一時帰国中にパスポートの更新はできるのか?

アメリカに限らず、海外在住の日本人は、日本のパスポートをその国の日本大使館や領事館を通じて更新できます。

しかし、必ずしも便利な場所に領事館があるとは限らず、かなり遠方まで足を運ばなければいけないから面倒。。という事はあります。

そんな時に考えるのが、

「一時帰国中にパスポートセンターで更新すれば良いかも!」

という事です。

結論からいうと、一時帰国中でもパスポートの更新はできます。これは、居所申請というものを使うことで、パスポート更新のためにわざわざ転入届を入れる必要がないという便利な方法です。

居所申請できるのは誰?

居所申請という手段を使うと、滞在している都道府県のパスポートセンターで更新の申請ができます。

  • 海外からの一時帰国をしている人
  • 学校や出張、単身赴任などで、住民票とは別の場所で更新手続きをしたい人

などが対象です。

必要な書類

  • 居所申請申出書 →各都道府県のサイトからダウンロードできる
  • パスポート用の写真
  • 有効期限内のパスポート
  • 住んでいる国での有効な滞在資格を示すもの(グリーンカードとかビザなど)
  • 戸籍謄本(6か月以内発行のもの)

が必要です。

注意点

簡単そうで意外と面倒かもしれない、この居所申請には、いくつか注意点があります。

  • 本人が窓口へ行かなければいけない
  • 市町村では対応できないと言われる可能性が高いので、パスポートセンターへ行くのが無難
  • グリーンカードなどの滞在資格を証明できるものがないと、更新できない
  • 新しいパスポート番号が発行されるので、帰国便では新旧二つのパスポートを空港へ持参
  • パスポート番号が変わったことを、航空会社へ事前に知らせるのがおすすめ

申請の時、そして受取の時とで2回、パスポートセンターへ行かなければいけないという面倒さはあるものの、住民票や転入届がどーだのこーだの、というストレスがない分、これは便利ですね!