予防接種はどこで受けてる?

日本でも、子供が小さければ自治体主体の集団予防接種があったような気がしますが、多くの場合には病院で6か月健診とか1歳健診みたいなタイミングで受けることが多いのではないでしょうか。

アメリカでも、子供が赤ちゃんの頃はたいてい、病院へ健診に行った時に受けます。しかしある程度の年齢になると、ワクチン接種だけのために病院に行くのは面倒だし時間がかかるということで、もっと気軽に接種できる場所へ行く子が増える気がしますね。

病院

アメリカ人は、年に1度健診に行く人が多いものです。特に病気でなくても、年に1回の健診は健康保険がカバーしてくれるので、自己負担なし。だから行く、という人は多いと思いますね。

私は、アメリカに来たばかりの頃には年に1度行っていましたけれど、特に問題もなく先生の顔を見るだけだったので意味がないと勝手に思い、10年以上行きませんでした。しかし40代後半になり、そろそろ夫の定年退職も視野に入ってきたので疾患は今のうちに完治しておこうと思い、今では年に1度クリニックへ足を運んでいます。

クリニックの中には、予防接種は一切していないというところもあります。しかし、してくれる所もあります。特に年に1度受けるインフルエンザの予防接種などは、もしも来院のタイミングがインフルエンザのシーズンと合えば、その時にワンストップで売ってもらうのが便利かなと思いますね。

アポは必要

クリニックで予防接種をうってもらう場合、予防接種だけのアポをとれるかどうかはクリニック次第です。例えば帯状疱疹(Shingles)やコロナワクチンのように複数回の接種が必要なもので、最初の1回をクリニックで打ったなら、記録を一元管理したいと医療機関側の意向もあるのでしょう、2回目以降もそこで打ってもらえる可能性はあります。

ドラッグストア

アメリカにあるドラッグストアの中には、薬局が設置されています。ここには看護師が常駐しており、多くの場合にはこの看護士が予防接種をしてくれます。

ドラッグストアの場合でも、基本的にはアポをとってくださいと勧めています。アポなしでもワクチンの在庫があればきっと打ってくれるのではないかと思うのですが、うちの近所にあるWalgreenではワクチン待ちで長蛇の列ができているので、アポなしだと拒否されます。

また、すべてのドラッグストアでワクチン接種ができるわけではありません。薬局はあるけれど予防接種はしていません、というところもあります。行く前にネットでチェックしてくださいね。

Walgreenの店舗検索はこちらから

CVSの店舗検索はこちらから

Rite Aidの店舗検索はこちらから

大学のキャンパスでも

大学のキャンパスでも、インフルエンザぐらいの予防接種なら打つことができます。しかしこの場合、生徒全員分の在庫があるわけではないため、限られた人数で先着順となることが多いです。息子の大学でもFlu Clinicが開催されましたが、たったの2週間で生徒の半分も利用できなかった模様。

そんな時には、ThanksGivingなどで自宅に帰ってきたタイミングでドラッグストアなどに予約を入れておき、そこで接種するのがおすすめです。

どこで予防接種をうてるかを検索したいからは、こちらから

無保険者の予防接種、料金はどうなる?

健康保険に加入しているなら、子供が生まれてから学校教育を受ける際に必要な予防接種をはじめ、インフルエンザなどはほぼ無料で受けることができます。しかしアメリカには、健康保険に加入していない人、できない人もいます。

大人なら、保険がないから予防接種はあきらめようという判断もできるでしょう。しかしアメリカの学校では、在籍するために義務付けられている予防接種がけっこうあります。しかも、種類によっては複数回の接種が必要で、ハイスクールぐらいになっても打たなければいけないものもあります。

義務化されている予防接種を受けていなければ、学校に在籍することはできません。そのため、無保険の人は自己負担で子供にワクチンを接種することになります。

自己負担分がいくらになるかはワクチンの種類によって異なりますが、相場としては1本当たり25ドル~75ドルぐらいなのだそうです。1度に3種類のワクチンが必要なら、支払額は200ドル超になってしまう可能性もありますよね。

これは痛い出費です。

指先をスパッと切断した!医者に行かずに完治できる?

日本でもアメリカでも、ケガをしたら念のために医者に行くという人もいれば、できれば行かずに治したいという人もいます。医療費が高額なアメリカでは、行かずに治す人の数は多いような気がします。私もアメリカに来てからは、医者に行っても意味がなさそうなことに関しては、行かずに治すようになりました。

スライサーで指の先端をスパッと切断

数年前のことですが、日本のアマゾンで購入した優秀なスライサーを使ってキャベツを千切りしていた時のことです。よそ見をしていたのでしょう、スライサーでキャベツと共に指の先端もスパッとやってしまいました。

信じられない痛みでうめき声しか出ず、止まらない出血でパニックになりました。とりあえずティッシュを使って止血を試みたものの、何枚使っても血が止まりません。しかも痛い。30分ほど格闘しましたが止まらず。医者に行こうかと真剣に考え始めました。

しかしここはアメリカ。ERなんて言ったら数百ドルかかるにきまってます。しかも、縫合できる切り傷ならまだしも、指の先端をスパッと切り落としているので、縫うこともおそらくできないだろう、というくだらない考えが、瞬時に脳裏を駆け巡りました。

とりあえず傷口を見てみると、切り落とした指の先端はほぼ円形になっていて、確実に肉が露出していました。しかし、どうやら骨は出ていないようです。見た感じ、医者に行っても縫えないだろうと判断し、そのまま自力で治すことにしました。

大活躍してくれる常備薬Antibiotic薬品

日本でも、切り傷や擦り傷にばい菌が入って化膿したり感染しないよう予防できる抗生物質クリームはありますよね。アメリカにも、もちろんあります。その中でもよく知られているのはNeosporin(ネオスポリン)で、我が家では常に常備しています。

アマゾンでも販売されていますし、WalmartやTargetにもあり、いくつかの種類があります。どれも切り傷や擦り傷による炎症や化膿を抑えてくれる役割をしているので、とりあえずケガをして赤く なっていたらネオスポリンをつける、というのが我が家の習慣です。

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夫がドラッグストアで見つけてきた便利アイテム

とりあえず抗生物質クリームを塗ってバンドエイドを貼りましたが、正直何かに触れるだけで悲鳴が出るレベルの痛さでした。包帯をぐるぐる巻きにしたものの、これでは指を濡らせないので家事が一切できません。困り果てていたところ、夫がドラッグストアで便利なアイテムを見つけてきてくれました!

Finger Cotというアイテムは、一言でいうならゴム製の指サックですね。医療用として販売されているものは指にしっかりフィットするものが多く、お値段もリーズナブルなので使い捨てにできる点がメリットです。水を触る家事の時には、これをつけた上からゴム手をすることで、若干の痛みを軽減できました。

シャワーに入る時にも、この指サックはとても重宝しました。

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キズパワーパッドはアメリカにもあります

日本で大人気の傷パワーパッドは、温潤療法で傷跡を残さず素早く完治できることで知られています。これはハイドロコロイドという有効成分が入っているバンドエイドですが、アメリカでも販売されています!

ただし、ドラッグストアなどのショップに行っても、売り切れの可能性が高いので、家庭に常備するならアマゾンで購入するのが便利です!

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縫合スタイルのスティッチテープも!

近年では、と言ってもずいぶん前からですが、切り傷を縫合する際には糸でチクチク縫うのではなく、ホチキス的なもので傷口を縫合するのが一般的です。ぱっくり開いた傷口は、やはり閉じたほうが早いもの。医者に行かずに傷口を縫合できないかな、という人にオススメなのが、Stitch Bandageと呼ばれるアイテムです。

これは、バンドエイド的な細いテープに針金が通っていて、開いた傷口を閉じた状態で貼ると、傷が開いてしまうのを防いでくれるという優秀なアイテムです。

私の今回の傷は、大きくぱっくりと開いていたので、このStitch Bandageは活躍する機会がありませんでしたが、自宅に常備しておけば何かの時に役立ちそうだと思います。

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指カバーをつければ仕事もできました

今回の傷は、出血が止まるまでに5日ほどかかりました、この時点で、完治までかなり時間がかかりそうだなという嫌な予感はあったのですが、実際に完治までは1か月以上かかりました。

指の先端をスパッとやったので、日常生活の中では指先を使う作業に苦労しました。私は仕事でパソコンを使うのですが、指先がキーボードに当たると痛くて作業ができません。それどころか、指が何かに触れるだけで傷口を刺激してまた出血するという悪循環だったので、仕事を休もうかなと考えたほどです。

そんな時、便利なものを発見!仕事を休まずに済みました!これも夫が見つけてきてくれたアイテムなのですが、指を保護するカバーですね。金属もしくはプラスチックで指を保護してくれるもので、内側についているクッションが指への衝撃が吸収してくれます。キーボードをたたいても痛くありません!叩きづらいという難点はあったものの、それはケガをしたわけですから、ある程度は我慢ですね。

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最後に

アメリカの医療費はとても高いです。しかし高いからと言って医者が必ず何かをしてくれるわけではありません。医者に行っても「ドラッグストアに売ってる薬で治せ」と言われることもあれば、何もせずに「様子見」と言われることもあります。

だから私は、万が一に備えて家庭に最低限の医薬品を常備しておき、できるだけ行かない方向で対処するように心がけています。もちろん、それが理想的かどうかは知りません。でもどんな医薬品が市販されているのかを知っていれば、医者に行かずに治す方法を素早く見つけられる可能性はアップしそうですね。

病院へ行くなと言っているわけではありません。マズイかもと感じた時には、速やかにUrgent careもしくはERへ行ってください。

アメリカのペットファーストはどこまで?安楽死で私が感じたこと。

私は数年前、10年間一緒に暮らしていたワンコ様を安楽死で見送りました。生後8週間程度でお迎えしてから最期まで、息子様の弟分として大切に育ててきたのですが、9歳の時に糖尿病を患ってしまい、色々と手を尽くしたものの治療の効果が表れず、最後は安楽死というつらい決断をしました。ここでは、その治療の過程で感じたことをご紹介します。

突然の糖尿病

私のワンコ様は、9歳の頃に尻尾にできた大きな脂肪種を除去する手術を受けた直後、糖尿病という事が分かりました。

糖尿病はある日突然発症する病気ではありません。おそらく、それまでは全く症状が出ることなく生活していたところ、手術をきっかけにして体のバランスが崩れ、症状が出てきたのでしょう。

ある日私が帰宅すると、廊下一面に大量のオシッコをしていたのです。本人は申し訳なさそうにしていましたが、そんなこともあるだろうと私は後始末をしました。その時に、オシッコの臭いが普段とは違い、甘い香りがしたのです。もしやと思ったのが始まりでしたね。

病院へ連れて行くと、案の定、糖尿病だと診断されました。しかもその時には、血糖値がすでにとても高い状態で、すぐにインスリンの注射が必要だと言われました。

治療効果、ゼロ

person holding a syringe

犬の糖尿病には、本来はペット用のインスリンを注射します。打つ量は血糖値によって変わるのですが、私のワンコ様はすでに血糖値が測定不能な状態だったため、ボトル1本を1週間で使い果たすほどの量をうたなければいけませんでした。お金のことを言うのは少し気が引けますが、その動物病院ではボトル1本60ドル。ペット保険に加入していなかったため、全額が自腹でした。

ただインスリンを打つわけではありません。血糖値が安定しないので、週に1度病院へ行き、治療効果をチェックしに行きました。半日預かって様子を見るはずなのですが、いつも30分程度で連絡が来て、測定不能だから半日預かっても意味がないと言われるのです。この治療費、足を運ぶたびに200ドルかかりました。

糖尿病と診断されてから半年後、夫の異動で私たちは引っ越すことになり、ワンコ様の病院も転院となりました。

新しい病院で事情を説明した所、ペット用のインスリンではなく人間用のインスリンを使いましょうと、治療方針が変わりました。ヒューマン用インスリンは保険ナシでボトル1本30ドル程度でした。

引っ越してから3か月目、安定する気配すらない血糖値を測定するために週1で通う治療は、辞めました。経済的な負担が大きくなってきたこともありましたが、行くたびに針を刺されて血液を採られるワンコ様のストレスが大きくなってきたことが、大きな理由です。その変わり、3か月ごとに受診して、そのほかの部分をチェックしていきましょうという方針に変わりました。

肝臓も腎臓も機能していない

糖尿病を発症してから1年たったころ、ある日突然、ワンコ様が脳梗塞らしきものに襲われました。本人はつらそうに両眼を閉じた状態で、じっと動きません。すぐに病院で検査した所、肝臓と腎臓どちらも機能していないことが分かりました。

私もそれなりの覚悟を持って病院に行ったのですが、医師からは安楽死をすすめられました。

本人が苦しむなら安楽死で楽にしてやりたい、というのが私の気持ちでした。しかし、夫や息子も見送りたいだろうと思ったので、その場で「ですよね」とワンコ様を見送ることはできません。家族に相談する時間が必要だと伝え、強力な鎮痛剤を処方してもらい、帰宅しました。

すると、奇跡が起きたのです。

ワンコ様がその夜、目を開けて普段通りに活動し始めました。

本人は何事もなかったかのように元気にしているし、食欲もあるため、家族で話し合った結果、本人がつらくないならこのまま共に生活しようという結論に至りました。でもカウントダウンな状態であることは、家族全員で共通の認識となりました。

医師から電話

翌朝、心配してくださった医師から直接電話がありました、私は事情を説明し、痛そうにしていないので様子見で行くと伝えました。

医師からは、強く安楽死をすすめられました。最も大切なのは人間のQOLであり、ペットが最高の友でいられなければ、安楽死は妥当な決断だというのが、彼女の意見でした。

しかしその時には、ワンコ様は食欲もあり、正常なうんちもしていたので、私たちは、今回は安楽死はさせないという意思決定をしました。

ついにその日が

little dog sitting in light studio

それから2か月後、ワンコ様の体調が急変しました。体調がとても悪かったのでしょう、食欲もなく水も飲みません。心細いらしく、ずっと膝の上で寝ていました。1日様子を見ましたが、事態は改善するどこか悪化していくようでした。

その夜、深夜1時にワンコ様がトイレに行きたいというので、一緒に庭へ出ました。その時のワンコ様の便を見て、最期だと思いました。

朝いちばんで病院に行くと、安楽死の一択でした。この時は本人がとてもつらそうにしているので、人間の勝手な都合で先延ばしにするのはかわいそうだと思い、病院の待合室から夫と息子に連絡し、その日の午後に見送ることにしました。

私は日本でのペット安楽死がどうなっているのかは、分かりません。しかしアメリカでは、少なくても我が家のワンコ様が通っていた動物病院では、安楽死に対してはフレキシブルに対応でした。手術が詰まっていた医師のスケジュールのわずかな隙間に予約を入れてもらい、家族全員で見送ることができました。そうした対応には、今でもとても感謝しております。

焼骨や埋葬などのオプションについても、すべて動物病院で対応してもらえました。

1週間後、動物病院へ遺骨を引き取りに行くと、どうやら葬儀屋のサービスらしいのですが、遺骨が入った骨壺には名前が刻まれており、石膏で取った手形にも、ワンコ様の名前が刻まれていました。

安楽死を通して感じたこと

ペットという家族の安楽死を通して、私はいろいろなことを感じました。

日常生活においては、ペットは家族です。ショップやレストランへの入店が認められている所は多いですし、大型犬でも室内で生活します。アメリカでは、雪が降る寒い時期にペットを数時間以上外に放置したり、暑い季節の車内にペットを放置したら、飼い主が逮捕されます。

しかし病気などを発症すると、アメリカでは安楽死という選択肢がとても身近なところに浮上します。

もしかしたらそれは、人間だけでなくペットの医療費も高いことが理由なのかもしれませんし、人間のQOLを最優先するという価値観からくるものなのかもしれません。ペットがつらい思いをする前の元気なうちに旅立たせようという思いやりなのかもしれません。

私は子供の頃にヨークシャ・テリアを飼っていました。当時は安楽死という選択肢はなく、体が不自由になってもずっと母がお世話していて、彼の最期は18歳での大往生でした。それが幸せだったのかどうかは、母とワンコ様にしか分からないと思います。でも現代のアメリカでは、大往生を迎えられるペットは意外と少ないのかもしれませんね。