何を隠そうこの私、芸術のセンスがゼロです。
なので、美術館に行っても全く心を打たれることなく、入り口から出口まで30分ぐらいという悲しい女なのです。。
その一方で、おカネだの歴史だの、そういう事には興味があるので、小さな博物館でも1日中ずーっと満喫できてしまいます。差が大きいのですよね。
だから正直、このAsian Art Museumも、悲しい結果になったらどうしようかな、、と気が進みませんでした。
でもね、実際に行ってみて目からうろこでした。
さすが天下のスミソニアン、ただ美しい芸術品を陳列して「見てみて―」ではないのですよ。
しっかり、歴史や背景も説明されているので、芸術的なセンスを持たない私でも、十分に楽しめました!
事前チケットは不要
入口は、Independence Ave側と、Jefferson Dr側に2カ所あります。

ここは、チケット不要です。いつふらりと足を踏み入れても、歓迎してもらえます。
人も少なくて静寂なので、落ち着いてゆっくり一つ一つを鑑賞できます。
アジアは広い、だから歴史とエリアごと
アジアといっても広いので、ここでは中国、日本、インド、中東とざっくり分類されていて、その中でも中国だけは歴史ごとに分類されていて充実していました。


Japanコーナーもありました。


その一角にあったリラックスルームという名の空間がコレ↓

数えきれないほどの数の仏像、厳かな雰囲気の中で呪文のように聞こえてくるお経のBGM。私は抵抗なく、ありがたい気持ちになりましたけれど、欧米の子どもは「ママ怖い」という感じで入室拒否してました。
うん、確かに慣れていないと怖いかも。
インドコーナーには、この左手を上にあげているポーズの神様(神様の使いなのかも)の作品が数多くありました。


↓は、ブッダの一生というテーマで作られた作品で、ブッダが生まれてから老いるまでを4つの作品で表現していました。


地下で繋がっているのはAfrican Art Museum
この博物館、地下3階か4階ぐらいまであるのですが、なんと地下で隣にあるAfrican Art museumにつながっていました!
ちょうどそちらへも足を運ぶつもりだったので、そのまま地下通路から移動しました。
どちらも無料なので、途中でチケットを買うとか、チケットをチェックするなんてことはありません。
博物館でアートを学ぶ
アートという美術館ではなく、博物館でアートの背景などを細かくクロス説明するスミソニアン博物館。同じアジアでも、国ごとにアートの目的や背景、どんな点に力を入れていたかが大きく異なっていて、いろいろ学べました。
ただし、子供が走り回るのは厳禁ですし、騒ぐのもきっとダメです。
なので、小さな子供連れの人だと、子供がその辺の展示物を勝手に触るのではないかと心配かもしれません。
おすすめ度 ★★★★★
子供へのおすすめ度 ★★
公式サイトはこちらから