[DCガイド]キング牧師の像は一見の価値あり

アメリカのワシントンDCには、ものすごいパワーを放つキング牧師の像が建っています。パワースポットとしてもご利益がありそうなスポットなので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

お花見シーズンになると注目度が一気にアップするキング牧師の銅像。観光客がバスに乗って足を運ぶスポットにもなっているらしく、そばにはいつも複数の観光バスが止まっています。

私も先日、時間があったのでふらりと足を延ばしてみましたが、考えていたよりもパワフルなオーラを放っていて、もしやパワースポットではないか??なんて思ってしまいました。

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これね、かなり高さもあって存在感が半端ないのですけれど、彫刻なのに本物そっくりで、作った人は天才だな、という感動をはるかに超える驚愕な作品でした。

ぜひ皆さんも、直接目で見てください。

観光するなら付近のスポットとセットにしよう

キング牧師像は、リンカンメモリアルのすぐそばなので、セットにして足を運ぶのがおすすめです。もしも時間があるなら、周辺を散策して自然を楽しむという贅沢な時間の過ごし方もおすすめです。

あ、人通りはそれほど多くないですが、昼間なら治安は良いと思います。

Martin Luther King, Jr. Memorial

1964 Independence Ave SW, Washington, DC 20004 (有名な長方形の池のそば)

公式サイトはこちらから

おすすめ度 ★★★★★

子供へのおすすめ度 ★★★★★

[DCガイド]芸術センスがない私でも楽しめた!Asian Art Museum

アメリカの和シンドンDCには、アジアの芸術を博物館スタイルで学べる施設があります。地域ごと、歴史に沿って細かく説明されているので、芸術的なセンスがなくて苦手な人にもおすすめです!

何を隠そうこの私、芸術のセンスがゼロです。

なので、美術館に行っても全く心を打たれることなく、入り口から出口まで30分ぐらいという悲しい女なのです。。

その一方で、おカネだの歴史だの、そういう事には興味があるので、小さな博物館でも1日中ずーっと満喫できてしまいます。差が大きいのですよね。

だから正直、このAsian Art Museumも、悲しい結果になったらどうしようかな、、と気が進みませんでした。

でもね、実際に行ってみて目からうろこでした。

さすが天下のスミソニアン、ただ美しい芸術品を陳列して「見てみて―」ではないのですよ。

しっかり、歴史や背景も説明されているので、芸術的なセンスを持たない私でも、十分に楽しめました!

事前チケットは不要

入口は、Independence Ave側と、Jefferson Dr側に2カ所あります。

ここは、チケット不要です。いつふらりと足を踏み入れても、歓迎してもらえます。

人も少なくて静寂なので、落ち着いてゆっくり一つ一つを鑑賞できます。

アジアは広い、だから歴史とエリアごと

アジアといっても広いので、ここでは中国、日本、インド、中東とざっくり分類されていて、その中でも中国だけは歴史ごとに分類されていて充実していました。

Japanコーナーもありました。

その一角にあったリラックスルームという名の空間がコレ↓

数えきれないほどの数の仏像、厳かな雰囲気の中で呪文のように聞こえてくるお経のBGM。私は抵抗なく、ありがたい気持ちになりましたけれど、欧米の子どもは「ママ怖い」という感じで入室拒否してました。

うん、確かに慣れていないと怖いかも。

インドコーナーには、この左手を上にあげているポーズの神様(神様の使いなのかも)の作品が数多くありました。

↓は、ブッダの一生というテーマで作られた作品で、ブッダが生まれてから老いるまでを4つの作品で表現していました。

地下で繋がっているのはAfrican Art Museum

この博物館、地下3階か4階ぐらいまであるのですが、なんと地下で隣にあるAfrican Art museumにつながっていました!

ちょうどそちらへも足を運ぶつもりだったので、そのまま地下通路から移動しました。

どちらも無料なので、途中でチケットを買うとか、チケットをチェックするなんてことはありません。

博物館でアートを学ぶ

アートという美術館ではなく、博物館でアートの背景などを細かくクロス説明するスミソニアン博物館。同じアジアでも、国ごとにアートの目的や背景、どんな点に力を入れていたかが大きく異なっていて、いろいろ学べました。

ただし、子供が走り回るのは厳禁ですし、騒ぐのもきっとダメです。

なので、小さな子供連れの人だと、子供がその辺の展示物を勝手に触るのではないかと心配かもしれません。

おすすめ度 ★★★★★

子供へのおすすめ度 ★★

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[DCガイド]人気ナンバーワンはココ、Natural History Museum

アメリカのワシントンDCにある自然歴史博物館には、地球の自然に関する動植物の歴史が数多く展示されています。1日時間を確保して足を運びたいスポットです。

私が最初にDCへ行った時に足を運んだのが、この人気ナンバーワンのSmithsonian National Museum of Natural Historyでした。

Natural Historyというだけあって、自然にまつわるあらゆる歴史が、ここに凝縮されています。恐竜や動物などもいますし、海や地球の環境、鉱物(宝石ですね)なんかもあります。

確か、「ナイトミュージアム」でしたっけ、ハリウッド映画の撮影にも使われたことでもよく知られていますね。

事前チケットは不要

スミソニアン系の博物館は、できるだけスムーズに多くの人が入場できるよう、事前チケット制を取っています。タイムエントリーと呼ばれるシステムですね。これがないと現地に行っても入れない、なんてこともあります。

でもなぜかここは、事前チケットシステムは導入していません。先着順に入れるシステムです。

私が行った時にも、外に長蛇の列ができていて、そこに1時間以上並びました。並ばずに入りたい人は、午前中に行くことをおすすめします。

私が行ったのは午後だったので、すでに人数制限をしており、3人出たら3人入れる、みたいな感じでした。

1日たっぷり欲しい場所

館内に要約はいると、セキュリティチェックをします。

エレベーターもエスカレーターも階段もあるので、上下移動はそれほど大変ではありませんでした。

館内は3階に渡って展示がされており、かなーり広いです。

歩くだけでも疲れてへとへとになるレベルです。

館内マップはこちらから

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恐竜や動物の展示が充実しているので、小さな子供たちには絶大な人気を誇る場所らしく、館内はとても賑やかです。なので、小さな子供とか赤ちゃん連れの方でも、泣いたらどうしよう、騒いだら他人の迷惑かな、なんて考える必要すらなく、安心して家族全員で楽しんでください!

そして、館内の中心にエレベーターが設置されていて、しかもエレベーターは透明なガラスなので、乗るだけでも楽しかったりしますよ。余談ですけど(笑)。

館内にはランチを頂けるカフェがついています。広いです。そして高いです(笑)。

Smithsonian National Museum of Natural History

10th St. & Constitution Ave. NW, Washington, DC 20560 (ナショナルパークにあります)

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おすすめ度 ★★★★★

子供へのおすすめ度 ★★★★★

[DCガイド]アメリカのお宝を拝見できる国立公文書館

アメリカのワシントンDCには、アメリカの独立宣言をはじめとする公文書が大切に保管されている博物館があります。ここでは、見どころを分かりやすくご紹介しています。

アメリカの貴重な公文書が保管されている場所と言えば、ワシントンDCにあるNational Archives Research Center。研究職に携わる人なら、事前に申請すれば、過去の公文書を何でも検索したり閲覧することができます。

しかし!観光客にそんなフリーダムが許されるはずがありません。

「いやいや、私だって公文書、見たいでしょ」

という人のために存在するのが、このリサーチセンターの一部が公開されているNational Archives Museumです。

公式サイトはこちらから

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入り口は一つで、事前に無料チケットをゲットした人の列と、そうでない人の列とがあります。

しかし、私が行った時にはそれほど混雑はしておらず、というかガラガラで、どちらの列に並んでもすぐに入場させてもらえました。

所で、この博物館、公式サイトでは、あれもこれも何でも閲覧できます的な説明がされていますが、実際には公開されているのは、アメリカの独立宣言に関する公文書、そして期間限定の展示コーナーぐらいですね。

ちなみに私が行った時の期間限定コーナーは、「炭鉱」に関する文章でした。

それはそれで面白かったですが。

独立宣言に関する文書や展示は、圧巻です。この博物館の目玉です。独立宣言、権利章典、そしてアメリカの憲法に関する公文書が展示されています。

セキュリティの数も尋常じゃないほどいます。コピーを閲覧できるわけではなく、本物を閲覧できるので、セキュリティの数は仕方ないですね。

そして、大統領がタイポしたとか、公文書なのにタイポがそのまま発行されたとか、裏話も説明されていて、ご丁寧にどこかも教えてくれます。

そこは、かなり面白いです。

この建物は、Working Buildingの一部が観光客に開放されているタイプなので、見る場所は結構少なくて、あっという間に見終えてしまいます。

でもアメリカのコアとなる独立宣言について、いろんな視点から勉強したい人にとっては、行く価値が大いにあるスポットですよ!

National Archives Museum

701 Constitution Ave. NW, Washington, DC 20408

公式サイトはこちらから

おすすめ度 ★★★★★

子供へのおすすめ度 ★★★★

[DCガイド]子供に人気絶大なAir Space Museum

アメリカのワシントンDCにあるスミソニアン系博物館の中でも、Air Space Museumは老若男女に大人気のおすすめ博物館です。ここでは、見どころや注意点を分かりやすくご紹介しています。

ワシントンDCに数あるスミソニアン系列博物館の中でも、大人にも子供にも絶大な人気を誇る博物館の一つに、このAir Space Museumがあります。

どの季節でも建物の前に長蛇の列を作るこの博物館、なんとなく私は行く気が起きずにいたのですが、先日ようやく重い腰を上げて行ってきました!

タイムエントリーは必須

スミソニアンの博物館は、それぞれ事前チケットが必要かどうかが異なります。ここは、必要です!なければ入れません!

チケットの予約はこちらから

予約はネットでできて、無料です。見学する時間も考えると、できるだけ午前中の早い時間に予約するのがおすすめです。

予約した人で長蛇の列

タイムエントリーのチケットを持っていても、ここだけは30分ぐらい前に行くことをおすすめします。30分以上前から、早く入りたい人たちが長蛇の列を作っており、予約した時間の10分前ぐらいに行くと、すでに200人ぐらい並んでいる列の最後尾に並ぶ羽目になります。

私が予約したのは開館時間の10時で、現地へは9時30分に到着しました。

しかし、すでに自分の前に20人ほどが並んでいました。

見どころは満載!

Air Spaceなので、主に航空と宇宙についての展示がされています。

博物館は地上2階と地下1階になっており、地下は小さなカフェとトイレがあるぐらい。展示は1階と2階にありました。大きな格納庫を使っているような雰囲気で、中心は吹き抜けになっています。

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最初は飛行機の歴史が、ライト兄弟から最新ドローンまで分かりやすく展示と説明がされています。けっこうおもしろいです。

吹き抜けスタイルの格納庫には、飛行機のパーツが展示されていました。

エンジンはロールスロイスとGeneral Electricが展示されていて、「へぇ~、GEって飛行機のエンジンを作るんだ」なんて感心しました。

宇宙に関する展示も充実しています。

例えば、太陽系の惑星について説明されれいたり、スペースシャトルや月面装甲車などが展示されていました。

例えば、月面装甲車のタイヤは、ゴムではなくて網戸のような金属メッシュ性となっていて、モノを知らない私は「おおっ!」と感動しました(笑)。

スペースシャトルの展示もあります。

ここでは、宇宙飛行士たちが任務を終えて大気圏へ再突入する時に使う小さな乗物(ごめん、名前を忘れました)の展示がありました。

底面も見ることができます。高温と摩擦でかなりダメージを負っていましたが、宇宙飛行士たちを無事に地久へ届けるという大きな仕事を成功させたので、ダメージの一つ一つを見るだけでも、なんとなく感慨深いものがありました。

お土産は宇宙食が人気

館内には、いたるところにお土産ショップがあります。

同じアイテムが販売されており、どこで買っても値段は同じです。

ここで人気が高かったのは、バラマキ土産としても使えそうな「宇宙食」。

ただし、ミールは売っておらず、宇宙飛行士用のアイスクリームが4つのフレーバーで販売されていました。

バニラ、チョコ、バニラ&チョコ&ストロベリー、チョコミントがあります。

私はミントが嫌いなので、ミント以外の3フレーバーをゲットしました。

値段は、確か1つ8ドルぐらいだった気がします。

可愛いお土産もありました↓↓

さすが世界のキティ様、宇宙ともコラボしているようです。

買う気がなかったので値段は記憶していないのですが、確か20ドルか30ドルぐらいだった気がします。

Smithsonian’s National Air and Space Museum

601 Independence Ave SW, Washington, DC 20560 (ナショナルモール内、US Capitalに近い方)

公式サイトはこちらから

おすすめ度 ★★★★★

子供へのおすすめ度 ★★★★★ (大声を出しても走り回っても目立ちません)

[DCガイド]小さな子供が狂喜する場所、馬が見れるスポット Service Stables

ワシントンDCのリンカンメモリアルやキング牧師像まで足を運んだら、ぜひふらりと立ち寄りたいのが、ここ、National Park Service Stablesです。

一言でいうなら、馬小屋なんですけどね。

ここは、牧場ではなく、ふだん任務に従事する馬たちが生活する家です。

観光客向けのイベントはありませんし、馬を触らせてくれるわけでもありません。

ただ、馬がそこにいれば、馬を柵の外から眺めるだけです。

それでもね、自然が不足している感のあるDCでは、一瞬の癒しになります。

個人的には、おすすめしたいスポットです。

トイレが近い人は要注意

ここはちょうど、キング牧師の像と、リンカンメモリアルの間にあります。

特に観光客を想定されているスポットではないので、トイレなどは一切ありません。

あ、うそ、あります。

すぐそばに、仮設トイレ的な屋外トイレがありました。

でも私は使用しませんでした。なんとなく不安だったので(笑)。

National Park Service Stables

2000 Ash Rd, Washington, DC 20004 (キング牧師像からリフレくティングプールへ向かう途中)

おすすめ度 ★★★

子供へのおすすめ度 ★★★

[DCガイド]司法システムの歴史を学べる場所、最高裁判所へ行ったよ!

アメリカのワシントンDCにある最高裁判所は、観光客が予約なしに足を運べるスポットとなっています。裁判官や裁判システムの歴史について学びたい方のために、ここでは分かりやすくご紹介しています。

ワシントンDCは行政の街。スミソニアン系の博物館が凝縮されているので、博物館めぐりをしたい人にとっては天国ですが、それだけではありません!

実際に使用されている最高裁判所(Supreme Court)へも足を踏み入れることができます。

公式サイトはこちらから

US Capitolの道路向かいにある

Supreme Courtは、観光客が多いUS Capitolの道路向かいに位置しています。

観光客はほとんどおらず、ゼロではないにせよ、館内はシーンとしていました。

展示されているものは主に、過去にどんな裁判官がいたのか、みたいな歴史ですね。

市民のために権力者と戦ってくれた神のような裁判官もいれば、権力者に媚を売って腐敗していた野郎もいた、なんて事が、詳しく説明されていました。しかも写真付き。

そして、この↓らせん状の階段もあったのですが、予習をせずに行った無知な私は、この階段の何がそんなに特別なのか全く分からず、「ほぉ、、、」としか感じませんでした。

ちなみに説明書きには、「あの有名な、一世も風靡して話題となった、この螺旋階段」でした。

実際に裁判所として機能しているWorking buildingの一部を観光客に開放しているので、見る場所はそれほど多くありません。

ただし、一つ一つの展示物に文字がぎっしり書かれているので、じっくり読んでいると、あっという間に1時間以上が経過します。

ここは、法の番人に興味がある人や、裁判のシステムや歴史について興味がある人なら、とても楽しめる場所だと思います。でも、小さな子供は、ごめん、退屈しちゃうかも。大きな声を出すと、セキュリティに怒られそうな雰囲気でしたし。

Supreme Court of the United States

1 First St NE, Washington, DC 20543

公式サイトはこちらから

おすすめ度 ★★★★

子供へのおすすめ度 ★★

[DCガイド]子供と楽しむ!ナショナルビルディングミュージアムの魅力

アメリカのワシントンDCにある建築博物館は、小さな子供に一押しの屋内スポットです。レゴで遊べる空間もあり、小さな子供に大人気です。

夫が業務でDCに宿泊するたびに、金魚の糞になる私は、これまでけっこうな数の博物館へ足を運ぶことができました。

DCの素晴らしい所は、充実した博物館なのに、無料という所ですよね。

スミソニアン系列は行きつくしたので、それ以外の有料博物館にも挑戦している私ですが、学校の遠足に利用されることが多いBuilding Museumは、小さな子供がいる家庭にピッタリの博物館です!

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チャイナタウンのそばにある穴場

ここは、地下鉄のJudiciary Square駅の目の前にあります。

でも、ホワイトハウスから余裕で歩ける距離なので、あえてお金を使って電車に乗る必要はないと思います。

私も歩きました。ホワイトハウスの方から歩くと、少しずつカネのニオイが消えて庶民っぽい雰囲気になるのを肌で感じることができます。

それも、アメリカならではの醍醐味ですね。

開場時間は10時ですが、張り切って10時前に到着したのは、私を含めて数人だけでした(笑)。

私が行った時には観光客はほとんどおらず、学校の遠足で訪れる団体客ばかりでした。

混雑しないので、事前にチケットを購入する必要はありません。

チケットは$10で、建物に入ったところにチケット販売窓口があり、そこに入場者が列を作っています。

建物は、中央が吹き抜けになっている大きな空間で、センター部分には噴水があったり、ベンチがあったり、床はカーペットとなっています。幼稚園ぐらいの子が遠足で足を運ぶスポットというのも納得できるほど、子供にフレンドリーな空間でした。

チケットを購入すると、まずは世界の建築仕様に関する展示が現れます↑↑

個人的には、ここが一番面白かった(笑)。

世界の気候や風土、慣習や文化に合わせて建築材や屋根材が工夫されているとか、そのエリアを代表する建築の写真があったり。

2階には、レゴの建物シリーズが展示されていました。

日本からは、姫路城が出場していました!

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このレゴエリアは、奥の方に小さな子がレゴで遊べる空間もあります。

私が行った時には、プリスクールぐらいの小さな子供たちが遠足で来ていて、先生の指導を受けながらレゴで遊んでいました。

建築家のデッサンや、建築に関する子供向けの絵本なんかもありました。

小さな子供と一緒に来たら、きっとここを出る時には「将来は建築家になりたい!」と言うのだろうな、と思えるほど、充実した内容でしたね。

3階は、大人向けの展示エリアです。

DCの建物が、どのように設計されて、どんなタイムラインで建設されて。。。みたいなことが、けっこう詳しく説明されていました。

実存する建物なので、きっとここで学習してから実際に建物を身に行けば、感動するのではないかな、という気がします。

National Building Museum

公式サイトはこちらから

401 F St NW, Washington, DC 20001

おすすめ度 ★★★★

子供へのおすすめ度 ★★★★

[DCガイド]アメリカンインディアン博物館の魅力

アメリカのワシントンDCにあるアメリカ原住民博物館には、アメリカの悲しい歴史と二面性が動かぬ証拠付きで展示されています。ここでは、この博物館の魅力と見どころについて分かりやすくご紹介しています。

スミソニアン博物館を筆頭に、無料の博物館がずらりと勢ぞろいしているワシントンDC。一つ一つが充実しているので、じっくり周るなら、1日に博物館は1つ。2つ周ると足が痛くなるどころか、頭が痛くなってめまいがして、大変な状況になってしまいます。私の場合、ですが。

そんな博物館がずらりと並んでいるナショナルパーク(と言っても何もない砂利や芝生のエリア)の端に位置しているのが、アメリカンインディアン博物館(National Museum of the American Indian)です。

アメリカンインディアンって、ネイティブアメリカンの事ですね。

最近のアメリカでは、アメリカンインディアンというとインド系アメリカ人と間違えやすいからでしょうか、ネイティブアメリカンと呼ぶ人がほとんどだと思います。

今回は、そのネイティブアメリカン博物館をご紹介します!

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曲線が美しい建物なので、そばに来ると一発で分かります。

博物館の中には、入り口が小さくてウッカリ通り過ぎてしまう、なんてこともありますけれど、ここは通り過ぎるなんてことはありません。巨大な建物がバーンっと建っています。

入り口は、一つです。博物館によっては複数の入り口がありますが、ここはありません。私は入り口が分からず、建物の周りをグルグルと歩き回りました(笑)。

入り口に入ると、最初に行うのはセキュリティチェック。空港のセキュリティと同じ要領ですね。

ちなみに私が行った時には、ペットボトルなどの液体は持ち込み禁止だったので、外に捨てました。

博物館に入ると、最初はネイティブアメリカンの文化や慣習に関する展示品がずらりと並んでいます。ここは、けっこう楽しいエリアですね。

1階と2階は割とワクワクできるエリアなのですが、3階へ行くと、様相が一気に変わります。

迫害されたネイティブアメリカンの歴史

が証拠とともに展示されているからです。しかも時系列で。

私が通った学校では、小学校も中学校も、そして高校も、「ヨーロッパから来た人が原住民を追い出した」的な一文しか学びませんでした。

息子様が通ったアメリカの学校でも、原住民の民族ごとにおける文化や慣習などに焦点を当てていて、いつ誰がどんな風に原住民を迫害したのか、という点には全く触れていませんでした。

しかしですね、ここでは事実が陳列されています。

けっこうな量です。

ヨーロッパ人側からみた「アメリカの歴史」と、原住民側から見た「アメリカの歴史」が横並びで展示されており、「物事には裏と表がある」なんて言葉では表現できないほど、悲しく重い歴史がありました。

読んでいるうちに胸がいっぱいになって泣きました。

他にも泣いている人は多くいました。

書かれている文字を一つ一つしっかり読んでいると、この階だけでも1時間じゃ足りませんでした。

スミソニアンに共通する「重さ」

この博物館だけではないのですが、スミソニアン博物館の多くは、事実を湾曲したり忖度したりすることなく、証拠とともに展示しています。スミソニアンだからこそできる偉業なのだと私は勝手に想像しています。

ここも例外ではなく、建物を出る時には気持ちがズッシリと重く、鬱のような状態になりました。今でも思い出すと気持ちは沈みます。でもこれって、アメリカの歴史なんですよね。。

というわけで、この博物館は大人にはおすすめですけれど、子供には刺激が強すぎるので、ハイスクール未満にはあまりすすめられないと思いました。

National Museum of the American Indian

4th St SW, Washington, DC 20560 (ナショナルモール内のキャピタル寄り)

おすすめ度 ★★★★★

子供へのおすすめ度 ★★

[DCガイド]DEAミュージアムで学ぶ薬物の基礎知識

日本で生まれ育った私は、正直、違法ドラッグに関する知識はほぼゼロに等しいまま、半世紀も生きてきました。しかし、薬物が蔓延している昨今ですから、基本中の基本ぐらいの知識は持っておくべきだなと考えました。それが、ワシントンDCにある DEA Museunへ行ったきっかけです。

ちなみにDEAとは、Drug Enforcement Administrationのことです。

ワシントンDCには、無料で楽しめるスミソニアン博物館があります。年間を通して、たくさんの観光客でにぎわっているのですが、このDEA Museumは、バージニア側のDEA本部の1階部分にあります。

DCダウンタウンからは、メトロに乗って行けます。メトロはショッピングモールの中に駅があり、そこから徒歩で3分ぐらいの場所に、地味な感じのDEA本部があります。

正面の入り口はエージェント用。観光客は小さな入り口から入る。

建物に入る際には、DCのお約束「セキュリティチェック」があります。かなり厳しいです。セキュリティチェックを受けたら、身分証明書を提出して、簡単なバックグラウンドチェックをした上で入館シールをくれます。それを胸に貼って、いざ出陣。

入口にたどり着く前に3,000人の犠牲者がお出迎え

ここは、博物館メインの建物ではありません。DEAのスタッフが勤務している建物の1階部分を使って、細々と薬物について学べるスペースを作ってくれているという感じです。

薬物ごとに説明されているので分かりやすい
コカインコーナー
取り締まりエージェントたちの制服

館内では、薬物ごとにどんなダメージを与えて、どんな症状になって、、、という説明がされています。それと共に、形とか、どんな風に取引されているかと言ったブツも展示されていました。大麻、コカイン、ヘロイン、その他にも複数ありました。

ドラッグについての知識がゼロの私にとっては、かなり学習できました。何度もリピートして足を運ぶような場所ではありませんが、学校の遠足などでも利用されているらしく、子供たちが座って説明を聞けるブースなどもありました。

ちなみにこの博物館には、お土産ショップとかレストランなどはありません。トイレは、使わせてもらえました。

展示物もありますが、学習のための空間なので、文字がとても多いです。大人だけでなく子供も入館できるので、にぎやかなスミソニアン博物館を一通り見終わった人は、ぜひ足を運んでみて下さい!おすすめです!

DEA Museumの公式サイトはこちらから

入場料は、無料です。身分証明書が必要なので、忘れずに持参してくださいね。

予約は不要でした。私が行った時には入館者は私一人、貸し切り状態でした。