日本でも最近では、賃貸アパートの家賃をクレジットカードで払える物件が増えていると聞きます。アメリカでも、家賃をカード払いできる物件は珍しくなく、息子様が借りているアパートでも、銀行口座からの引き落としを選択できるだけでなく、カード払いにすることもできます。
便利なカード払いですが、家賃というまとまった金額をチャージする際には、メリットとデメリットを知っておく必要がありますね。
メリット
- 利用金額に応じてカードのポイントやマイルがどんどん貯まる
- キャッシュバックタイプのカードなら、実質的な家賃が安くなる
- 銀行残高を気にすることなく払えて便利
- 毎月しっかり完済すれば、クレジットヒストリーに貢献
※ちなみにこれらのメリットは、クレジットカードを使った場合に限られます。デビットカードは、同じカードでもクレジットカードのようにポイントやマイルをためることは難しいですし、クレジットヒストリーにも貢献はしてくれません。
デメリット
クレジットカードを使って家賃を払う事には、デメリットもあります。
- カード払いだと手数料が数パーセントかかることが多い
- きちんと支払いをしなければカードの利用金額があっという間に上限になる
- カードの利用額が増えることで、場合によってはクレジットスコアが下がる
- クレジットカードを持てない人には無関係
息子様のアパートは、メインの名義人は息子様、保証人は夫となっています。毎月の家賃は息子様がきちんと払うべく、銀行口座を登録し、自動引き落としにしています。
保証人である夫はクレジットカードを念のために登録してあり、万が一の緊急時にはカードを使って費用を負担する、というスタンスにしています。
ちなみに何でもカード払いができるアメリカでは、私大の高額な学費も、クレジットカードで払えます。しかし手数料が5%ほどチャージされるので、支払う金額が大きければ手数料だけでも数千ドルになってしまうかもしれません。
私も以前、大学費用のカード払いを考えたことがありました。しかし、この手数料を計算しただけで腰が抜けてしまい、マイルが貯まるだなんて姑息なことを考えるのはやめ、銀行口座からの引き落としで払いました。
カード払いをする際には、手数料をしっかり計算することをおすすめします。