Xの本社ビルは、サンフランシスコにあることで知られています。イーロンマスク氏もXで「みんな別の場所に本社を移転しているけれど、僕はどこにも行かないよ!だってこの町が大好きだから!」とおっしゃっており、現在もダウンタウンに本社を構えています。
息子様が暮らすアパートは、このXビルから数ブロックの場所にあります。そのため滞在中には、私も何度かXビルへ足を運びました。今回は、この建物についてご紹介しますね。
目次
1.1階には一般人も利用できる巨大なフードコート
X社に限らず、サンフランシスコにあるほぼすべての企業は、社員カードがなければ建物に入館する事すらできないセキュリティ体制が取られています。そのため、タダその辺をフラリと歩いている人は、X社を見学したいと言っても、できません。
しかし、このビルの1階には、The Marketという店舗が入店しており、X社の社員をターゲットにしたサービスを展開しています。
フードコートの選択肢は多く、
- ラーメン
- 韓国料理
- メキシカン料理
- フィリピン料理
- ハワイアン料理
- ピザ
- lbいくらで販売しているランチボックス
などが、たくさんありました。どれも11時半を過ぎると劇込みですが、皆さん多忙を極めるX社員へ貢献するため、注文するとものすごい速さで出来上がります。
店舗ごとに営業時間は違いますが、どこも明確にX社員をターゲットにしているので、夕方は早い店で5時閉店、遅い所でも7時ぐらいにクローズします。土日はすべてが閉店します。
2.スーパーもある、でも高い
中には生鮮食品が買えるスーパーもあります。高級グルメ品が多く、お値段も高めです。私は初めての店へ行くと卵の価格をチェックするのですけれど、ここは12個入りの卵が9ドルちょっと。私が住む地域ではブランドなどを選ばなければ$1ぐらいで買えるので、比較すると倒れそうです。
3.スーパーの入り口に警備員
このThe Marketという店は、外部の人はスーパーの入り口から入ることができます。しかし、入り口に警備員が複数いて、怪しくないかを見た目で判断されます。
X社員たちは、わざわざ外に出なくても本社ビルから入ってこれるので、皆さん仕事中にさっとエレベーターで降りてきてテイクアウトを買い、そのままデスクへ戻る、という感じでした。
ちなみに、店内はWiFiが使えました。飲食できる場所もありますが、あまり使っている人はいませんでした。OL達がランチを楽しむ。。という光景は皆無でした。
4.裏道はヤバイ
X ビルの前面は、きちんと歩道の清掃がされているし、大通りで通勤する人も多いので、安全です。しかし1ブロック離れたり裏道へ入ると、けっこう気を付けたほうが良いエリアが広がっています。
私は一度、この建物のすぐそばにあるタピオカティー店へ行き、普段は表通りを歩くのですけれど、昼間だったので1ブロック裏の通り(と言ってもバス通り)を歩いてみました。
通りが1本違うだけで、ウンコ清掃はされておらず、ホームレスやドラッグ中毒の人がワンサカいて、昼間でもかなり怖かったですね。
ただ、昼間に限っていえば、カメラを向けたりケンカを売ったりしなければ、ホームレスもドラッグ中毒の人も、通行人に絡んでくることはありません。その点だけは、少しだけ安心材料でした。