アメリカのETC!E-Passのコツと注意点

日本の高速道路は、ETCを持っていれば料金所をスムーズに通過できますし、現金がなくても問題ありません。アメリカにも、よく似たシステムがあります!各州というよりは、アメリカ北東部とか中西部みたいなざっくりと広い地域や州が加入しているシステムで、それぞれ異なるシステム同士が連携することで、どこか一つのサービスに加入していれば、提携している他のエリアでも使える、という便利なものです。

  • 窓に貼るシールタイプのトランスポンダーもあれば、異なる車にも使えるポータブルタイプもアリ
  • 基本的にはプリペイドが多い。
  • オンラインでカードをリンクさせておけば、自動的に追加入金できる

などの特徴があります。

目次

  1. EZ-Pass
  2. TxTag
  3. SUN PASS
  4. FASTRAK
  5. 注意点

1.EZ-Pass

料金所はスルー
プラスチック製

私が現在住んでいる東海岸エリアでは、EZ-Passが一般的です。この辺は高速道路が有料のところが多く、あちこちに料金所が設置されています。そのため、ほとんどの車にはEZ-Passがついています。

我が家でも、車3台すべてにEZ-Passを搭載してます。基本的に年会費などは一切かからず、最初にトランスポンダーと呼ばれるセンサーみたいなものを1個30ドルほどで購入する仕組みでした。

プリペイド制で、最初にいくらかお金を入れておきますが、自動チャージの場合には毎月の利用状況を見ながら、いくらの自動チャージかを計算してくれます。毎月金額を見直すらしく、「今月からは自動チャージは50ドルになります」といったお知らせが来ます。

自働車の車体番号を登録するというよりは、1つのEZ-Passアカウントに購入したトランスポンダーのシリアル番号を登録し、そこに車を自身でリンクするような感じですね。なので車を買い替えても、特に報告する必要はありませんし、料金が高くなったり安くなることもありません。

ちなみにEZ-Passグループは、ニューヨークやニュージャージー州などの北東部から西はイリノイ州、南はフロリダ州まで複数の有料道路業者が加盟しています。

EZ-Passの公式サイトや申し込みはこちらから

2.TxTag

チップ内蔵のシール
メンバーならスルー

テキサスに住んでいた時には、テキサスで使える有料道路用のステッカーを持っていました。これはTxTagと呼ばれる窓にベッタリ張り付けるシールです。カバーしているのはテキサスと近隣のオクラホマ州、そしてその上にあるカンザス州です。

ちなみに、Tx TagとEZ-Passは連携していないので、TxTagを持っているからEZ-Passもスルーできると思ったら大間違い。逆もしかりです。

私が住んでいたのはダラス近郊で、普段運転する際には、特に有料道路で料金所などはありませんでした。しかしヒューストン近郊へ行くと、料金所が設置されている高速道路があり、このTxTagがなければ現金での料金支払いをしなければいけません。

TxTagの公式サイトや申し込みはこちらから

3.SUN PASS

フロリダ州には、SUN PASSというシステムがあります。私はこれを使ったことはありませんが、見た感じは、ジョージア州のPEACH PASSやノースカロライナ州のQuick Passと提携していて南東部を広く網羅しているようですね。

SUN PASSの公式サイトと申込みはこちらから

4.FASTRAK

コンパクトな感じ
スルーできる

カリフォルニアには、FASTRAKがあります。他の有料道路サービスと提携はしていませんが、カリフォルニア州だけでも広いので、持っていると都市部の移動にはとても便利だと思います。

他のネットワークと違う点は、プリペイド以外に後払いや都度払いもできる点ですね。後払い制を選ぶと月額費用がかかりますが、そのほかの支払いタイプなら無料です。高速道路のディスカウント率も同じです。

FASTRAKは、カリフォルニア州内のコストコやAAA、そのほかAlbertsonなどのスーパーで販売されています。こうしたショップで購入すると特典がついてくるので、カウンティのサイトから購入するよりもお得なようです。

都市部がメイン

FASTRAKについてはこちらから

5.注意点

いろいろな種類があるアメリカ版ETCですが、高速道路の料金所を通過する際には注意したいことがあります。

この料金所はスルーできる?できない?

高速道路の料金所付近には、「EZ-Passはスルー。キャッシュはこっち」的なサインが出ています。EZ-Passが何かを知っている人なら、そこでパニックになることはありません。しかし、「EZ-Passって何?何それ?」という人だと、自分がスルーしても良いのか、それともできないのか、どんどん迫ってくる料金所に向かって走りながら、訳が分からなくなってしまう事でしょう。

もしも迷ったら、料金所を通りましょう。多くの場合にはキャッシュオンリーの受付で、おつりが出ないこともあります。しかし、それでもBetter be safe than Sorryです。

私は以前、テキサスのヒューストンへ出かけた時、それまでは見たこともなかったTxTagの料金所でこの経験をしました。何それ?知らない!という状況です。テキサスにすでに数年住んでいましたけれど、そんなもの見たことがありませんでした。

良く分からない状況で、そのままスルーの車線で走りすぎました。もしも有料なら、あとから郵送で請求書を送ってくるだろう、ぐらいに考えていたのです。

1か月から2か月ほどたったころ、郵送で請求書が送られてきました。

なんと、2回の通行で料金80ドルほど。

「え???????」

となりました。

軽いパニックになりながらオンラインでホームページを見ると、ステッカーを貼っていないのに貼っている人専用のレーンで通過したら、ペナルティなのだそうです。

しかし、「初回だけは知らなかったという事で見逃してあげましょう」という一文を見つけました。オンラインで支払おうとしたところ、請求書に記載されていたペナルティ含めた80ドルぐらいが一気に通常料金の3ドル程度まで下がりました。

ちなみに、このペナルティを見逃してもらえるのは1回だけです。2回目にもしも同じことをしたら、次は高額なペナルティを支払う羽目になると思います。

予防接種はどこで受けてる?

日本でも、子供が小さければ自治体主体の集団予防接種があったような気がしますが、多くの場合には病院で6か月健診とか1歳健診みたいなタイミングで受けることが多いのではないでしょうか。

アメリカでも、子供が赤ちゃんの頃はたいてい、病院へ健診に行った時に受けます。しかしある程度の年齢になると、ワクチン接種だけのために病院に行くのは面倒だし時間がかかるということで、もっと気軽に接種できる場所へ行く子が増える気がしますね。

病院

アメリカ人は、年に1度健診に行く人が多いものです。特に病気でなくても、年に1回の健診は健康保険がカバーしてくれるので、自己負担なし。だから行く、という人は多いと思いますね。

私は、アメリカに来たばかりの頃には年に1度行っていましたけれど、特に問題もなく先生の顔を見るだけだったので意味がないと勝手に思い、10年以上行きませんでした。しかし40代後半になり、そろそろ夫の定年退職も視野に入ってきたので疾患は今のうちに完治しておこうと思い、今では年に1度クリニックへ足を運んでいます。

クリニックの中には、予防接種は一切していないというところもあります。しかし、してくれる所もあります。特に年に1度受けるインフルエンザの予防接種などは、もしも来院のタイミングがインフルエンザのシーズンと合えば、その時にワンストップで売ってもらうのが便利かなと思いますね。

アポは必要

クリニックで予防接種をうってもらう場合、予防接種だけのアポをとれるかどうかはクリニック次第です。例えば帯状疱疹(Shingles)やコロナワクチンのように複数回の接種が必要なもので、最初の1回をクリニックで打ったなら、記録を一元管理したいと医療機関側の意向もあるのでしょう、2回目以降もそこで打ってもらえる可能性はあります。

ドラッグストア

アメリカにあるドラッグストアの中には、薬局が設置されています。ここには看護師が常駐しており、多くの場合にはこの看護士が予防接種をしてくれます。

ドラッグストアの場合でも、基本的にはアポをとってくださいと勧めています。アポなしでもワクチンの在庫があればきっと打ってくれるのではないかと思うのですが、うちの近所にあるWalgreenではワクチン待ちで長蛇の列ができているので、アポなしだと拒否されます。

また、すべてのドラッグストアでワクチン接種ができるわけではありません。薬局はあるけれど予防接種はしていません、というところもあります。行く前にネットでチェックしてくださいね。

Walgreenの店舗検索はこちらから

CVSの店舗検索はこちらから

Rite Aidの店舗検索はこちらから

大学のキャンパスでも

大学のキャンパスでも、インフルエンザぐらいの予防接種なら打つことができます。しかしこの場合、生徒全員分の在庫があるわけではないため、限られた人数で先着順となることが多いです。息子の大学でもFlu Clinicが開催されましたが、たったの2週間で生徒の半分も利用できなかった模様。

そんな時には、ThanksGivingなどで自宅に帰ってきたタイミングでドラッグストアなどに予約を入れておき、そこで接種するのがおすすめです。

どこで予防接種をうてるかを検索したいからは、こちらから

無保険者の予防接種、料金はどうなる?

健康保険に加入しているなら、子供が生まれてから学校教育を受ける際に必要な予防接種をはじめ、インフルエンザなどはほぼ無料で受けることができます。しかしアメリカには、健康保険に加入していない人、できない人もいます。

大人なら、保険がないから予防接種はあきらめようという判断もできるでしょう。しかしアメリカの学校では、在籍するために義務付けられている予防接種がけっこうあります。しかも、種類によっては複数回の接種が必要で、ハイスクールぐらいになっても打たなければいけないものもあります。

義務化されている予防接種を受けていなければ、学校に在籍することはできません。そのため、無保険の人は自己負担で子供にワクチンを接種することになります。

自己負担分がいくらになるかはワクチンの種類によって異なりますが、相場としては1本当たり25ドル~75ドルぐらいなのだそうです。1度に3種類のワクチンが必要なら、支払額は200ドル超になってしまう可能性もありますよね。

これは痛い出費です。