アメリカの危険な地域はどうやって見分ける?

アメリカの危険都市ランキングなどを見ると、犯罪率や殺人件数が多い場所がランクインします。自分が住んでいる都市が入っていないから大丈夫、なんて思っていませんか?安全だと考えられる地域でも、アメリカは数ブロック違うだけで治安や雰囲気はがらりと変わります。警察官なら、どこのストリートはヤバイと把握しているかもしれませんけれど、私達はそんなこと無理ですよね。

そんな時には、危ない地域に多く見られるサインを覚えておくのがおすすめです。

目次

  1. 窓に鉄格子がついている
  2. ゴミが多い
  3. 落書きが多い
  4. 人気が少ない
  5. 住宅や自動車がぼろい
  6. 危険な場所に行ってしまったらどうする?

1.窓に鉄格子がついている

個人の自宅に鉄格子がはめられている地域は少ないですが、店舗や学校などに鉄格子がついている地域は、危険です。アパートでも、1階には鉄格子がついているような物件は、そのエリアがとても危険で強盗などが多いというサインなのでしょう。

2.ゴミが多い

道路にゴミが多い地域は、危険です。まともなエリアでは、定期的に道路に清掃車が出て掃除していますし、自宅の前の庭や道路にゴミが落ちていれば、たとえそれが自分のゴミでなくても住人が拾います。

道路にゴミが多いエリアは、貧困層が多くて自治体でゴミ清掃車が出せないとか、住む人の意識が欠如していると考えられます。

落ちているゴミは、飲料水の缶やペットボトル、ファストフードの袋などが多いですが、古い家具が放置されていたり、中には注射器が落ちていたりもするので要注意です。

3.落書きが多い

アートとしての落書きは、私は個人的には素晴らしいと思うのですが、アート作品ではなくて子供の落書きなどがペイントでされている地域は、貧困層が多くて危険な地域が多いです。

4.人気が少ない

アメリカは車社会なので、歩行者を見かけることは全般的に少ないです。しかし、車の往来も少なくてガランとしている場所は、えてして危険な地域が多いです。

5.住宅や自動車がぼろい

住宅や自動車の質を見ても、その地域が危険かどうかを肌で感じることは可能です。貧困なエリアでも、それなりに手入れがされている地域では、家の前に花が植えられていたりして華やかさがあったりします。手入れもされていないぼろい住宅や、ボロボロの車が無造作に放置されているような場所は、危険です。

6.危険な場所に行ってしまったらどうする?

道に迷ってウッカリ危険地帯に入り込んでしまった場合には、何よりもその地域から脱出することを最優先してください。車をのんびり止めてカーナビをチェックするのはNG。まさか車から降りてその辺の人に道を聞くのも、残念ながらNGです。

もちろん、危険な地域だからと言って住んでいる人が全員ヤバイ人とは限りません。しかし、君子危うきに近寄らず。窓はすべて締めて車をロックした状態で、止まらずにひたすら走り続けて大通りに出ましょう。

走り続けていれば、そのうち人通りの多いガソリンスタンドやショップにたどり着くと思います。そこで初めて車を駐車して、カーナビをチェックするか道を聞くなりしてください。