.派手な服装は危険

派手な服装をしている人は、金目の物を持っていると思われます。だから危険です。ブランドのロゴが大きく見える服も、カネを持っていると思われるので危険です。

実際に強盗罪で服役している囚人の多くは、派手な服装をしている人と狙うと答えています。

それでは、どんな服装なら狙われないのか。それは、ジム帰りの服装です。はい、金目のものはすべて外してワークアウトをする人が多いので、ジム帰りの人を襲っても金目のものは盗めません。だから安全、というわけですね。

6.飲んだら一人歩きはNG

もしもお酒を飲んだ帰りなら、短距離でも一人歩きはとても危険です。お酒を飲んでハイになっているだけでも、瞬発力や機敏さは鈍ります。強盗にとっては、格好の獲物に見えてしまいます。

飲んだら乗らない、ではなく、飲んだら(UberやLyft)に乗りましょう。

7.時間を聞かれても無視

強盗が狙っているのは、金目のものです。最近は現金を持ち歩く人は少ないので、その代わりに貴重品や高そうなものを狙います。コンパクトなサイズで高額に売り飛ばせるアイテムと言えば、時計なのです。

金持ちはお高い時計を身に着けていることが多いため、強盗はまず時間を聞いてその人の腕時計を確認します。これはとても多い手口なので要注意です。

また、時間を教えてあげるために立ち止まって視線を時計に向けると、その瞬間は無防備になってしまいます。これもまた、強盗にとってはチャンスです。

もしも知らない人に時間を聞かれたら、もしかしたらそれは強盗かもしれないと考えましょう。

一番いいのは、知らない人に話しかけられても無視。聞こえないふり。はい、聞こえません。

8.道を聞かれたらどうする?

知らない人に道を聞かれたら、おせっかい心や親切心が出てしまい。道を教えてあげたくなってしまう人は多いですよね。

しかし、これも強盗の手口かもしれません。

ベストな対策としては、聞こえないふり。可哀想ですが無視です。

しつこく聞かれたり、すぐそこだから教えてあげたいという場合には、決して立ち止まらずに、かなりの早歩きであるきながら、指でソコとかアッチという風に指示を出しましょう。

立ち止まってスマホを取り出してGoogle Mapを使うなんてのは、NGです。

9.自分は弱いと知る

どんな強盗でもそうでしょうけれど、自分よりも明らかに強そうな人を襲ったりはしません。実際に強いか弱いかは別として、自分よりも弱そうに見える人を襲うものです。

強盗対策としては、自分は弱いのだと認識して、万が一に備えて笛とかペッパースプレーを持ち歩いたり、叫ぶなどの対策を準備しておくことです。

ペッパースプレー
笛も人気

万が一にも、自分の強さを見せてやろうなんて変な気持ちは起こさないようにしてください。ほぼ確実に、あなたは負けます。

10.監視カメラはあてにならない

近年では、街のいたるところに監視カメラがあります。でも、あてになりません。もしも強盗に襲われて殺されたりすれば、自分が死んだ後に警察が犯人捜しのために監視カメラをチェックすることはあるでしょう。でもその時には、

「お前はすでに死んでいる」

です。意味がありません。監視カメラがたくさん設置されている場所だからと言って、侮ることはできません。

11.それでも強盗にあったら?

どんなに気を付けていても、強盗にあってしまう不運はあるものです。もしもそんな時には、知っておくことはただ一つ。

従う

ことです。抵抗すれば、殺されます。なんせ相手は腕力が強かったり銃を持っているのです。ほぼ確実に、殺されます。

財布を取られても、クレジットカードは再発行してもらえますし、悪用された分の支払い義務はありません。はい、とりあえず安心ですね。

スマホも、キャリアに電話すればすぐに新しいものを送ってくれます。スマホのデータは遠隔で削除できるので、中の個人情報が悪用されるリスクも、迅速に行動すれば最小限に抑えられます。

バッグや貴金属は、買い替えたら良いのです。強盗にくれてやれば、とりあえず命だけは助けてくれるかもしれません。

行方不明者が多いのはこの州!あなたの州は大丈夫?

アメリカでは、毎年80万人以上の人が行方不明になっています。行方不明者には、赤ちゃんから高齢者まで幅広い年齢層がいますが、平均年齢は約34歳なのだそうです。

行方不明者の中には

  • 家族に所在を知らせずに自らの意志で行方をくらました人
  • 事故や災害にあったまま発見されていない人
  • 犯罪に巻き込まれた人

などがおり、必ずしも行方不明者=犯罪の被害者というわけでもなければ、行方不明者=死亡している、というわけでもありません。しかし実際には、犯罪に巻き込まれたケースもとても多く、何十年たっても見つかっていない人も数多くいます。

行方不明者が多い州ランキング

どのぐらいの行方不明者がいるかは、州によって大きな差があります。行方不明者が多いのは全般的に、自然が豊かな州、そして面積が広く、人間が足を踏み入れないエリアを多く持つ州がずらりと並んでいます。

10万人当たりの行方不明者数
アラスカ州41.8
アリゾナ州13.0
オレゴン州10.4
バーモント州8.7
ワシントン州8.7
メイン州8.1
ワイオミング州7.8
ハワイ州7.5
モンタナ州6.8
ニューメキシコ州6.8
行方不明者が多い州

一方、行方不明者が少ないのは、以下の州です。

10万人当たりの行方不明者数
マサチューセッツ州1.8
ロードアイランド州1.9
ジョージア州2.4
イリノイ州2.5
インディアナ州2.6
ニューハンプシャー州2.6
サウス・ダコタ州2.6
ウィスコンシン州2.6
アイオワ州2.7
カンザス州2.8
行方不明者が少ない州

アメリカのスーパーなどでは、行方不明者の顔写真や身体的な特徴が書かれた探し人の掲示板があちこちにあります。胸が痛くなる悲しい現実ですね。

いつの日か、この掲示板に貼られる人がゼロになる日が来てほしいものです。

アメリカで性犯罪者として登録されたら、その後どんな人生が待っているのか?

アメリカで性犯罪を犯して有罪判決を受けたら、かなり高い確率で刑務所へ送られます。そして出所する際には、Registered Sex Offender(性犯罪者)として全米から誰でも簡単にアクセスできる公的なデータベースへ登録されます。

性犯罪者のデータベースに関する記事はこちらから

性犯罪者のデータベースを見たい人はこちらから

もしもあなた自身が、またあなたの配偶者や恋人、友人や兄弟がクソみたいな出来心で性犯罪者となってぶち込まれたとしたら、出所した後にはどのような人生が待ち受けているのでしょうか?

目次

  1. 性犯罪者データベースには何年間掲載されるのか?
  2. 出所して最初に経験する壁
  3. 仕事はどうなる?
  4. 学校には通えるのか?
  5. 旅行はできるのか?

1. 性犯罪者データベースには何年間掲載されるのか?

何年間データベースに載るかは、州によって異なります。短くても10年、長ければ一生汚名が消えない州もあります。

州ごとの期間を見たい人はこちらから

2.出所して最初に経験する壁

性犯罪者として服役し、出所しても「はいこれまで通りの生活ができますよ」というわけにはいきません。多くの場合、足首にGPSを付けられて、どこに行くかを監視されます。

監視されるだけではありません。刑務所の中では教えてくれないことが多いらしいのですが、オフィシャルに性犯罪者として認定されると、行ってはいけない場所がたくさんあり、そこに足を踏み入れた時点で逮捕されることになるのだとか。

  • 学校
  • 保育園
  • 公園
  • テーマパーク
  • ビーチ
  • プール

など、州によって複数あります。まぁ、子供が大勢いるような場所は、基本的にご法度です。

刑務所を出て最初にしなければいけないことは、そうです。住む場所を見つけなければいけませんね。

逮捕される前に住んでいた家があるのなら、そこへ戻るという選択肢はあるでしょう。実際に多くの州では、性犯罪者に対して「出所後には逮捕前に住んでいたカウンティへ戻れ」というルールが課せられています。気に入った場所に住みたいと考えても、なかなか許してはもらえません。

多くの場合、性犯罪者になって逮捕&服役となると、家族や友人を失います。そして何年も服役した後にポイと塀の外へ放り出され、どこかに行って住めと言われても、住む場所を見つけられない人が多いそうです。

例えお金を持っていても、です。賃貸アパートという方法はあるものの、性犯罪者OKの物件を探さなければいけないので、選択肢はずいぶん少なくなります。賃貸できる物件は一戸建てが多く、アパートなど複数の世帯が暮らす共同住宅では、性犯罪者はNGが一般的です。

その結果、金銭的な余裕がなくてホームレスを選択する人も多いのだとか。

3.仕事はどうなる?

性犯罪者にとって仕事を見つける事は、住む場所を見つけるよりもはるかに簡単な傾向があります。

特に、性犯罪者でも被害者が成人だった場合には、職業の制限はあまりなく、それまでのスキルや経験を生かした仕事につけるチャンスが残されています。

しかし、被害者が未成年だった場合には話は別。未成年と関わる仕事は完全にNGとなりますし、ボランティアもダメ、イベントに参加するのもダメというルールです。知りませんでいたと言っても無理、見つかり次第、逮捕です。

これはすべて、再犯を防止するためですね。

4.学校には通えるのか?

出所してから大学へ通って人生をやり直したいと考える性犯罪者もいることでしょう。

アメリカの大学へ願書を提出する際には、犯罪歴などが願書の中で質問されます。性犯罪者だと自己申告しなければいけないわけですが、学校によって入学させてくれるかどうかはケースバイケースのようですね。

寮生活をするような大学だと、入学は難しいかもしれません。しかし完全通学制のコミュニティカレッジなどは、入学を許可してもらえるチャンスは高い傾向にあるようです。

5.旅行はできるのか?

国内旅行、海外旅行ともにできるかどうかは、出所してから何年ぐらいが経過しているのか、本人の生活状況、出所後に行動を管理している保護観察官の判断によって許可が出るかどうかが変わります。

しかし基本的に、出所したての性犯罪者はGPSを付けて監視されるため、着用している期間は残念ながら州の外へ出ることは難しいかもしれません。

性犯罪者は無条件に登録!アメリカのRegistered Sex Offender 制度とは?

Xを見ると、日本から海外旅行に出かけた会社員がペド行為を働いたり、塾講師がペド行為を働くなど、性犯罪者大国じゃないか!という印象を受けます。場合によっては、ペド犯罪によって職場を懲戒解雇という当然の処罰が出るものの、中には会社自体が知らぬ存ぜぬを通すこともあり、いつどこに、どんな性犯罪者が潜んでいるか、一寸先は闇な状態かもしれません。

性犯罪者は、もちろん日本だけでなくアメリカにもいます。はい、大量にいます。しかしアメリカの場合、Registered Sex Offender制度というものがあり、有罪となって収監された性犯罪者に関しては、データベースに登録されています。そして市民なら誰でも無料で、どこにどんなペドがいるかを検索できる仕組みとなっています。

目次

  1. Registered Sex Offender制度とは?
  2. 誰が登録されるのか?
  3. 登録される情報
  4. 性犯罪者登録されると、そいつはどうなるのか?

1.Registered Sex Offender制度とは?

これは2005年に設立された法律でアメリカの司法省(US Department of Justice)によって管理されている制度です。性犯罪者に関する情報がデータベースとして管理されていて、アメリカで暮らす人なら誰でも無料で、このデータベースにアクセスして、特定のエリアにどんな性犯罪者が住んでいるのか、特定のペドは今どこにいるのか、と言った情報を検索できます。

性犯罪者の検索はこちらから

検索方法はいくつかあります。

  • 性犯罪者の氏名で検索
  • 特定の住所から近所の性犯罪者を検索
  • Zip Codeから検索
  • CityやTownなどで検索

例えば家を購入しようとかアパートを借りようかなと考えている時には、近所にペドがいるかどうか、いるのならどんな性犯罪者がどこに住んでいるのかが気になるという人は多いでしょう。その場合、このデータベースにアクセスすれば、そうした情報が一目で分かります。

2.誰が登録されるのか?

基本的には、性犯罪で有罪判決を受けた人が、刑期を終えて一般社会へ復帰するタイミングで登録されます。細かい登録の条件は、そのエリアの裁判所や州の司法省によって若干の違いはありますが、疑いを掛けられただけで登録されることはなく、裁判によって有罪判決を受け、刑務所に収監された犯罪者のみが対象となります。

州によっては性犯罪者が何段階かのレベルで管理されることもあります。

例えばワシントン州では、再犯リスクや性犯罪の種類、被害者の年齢や数に応じて、レベル1~レベル3と分類し、データベースを検索した人に分かりやすく情報提供しています。

3.登録される情報

Registered Sex Offenderのデータベースを利用すると、検索方法によってどんな情報が表示されるかは異なりますが、一般的には性犯罪者の氏名や住んでいる場所が表示されます。これが、このデータベースの目的です。

特定の性犯罪者が一体何をした奴なのかを詳しく知りたい人は、各人にリンクが貼られており、そこから司法省が管理する詳細なデータを見ることができます。また場合によっては、司法省へ連絡をすることもできます。

4.性犯罪者登録されると、そいつはどうなるのか?

州によって、性犯罪者が就業することを禁止している職業がいくつかあります。その多くは子供と接触する仕事が多く、学校関連とか保育関連などがあります。

性犯罪者登録されると、こうした仕事には一生付けなくなります。はい、仕方ありませんね。ペド罪を犯してしまったのですから。

日本では、性犯罪者の人権がどうなるといった議論もあるようですが、アメリカでは犯罪者の人権よりも市民の安全を守ることの方が重要性が高いので、少なくても有罪判決を受けた性犯罪者の氏名と住んでいる場所は公開されます。

もしもこの人物が出所後に結婚したり子供がいる場合には、そうした家族の名前は公表されません。この点は安心です。

近所の噂話?うーん、それは、仕方ないことなのでしょう。

Registered Sex Offender データベース検索はこちらから

アジア人の購入者が増えている!自己防衛のために銃を買う方法

日本では、市民が銃を持つことは禁止されています。猟銃などは例外ですが、ピストルなどの小型銃は、善良な市民が合法的に購入しようとしても、できません。

しかしアメリカでは、条件を満たせば合法的に銃を購入することができます。コロナ禍においてはアジア人をターゲットにしたヘイトクライムが多発し、その影響もあってアジア人が自己防衛のために銃を購入するケースが激増したのだそうです。

ここでは、ざっくりとした銃の購入方法をご紹介します。もしも将来の万が一に備えて今から銃を持っておきたいという人は、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

  1. アメリカで銃を持つための条件
  2. 州ごとのガイドラインをチェックしよう
  3. 準備万端!銃はどこで購入すれば良い?

1.アメリカで銃を持つための条件

アメリカで銃を持つためには、満たさなければいけない条件がいくつかあります。州によってルールは異なりますが、連邦法によって21歳以上でなければいけないと定められています。

  • アメリカ市民もしくはグリーンカードを持っていること(観光客や学生は買えません)
  • 懲役1年以上の前科を持っていない事
  • DVなどで有罪判決を受けていない事
  • 逃亡犯でない事
  • 過去5年間に薬物やアルコール依存の治療を受けていない事
  • 精神病で入院している患者ではない事

などが条件として挙げられます。ほぼすべての州で、銃所有のためのライセンスを申請した時、もしくは銃を購入する際には、バックグラウンドチェックが行われます。

2.州ごとのガイドラインをチェックしよう

連邦法では、上記の条件を満たせば銃を持つことが許可されています。しかし、それだけでは十分ではありません。住んでいる州が別途で定めている条件を満たさなければ、銃を合法的に購入できません。

州によっては、銃を普段から携帯する際にはライセンスが必要だったり、銃を持っているだけでもライセンスが必要だったり、またライセンス制はなく誰でも自由に銃を携帯できるなど、ルールが大きく異なります。

州ごとのルールを知りたい人はこちらから

3.準備万端!銃はどこで購入すれば良い?

州の条件をきちんと満たし、必要な手続きを全て済ませたら、いよいよ銃を購入できます。

アメリカでは、銃を取り扱うショップが至る所にあり、アウトドアの店とかハードウェアの店などでも売っていたりします。

銃を購入する際には、必ずFFL(連邦銃器販売許可)を持っているショップを選ぶのが得策です。定期的に開催されるGun Showみたいなイベントでも購入できますが、かなりグレーな業者もあるので、避けたほうが無難かもしれません。

また怪しい店や路上販売などでは、業者ではなくマニアな個人がどこで手に入れてきたか分からない改造銃やパーツを販売していたり、盗難されたり犯罪に使われた銃が販売されていたりすることもあるので、注意しましょう。

自身が購入する銃が怪しい製品ではないと確認するためには、

  • 登録済のシリアル番号
  • 納品書

を必ず受け取り、自宅に保管しておきましょう。

アメリカの危険な地域はどうやって見分ける?

アメリカの危険都市ランキングなどを見ると、犯罪率や殺人件数が多い場所がランクインします。自分が住んでいる都市が入っていないから大丈夫、なんて思っていませんか?安全だと考えられる地域でも、アメリカは数ブロック違うだけで治安や雰囲気はがらりと変わります。警察官なら、どこのストリートはヤバイと把握しているかもしれませんけれど、私達はそんなこと無理ですよね。

そんな時には、危ない地域に多く見られるサインを覚えておくのがおすすめです。

目次

  1. 窓に鉄格子がついている
  2. ゴミが多い
  3. 落書きが多い
  4. 人気が少ない
  5. 住宅や自動車がぼろい
  6. 危険な場所に行ってしまったらどうする?

1.窓に鉄格子がついている

個人の自宅に鉄格子がはめられている地域は少ないですが、店舗や学校などに鉄格子がついている地域は、危険です。アパートでも、1階には鉄格子がついているような物件は、そのエリアがとても危険で強盗などが多いというサインなのでしょう。

2.ゴミが多い

道路にゴミが多い地域は、危険です。まともなエリアでは、定期的に道路に清掃車が出て掃除していますし、自宅の前の庭や道路にゴミが落ちていれば、たとえそれが自分のゴミでなくても住人が拾います。

道路にゴミが多いエリアは、貧困層が多くて自治体でゴミ清掃車が出せないとか、住む人の意識が欠如していると考えられます。

落ちているゴミは、飲料水の缶やペットボトル、ファストフードの袋などが多いですが、古い家具が放置されていたり、中には注射器が落ちていたりもするので要注意です。

3.落書きが多い

アートとしての落書きは、私は個人的には素晴らしいと思うのですが、アート作品ではなくて子供の落書きなどがペイントでされている地域は、貧困層が多くて危険な地域が多いです。

4.人気が少ない

アメリカは車社会なので、歩行者を見かけることは全般的に少ないです。しかし、車の往来も少なくてガランとしている場所は、えてして危険な地域が多いです。

5.住宅や自動車がぼろい

住宅や自動車の質を見ても、その地域が危険かどうかを肌で感じることは可能です。貧困なエリアでも、それなりに手入れがされている地域では、家の前に花が植えられていたりして華やかさがあったりします。手入れもされていないぼろい住宅や、ボロボロの車が無造作に放置されているような場所は、危険です。

6.危険な場所に行ってしまったらどうする?

道に迷ってウッカリ危険地帯に入り込んでしまった場合には、何よりもその地域から脱出することを最優先してください。車をのんびり止めてカーナビをチェックするのはNG。まさか車から降りてその辺の人に道を聞くのも、残念ながらNGです。

もちろん、危険な地域だからと言って住んでいる人が全員ヤバイ人とは限りません。しかし、君子危うきに近寄らず。窓はすべて締めて車をロックした状態で、止まらずにひたすら走り続けて大通りに出ましょう。

走り続けていれば、そのうち人通りの多いガソリンスタンドやショップにたどり着くと思います。そこで初めて車を駐車して、カーナビをチェックするか道を聞くなりしてください。

犯罪が起こりやすい時間帯が意外だった!

犯罪はいつどこで起こるか分かりませんし、絶対に安全な時間帯はありません。一般人の感覚としては、明るい昼よりも暗い夜の方が犯罪は起こりやすいと考えますが、統計を見ると、必ずしもそうではないようです。

今回は、犯罪が起こりやすい時間帯をざっくりと調べてみました!

目次

  1. 犯罪が起こりやすいのは「午後から夜」
  2. 時間帯別に気を付けるべき事とは?

1.犯罪が起こりやすいのは「午後から夜」

まずは、ホームセキュリティ会社が行った調査結果をご覧ください↓

この結果を見ると、必ずしも暗い夜間だけが危険というわけではないことが分かりますよね。むしろ、深夜12時から早朝にかけては、昼間よりも安全な雰囲気すらあります。

犯罪は、そのエリアで活動が活発になる時間帯に多く起こる傾向があります。その理由は、深夜から早朝にかけては、路上に人も車もいなくなるので、犯罪をしたくても獲物がいない状態になるからです。

2.時間帯別に気を付けるべき事とは?

時間帯別の犯罪傾向を見ると、

深夜0時から3時放火が多くなる
レイプなどの性犯罪が起こりやすい
早朝4時から朝7時放火が多い時間帯
出勤や送迎などで留守になる時間を狙っての空き巣
朝8時から11時の午前中各種ハラスメントが起こりやすい
ひったくりや窃盗などの泥棒が増える時間帯
正午から3時までの午後ハラスメントやドラッグが増える時間帯
詐欺が起こりやすい
ひったくりや泥棒も多い
午後4時から7時までの夕方ドラッグ関連の犯罪が起こりやすい
銃を使った犯罪が多くなる
暴力事件が起こりやすい
夜8時から11時までの夜間車や銃を使った犯罪が一気に増える時間帯
レイプや暴力などが多くなる
時間別 起こり屋牛犯罪傾向

日中に私たちが注意できること

明るい日中だからと言って油断していけません。特に空き巣などは、家が留守の時間帯を狙うので、夜間よりも昼間の方が圧倒的に多く起こります。外出する際には、昼間だから平気だろうとタカをくくらず、必ず戸締りをしてセキュリティシステムをオンにすることをおすすめします。

また日中は、銃を突きつけられて「金を出せ」的な犯罪は少なくても、スリや置き引き、ひったくりなどが起こりやすい傾向があります。周囲に人がいるからと言って安心してはいけません。

夜間の犯罪は怖い

暴力的な犯罪や、命の危険に直結するような犯罪の多くは、夜間に起こりやすい傾向があります。人の目が少なかったり、遠くから見つかりにくいので、レイプや強盗、殺人などは昼よりも夜の方が多いですね。

夜間には、できるだけ人気がない場所には行かないこと。短距離だからとか、1ブロックだから大丈夫、なんてことはありません。そして、不安な時にはタクシーやUberなどを使って自宅まで速やかに帰宅することをおすすめします。

逮捕歴があるとアメリカに入国できないって本当?

日本からアメリカに入国する際には、アメリカが規定する条件を満たすことが大前提となります。その中でも、日本で過去に逮捕歴があったり有罪判決を受けた経験がある人に対しては、アメリカが必ずしも「入国してもいいですよ」と言ってくれるとは限りません。

目次

  1. 注意したいこの質問
  2. 不起訴処分でもアウト?
  3. 逮捕歴がある人は弁護士に相談しよう

1.注意したいこの質問

アメリカへ入国する際には、アメリカ市民なら、犯罪歴があってもなくても関係なく入国できます。だってアメリカが母国なので、入れないという選択肢はありません。

しかし日本のパスポートを持っている人は、グリーンカード保持者を除いては、学生ビザなどのビザを持っているか、もしくは観光旅行者を対象に発行しているESTAと呼ばれる入国許可証が必要です。これらは事前に発行されるもので、発行されなければ飛行機のチケットも発券されないという仕組みになっています。

ビザやESTAの申請をする際には、色々な質問がかかれている申請書に記入するわけですが、その中に

「あなたはこれまでに、逮捕または有罪判決を受けたことがありますか?」という質問があります。

有罪判決は受けていないけれど逮捕されたことがある人でもYESと答えなければいけませんし、有罪判決で収監されていた人はもちろんYESとなりますね。

2.不起訴処分でもアウト?

逮捕されても不起訴処分なら、その人は無罪です。実際に犯罪をしたかどうかは関係なく、有罪でないのだから無罪だ、と考える人は多いでしょう。

しかしアメリカのビザやESTAの申請においては、不起訴処分でも「逮捕されたことがある」となるため、YESと答えなければいけません。刑事裁判を受けていなくても、嫌疑不十分、嫌疑なし、起訴猶予など、色々あるわけですけれど、アメリカ入国の申請書ではすべてYESと答えなければいけません。

もしここで、「どうせバレないだろう」と虚偽の申請をすると、大変です。アメリカは虚偽申請に対してとても敏感なので、虚偽の申請をしたという理由でESTAもビザも下りないという事態になりかねません。

アメリカ大使館の該当ページはこちらから

3.逮捕歴がある人は弁護士に相談しよう

過去に逮捕歴がある人でも、ビザやESTAをゲットしている人はたくさんいます。ホリエモンだってアメリカに何度も入国していますし、トイレットペーパー王子やYES高須先生も、逮捕されて有罪判決を受け、そして収監された経験があっても、問題なくアメリカへ旅行できています。

ビザやESTAの申請では、逮捕歴があると正直に申告した上で、具体的にどんな理由で逮捕されて、起訴猶予だったとか嫌疑なしだったとか、そうした詳細をアピールすれば、ケースバイケースで判断してもらうことができます。

そのアピールは、ビザやESTAを申請する際に、不起訴処分告知書的な書類を英訳付きで提出します。もしも自分で作成することに自信がなければ、弁護士に依頼するという方法も悪くないと思います。

アメリカで強盗にあった!するべき事と、してはいけない事

日本にも強盗はいますが、とりあえず銃を持っている可能性は低いので、反撃したり抵抗しても助かる可能性は、それなりに期待できるかもしれません。

しかし誰もが銃を持てるアメリカでは、話は別です。日本では大丈夫だと考えていた常識が、全く通用しないことも少なくないのです。

今回は、アメリカで強盗に襲われた時、どうするべきかを検証してみました。

目次

  1. 抵抗しない。絶対ダメ。
  2. 言われたとおりにする。だけど、言われたことしかしない
  3. .警察へレポートするのはもちろんOK

1.抵抗しない。絶対ダメ。

大切な免許証やクレジットカード、スマホや現金が入っているバッグをよこせと言われたら、誰だってイヤです。思わずNO!というでしょう。

しかし相手が強盗で、銃などを持っている場合は、抵抗したり拒否することは命取りになるので、絶対にしてはいけません。

最初にするべきことは、

  • できるだけ冷静になる
  • 大声を上げない
  • 抵抗しない
  • 動かない
  • 指示に従う。指示されたこと以外はしない←抵抗していると思われる
  • 視線を合わせない←逆上して殺される可能性アリ
  • 顔をまじまじ見るのはNG←顔を覚えられたら殺される可能性は一気にあがる

2.言われたとおりにする。だけど、言われたことしかしない

金品目的の強盗の場合、カネを出せとか、その高そうな腕時計をよこせなど、要求してきます。命が惜しければ、言うとおりにしましょう。

腕時計とかジュエリーなどは、すでに相手から見える場所についていて、それを外して渡すだけです。しかし財布などはバッグやポケットの中に入っている可能性もありますよね。それを取り出すときには必ず。

「このポケットに財布が入っているので、取っても良いですか?」

と強盗にお伺いを立てます。これをしなければ、ポケットに隠し持っている銃を出すかもしれないと疑われて、先手必勝で撃たれてしまうリスクがあります。

強盗に遭った時の基本は、言われたとおりにすることです。しかし、余計なことをするのはNG。言われたことだけをして、命が助かることを願いましょう。

3.警察へレポートするのはもちろんOK

強盗に襲われて金銭的な被害はあったものの、命は無事だったという場合、まずは安堵しましょう。911しても良いですが、強盗が逃げて行って見えなくなってからにしましょう。安全な場所に避難した上で、911してください。

警察へレポートすると、犯人の特徴をいろいろ聞かれます。強盗中には相手の顔を見ることはできませんし、相手が覆面をしていれば、なかなか顔の特徴を覚えることは難しいかもしれません。

  • 犯人のTatooや傷
  • 身長、体型、年齢
  • 髪の色、目の色などわかる範囲で
  • 車で逃げた時には、車種や色、ナンバープレート
  • 強盗が複数の場合、強盗同士の会話や名前など

など、何でも良いので警察へ報告しましょう。他にも被害者がいる場合、同一犯人の可能性もあります。自分が提供できるヒントが少なくても、他の人が提供するヒントと合わせることで、犯人逮捕に結びつくことも期待できます。

日本のパスポートは狙われている!?

少し前に、ロサンゼルスで観光人らしき男性が意識不明の重体で発見されたというニュースがツイッターに流れてきました。日本円を携帯していたことから、もしかしたら日本人ではないか?と予想されましたが、パスポートや免許証など手掛かりになりそうなものは持っていない状態でした。

そのあたりから、強盗に襲われたのではないかと予測する人も多かったです。私もそうではないかと思いました。

目次

  1. 日本のパスポートが狙われる理由
  2. 犯罪バイトをする人もいる
  3. パスポートを持ち歩くのは実は危険だった

1.日本のパスポートが狙われる理由

そういえば、日本人の私たちが海外へ出かける時には誰もが持っている「日本のパスポート」ですが、実は海外では犯罪組織などに狙われているのだそうです。

その理由は、いくつかあります。

理由1:信用度が高い

日本のパスポートは、世界で最も信用度が高いと言われています。他の国のパスポートならビザが必要な場合でも、日本のパスポートならビザは不要となっていることも多く、パスポートのみで入国できる国の数は、なんと50か国もあり、これは世界ナンバーワンです。

信用度が高い上に、10年間も有効です。

理由2:パスポート番号の使いまわしがない

日本のパスポートは、紛失届を提出して新しいものを発行してもらうと、パスポート番号も新規の番号が振られます。そのため、偽物であることが非常に分かりづらいのだそうです。

日本と同じぐらい信用度の高い国の一つに、シンガポールがあります。しかしシンガポールの場合には、指紋照会をするとすぐに偽物かどうかが判別できるため、犯罪グループにとっては日本のパスポートの方が「使い勝手が良い」のだとか。

理由3:高く売れる

信用度が高く他国へ入国しやすい日本のパスポートは、犯罪者ご用達のブラックマーケットで高く売れます。ちなみに高く売れるパスポートは日本以外にもあって、中国やフィリピン、インドのパスポートにも高値が付くのだそうです。

2.犯罪バイトをする人もいる

実は、パスポートが高く売れるという事実を知っている人や、そのやり方まで知っているプロ及びセミプロは、海外へ行ってはパスポートを意図的に紛失し、再発行を受けて日本へ帰国するといった犯罪行為をしているのだとか、

その数は年々増えており、多くの国で警戒態勢を強めています。しかし、パスポートの紛失が本人による犯罪茶番劇なのか、それとも本当に強盗や置き引きによる被害なのか、明確に区別することは難しいのが現状のようですね。

3.パスポートを持ち歩くのは実は危険だった

海外旅行に行くと、命の次に大切なパスポートをホテルに残しておく方が不安だから、常におパンツの中に隠して携帯している、という人は意外と多いと思います。しかし、日本だけでなくアジア諸国のパスポートが高値で取引されているという現状を考えると、観光客らしい格好をしてパスポートを携帯して歩くことは、実は大きな危険行為なのかもしれません。

強盗などの被害に遭わないことが理想ですが、万が一の時には現金だけでなく身分証明書やパスポートなども盗まれてしまうリスクがあることは、海外で暮らす日本人は知っておいた方が良いかもしれませんね。