今、アメリカのコンビニがすごい!

アメリカのコンビニは、ガソリンスタンドに併設された店というイメージがありますが、以前のように薄汚くて足を踏み入れたくない店という雰囲気の所は少なく、近年ではコンビニ目当てにガソリンスタンドに行く人もいるほど、人気急上昇です。

そんなコンビニの中から、アメリカ人に人気のチェーンの中でも私が実際に行ったことがあるものをいくつかご紹介しますね。

目次

  1. Buc-ee’s(バッキーズ)
  2. WAWA(ワワ)
  3. Sheetz(シーズ)
  4. Royal Farms(ロイヤルファームズ)

1.Buc-ee’s(バッキーズ)

私がテキサスにいたころには、高速道路沿いにはバッキーズがよくありました。テキサスはなんでもデカいので、バッキーズの店舗自体も結構な大きさがありましたが、住んでいた時には「うわっ!バッキーズだっ!」という感動は一切なく、ガソリンを入れた時に立ち寄って「トイレトイレ、トイレはどこだ?」という感じで利用していました。

そんなバッキーズ、私は未経験ですが店舗によってはスーパーやウォルマートぐらいの大きさの店もあるのだそうです。おそらく「高速道路沿いにあるスーパー」的な位置づけの商品ラインナップとなっているような気がします。

別のブログでもご紹介しましたけれど、テキサスの人は片道4時間ぐらいでも、ちょっと近所へ出かける感覚でドライブします。もう車が自分の足のような感覚なのかもしれません。そんなテキサス人のために、高速道路沿いには「もうすぐでバッキーズがあるよ!」という看板が立てられていたりするのですが、テキサスといっても北部には少なくて中南部に多くあるバッキーズの看板の中には「止まっちゃダメ!バッキーズまであと120マイル!」というものも多くありました。

ちなみに120マイルとは、193㎞nのこと。もうすぐだよ!と言われて200キロ近くもあるのですから、トイレが近い私にとっては間に合うはずもなく、見るたびにイライラしたことを覚えています(笑)。

バッキーズのロケーションはこちらから

1番人気はNug-ees Bold and Spicy

病みつきになるらしいチップス

アマゾンでも買えるので、自宅そばにバッキーズがないけれど噂のチップスを食べてみたい!という人はぜひ我らがアマゾンを利用しましょう。

ここでしか買えないアイテムはお土産に最適

バッキーズと言っても店舗ごとに広さも違えば品揃えも違います。しかし多くの店では、バッキーズでしか買えないアイテムもたくさんあり、テキサス土産としたら喜ばれると思いますね。けっこう美味しいですし、特に調味料は絶品です!

ステーキシーズニング
オレンジマーマレード
シナモン味のガムもある

店内飲食ならテキサス流スモークソーセージ

バッキーズのおすすめは、スモークソーセージです。プレッツェルなども人気がありますが、やはりテキサスならではのジャンボなソーセージをご賞味ください。

その他にも、テキサス自慢の牛肉やチーズがたっぷりかかった食事を楽しめます。

あ、肉だけじゃありません。美味しいベーカリーも入店していたり、ハンバーガーなどコンビニお約束食品ももちろんあります。

Buc-ee’s公式サイトはこちらから

デカくてジューシーさが魅力

2.WAWA(ワワ)

店の中にフードコートがあり、注文してから作ってくれるのがWAWA流。私が住んでいるエリアもWAWAが数多くあります。

WAWAの店舗検索はこちらから

私の夫は、ここのフライドチキンが美味しいと言って、頻繁に買ってくるのですが、手作り感満載のアイテムが充実していて、基本的に何を注文しても美味しい気がします。

中でもオススメなのは、やはりフィラデルフィア起源のチーズステーキサンドイッチですね。薄切りにしたビーフにチーズがかかっていて高カロリーなアイテムですが、とても美味しいです。

ちなみに先日、私が普段行くWAWAに新しくバイトが入りました。あっさりしたものが欲しかったのでパニーニを注文した所、ものすごい量のバターを吸収したグリルサンド風なものを出されました(笑)。しかも入ったばかりなのか、手際が悪く、パン一つ出すのに20分も待った挙句の果てにコレです。

文句言おうかとも考えましたけれど、さらに時間がかかると思ってやめました。

WAWAの公式サイトはこちらから

3.Sheetz(シーズ)

ペンシルバニア州全域に展開しているシーズは、私は一度だけ足を運んだことがあります。見た目は特に他のコンビニと変わった雰囲気はありませんでしたが、オリジナルのビールを販売している点が大きな特徴ですね。

これはペンシルベニア産のブルーベリーを使ったビールで、BrewBerry Muffinzという名前で販売されています。ただレア感が高く、ほぼいつ行っても売り切れの様子。私たちが行った時にももちろん売り切れで購入できませんでした。もしも運よく見つけたら、即買いすることを強くお勧めします!

販売されているものは結構脂っこいものが多く、フライドマカロニやマフィンなどは人気メニューです。

Sheetzの公式サイトはこちらから

ちなみに、このブランドではありませんが、ブルーベリーを使ったビールは、リカー店などで販売されてます。もし試してみたい人は、ぜひ最寄りの酒屋をチェックしてみてくださいね。

4.Royal Farms(ロイヤルファームズ)

DC近郊に展開しているコンビニチェーンで、フライドチキンが絶品です。個人的には、KFCやポパイと互角ではないかと思っているほどおいしくて、店内で揚げたものがアツアツの状態で販売されています。チキンだけなら5ピースで10ドルと安いのか高いのかよく分からない価格設定ですが、ジューシーな部位だけなので大人気です。

ロイヤルファームズの店舗検索はこちらから

ロイヤルファームズの公式サイトはこちらから

アメリカのコンビニ事情

アメリカのコンビニは、日本と大きく異なります。ガソリンスタンドとセットになったものが多いという特徴に加え、どんな商品が販売されているかを分かりやすくまとめています。

日本のコンビニって、本当に便利ですよね!あちこちにあるし、深夜でも空いているし、そして何よりも安全です!アメリカにも、セブンイレブンなどのコンビニはありますが、日本とは何か根本的な部分が大きく違う立ち位置になっています!

目次

  1. アメリカのコンビニはガソリンスタンドとセット?
  2. コンビニには何が売ってる?
  3. セルフサービスが楽しい!
  4. 全米で多いコンビニブランドはコレ

1.アメリカのコンビニはガソリンスタンドとセット?

アメリカのコンビニは、多くの場合、ガソリンスタンドとセットになっています。日本のコンビニというと、駅前にあったり、住宅街のそばにあったり、マンションの1階部分に入店していたりしますが、アメリカでは、そもそも駅なんてものはニューヨークなどの大都市に行かなければありません。それに、マンションの1階部分などは、セキュリティの面からも住民に大反対されてしまう可能性が高いので、コンビニが入ったマンションを探しても、なかなか見つかりませんよね。

アメリカのコンビニは、全般的にガソリンスタンドとセットになっていることが多いです。場所によっては、なんとなく足を踏み入れることもためらってしまうような、薄暗い感じのコンビニもありますが、フードコートが設置されていてグルメが美味しいコンビニなども、探せばあります!そうした明るいコンビニなら、ガソリンを給油するついでに、ふらりと立ち寄るのが楽しくなりそうですね。

2.アメリカのコンビニでは何が買える?

アメリカのコンビニでは、主に食品が中心です。日本のコンビニのように、ちょっとしたお泊りができるメイククレンジングとか歯ブラシなどは、まず期待しない方が良いレベルですね。

販売されている食品は、サンドイッチとかホットドッグ、サラダなどが多いですし、アイスクリームなども充実しています。コーヒーやドーナツ、マフィンなどが買えるコンビニもあるので、朝立ち寄って楽しめるお店もあります。

キャンディー類は、とっても充実しています。この辺は、日本のコンビニと共通していますね。チョコレートとかキャンディー、クッキーやスナック類は、小さなサイズで販売されていますが、スーパーと比較すると、お値段はやっぱり割高です。これ、万国共通のコンビニあるあるですね。

現地の人達は、ガソリンを給油する際にふらりと立ち寄り、ちょっとした軽食やドリンクを購入することが多いですね。日本のように、コンビニブランドで期間限定のグルメを楽しめる、なんて優秀なものは、残念ながらありません。

それでは、そんなアメリカのコンビニでぜひゲットしたいアイテムをご紹介しましょう。

アツアツのホットドッグ

多くのコンビニでは、ローラの上を永遠に転がり続けるホットドッグを、食べたい人が取り出し、セルフでケチャップやマスタードをかけることができます。しかも、ホットドッグのバン(パンのこと)もついているので、リーズナブルにお腹を満たしたい時には、おすすめです。

コンビニのフードには賛否両論ですが、ホットドッグはいろいろな種類があり、結構いけます。

フローズンドリンク

フローズンドリンクも、おすすめです。下記で説明しますが、セルフでゲットするフローズンドリンクは、暑い季節にはぜひおすすめの一品です!

宝くじ

アメリカでは、多くのコンビニで宝くじを販売しています。年末ジャンボのような期間限定ではなく、毎週とか隔週という頻度で当選者が分かるロトなどは、コンビニの大人気アイテムです。

3.セルフサービスが楽しい!

アメリカのコンビニ、ほぼすべてに共通していることは、セルフサービスのドリンクの充実ぶりが、半端ないという点です。ボトルに入ったミネラルウォーターやソーダ、ジュース、そしてビール類などは、日本のコンビニでも充実していますよね。しかし、日本のコンビニには、お客さんがセルフサービスでソフトクリームや氷入りのソーダやジュースを作れたり、スラッシーとかスラーピー呼ばれるフローズンタイプのドリンクなどはありませんよね。

しかしアメリカでは、ハイスペックなドリンクマシンが設置されていて、カップのサイズも大中小、そして特大サイズまで多種多様。それらを利用者がセルフサービスで作り、レジに持って行って会計をする仕組みとなっています。

セルフサービスと言えば、ドリンクだけでなく、ハンバーガーやホットドックを自分で作るセルフスタンドもあります。全てのコンビニというわけではなく、やはり衛生面で不安な点もあるので、近年では、コンビニの中にちょっとしたファストフードスタイルのカウンターがあり、食べたいものを注文したらそこで作ってくれるというサービスもあります。

4.全米に多いコンビニブランドはコレ

アメリカには、たくさんのコンビニブランドがあります。州ごとにオリジナリティあふれるブランドを展開している所もありますし、州を超えて全米に広くチェーン展開しているブランドもあります。

アメリカ国内に展開している店舗数を見ると、

  • Shell 全米に11,600店舗
  • Exxon 12州にしか店舗がないのに店舗数は10,000店舗超
  • セブンイレブン 全米に8,900店舗を展開

となっています。少し前まではセブンイレブンが圧倒的な店舗数を誇っていたのですが、近年ではガソリンスタンド系のShellとエクソンが強いですね。

アメリカのコンビニブランドについて詳しく知りたい人はこちら