[DCガイド]空気が違う!FBI HQへ行ってみた!

アメリカのワシントンDCには、FBIの本部があり、観光客でも事前に予約をすれば中を見学させてもらえます。ここでは、見どころや注意点を分かりやすくご紹介しています。

ワシントンDCには、無料のスミソニアンが数多くあります!確かにスミソニアンは楽しい!だけど、スミソニアン以外にも楽しい観光スポットはあります!

ということで、私は先日、FBIのHeadQuarterへ行ってきました。

事前予約はマスト

FBI HQは、当日窓口へ足を運んでも、入ることはできません。

事前に州のRepresentative経由で予約を取り、バックグラウンドチェックをした上で、建物に入る許可をゲットできる仕組みとなっています。

公式サイトはこちらから

州のRepresentativeはこちらから

私の場合、州のRepresentativeへ申し込みをしたところ、返信が来るまで2,3週間かかりました。返信がなかなか来なかったので、予約がいっぱいなのかな、、と半ばあきらめていたところ、ある日突然メールが来て、SSNや国籍、運転免許証の番号やパスポート情報やらを提出しろと言われ、言われたエクセルのフォームに記入した所、それをFBIへ送られ、バックグラウンドチェックをした上で、入館できるかどうかの最終的な決定が、予約した日の1週間前ぐらいに届きました。

アメリカに住んでいない人だと、この辺の受け付けがどうなるのか、私には分かりません。ごめんなさい。

ただし、ここで展示されているものは、DCの他の博物館でも似たような展示があるので、あきらめる必要はありません!

あたりは、FBI HQとかぶる所も多かったです!

受付時間は30分前きっかり

受付時間は、予約した時間の30分前ピッタリです。

誰かのレビューで「29分前に行ったら追い返された」とあったので、私は45分前に行きました。

そしたら「30分前に戻って来て」と言われて追い出されました(笑)。

私だけではなく、他にも20人ほどが建物の前で待っており、中には待ちきれずに35分前にフライングで入れてもらおうと試みた人が、「30分前なのであと5分したら戻って来い」と追い返されていました。

スマホは飛行機モード

ここは、実際にFBIの職員が働いている場所なので、観光客を自由に野放しにさせてくれないどころか、録音も録画も写真撮影もNGです。入口の所で、スマホは飛行機モードにするようにと指示されます。

FBI Experienceの中は撮影できる

30分前に一人ずつチェックインし、セキュリティチェックをした上で入館すると、ビデオコーナーに流されているビデオを見ながら、全員がそろうのを待ちます。

待っている間、ギフトショップに行ったり、トイレに行くこともできます。

ちなみに、ギフトショップへは戻ってこれないので、買いたいものがある人はココで買わなければいけません。

FBI Experienceと呼ばれる観光客向けエリアでは、FBIがどんなケースに携わるのか、FBIで働くには、どんなプロセスがあるのか、などを説明していたり、事件が起きてからどのような流れでFBIが関わり、どんな風に事件を解決するのかが分かりやすく説明されています。

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ここも見どころ

FBI HQは、建設に10年を費やしました。建築設計にもセキュリティ強化な特徴が数多く含まれているのですが、そうした部分を観察するのも、見どころです!

例えばこの建物、意図的にクネクネしていて、狭い印象があります。直線ですっきりとまっすぐした広い廊下を作ればよいのに…と思いますが、クネクネして見通しがかなり悪くなっています。

また、建物には、やたら行き止まりが多い印象でした。

しかもこの行き止まり、廊下の先が行き止まり、と分かりやすくなっているわけではなく、クネクネした廊下を曲がったら、「あれ、行き止まりだ」となる設計です。

観光客という視点だけでなく、いろんな視点で建物を見ると、なんとなく面白い部分が見えるかも!

Federal Bureau of Investigation Headquarters

935 Pennsylvania Ave NW, Washington, DC 20535

おすすめ度 ★★★★★

子供へのおすすめ度 ★★★★ ( 騒ぐとつまみ出されます)

観光者向け公式サイトはこちらから

FBIの公式サイトはこちらから

[DCガイド]アメリカの造幣局へ行ってきた!

アメリカのワシントンDCには、造幣局があり、実際の紙幣が作られています。観光客は事前に予約をすればツアーとして見学することもできるのでおすすめです!

DCには、無料で見学できる博物館が数多くあります。その中には、Working Buildingの中を見学させてもらえることもあり、人気があります。

私は過去2年間、夫が業務でDCの中心に宿泊する機会が何度かあり、その度に同伴しては、昼間を一人観光に費やしてきました。

一人じゃ観光してもつまらない、、という事は全くなく、学校じゃ教えてくれない有益な情報を学べる機会が多いので、私はこの機会を最大限に活用しています!

前回は、アメリカで実際に使われている米国紙幣を作っている造幣局の観光へ行ってきました。

目次

  1. 造幣局は事前アポが必須
  2. 実際におカネを作っている様子を見学できる

1.造幣局は事前アポが必須

DCの中にある施設の中には、見学できるけれど事前にアポが必要な施設がいくつかあります。例えば、ホワイトハウスとか、造幣局とか、FBIビルとか、ですね。

この造幣局(The Bereau of Engraving & Printing)も、事前にアポが必要な施設の一つです。アポは、自分が住んでいる州のRepresentativeサイトから申し込むと、チケットを取ってくれる仕組みとなっています。

造幣局の公式サイトはこちらから

最初は、面倒くさいな、、、と思いましたが、私が住んでいる州を含めて多くの州では、チケットを取るためのサイトがあるので、そこからオンラインで申し込むシステムになっていると思います。私が住んでいる州では、完全オンラインでした。

申し込む際には、運転免許証の番号、いつの何時に行きたいのか、など必要事項を記入すると、議員のアシスタントの方がチケットを取ってくれて、メールで送ってくれます。

2.実際におカネを作っている様子を見学できる

入り口は正直、小さくてしょぼく、うっかりすると通り過ぎてしまいそうな感じですが、造幣局なので自由にドアを開けて建物に入れるわけではなく、セキュリティの人にチケットを見せるとドアを開けてくれる感じでした。

そして、入り口ではDCお約束のセキュリティチェック。空港のセキュリティチェックと同じ要領でチェックをすると、ようやく建物の中に入れます。

建物に入ると、館内全体にぷーんとお金の香りが漂っています。堪能しましょう!

中に入ると、両側に米国通貨の歴史に関する展示品がずらりと並んでおり、それを読みながらアポの時間を待ちます。

この待ち時間の見どころは、やはり1ミリオンの展示です!

10ドル札で1ミリオンなら、このぐらいの量になりますよ、的な展示なのですが、かなりのサイズでした。

アポの時間になると、チケットを確認されてグループ分けされます。

たまに、アポの時間より早く着きすぎてしまい、ラッキーなら前のグループに入れてもらえないかな、、と淡い期待を抱く観光客もいるのですが、残念ながらここではNGです。

私が行った時にも、後ろの方で「あなたのアポまではあと30分ぐらいあるから、待ってろ」とけんもほろろな対応をされていた家族連れがいました。

15人から20人ぐらいの小さなグループに分けられたら、1列に並んでツアーをします。

セキュリティの面から、ツアーの間は、写真、ビデオ、音声録画、一切禁止です。

なので、私も写真を撮ることができませんでした。

ツアーが終わると、ギフトショップへ出ます。ここでは、カットされていない紙幣が販売されています。

米国紙幣は、印刷するだけで完成ではなく、規格通りにしっかりカットされたうえで本物の称号をもらい、そこで初めて正式な紙幣として認められます。

だから、カットされていない紙幣は、自分でカッターでカットしてお金として使おうと思っても、認められないという事ですね。

↑こんな感じ

しかも、お土産商品なので、高いです(笑)。

例えば、私が購入したのは10ドル札がが16枚並んだシートなのですが、10ドルが16枚なら160ドルだろう、なんて単純計算したら甘いですね。

お土産料金が上乗せされて、160ドルだと思っていたものが250ドルもしました(涙)。

お金持ちな方は、100ドル紙幣が100枚並んだ商品もあるので、ぜひチェックしてみて下さい。

ギフトショップでこういうシートを購入すると、賞状を入れるような筒に丸めて入れてくれます。

また店内で販売されていたアイテムが全部というわけではないものの、オンラインで購入することもできます。

→オンラインショップはこちらから

Bureau of Engraving and Printing

301 14th St SW, Washington, DC 20250

予約は各州のRepresentativeから

私のおすすめ度 ★★★★★

小さな子供でも楽しめるか ★★★★

所要時間 ツアーは30分程度

[DCガイド]ワシントン・モニュメントの見どころ

先日、夫の仕事でDCへ出かけた時、時間があったのでワシントン・モニュメントなるものに行ってみました。

今回は、この窓もついていない石塔へ行ってみようかなと考えている人、これって何?と思っている人のために、観光のポイントをご紹介します!

目次

  1. 朝は早めがおすすめ
  2. モニュメントは人数制限
  3. ワシントンDCが一望できる

1.朝は早めがおすすめ

ここは、朝9時に開場します。しかし狭いので入場制限がかけられており、気軽にウォークインできるわけではありません。事前にオンラインでチケットを購入していない人は、モニュメントが建っている丘のふもとにあるチケットブースに立ち寄り、時間を指定してチケットを受け取らなければいけません。

チケットは無料です。希望する時間と人数を告げると、チケットをくれます。

チケットブースから

私が足を運んだのは、夏休みとか春休みのような繁忙期ではなかったのですが、朝8時45分に開場のチケットブースへ時間通りに到着したら、すでにけっこうな人が並んでました。何でも夏休みは早朝から列ができるそうです。

チケットブースの前には長蛇の列。窓口は1つ。

チケットを受け取ったら、モニュメントまでの丘を登ります。ブースの左右に舗装された小道がありますが、多くの人はチケットブースからモニュメント向かって芝生を歩きます。確かに、距離は確実に近いです。

私は途中まで舗装された小道を歩いていたのですが、上り坂だし面倒になり、途中から芝生を上りました。その結果、ブヨに足を4カ所も噛まれてしまいました。もしも私のように芝生コースを選択するなら、ぜひ虫よけスプレーを事前に塗っておくことをおすすめします。

2.モニュメントは人数制限

ワシントンモニュメントへ行きたくてワクワクしている人の心を折ってしまうようで申し訳ないですが、ここは、エレベーターに乗って最上階まで行き、写真撮影をしたらエレベーターで降りてくる、というだけです。お土産ショップも飲食店もありません。トイレは1階にありましたが、観光客歓迎という雰囲気ではなく、出入り口が屋外にむき出しになっている「早く使ってとっとと出ろ」的なトイレでした。

近くで見ると相当高い
1列に並んでエレベーターを待つ

3.ワシントンDCが一望できる

頂上へ行くまではずっと1列に並んでいなければいけないのですが、頂上へ行くと解放されます。頂上では各方向に窓がついていて、DCを360度眺めることができます。写真撮影もできます。ただし、方角ごとに窓が2つしかついておらず、窓の前に列ができたりもします。

写真撮影以外には、読み物もたくさんありますが、なんせ混んでいるので、立ち止まってすべてを熟読するのはかなりハードかもしれません。

モニュメントの屋上での所要時間は、写真を撮るだけなら10分ぐらいで終了しますが、読み物にも目を通すとなると、20分ぐらい、人によっては30分ぐらいかかります。

満足したら、エレベーターの前に再び列を作り、地上階へ降りたら解放されます。

下りのエレベーターは扉付近にスタンバイ

モニュメント内のエレベーターは、上りと下りとで同じエレベーターを使います。しかし機内の説明は、上りと下りとでは違っているので注意しましょう。

下りのエレベーターでは、上りでは説明してくれない、最後の見どころスポットを教えてくれます。しかし、動くエレベーターの中での説明で、説明と同時に見どころを通過するので、シャッターチャンスを逃す人が大半です。

何が見どころかというと、モニュメントに使われている石の内側に、それぞれメッセージや送り主が彫り込まれているという部分です。屋上部分でも見ることはできますが、エレベーターで降りる中で写真撮影ができれば、素晴らしい記念になると思います!

ワシントン・モニュメント情報

1度行っておけば大満足という観光スポットですが、最上階からの眺めは最高なので、ぜひ一度は足を運んでみて下さいね。

ワシントン・モニュメントについての情報はこちらから