アメリカの貴重な公文書が保管されている場所と言えば、ワシントンDCにあるNational Archives Research Center。研究職に携わる人なら、事前に申請すれば、過去の公文書を何でも検索したり閲覧することができます。
しかし!観光客にそんなフリーダムが許されるはずがありません。
「いやいや、私だって公文書、見たいでしょ」
という人のために存在するのが、このリサーチセンターの一部が公開されているNational Archives Museumです。
公式サイトはこちらから

入り口は一つで、事前に無料チケットをゲットした人の列と、そうでない人の列とがあります。
しかし、私が行った時にはそれほど混雑はしておらず、というかガラガラで、どちらの列に並んでもすぐに入場させてもらえました。
所で、この博物館、公式サイトでは、あれもこれも何でも閲覧できます的な説明がされていますが、実際には公開されているのは、アメリカの独立宣言に関する公文書、そして期間限定の展示コーナーぐらいですね。
ちなみに私が行った時の期間限定コーナーは、「炭鉱」に関する文章でした。
それはそれで面白かったですが。

独立宣言に関する文書や展示は、圧巻です。この博物館の目玉です。独立宣言、権利章典、そしてアメリカの憲法に関する公文書が展示されています。


セキュリティの数も尋常じゃないほどいます。コピーを閲覧できるわけではなく、本物を閲覧できるので、セキュリティの数は仕方ないですね。
そして、大統領がタイポしたとか、公文書なのにタイポがそのまま発行されたとか、裏話も説明されていて、ご丁寧にどこかも教えてくれます。
そこは、かなり面白いです。


この建物は、Working Buildingの一部が観光客に開放されているタイプなので、見る場所は結構少なくて、あっという間に見終えてしまいます。
でもアメリカのコアとなる独立宣言について、いろんな視点から勉強したい人にとっては、行く価値が大いにあるスポットですよ!
National Archives Museum
701 Constitution Ave. NW, Washington, DC 20408
公式サイトはこちらから
おすすめ度 ★★★★★
子供へのおすすめ度 ★★★★