[DCガイド]子供と楽しむ!ナショナルビルディングミュージアムの魅力

アメリカのワシントンDCにある建築博物館は、小さな子供に一押しの屋内スポットです。レゴで遊べる空間もあり、小さな子供に大人気です。

夫が業務でDCに宿泊するたびに、金魚の糞になる私は、これまでけっこうな数の博物館へ足を運ぶことができました。

DCの素晴らしい所は、充実した博物館なのに、無料という所ですよね。

スミソニアン系列は行きつくしたので、それ以外の有料博物館にも挑戦している私ですが、学校の遠足に利用されることが多いBuilding Museumは、小さな子供がいる家庭にピッタリの博物館です!

公式サイトはこちらから

チャイナタウンのそばにある穴場

ここは、地下鉄のJudiciary Square駅の目の前にあります。

でも、ホワイトハウスから余裕で歩ける距離なので、あえてお金を使って電車に乗る必要はないと思います。

私も歩きました。ホワイトハウスの方から歩くと、少しずつカネのニオイが消えて庶民っぽい雰囲気になるのを肌で感じることができます。

それも、アメリカならではの醍醐味ですね。

開場時間は10時ですが、張り切って10時前に到着したのは、私を含めて数人だけでした(笑)。

私が行った時には観光客はほとんどおらず、学校の遠足で訪れる団体客ばかりでした。

混雑しないので、事前にチケットを購入する必要はありません。

チケットは$10で、建物に入ったところにチケット販売窓口があり、そこに入場者が列を作っています。

建物は、中央が吹き抜けになっている大きな空間で、センター部分には噴水があったり、ベンチがあったり、床はカーペットとなっています。幼稚園ぐらいの子が遠足で足を運ぶスポットというのも納得できるほど、子供にフレンドリーな空間でした。

チケットを購入すると、まずは世界の建築仕様に関する展示が現れます↑↑

個人的には、ここが一番面白かった(笑)。

世界の気候や風土、慣習や文化に合わせて建築材や屋根材が工夫されているとか、そのエリアを代表する建築の写真があったり。

2階には、レゴの建物シリーズが展示されていました。

日本からは、姫路城が出場していました!

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このレゴエリアは、奥の方に小さな子がレゴで遊べる空間もあります。

私が行った時には、プリスクールぐらいの小さな子供たちが遠足で来ていて、先生の指導を受けながらレゴで遊んでいました。

建築家のデッサンや、建築に関する子供向けの絵本なんかもありました。

小さな子供と一緒に来たら、きっとここを出る時には「将来は建築家になりたい!」と言うのだろうな、と思えるほど、充実した内容でしたね。

3階は、大人向けの展示エリアです。

DCの建物が、どのように設計されて、どんなタイムラインで建設されて。。。みたいなことが、けっこう詳しく説明されていました。

実存する建物なので、きっとここで学習してから実際に建物を身に行けば、感動するのではないかな、という気がします。

National Building Museum

公式サイトはこちらから

401 F St NW, Washington, DC 20001

おすすめ度 ★★★★

子供へのおすすめ度 ★★★★

[DCガイド]有料だけど行く価値あり!スパイ博物館の見どころ

アメリカのワシントンDCには、スパイ博物館があります。映画で有名な007はもとより、実際に存在した世界各地のスパイや歴史、実際に使われていたアイテムなどが充実しています。ここでは、分かりやすく見どころを紹介しています。

無料で楽しめる博物館が多いワシントンDCですが、有料の博物館もあります。

無料でも充実している博物館がたくさんあるので、初めてのDC旅行であえてスパイ博物館を選ぶ必要はないと思うのですけれど、スパイが大好きな人や、スミソニアンは行き尽くしたという人にとっては、スパイ博物館はおすすめです!

公式サイトはこちらから

入場料は意外と高い

スパイ博物館に限ったことではありませんが、DCの博物館は、事前にチケットを購入するのがおすすめです。ただし、チケットを購入する際には、何月何日の何時、と時間までしっかり指定しなければいけないので、注意してください。

入場料ですが、実はここ、その日によって入場料金が違います。$31ー$37ぐらいの間が多いですね。

子供たちの学校が夏休みになる時期には、完売になってしまう日もあるので、チケットはできるだけ事前に購入することをおすすめします。

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混んでいない時期なら、ふらりと博物館へ行って、入り口のカウンターでチケットを買うこともできます。

ちなみに私は事前にチケットを購入したのですが、早く着きすぎてしまい、チケットを早い時間に変えてもらうこともできず、30分近く、入り口の椅子に座って待たされました。

ロビーでは007の車がお出迎え

ロビーには、007の車が展示されている他、実際にスパイが使用したブイ↑などが展示されていました。なんでも、スパイは任務を遂行できるタイミングを待つために、このブイの中に入って何日間も待ち続けたのだとか。

閉所恐怖症の私には無理です。

館内では、スパイのRPGをします。ロールプレイングと言っても全員がスパイなんですが。

最初に案内されるスクリーンで、スパイのコードネームや職業などを教えてもらい、それを暗記します。

これ、後でテストされるので、忘れると詰みます(笑)。

館内では、実際に世界で活躍したスパイたちが紹介されていたり、スパイが実際に使っていたアイテムが細かく展示されていました。

もちろん、スパイは映画のジェームスボンドのようにカッコいい一面ばかりではなく、任務に失敗するとどんな運命が待ち受けているとか、悲惨な最後なども容赦なく紹介されています。

博物館なので、明るい部分だけではなく闇な部分も容赦なく展示されていますが、ここは子供たちに大人気らしく、「お前たち、学校はどうした?」という年齢の子どもたちも大勢いました。

学校、休んできたのかなぁ。

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ちなみに、日本のスパイもいました。忍者ですね。

有料博物館ならココ

有料でもいいよ!行くよ!という人なら、スパイ博物館、おすすめです。

楽しいです。ワクワクできます。

International Spy Museum

公式サイトはこちらから (チケットはココから

おすすめ度 ★★★★★

子供へのおすすめ度 ★★★★★★

[DCガイド]ユダヤ人迫害を学べるワシントンDCの博物館

アメリカのワシントンDCにあるホロコースト博物館には、第二次世界大戦でドイツのナチス軍による大虐殺と受けたユダヤ人の悲しい歴史、そしてそこにアメリカがどのように関与したかが展示されています。

ワシントンDCにある博物館と言えば、スミソニアン系列がよく知られていますけど、それ以外にもたくさん博物館があります。

そして、無料の所も多いです。

博物館が大好きな人や、学校では教わらなかった情報を得たい人にとっては、DCって大満足できる場所だと思います!

ヒトラーによって大虐殺されたユダヤ人、そしてそこにアメリカがどのように関与したのかが展示されているホロコースト博物館は、悲しい歴史や人間の残虐性とともに、どうしてそんなことが起こったのか、原因や背景も合わせて学べる場所です。

セキュリティチェックを経て館内に足を踏み入れると、最初にお出迎えしてくれるのは、↑この衝撃的な写真です。しかも巨大なパネルで、一気に心が悲しく重いモードになりました。

館内は、時系列で、なぜナチスが台頭し、それがユダヤ人虐殺へとなったのかが、詳しく展示品と共に説明されていました。

簡単にまとめると、

  1. 選挙で独裁者が生まれる
  2. 恐怖と暴力で国民を支配
  3. いじめの始まりは、ユダヤ人のサービスや商品をボイコットするよう推進
  4. 土地に根付いているユダヤ人に対して、なぜか不法移民呼ばわりしてイジメの対象に
  5. 公務員や医師弁護士などの資格を剥奪
  6. ドイツで生まれたユダヤ人に「出ていけ」と迫害
  7. 通報システムを採用。市民同士で通報させる。
  8. 収容所にまとめて虐待、虐殺
  9. 収容したユダヤ人の財産を没収、転売して換金
  10. ガス室で虐殺したユダヤ人が身に着けていた金品も奪って転売

と、悲しい気持ちと、胸糞が悪くなる気持ちが混ざり合い、何とも言えない気持ちになりました。

日本で暮らす日本人にとっては、ユダヤ人の迫害と聞いても、どこか遠い所で起きている悲しい出来事、ぐらいにしか感じないかもしれません。

ユダヤ人迫害=アンネフランクの日記、という記憶しかない人もいるでしょう。

しかしこの博物館に来ると、アンネフランクのような経験をした人が、数多くいたのだと感じさせられました。

私はそれまで知らなかったのですが、迫害されたユダヤ人たちに、欧米諸国は難民として受け入れる手を差し伸べたそうです。

しかし、国によって何人受け入れるかは大きく違っていて、アメリカはとても消極的だったとか。

そんな事実も、具体的な数として掲載されていました。

そして、余談なのですが、戦後、収容所のユダヤ人はそのまま放置されていたらしく、アメリカ軍は彼らを解放するために軍人をドイツへ送ったそうです。

訳が分からない状態でドイツへ送られたのは、

黒人兵と日系人兵

。。。はい、ノーコメントです。

大人なら行くべき博物館

衝撃的な内容のオンパレード、というか、衝撃的な内容だけの博物館なので、小さな子供には正直、おすすめではないです。トラウマになってしまうかもしれません。

でも大人なら、いじめや虐殺がどのようにして起こるのか、その先には何があるのかが分かりやすく説明されているこの博物館は、マストなスポットだと思いました。

United States Holocaust Memorial Museum

公式サイトはこちらから

入場料:スマホでチケットを取ったら手数料$1かかりました

おすすめ度 ★★★★★

子供へのおすすめ度 ★

[DCガイド]スミソニアン最大規模?アフリカンアメリカン歴史博物館へ行ってみた!

アメリカのワシントンDCにあるスミソニアン博物館の中でも最大規模を誇るアフリカンアメリカン歴史博物館。ここでは、見どころや豆知識を分かりやすく説明しています。

ワシントンDCと言えばスミソニアン。スミソニアンと言えばアフリカンアメリカン歴史博物館と言っても過言ではない気がするほど巨大な存在、それがNational Museum of African American History and Cultureです。

私は、実はここに2回行きました。理由は、1回では到底コンプリートできないから。

ホワイトハウスからも近い場所にあるこの博物館、地上4階、そして地下4階の合計8階もある博物館です。しかも面積もあり、展示物が数えられないほどあるので、1日だけじゃ見終わりません。

今回は、このアフリカンアメリカン歴史博物館の見どころをご紹介します!

スマホで事前チケットをゲット

この博物館、人気があるので混みます。混雑するシーズンだと、チケットが取れません。

空いている時なら、入り口でチケットを購入することもできますが、わざわざ足を運んでチケットが取れないと、激おこプンプンですよね。

なので、事前にチケットをゲットすることをおすすめします。

取り方は簡単。スマホでもPCでもとれます。無料です。

→チケットはこちらから

地下4階は悲しい歴史のオンパレード

入り口を入ると、まずは地下からスタートします。

地下4階分、全てがアフリカ系アメリカ人たちの悲しい歴史が詰まっています。

時系列というだけでなく、どうしてアフリカで暮らす人たちが、どんなプロセスで奴隷としてアメリカに連れてこられたのか、アメリカのどこに連れてこられて、どんな生活をしていたのか、という「奴隷の歴史」がずらりと展示されています。

↑映画やテレビ、または学校の教科書でいる「White Only」とか「Colored」を、ここで見ることができます。

ここでもやはり、悲しすぎる歴史に心が重く苦しくなり、私は泣きました。

地下4階分の悲しい歴史を良ーく読むと、地上階へ戻ってくるまでに2,3時間は軽くすぐいてしまいますね。

そして、地下階を終了するころには、心が鬱になります。

それと同時に、そんなにつらい過去を持ちながらも前向きに努力するアフリカンアメリカン人種の方へ、最上級のリスペクトがふつふつと湧いてきました。

ランチは地下1階で。その名も「プランテーションカフェ」

地下1階には、ランチができるカフェがあります。その名も、プランテーション・カフェ。もう名前が絶妙すぎます。

それだけじゃありませんよ。

ここでいただけるのは、アフリカンアメリカンの歴史にちなんだ食べ物。

例えばフライドチキンやカラードグリーン、リブなんかもあった気がします。

ちょっと豆知識

ところで、ご存じでしたか?

アフリカンアメリカンの方たちのソールフード的な食べ物って、それぞれ悲しい歴史の中で生み出された傑作らしいです。

例えばリブ。以前は美味しい部分は白人様だけに許されており、黒人には骨の周囲に残った肉しか回ってこなかったのだそうです。それを工夫して調理したものが、現在のリブ。おぉぉぉと感動しませんか?私は感動しました。

フライドチキンも、当時はColored が入店できないレストランが多く、黒人は自動車で移動する際にどこにも立ち寄ることができず、車の中で飲食するしかなかったのだそうです。そんな中で生まれたフライドチキンは「チキンを揚げることで日持ちを良く」して「運転しながらでも手で食べやすい」アイデア料理だったようです。

地上階はポジティブパワー炸裂

地上4階は、雰囲気が一転します。悲しい歴史というよりは、黒人の∞パワーを感じられるエリアです。

踏まれたって、蹴られたって、負けずに立ち上がる。それが子孫のために今の自分ができること。

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そんな無限エネルギーがフルスロットでした。

中でも人が多かったのはスポーツ分野でしたね。やはり、スポーツ分野で活躍しているアフリカンアメリカンな方が多いからでしょうか。

その中でも面白かったカールルイスのメダル秘話↑

昭和生まれな私は、大昔のロサンゼルス五輪で、カールルイスが金メダルを4個もゲットしたことを、今でも覚えているのですけれど、なんとオリンピック直後にスミソニアンが彼に「メダルを全部寄付しろ」と迫ったのだそうです(笑)。

いや、イヤだろ、普通。

彼は4つのうち3つは寄付したものの、100メートルの金メダルだけはかたくなに拒否したのだとか。

その理由は、お父さんへ捧げたかったから。

彼の父が亡くなった時、カールルイスは金メダルを棺桶の中で眠る父の胸にかけ、父への贈り物としたのだそうです。

私は感動して、泣きました。

はい、私は涙腺が緩いので、感動すると号泣します。ここでも号泣でした。

美白グッズの歴史も

アフリカンアメリカン女性の中には、少しでも肌のトーンを明るくしたいと願う人もいて、そのための美白スキンケアグッズも歴史の中では登場したらしいです。

多くは、石鹸とかクリーム、おそらくハイドロキノンが入っていたのだと予想されますけれど、その商品が展示されていました。

迫害の歴史、今でも終わってません

地上階にも、迫害の歴史は展示されていました。奴隷の歴史ではなく、現代に入ってからの迫害ですね。

オクラホマのTulsaは有名ですけれど、他にもミシシッピなど南部の州を中心に、こうした迫害が行われてきたことが、地図や写真などと共にしっかり展示されていました。

スミソニアンへ行くならマスト

いろいろなスミソニアンへ足を運んだ私ですが、この博物館は、内容の濃さや展示品の数などが充実しすぎていて、マストなスポットだと思いました。

地下階は、衝撃的で刺激の強い内容なので、小さな子供にとってはメンタルに大きな負担がかかるかもしれません。その場合には、地上階だけでも十分に見ごたえがあります。

National Museum of African American History and Culture

公式サイトはこちらから

おすすめ度 ★★★★★

子供へのおすすめ度 ★★★★★

[DCガイド] 警察の歴史を学べる!National Law Enforcement Museumの魅力

アメリカのワシントンDCにある警察博物館には、警察の歴史や実際の犯罪史などに関する物品が数多く展示されています。学びの場所として子供にもおすすめです!

DCと言えば、スミソニアン博物館が有名ですよね。たくさんあるだけじゃなく、どれも規模が大きくて見どころ満載、しかも無料という大きな特典もついています。

DCに初めて行く方は、やはり無料のスミソニアン系がおすすめですね。理由は、失敗しない充実ぶりだし、なんといっても無料だから。

でもDCには、有料の博物館もあります。

このLaw Enforcement Museumも、そんな有料博物館の一つですが、行く価値は大いにあると感じました!

博物館は地下にあり、地上部分にはビニールハウス的なガラスの建物があります。

入口はそこにあります。

小さな看板で「入り口はココ」と出ていた気もしますが、うっかりすると見逃してしまうので、注意してくださいね!

事前にチケットを購入しても良いですが、入り口で購入することもできます。

私は入り口のカウンターで購入しました。ただし、ここではApple Payでピピっとできないので、クレジットカードを持参してくださいね。

中に入ると、最初にお出迎えしてくれるのは、ものすごく破壊されたSUV。

これは実際に何かの犯人が逃走するときに使った車両(だった気がします)で、そのまま展示されていました。ただし、触ったり乗ったりはできません。

主な展示品は、警察の歴史、警察官の職務や範囲、警察犬、警察車両などがありました。死体解剖とか現場の物証などに関しても、サラリと触れていました。

ワンコ好きな私にとっては、K9と呼ばれる警察犬が、どのようにして選抜されて訓練を受け、職務に就くのかが詳しく説明されていて、感動しました。

また、警察車両の後部座席を見ることもできました。乗りたくはないですけど、中がどんな風になっているのか興味津々という方にとってはおすすめです!

National Law Enforcement Museum

444 E St NW, Washington, DC 20001 (チャイナタウンのすぐそば)

公式サイトはこちらから

チケットは$22 (2025年現在)※未成年や学生、シニアは無料

おすすめ度 ★★★★★

子供へのおすすめ度 ★★★★★

所要時間 1時間~2時間 (文字をしっかり読むと2時間ぐらいかかります)

[DCガイド]DEAミュージアムで学ぶ薬物の基礎知識

日本で生まれ育った私は、正直、違法ドラッグに関する知識はほぼゼロに等しいまま、半世紀も生きてきました。しかし、薬物が蔓延している昨今ですから、基本中の基本ぐらいの知識は持っておくべきだなと考えました。それが、ワシントンDCにある DEA Museunへ行ったきっかけです。

ちなみにDEAとは、Drug Enforcement Administrationのことです。

ワシントンDCには、無料で楽しめるスミソニアン博物館があります。年間を通して、たくさんの観光客でにぎわっているのですが、このDEA Museumは、バージニア側のDEA本部の1階部分にあります。

DCダウンタウンからは、メトロに乗って行けます。メトロはショッピングモールの中に駅があり、そこから徒歩で3分ぐらいの場所に、地味な感じのDEA本部があります。

正面の入り口はエージェント用。観光客は小さな入り口から入る。

建物に入る際には、DCのお約束「セキュリティチェック」があります。かなり厳しいです。セキュリティチェックを受けたら、身分証明書を提出して、簡単なバックグラウンドチェックをした上で入館シールをくれます。それを胸に貼って、いざ出陣。

入口にたどり着く前に3,000人の犠牲者がお出迎え

ここは、博物館メインの建物ではありません。DEAのスタッフが勤務している建物の1階部分を使って、細々と薬物について学べるスペースを作ってくれているという感じです。

薬物ごとに説明されているので分かりやすい
コカインコーナー
取り締まりエージェントたちの制服

館内では、薬物ごとにどんなダメージを与えて、どんな症状になって、、、という説明がされています。それと共に、形とか、どんな風に取引されているかと言ったブツも展示されていました。大麻、コカイン、ヘロイン、その他にも複数ありました。

ドラッグについての知識がゼロの私にとっては、かなり学習できました。何度もリピートして足を運ぶような場所ではありませんが、学校の遠足などでも利用されているらしく、子供たちが座って説明を聞けるブースなどもありました。

ちなみにこの博物館には、お土産ショップとかレストランなどはありません。トイレは、使わせてもらえました。

展示物もありますが、学習のための空間なので、文字がとても多いです。大人だけでなく子供も入館できるので、にぎやかなスミソニアン博物館を一通り見終わった人は、ぜひ足を運んでみて下さい!おすすめです!

DEA Museumの公式サイトはこちらから

入場料は、無料です。身分証明書が必要なので、忘れずに持参してくださいね。

予約は不要でした。私が行った時には入館者は私一人、貸し切り状態でした。

[DCガイド]ワシントン・モニュメントの見どころ

先日、夫の仕事でDCへ出かけた時、時間があったのでワシントン・モニュメントなるものに行ってみました。

今回は、この窓もついていない石塔へ行ってみようかなと考えている人、これって何?と思っている人のために、観光のポイントをご紹介します!

目次

  1. 朝は早めがおすすめ
  2. モニュメントは人数制限
  3. ワシントンDCが一望できる

1.朝は早めがおすすめ

ここは、朝9時に開場します。しかし狭いので入場制限がかけられており、気軽にウォークインできるわけではありません。事前にオンラインでチケットを購入していない人は、モニュメントが建っている丘のふもとにあるチケットブースに立ち寄り、時間を指定してチケットを受け取らなければいけません。

チケットは無料です。希望する時間と人数を告げると、チケットをくれます。

チケットブースから

私が足を運んだのは、夏休みとか春休みのような繁忙期ではなかったのですが、朝8時45分に開場のチケットブースへ時間通りに到着したら、すでにけっこうな人が並んでました。何でも夏休みは早朝から列ができるそうです。

チケットブースの前には長蛇の列。窓口は1つ。

チケットを受け取ったら、モニュメントまでの丘を登ります。ブースの左右に舗装された小道がありますが、多くの人はチケットブースからモニュメント向かって芝生を歩きます。確かに、距離は確実に近いです。

私は途中まで舗装された小道を歩いていたのですが、上り坂だし面倒になり、途中から芝生を上りました。その結果、ブヨに足を4カ所も噛まれてしまいました。もしも私のように芝生コースを選択するなら、ぜひ虫よけスプレーを事前に塗っておくことをおすすめします。

2.モニュメントは人数制限

ワシントンモニュメントへ行きたくてワクワクしている人の心を折ってしまうようで申し訳ないですが、ここは、エレベーターに乗って最上階まで行き、写真撮影をしたらエレベーターで降りてくる、というだけです。お土産ショップも飲食店もありません。トイレは1階にありましたが、観光客歓迎という雰囲気ではなく、出入り口が屋外にむき出しになっている「早く使ってとっとと出ろ」的なトイレでした。

近くで見ると相当高い
1列に並んでエレベーターを待つ

3.ワシントンDCが一望できる

頂上へ行くまではずっと1列に並んでいなければいけないのですが、頂上へ行くと解放されます。頂上では各方向に窓がついていて、DCを360度眺めることができます。写真撮影もできます。ただし、方角ごとに窓が2つしかついておらず、窓の前に列ができたりもします。

写真撮影以外には、読み物もたくさんありますが、なんせ混んでいるので、立ち止まってすべてを熟読するのはかなりハードかもしれません。

モニュメントの屋上での所要時間は、写真を撮るだけなら10分ぐらいで終了しますが、読み物にも目を通すとなると、20分ぐらい、人によっては30分ぐらいかかります。

満足したら、エレベーターの前に再び列を作り、地上階へ降りたら解放されます。

下りのエレベーターは扉付近にスタンバイ

モニュメント内のエレベーターは、上りと下りとで同じエレベーターを使います。しかし機内の説明は、上りと下りとでは違っているので注意しましょう。

下りのエレベーターでは、上りでは説明してくれない、最後の見どころスポットを教えてくれます。しかし、動くエレベーターの中での説明で、説明と同時に見どころを通過するので、シャッターチャンスを逃す人が大半です。

何が見どころかというと、モニュメントに使われている石の内側に、それぞれメッセージや送り主が彫り込まれているという部分です。屋上部分でも見ることはできますが、エレベーターで降りる中で写真撮影ができれば、素晴らしい記念になると思います!

ワシントン・モニュメント情報

1度行っておけば大満足という観光スポットですが、最上階からの眺めは最高なので、ぜひ一度は足を運んでみて下さいね。

ワシントン・モニュメントについての情報はこちらから