アメリカは日本よりもカード社会が進んでいて、ショッピングやゲーム課金など、子供にとってもカードがあったら便利な社会になっていますよね。しかし子供の場合には、18歳未満はクレジットカードが作れませんし、18歳を超えていても無収入の学生を審査に通してくれるカード会社は少数です。
私の息子様はミドルスクールの時に、修学旅行に行きました。親がついていかないものの、お金はいくらか持たせなければいけません。でもまさか現金を持たせるのは危険ですし、いくらあれば十分なのかも分かりません。大人ならクレジットカードがあれば問題ないことですけれど、子供ではクレジットカードが作れないということで、大きく悩みました。
そんな時に学校の先生からアドバイスされたのが、プリペイド式かつリチャージ(Reload)ができるギフトカードです。今回は、この便利なギフトカードについてご紹介しますね。
目次
- プリペイドかつリチャージできるギフトカードって何?
- プリペイド式リチャージ可のギフトカードの問題点
- プリペイド式リチャージ可のカードは誰にオススメ?
- プリペイド式ギフトカードはAmazonでも買える?
1.プリペイドかつリチャージできるギフトカードって何?
これは、WalmartやTarget、そのほかスーパーなどでも販売されているギフトカードです。
ギフトカードというと、特定のショップで使えるカードをイメージする人が多いですよね。しかしギフトカードの中には、VISAやMasterCardが発行しているものもあり、店舗でもネットショップでも使えますし、ATMで現金を引き出すこともできます。
基本的には、最初に保証金を入れておくSecured Cardのように使うことになります。つまり、100ドルを最初に入金しておけば、カードを受け取った人は100ドル分を使えるというわけですね。
しかも、VISAやMasterのカードの多くはリチャージできる仕組みになっており、スマホやパソコンから追加入金ができます。(※リチャージできないカードもあります)
私のように、子供が修学旅行に行く時に持っていくカードとしては、まさにこうしたプリペイド式のカードがピッタリでした。
- 万が一紛失しても、入っている金額しか使われないし、個人情報へのダメージもなし
- 親が遠隔操作でリチャージできるので、子供が旅行先で一文無しになる心配がない
- 審査がないので子供でも持てる
- カードによってはATMで引き落としもできる
- 店舗でもネットショップでも使える
などのメリットがあります。
2.プリペイド式リチャージ可のギフトカードの問題点
実際に使ってみて気づいたのですが、このリチャージ可能なギフトカードには、ちょっとした問題点がありました。それは、
月額料金がかかる
という点でした。金額はごくわずかなのですが、残高が数ドル程度だと、この月額料金のせいで気づいたら残高ゼロになってしまう可能性があります。
もちろん、ゼロになるだけでマイナスになることはありません。カードを持ってるだけで月額料金が雪だるま式に増えて後から請求書を受け取る、なんてこともありません。ゼロになったら使えない、ただそれだけです。
3.プリペイド式リチャージ可のカードは誰にオススメ?
このタイプのカードは、普通に銀行口座を持てる人とか、クレジットカードを作れる人にオススメではありません。なぜなら、
- 月額料金がかかる(デビットカードは月額料金なんてかかりません)
- 審査がないため、Credit Reportに反映されない
- 紛失しても再発行してもらえないことが多い
- 有効期限がついている
などのデメリットがあるから。しかし、このタイプのカードがオススメな人もいます!
- 子供(子供の旅行など、持たせておくと親が安心できます)
- 旅行者(普段は現金払いしている人でも、旅行の際にはカードが便利です)
- 普通のカードが作れない人(銀行口座を作れない人、クレジットカードが作れない人にとっては、審査がないことは大きなメリット)
4.プリペイド式ギフトカードはAmazonでも買える?

Amazonを偵察したところ、プリペイド式のVisaカードやMasterカードは買えます。でも、リチャージ機能がついていない、ただのギフトカードというタイプが多いですね。
もしもAmazonでこうしたカードを探す際には、「Reloadable」と記載されているかどうかをチェックしてください。