Medicaid or Not は大きな課題?

アメリカの低所得者向けの医療介護サービスを提供してくれるMedicaid。介護施設への入居や介護サービスが必要な高齢者にとっては、自己負担できない費用は行政が代わりに払ってくれるという嬉しいサービスです。

しかし、資産を持っている人にとっては、このメディケイドを利用するためには資産を枯渇させる必要があるため、大きな抵抗があるでしょう。

アメリカでは、医療だけではなくて介護にも莫大な費用が掛かります。そのため、先が見えない介護に対して毎月数千ドル、時には1万ドルを超える費用を自己負担し続けることは、資産がある人にとっても大変です。そして長生きすればするほど、資産枯渇リスクは高まります。

「資産を持っている」と言っても、どのぐらいの資産を持っているかによって、メディケイドを見据えた計画をするべきかどうかの判断は変わります。例えば、$1Mの貯金がある人なら、かかる介護費用を自己負担しても、資産が枯渇するまでにはけっこうな時間がかかるでしょう。もしかしたら、資産が枯れてメディケイド利用可能になる前に、あの世からお声がかかるかもしれません。

それでは、資産を持っている人の場合、どんな選択肢があるのでしょうか?

  • 必要な介護サービスを1日2,3時間だけ利用する
  • お金持ちなら民間の介護士を雇える
  • 老人ホームへ入居(夫婦で入居するとコストはさらに倍)
  • 介護施設へ入居(資金があれば自己負担)

ぐらいの選択肢が考えられます。

このうち、「資産を守る」という点で一番お得なのは、必要な介護サービスを必要な時間だけ利用するという方法ですね。

例えば、訪問介護士の時給が$35だとして、1日当たり4時間利用するのなら、月当りにかかる費用は、

$35 x 4 hrs x 30 days = $4,200

です。これだけでも結構な金額ですが、パートナーが介護施設へ入居して月に $10K近く払い、自分は自宅で生活を続ける場合と比べれば、費用をずいぶん抑えられます。

「ちょっと待ってよ、毎月$4,200なんて無理なんですけど」

という人も多いでしょう。

その場合には、持っている貯金を少しずつ削りながら生活し、メディケイドの基準ラインを下回ったらメディケイドのお世話になる、という流れになるかと思います。

個人的には、自己負担する期間は世帯ごとに大きな差はあるものの、最終的にメディケイドが何とかしてくれる、という制度があるだけでも、大きな安心感にはなる気がします。

私はできる限り在宅介護を希望

さて私の場合ですが、これまで必死に貯めてきた資産は、できるだけ多く息子様へ残したいと切望しています。

だから、メディケイドだろうが介護だろうが、資産の枯渇を目指して自己負担しまくるなんて事態は、可能な限り避けたいと思っています。

実際に介護が必要になれば、そんな事を言っていられない状況かもしれません。しかし、そこまでは、何とか可能な選択肢を模索しまくろうと、今からリサーチを始めました。

高齢者の介助で最も大変なのは、おそらく入浴介助ではないかと思います。そのため、夫が80歳を迎える前には、バスルームをリノベーションして、介助可能な高齢者スペックにしようかなと考え始めました。

気が早いですが(笑)。

不明 のアバター

投稿者: samuraipassport

こんにちは!アメリカ在住のジャーナリスト兼ライターです。アメリカへの移住から生活まで初心者が知っておきたい情報を発信していきます!アメリカに住んでみたい人や海外に憧れている人にとっても役立つ情報が満載です!

コメントを残す