[DCガイド]トイレが近い人は大変かも!Lincoln Memorial へ行ってきた

アメリカのワシントンDCの観光名所の一つでもあるリンカーンモニュメント。美しい巨像を鑑賞できる人気スポットの、見どころや注意点をご紹介しています。

ワシントンDCには、その辺に偉大な人のモニュメントが建っていたり、いやいや屋外じゃなくて屋内にしてあげて、、という観光名所もあったりします。

このリンカーン・メモリアルも、超有名なのに意外と不便だなと感じたスポットの一つです。

けっこう歩く

リンカーンメモリアルへ行くには、高い金額を払ってツアーバスに乗ると、すぐそばまで連れて行ってくれます。しかし、ホワイトハウスからも近いので、健康な人なら余裕で歩けます。

特にチケットなどは必要なく、予約も必要なく、外から丸見えの御殿に座っているリンカーンの巨像を見ながら、ひたすら歩いて近づく、という点が見どころですね。

ちなみに、意味や目的がよく分からないけれど有名すぎる塔の「ワシントン・モニュメント」から1マイルだと、ワシントンモニュメントの観光ガイドが言ってました。

Reflection Poolの横を歩いて到達

リンカーンメモリアルの前には、映画などにもよく登場するReflection Poolと呼ばれる長方形のプールがあります。

イメージとしては、メンテされたきれいなプールで、小さな子供が入ったりできるのかな、、、なんて思っていましたが、全く逆でした。

ヘドロのニオイこそしないものの、水はかなり汚いです。

でも中に魚が泳いでいて、鳥もいます。

見学はあっという間

リンカーンモニュメントは、リンカーンを見るだけで終了です。エレベーターや階段で別の階に行けるわけではなく、ただ巨像を見るだけです。

写真撮影スポットなのかもしれませんね。

トイレは事前に要チェック

リンカーン御殿の脇にトイレがあるらしいのですが、私が行った時には工事中で使えませんでした。

手前のReflection Poolの脇に、簡易的なトイレは一応あります。

でも屋外トイレなので、衛生面や快適さは、かなり不安かもしれません。

ちなみに、トイレが近すぎる私でも恐れおののきそうだったので、半日ほど水は控えめにした上で向かいました。

Lincoln Memorial

2 Lincoln Memorial Cir NW, Washington, DC 20002

公式サイトはこちらから

おすすめ度 ★★★★★

子供へのおすすめ度 ★★★★★(大声も出せるし走り回ってもOK)

[DCガイド]アメリカとは?が学べる場所、American History Museum

アメリカのワシントンDCにあるスミソニアン博物館の中でも、アメリカの様々な歴史を幅広い観点で学べるのが、アメリカ歴史博物館です。ここでは、見どころを分かりやすくご紹介しています。

アメリカのワシントンDCにあるスミソニアン系博物館は、どれも内容が濃くて充実しているものばかり。その中でも、アメリカの多様性をしっかり歴史や文化と共に学べる場所が、このNational Museum of American Historyです。

公式サイトはこちらから

私が足を運んだのは、寒い冬、そして雨の日。そのせいでしょうか、館内はガラガラでした。

ほら、みて↑ 夏休みシーズンなら、ごった返しているConstitution Aveでさえ、だーれも歩いていませんでした(笑)。

ここは、アメリカの多様性がどのようにして生まれたかが、詳しく説明されています。例えば移民なら、どこからの移民がアメリカのどこに根付いて、どんな文化を作り出したか、みたいな説明が分かりやすくされています。

例えば、移民数が最も多い北中南米からの移民は、見ているだけでワクワクするようなラテンな雰囲気のエリアが設置されていました。

アメリカへの移民には、他にもいます。例えば、中国系や日系のアジアからの移民。

同じアジアでも、中国と日本では、アメリカへの移民に際して背景事情や価値観などが大きく違い、それが移民後のコミュニティ構築においても反映されています。

その他には、ヨーロッパからやってきた移民が住んでいた家屋を再現したものとか、移民が食べていた食事や調理器具、普段の暮らしなどがいろいろ展示されていました。

「移民」というよりは「強制的に連行されてきた奴隷移民」と言ったほうが正確なのでしょうけれど、アフリカンアメリカンに関する展示もありました。

ただ、アフリカンアメリカンの悲しい歴史に関しては、ここよりも隣にある、アフリカンアメリカン歴史博物館の方が詳しいです。

戦争に関する展示も

アメリカの歴史は、明るい事ばかりではありません。戦争も数多く経験しています。ここには、そうした戦争に関する歴史もしっかり説明されています。

第二次世界大戦では「世界の三大ワル」と言われた東条英機も、ここにいました。

日本人を収容したキャンプや広島についても、写真などが展示されていました。

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またここには、アメリカのファーストレディーの歴史もありました。

どうやら大統領になると、ファストレディーが自分たちのお皿を注文できるらしく、そのセットが展示されてました。きっとお皿を選ぶのは大統領ではなく妻なのでしょうから、その方の好みが分かるような展示で、興味深かったです。

ちなみに↑は、左はオバマ大統領が使っていたお皿、中央はブッシュ大統領、右はアイゼンハワー大統領のものです。

お皿の中央に、ホワイトハウスやイーグルの絵が描かれているものが多く、また金箔仕様が多く、何も乗せなくても十分にゴージャスでした。

結論

ここは、アメリカの様々な歴史(医学、化学、技術、テクノロジー、武器、食品などいろいろ)が浅く広く学べます。

衝撃的な写真などは、他の博物館と比べると少ないので、子供でも問題なく楽しめるし、学習の場としてもおすすめだと思いました。

Smithsonian National Museum of American History

国立アメリカ歴史博物館

1300 Constitution Ave. NW, Washington, DC 20560

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[DCガイド]ワシントン・モニュメントの見どころ

先日、夫の仕事でDCへ出かけた時、時間があったのでワシントン・モニュメントなるものに行ってみました。

今回は、この窓もついていない石塔へ行ってみようかなと考えている人、これって何?と思っている人のために、観光のポイントをご紹介します!

目次

  1. 朝は早めがおすすめ
  2. モニュメントは人数制限
  3. ワシントンDCが一望できる

1.朝は早めがおすすめ

ここは、朝9時に開場します。しかし狭いので入場制限がかけられており、気軽にウォークインできるわけではありません。事前にオンラインでチケットを購入していない人は、モニュメントが建っている丘のふもとにあるチケットブースに立ち寄り、時間を指定してチケットを受け取らなければいけません。

チケットは無料です。希望する時間と人数を告げると、チケットをくれます。

チケットブースから

私が足を運んだのは、夏休みとか春休みのような繁忙期ではなかったのですが、朝8時45分に開場のチケットブースへ時間通りに到着したら、すでにけっこうな人が並んでました。何でも夏休みは早朝から列ができるそうです。

チケットブースの前には長蛇の列。窓口は1つ。

チケットを受け取ったら、モニュメントまでの丘を登ります。ブースの左右に舗装された小道がありますが、多くの人はチケットブースからモニュメント向かって芝生を歩きます。確かに、距離は確実に近いです。

私は途中まで舗装された小道を歩いていたのですが、上り坂だし面倒になり、途中から芝生を上りました。その結果、ブヨに足を4カ所も噛まれてしまいました。もしも私のように芝生コースを選択するなら、ぜひ虫よけスプレーを事前に塗っておくことをおすすめします。

2.モニュメントは人数制限

ワシントンモニュメントへ行きたくてワクワクしている人の心を折ってしまうようで申し訳ないですが、ここは、エレベーターに乗って最上階まで行き、写真撮影をしたらエレベーターで降りてくる、というだけです。お土産ショップも飲食店もありません。トイレは1階にありましたが、観光客歓迎という雰囲気ではなく、出入り口が屋外にむき出しになっている「早く使ってとっとと出ろ」的なトイレでした。

近くで見ると相当高い
1列に並んでエレベーターを待つ

3.ワシントンDCが一望できる

頂上へ行くまではずっと1列に並んでいなければいけないのですが、頂上へ行くと解放されます。頂上では各方向に窓がついていて、DCを360度眺めることができます。写真撮影もできます。ただし、方角ごとに窓が2つしかついておらず、窓の前に列ができたりもします。

写真撮影以外には、読み物もたくさんありますが、なんせ混んでいるので、立ち止まってすべてを熟読するのはかなりハードかもしれません。

モニュメントの屋上での所要時間は、写真を撮るだけなら10分ぐらいで終了しますが、読み物にも目を通すとなると、20分ぐらい、人によっては30分ぐらいかかります。

満足したら、エレベーターの前に再び列を作り、地上階へ降りたら解放されます。

下りのエレベーターは扉付近にスタンバイ

モニュメント内のエレベーターは、上りと下りとで同じエレベーターを使います。しかし機内の説明は、上りと下りとでは違っているので注意しましょう。

下りのエレベーターでは、上りでは説明してくれない、最後の見どころスポットを教えてくれます。しかし、動くエレベーターの中での説明で、説明と同時に見どころを通過するので、シャッターチャンスを逃す人が大半です。

何が見どころかというと、モニュメントに使われている石の内側に、それぞれメッセージや送り主が彫り込まれているという部分です。屋上部分でも見ることはできますが、エレベーターで降りる中で写真撮影ができれば、素晴らしい記念になると思います!

ワシントン・モニュメント情報

1度行っておけば大満足という観光スポットですが、最上階からの眺めは最高なので、ぜひ一度は足を運んでみて下さいね。

ワシントン・モニュメントについての情報はこちらから