今年もいよいよやってきました。年に一度の大セール。そう、クリスマスのシーズンです。近年では、サンクスギビングデーよりも早くからネットでブラックフライデーのセールがフライング気味にスタートし、クリスマスまでは容赦のないセール期間のオンパレードです。
我が家も例にもれず、この時期にはかなりの出費をします。しかし、いつも気になるのです。他の家庭はどのぐらいクリスマスに使うのだろう?と。
そこで今回は、クリスマスのお金事情を調べてみました。
アメリカ人の多くは「借金なんて怖くない」
統計によると、41%のアメリカ人は、クリスマスのショッピングで借金を負うことを、痛くもかゆくもないと思っています。借金と言っても、Payday Loanみたいな闇金に行ってお金を借りるというわけではありません。クレジットカードを使ったりすることも、一括返済しないので「借金」に含まれています。
カード払いをすることは、決して悪いことではありません。現金を持ち歩かずに安全ですし、ポイントやマイルがつくというお得感もあります。しかも間違ったチャージなどは訂正できるという点で、おすすめの決済方法です。
しかし、カードの返済に不安しかない人でも、クリスマスの時期になると太っ腹になってカード払いをしてしまうというのが、アメリカ人の気質なのかもしれません。
もちろん、そういう人ばかりではありません、半数のアメリカ人は、持っている範囲でやりくりする、という姿勢をクリスマスの時期も維持しています。
平均的な出費はギフト代で$886

クリスマスの時期に使うギフト代の平均は、一人当たり$886です。世帯当たりではなく、一人当たりなので、夫婦や子供のいる家庭では、さらに多くなりますね。
この$800超の金額を、高いとみるか低いとみるかは、あなた次第。それに、何人に対してギフトを買うかによっても、かかるコストは大きく変わるでしょう。
どんどん増えるオンラインショッピング
クリスマスのギフトをどこで買うかについては、個人差がありますね。私はオンラインが大好きなので、ほぼすべてをオンラインで完結します。しかし夫はショッピングの雰囲気が好きらしく(私は全く理解できませんが)、大混雑のブラックフライデーにわざわざモールへ出かけていきます。
ちなみに統計を見ると、約56%(半数以上ですね)はほぼ全てをオンラインで購入するそうです。その他ディスカントストアで購入する人は全体の30%程度、JCPenneyやMacy’sなどの百貨店で購入する人は全体の25%、そして専門店に行く人は全体の18%程度となっています。
しかも、この時期になるとネットショッピングの走りでもあるカタログショッピングもニーズが高まり、約6%程度はカタログを見て注文するのだそうです。確かに、カタログで注文するのも楽しいですよね。
子供へのギフトにはいくらかけてる?

それでは、各家庭ごとに、子供へのギフトにはどのぐらいかけているのでしょう?うちは一人っ子で、夫も私も子供を溺愛していました。特に夫は息子にモノを買うことが自身の喜びとなっている感があり、クリスマスの時期には、アレもコレもと買ってしまうのです。息子が全く興味を示さないものに対しても、「これをきっかけに興味を持ってくれたら」なんて思うのだそうです。
ちなみに各世帯ごとの平均的な出費額は、子供一人当たりに約$280ドル程度だそうです。
ただし、小さな子供はおもちゃの価格がそれほど高くないので、予算は低め、ティーンになると一つ一つのモノやガジェットがクソ高くなるので、かかる費用は自然と高くなると思います。
ギフト選びにかける時間はどのぐらい?
誰に何を贈るか、選ぶ時間って結構かかりますよね?何を贈れば喜んでもらえるのか分からない相手たと特に、迷ってしまいます。
アメリカ人女性の平均は、20時間だそうです。男性はその半分。やはり女性の方が、あれもこれもと吟味しながら選びたいという事なのでしょう。
私は贈る相手が何を喜ぶか分からない時に限り、百貨店に行って選んでいます。その理由は、色々なものが陳列してあって、選びやすいからです。見た目の豪華さとか使い勝手、失敗しないギフトを選びやすいですし、ラッピングされているアイテムもこの時期には多いので、手間をかけずに済むというメリットもありますね。