借金文化:アメリカ人のクレジットカード利用の現実

アメリカ経済は「Debt Driven」とされ、個人の借金に対する考え方が顕著です。平均してアメリカ人は4枚のクレジットカードを持ち、借金を抱える人は半数以上。残高はおおよそ6,500~7,000ドルで、年収が上がると残高も増加。多くはミニマム返済制度を利用しており、その額は一般に2~4%程度ですが、完済は困難です。

Debt Drivenと評されるアメリカ経済。個人レベルでも、まさに「欲しいものは借金をしてでも手に入れて、返済のことは後から考えれば良い」という考え方の人がとても多くて驚きます。

アメリカ人はクレジットカードを平均で4枚程度持っているという統計があります。

年代によってもクレジットカード愛の度合いは異なっていて、60代以降だと平均5枚、30代から40代では平均3枚、息子様が含まれる20代になると、平均は2枚程度なのだそうです。

そして、気になるのは、そうです。クレジットカードで他の家庭がどのぐらいの借金を抱えているのか、という点ではないでしょうか。

日本のように、クレジットカードを使ったら毎月完済するという人も、もちろんいるでしょう。

しかしカードを持っている約半数の人は、常に残債が残っている状態で、その平均は$6,500~$7,000程度と言われています。

そして、年収が上がるとカードの残債高も多くなる傾向があり、特に年収5万ドル~10万ドル(日本円で750万円~1,500万円程度)の人は、近年のインフレなどの影響もあって、カードの残高は右肩上がりに増えているそうです。

アメリカでは、多くのクレジットカードはミニマム返済の制度となっていて、毎月しっかり完済する必要はありません。このミニマム返済の金額がいくらになるかは、カード会社によって異なることはご存じですか?

  • 残高に対して1%~2%+利息+手数料
  • 残高に対して一律2%~4%の返済額(利息などは含まれる)
  • 残高が少なくてもミニマムの最低基準は$25~$35(借入が$100でもミニマムが$35という事もある)

一言でいうなら、クレジットカードの残高に対して2%~4%ぐらいが「ミニマムの返済額」としてカード会社から請求されるという事ですね。

注:ただし、ミニマムのみを返済しているのでは、いつになっても完済できません。

日本のアプリが海外で使えない!そんなことは、あります!逆もしかり!

日本で使っていたアプリが、アメリカに戻ってきたら使えない。。。また逆に、アメリカで使っていたアプリやサイトが、日本からはアクセスできない。。という事は、残念ながらあります。

動画や音楽などのエンタメ系は、著作権がどうだという理由で、海外からはアクセスできないような設定がされているようですが、エンタメ系だけではありません。

実は金融機関や携帯キャリアなど、お金に関係するアプリやサイトは、ユーザーを守るために、国境を超えるとアクセスできない設定となっていることが、とても多いです。

例えば、日本のペイパル口座へアメリカからアクセスできません。自動的にペイパルのアメリカサイトへ切り替わります。

「アメリカサイトだけど、日本語で表示してあげようか?」的なメッセージが出ますが、ペイパルジャパンのサイトへは、接続できません。

もしも、一時帰国中に日本で有料アプリのサブスクを申し込んだりしても、アメリカに戻って来てからアクセスできないのでは意味がありませんよね。なので、アメリカで使うことを前提に日本のアプリをダウンロードする場合、また使い慣れているアメリカのアプリを日本でも使おうと計画している場合には、使えない事があるという点は注意したほう良いかもしれません!

日本の銀行口座: 海外在住者が知っておくべき選択肢

海外在住者にとっては、日本に銀行口座を持っていなくても、普段の生活では特に困ることはありません。でも、日本の企業から在宅で働けるお仕事の案件を受けたり、また日本で暮らす親とお金のやり取りをする場合には、日本に銀行口座を持っていないことで、ひじょーに不便な思いをします。

多くの海外在住者が切望している事の一つにも

日本に銀行口座を作りたい!お金ならたっぷり預金するから作らせて!

なんてことがありますよね。

結論から言うと、

すでに海外で暮らしている人は、残念ながら今から日本に銀行口座は作れません。

でも、

  • 今は日本で暮らしてるけれど、近い将来に海外へ引っ越す
  • 転勤などで数年だけでも日本で生活できる

人は、まだチャンスが残っています!口座を開設する銀行を正しく選べば、海外へ引越した後にも、コソコソすることなく銀行口座を持ち続けられます!

どの銀行なら非居住でも使える口座があるのか?

日本で生活している時には、好きな銀行へ行って必要書類を提出すれば、自由自在に口座を作ることができます。

でも多くの銀行は、海外へ引っ越しますというと、口座を解約してくださいと迫られます。また、海外で生活していることがバレると、いきなり取引停止の扱いを受けることもあります。

だから、将来もし海外で暮らす可能性がある人にとっては、どの銀行に口座を作るかという選択は、死活問題と言っても過言ではありません!

銀行の数は星の数ほどありますが、その中でも「口座を持っている人が海外に行っても、継続して使えますよ」という銀行は、

  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • ゆうちょ銀行
  • ソニー銀行

あたりを検討するのがおすすめです。

銀行海外在住者向けサービスの特徴
三菱UFJ銀行日本出国前にグローバルダイレクトを契約するか、ワンタイムパスワードカードを入手する必要がある。
三井住友銀行日本出国前にグローバルダイレクトの契約が必要。
ゆうちょ銀行日本に代理人を立てれば維持可能。でも知らない局員が多くて解約を迫られるケース多。
ソニー銀行日本に代理人を立てれば維持可能。ネットバンクなので手続きもネットでできるから便利。

結論

既に海外在住の人は、残念ながら海外から日本の銀行口座を新規開設することはできません。でも現在は日本という人なら、日本にいる間に口座を開設しておけば、海外へ引っ越した後も継続して使うことはできます。

その中でも私の個人的なおすすめは、ネットバンクのソニー銀行ですね。手続きがすべてネットというのが便利ですし、何チャラダイレクトで毎月費用がかかることもないので、たまにしか使わないけど口座は持っていたいという人には重宝できそうです。

Overdraftシステムの理解と注意点

カード払いと言えば、大きく分けて

  • クレジットカード
  • デビットカード

に分類できます。これは、日本でもアメリカでも、同じですね。

このうちデビットカードは、クレジットカードのように月ごとの利用料金をまとめて引き落としではなく、使うごとに銀行口座から自動的に引き落とされるという特徴があります。

デビットカードを利用できる金額の上限は、銀行の残高まで、となっているわけですね。

そのため、銀行残高が1万円しかなければ、1万円を超える金額のショッピングはできません。カード払いを希望しても、「できません」と言われます。

しかしアメリカの場合には、なぜか残高よりも大きな金額のショッピングができてしまうことがあります。それが、

Overdraft

と呼ばれる仕組みです。今回は、このOverdraftについて、分かりやすくご紹介しますね。

目次

  1. Overdraftとは?
  2. 毎月の利用料は?
  3. 手数料はいくらかかる?
  4. 注意点とは?

1.Overdraftとは?

Overdraftとは、日本語にすると当座貸越というもので、上記で説明した通り、銀行口座の残高がマイナスになっていても、デビットカードで支払いができるというシステムです。

アメリカの銀行の多くは、Overdraftの制度を利用するかどうかを選択できます。その際には、残高が不足したらどの口座から不足分を借りてくるかを自身で選べます。

2.毎月の利用料は?

多くの場合、Overdraft制度を利用することは、無料です。毎月のサービス料や手数料などはかかりません。しかし中には、毎月の利用料がかかる銀行もあるので、注意してくださいね。

3.手数料はいくらかかる?

毎月のサービス利用料は無料でも、実際に残高が不足して別の口座から借越す場合には、手数料が発生することがあります。これは銀行によって異なっていて、

  • 何回でも手数料がかからない
  • 借越す度に手数料がかかる
  • 1日当たりいくらで発生する

といろいろです。

4.注意点とは?

もしも借越す度に手数料が発生する銀行だと、残高があると思ってあちこちでショッピングをしていたら、何回もOverdraftする羽目になって、手数料が膨大に取られた、なんて悲劇を経験するかもしれません。

例えば、借越す度に手数料が$12発生する銀行を利用している人が、残高が不足していることを知らずに買い物へ行ったと仮定しましょう。

  • スーパーでお買い物
  • スタバでカフェを購入
  • ドラッグストアにも行った
  • ガソリンも入れた
  • 帰りにドーナツを買って帰宅

と5カ所でお金を使うたびに、Overdraftが発生したとします。この銀行では、都度ごとに$12の手数料がかかるので、手数料だけで$60がかかってしまうわけですね。

こういう日が何度もあると、毎月この手数料だけでも数百ドルを払う羽目になってしまいます。

また手数料に関係なく、Overdraftでは借越してくる口座の残高がゼロになると、その時点でゲーム終了となる場合が多いです。もちろん、入金すれば再び使えるようにはなりますが、銀行も担保なしに気前よく貸してくれるわけではないので、残高がいつもギリギリでサバイバルしている人は、この点も注意しながら毎日の買い物をした方が良いでしょう。

アメリカのカード受取方法の違い

クレジットカードやデビットカードが発送されると、日本では郵便配達員が大切そうに書留で配達してくれます。金融機関によっては、家族ですら受け取ることができず、本人が身分証明書を提示しなければ受け取れないというケースもあるようですね。

しかしアメリカでは、このカードの受け取り方が大きく違います。

なんと、カードはその辺の白い封筒に入れられて、ポストへポイと投函されるのです!

書留のように手渡してくれるわけでもなければ、ポストをチェックしなければ何日も放置されてしまいます。

アメリカで生活していれば慣れますが、初めてカードを受け取る時には、「ちょっとちょっと、ポストに投函なんてありえないでしょ!」と憤慨するかもしれませんね。

でも安心してください。アメリカでは、アメリカ流のセキュリティ対策がきちんと取られています。

カードの受け取り方

金融機関がカードを発送すると、1週間から2週間ぐらいで、自宅のポストへ投函されます。一応、金融機関は気を使ってくれており、銀行名とかクレジットカード会社名などは記載されていません。差出人が不明な感じの封筒で届きます。

ちなみに、追跡番号などはありません。紛失される可能性は、もちろんあります。

2週間ぐらいたってもカードが自宅に届かない場合には、連絡すると「紛失かなぁ。。じゃあもう一度別のカードを送るね」と言って再発送してくれます。

届いたカードはActivateしないと使えない

さぁ、自宅にカードが届きました。しかし、そのままカードを財布に入れて使おうと思っても、ダメです。アメリカでは、クレジットカードでもデビットカードでも、Activateの作業をしなければ、使えません。

この作業は、それほど難しくありません。

  • 登録しているスマホの番号から電話をする
  • 金融機関の公式サイトからアクティベートする
  • カスタマーサービスへ電話してアクティベートする

という3つの方法があります。アクティベートの作業では、カードが届いたことを確認するために、カードの裏面に記載されているセキュリティコードや、カードを受け取った本人のソーシャルセキュリティ番号のしも4~5桁などが必要です。

もちろん、本人なら問題なく答えられる質問なので、心配する必要はありません!

犯罪対策はバッチリ

アメリカに限ったことではありませんが、カードを紛失したり盗まれたりすることもあれば、カードはずっと財布の中に入っているのに、どこからか個人情報が洩れて知らないチャージがされている、なんてトラブルは、アメリカに住んでいればそれほど珍しいことではありません。私自身、過去に何度も経験しています。

基本的には、身に覚えがないチャージに関しては、Disputeをすれば全額がしっかり返金されます。そして、カードもすぐに凍結してくれて、自宅へ新しいカードを送ってくれます。

ちなみに、このDisputeに関しては、必ず調査が入ります。金融機関によっては、まずチャージされた分を返金してくれてから調査をし、もしも正当なチャージなら再度チャージする、という順番の所もあれば、まずは調査をした上で、返金されるべきチャージなら返金しますよ、という順番の所もあります。

クレジットカードの場合には、不正利用の分を返金してもらうまでに時間がかかっても、それほど困ることは少ないと思います。しかしデビットカードの場合には、話は別。不正利用のせいで生活費が亡くなってしまうと、家賃が払えなくなってしまうリスクもありますよね。

そのため近年では、使うのはデビットカードではなくクレジットカードのみ、としている人が増えています。

ワンストップで貯金と投資ができるAcornについて解説!

以前のブログでご紹介しましたが、私は息子様が大学生になったタイミングで、積立信託を始めました。それが、Acornという投資プラットフォームでした。

積み立てを始めたきっかけはこちらから

もともとは、投資に興味があった息子様のために開設した口座でした。

少額をコツコツ積み立て続けることで得られる複利(Compound)のメリットや、積み立てによるリスクヘッジを理解してもらいながら、元本が保証されていない投資でも継続することで増える喜びを知ってもらいたいというのが、きっかけでした。

その後、なんだか面白くて私もすっかりハマり、現在では投資口座だけでなくCheckingやSavingの口座も開設しています。

そこで今回は、Acornのメリットやデメリットを客観的な目線で解説します!

目次

  1. Acornがラインナップしている商品
  2. メリット
  3. デメリット
  4. Acornはどんな人におすすめか?

1.Acornがラインナップしている商品

AcornのWebサイトへ

Acornからラインナップされている商品は、

  • 積み立て型の信託投資 →特定の株式を売買するのではなく、リスクレベルを選んで後はお任せ
  • Traditional IRAとRoth IRA →個人年金。
  • 将来の子供の学資積み立て
  • Checking Account →Checkingでも年利3%がつく
  • Saving Account →こちらは年利5%

です。

ここで注目したいのは、Acornは投資信託オンリーという点です。自身で特定の株式を売買するわけではありません。

息子様は当時、Appleの株が欲しいとか、Facebookの株を買いたいなどと言っており、信託は視野に入っていませんでした。そのため、私が口座を開設しても全く嬉しそうではなく、ほぼ完全放置でした。

でもあれから数年がたち、完全に忘れ去っていたものが数千ドルになっていたことに、彼はどうやら軽い感動を覚えたようです。

そう、これが積み立て型投資の醍醐味なのです!

おっと、話がそれました。

Acornでは最初に、リスクを大中小の3択から選びます。そして後は、Acornのプロにお任せというスタイルです。投資をしたいけれど減るのが嫌だという人や、何を買えばよいか分からないという人にとっては、信託は一押しです。

また、これは積み立て型の投資なので、毎週何ドルを入金するかを自分で決めます。何ドルを積み立てるかは自由ですが、選択肢が$3とか$5ぐらいで少額なので、多くの場合には、引き落としがかかってもほぼ気づかないレベルです。

ちなみに、毎週の積立はしません、という選択もできます。ただこれだと全く増えないので、おすすめはしません。

2.メリット

私が実際にAcornを使ってみてメリットだと感じた点は、

  • 少額の積み立て →知らない間に勝手に増える
  • 普段の買い物で出るお釣りの端数($0.98なら2セント)が投資に回る
  • Checking口座でも利子がつく →ほとんどの銀行はつかない
  • Saving口座だと年利は5% →少額でもつくのは魅力
  • 給料の振込ができる
  • Checkingアカウントならデビットカードが出る
  • ポイント制度があり、ネットショッピングの利用金額に応じてポイントという名のボーナス投資がついてくる

です。店舗を持つ金融機関ではありませんが、Routing#とAccount#があれば、ネットでチェックブックを作ることはできます。

3.デメリット

メリットだけではありません。もちろんデメリットもあります。

  • 毎月の利用料金がかかる →$3, $6, $12があり、利用できるサービスの内容が変わる
  • ATMからのDepositができない
  • 受け取ったチェックのDepositがスマホでできない
  • 店舗がない。カスタマーサービスは基本的にネット。

この点から、Acornをメインバンクにするのは、おすすめではありません。給料の振込はできるものの、手元の現金やチェックを入金しづらいというのは、Acornに限らず、最近のネットバンクには多く見られるデメリットのような気がします。

4.Acornはどんな人におすすめか?

私と息子様とでは、ライフステージは全く異なりますが、個人的にはどちらにもAcornはメリットがあると思っています。

私→家計に全く負担をかけることなく、息子様に何かプラスで残したい

息子様→知らない間に勝手に資産が形成されていたら、将来きっと嬉しい

毎日の生活に負担を掛けず、精神的にもストレスを感じることなく、少しずつコツコツ資産を形成できますよというのが、Acornの醍醐味だと思いますね。そう考えると、

  • ネットオンリーのサブバンクを探している人
  • まとまった金額の投資は無理だけれど、毎月数ドルならできるという人
  • 小銭を貯めてコツコツと資産形成をしたい人
  • 20年、30年というスパンで手を付けずに積み立てできる人
  • すぐに下ろせるCheckingやSavingでも利子がついたら嬉しいという人
  • 子供に実践的な金融教育をしたい人(毎月$12だと子供向け口座やアプリがあります)

もう一度言いますが、家族のメインバンクをAcornにすることは、おすすめしません。面倒なデメリットがあるからです。

しかし、すでにメインバンクはあって、夫に内緒で小銭をプールして増やしたい人や、専業主婦だけれど将来子供にまとまった資産を残したい人にとっては、Acornは気軽に始めることができて、いろいろ便利なプラットフォームだと思います。

Acornの口座開設はこちらから

バケーションなのにクレジットカードが使えなかった悲惨な話

目次

  1. 引っ越しの途中でバケーション
  2. 持ってたカードは信販系
  3. 経験から学んだこと

1.引っ越しの途中でバケーション

それはちょうど、私たちが日本駐在を終えてアメリカへ戻ってくるときに起こりました。せっかくハワイの上空を飛ぶのだから、2週間ほどハワイで休暇を取ることにしたのです。

渡航費は、会社が全額を負担してくれました。自分たちで支払うのは、まとまった費用ならホテルの宿泊費、あとは食費などです。

日本の住まいを引き払った後、2週間ホテルに滞在しながら後片付けや引継ぎなどをすべて片づけました。郵便物の移転届は、まだアメリカでの住まいを決めていなかったので、とりあえず夫の新しい職場の住所を使わせてもらいました。

転勤族の方なら共感していただけると思うのですが、国をまたぐ引っ越しをする時って、一時的に「根無し草」の状態になってしまいます。現住所がなく、携帯電話もない状態です。

2.持ってたカードは信販系

当時、私たちがメインのクレジットカードとして使っていたのは、Upromiseという子供の529プランとリンクしているものでした。これは信販系のカードで、Upromiseがどの金融機関に管理を依頼するかを決めます。数年ごとに提携金融機関が変わることもあり、その際には新しい管理会社となる金融機関から、新カードが発行されます。

新しく発行されるカードは、当然ですがカード番号は新しいものです。それまでのカード番号と同じではありません。本来なら、新しいカードが手元に届いて一定期間は、どちらのカードも使える状態となりますが、一定期間を過ぎると古いカードは使えなくなってしまいます。

man doing surfing at golden hour

ちょうどこれが偶然にも、私たちの引っ越しという最悪のタイミングで起こりました。

私たちは、新しく発行されたカードを受けとってはおらず、これまで使っていた古いカードの使用期限を迎えるタイミングが、偶然にも、この引っ越し兼バケーション中でした。タイミング的にも、もう最悪です。

ホテルをチェックインの際に、登録していたクレジットカードが使えないと言われたのです。

「そんなはずないだろ」

とすぐにカード会社へ連絡し、金融機関が変わったこと、新しいカードが発行されたことをそこで初めて知りました。

ホテルでは通常、ホテルにチェックインする際に、提示したクレジットカードの有効性をチェックします。そして、チェックアウトまでにかかる金額を仮チャージしておきます。こうすることで、ホテルはとりっぱぐれがなくなるわけですね。

私たちがその時置かれている状況は、

  • 日本からアメリカ本土への国際間引っ越しの真っただ中
  • 有効なアメリカ国内住所はない(だって引っ越し中なのですから)
  • 携帯電話もない(だって国をまたぐ引っ越しの途中なのですから)

と、かなり怪しい状況です。

ホテルの人は、とても怪しい目で私たちを見るし、「どうでもいいけど払ってよね」な態度です。はい、当然ですね。

カード会社に電話すると、「このタイミングで引っ越しなんて、嘘に決まってる」と的なことを言われました。ホテルのフロントデスクにある電話からカード会社へ電話をかけ、キレてるアジア女性を想像してみてください。絵的には、かなりヤバい奴だったに違いありません。

その時は、新しいカードが手元になければどうすることもできませんという事でした。こんちくしょー!という気持ちになりましたが、最悪のタイミングを恨むしかありません。仕方なく、使いたくなかったデビットカードでホテルの支払いをしたと記憶しています。

3.経験から学んだこと

私は普段、お給料が入ってくるメインバンクの口座には、あまりお金を残しておきません。あると使ってしまうというのが主な理由です。そのため、生活費に必要な分だけを残して、貯蓄も投資も別の口座で管理しています。だから、デビットカードがリンクしているチェッキングアカウントには、数百ドル~1,000ドルぐらいしか入っていません。

しかし今回は、引っ越しというイベントがあったので、多めにデビットカードに残しておきました。これで、助かりました。

もしも入っていなかったら、貯蓄に使っている別のネット銀行からお金を移動しなければならず、2日ぐらいはかかったでしょう。せっかくのバケーション、2日もカネなしの状態が続くのは悲惨です。とりあえず最悪の事態だけは免れたことは、不幸中の幸いでしたね。

今回の経験から学んだことは

  • クレジットカードは最低でも2枚は必要。1枚は使うため、2枚目は予備のため。

という事です。私のように普段から現金じゃなくカードを使っている人なら特に、2枚のカードを持っていることは大きな安心感になると思います。

また、特にバケーションや引っ越しなどのイベントがある時には、口座に残しておく残高は普段よりも余裕を持たせるべきだな、と思いました。

アメリカに引っ越した後、新たに予備のクレジットカードを作りました。まったく使用しないとマックス2年ぐらいでそのクレジットカードは自動解約となるので、何かのサービスをチャージする際に、たまに使っています。

コレやったらブラックリスト入り?~クレジットカード編~

クレジットカードのDisputeは、不正なカード使用から私たち消費者を守ってくれる便利な制度です。日本ではチャージバックと呼ばれていますが、基本的には同じことです。今回は、Disputeについて意外と知らない裏側をご紹介しますね。

目次

  1. Disputeのメカニズム
  2. 旅行関連のDisputeには注意しよう
  3. 結論

アメリカに住んでいる人なら、誰でも1度や2度は経験したことがあるDispute。私もこれまで、何度も経験があります。多くの場合には、カードを紛失していないのに、どこかから情報が漏洩して不正チャージがあり、それを「私じゃありません!」とDisputeするというものですね。

このタイプのDisputeなら、その後トラブルに巻き込まれたり、生活の中で不便を感じることはありません。大半は、カード会社に連絡すればその場で返金対応してもらえます。

しかしDisputeにはもっとほかにも理由があります。「使ったのは自分だけれど異議を唱えたい」場合です。例えば

  • 返品して返金されたはずなのに、クレジットカードに反映されていない
  • チャージされないと言われたのにチャージされてる
  • 使っていないサービスが追加でチャージされてた

など、色々あります。

1.Disputeのメカニズム

Disputeは、

  1. ユーザがカード会社にDipute。正当性を証明する証拠を提出。
  2. カード会社がレビューして認められたら、VisaやMasterのネットワークへ行く。
  3. そこから業者へDisputeの連絡。
  4. もしも業者が反論する場合には、業者が書面であちらの正当性を主張する証拠を提出。
  5. カード会社がレビューをして、最終的に判断する。

という順序になります。ユーザーが明確な証拠を最初に提出できれば、それほど難航することなく、すんなりと返金してもらえます。しかし、口頭での約束だけだったり、主張に無理があると、当然ですが業者側から反論されます。

2.旅行関連のDisputeには注意しよう

gantas airplane

後から問題が起こりやすいのは、商品ではなくサービスに関するDisputeです。特に航空チケットやホテルでの宿泊、レンタカーなどはDisputeの定番らしく、クレジットカード会社も消費者も、そしてサービスを提供する会社も頭を抱えているようです。

航空券のDisputeはメールを保存していたかどうかで勝負が決まる

航空券のDisputeには、

  • キャンセルしたのにチャージされた
  • 返金されると言われたのにクレジットされてない

などが多いです。クレジットカード会社にDisputeを申請することはできても、自分の正当性を証拠として提出できなければ、残念ながら返金してもらうことは難しいのが、航空券のDisputeの特徴です。

例えば、キャンセルしたのにチャージされた場合、航空券のチケットを購入したときに受け取ったConfirmation Emailを見てみましょう。キャンセルポリシーはありますか?もしもそこに、「キャンセルしても返金しません」というポリシーが明記されていたら、残念ながらDisputeしても航空会社から反撃されてゲームオーバーです。

返金されると言われたのにクレジットされていない場合には、「返金します」と書かれたメールがあれば、問題なくDisputeで問題を解決できます。ただし、口頭で言われただけだと、「航空会社が返金すると約束した事実」を証明できないので、場合によってはDisputeしても徒労の苦かもしれません。

ホテルのDispute は意外と多い

light fashion man people

ホテルのDisputeは、私がつい先日経験しました。私の場合には、予定よりも数日早くチェックアウトし、ホテル側から受け取ったレシートにも「300ドル返金です」と明記されていたのにクレジットカードへのクレジットがなかったというものでした。これは、ホテル側から明確に「返金します」という旨がかかれたレシートがあるので、実際に返金しなかったホテルに落ち度があることになり、私のDisputeは勝利でした。

しかし中には、

  • タバコを吸っていないのにスモーキング清掃代を徴収された
  • 物品の破損やミニバーのドリンクを飲んだなど、追加チャージされている
  • 時間通りにチェックアウトしたにもかかわらず、Late Feeがチャージされた

などがあります。この場合にも、両者ともに書面で正当性を証明しなければいけません。

レンタカーは要注意

black cars on gray concrete road

レンタカーのDisputeは、旅行業界の中でも注意が必要です。それは、ブラックリストに簡単に載せられてしまうから。どんなDisputeがあるかというと、

  • ガソリン代が後から請求されていた
  • 傷があったとして後日チャージされていた

などがあるようですが、中には客側に悪質なケースが多いのもまた、レンタカーのDisputeの特徴なのだそうです。例えば

  • 車が気に入らなかった(だけど利用した)
  • 高すぎると思った(だけど利用した)
  • シンプルに払いたくない(悪質)

なども多いらしく、カード会社にいろいろな理由をつけてDisputeするのだそうです。もちろん、レンタカー業者は反撃するわけですが、予約をした時に書面で詳細を説明していなかったなどの理由でDisputeが通ることもあるらしく、その場合には激怒したレンタカー業者はその人をブラックリストに載せ、「永久にこいつには貸さない」という意思表示をすることが多いのだとか。

3.結論

クレジットカードの不正チャージやいわれのないチャージに対しては、断固として戦うべきだと思います。しかし、サービスが気に入らなかったから払わないとか、当たり屋的な理由でのDisputeは、あとから大きなしっぺ返しがきます!

悪徳なDisputeをすると、業者から法的に訴えられる可能性はありますし、実際に訴えられて損害賠償を払う羽目になった人もいるようです。

もしも旅行に行った時に返金してもらえることになった場合には、必ず返金のレシートを保管しておきましょう。それがなければ、返金すると言ってしない業者に対して、対抗する手段がありません。レシートをしばらく保管しておくことは、実はとても大切です。

ちょっと待った!その$10K、使ったんじゃなくて払ったの!

クレジットカードのデータは、すべてデジタルに管理されています。その中では、もちろんよく起こるわけではないものの、恐ろしいミスが起こることもあります!今回は、私が経験したクレジットカードのエラーによる最悪の経験をご紹介しますね。

信販系のカードは管理会社が変わる

私が過去20年近く持っているクレジットカードは、息子様の大学費用をキャッシュバック的にゲットできるUpromise系のカードです。年会費がなく、年利も低く、それでいて利用金額の何パーセントかを、息子の529プランへ自動的にキャッシュバックとして入金してもらえます。大学資金を少しでも大きく増やしたい私にとっては、とても便利なカードでした。

Upromiseカードについてはこちらから

しかしどんなに便利なカードでも、人為的なミスが起こることはあるものです。私は10年前に一度、これで大変な経験をしました。しかもちょうど、引っ越しのタイミングでした。

引っ越しのタイミングでカード完済

引っ越し先では家電を買いそろえたりするため、お金がかかります。このタイミングで一度クレジットカードを完済しようと思い、$10K (130万円程度)をオンラインで支払いました。

これで、カードの残高はゼロになるはず。でした。

ところがなんと、数日後に残高をチェックした所、残高が$20K となっていました。ゼロのはずなのに、へ?と思いました。

クレジットカードのステートメントを見ると、元の残高$10K に、さらに$10Kがチャージされているような感じでした。$10K – $10K = 0 なのに、$10K + $10K = $20Kとされたわけですね。

すぐにカード会社へ連絡しました。すると、カスタマーサービスをたらいまわしにされるだけで、全く問題が解決しません。それもそのはず、カスタマーサービスにとっては、まさかそんな問題が起こるだなんて夢にも思いませんし、きっと頭のおかしい利用者が意味不明なクレームをつけていると思ったのでしょう。

「$10Kも一気に支払う人なんているの?見たことないわ。」

「残高が$10K?それは、あなたが使ったからでしょ!」

などと言われ、埒が明かなかったので、責任者を出してもらいました。

事情を説明すると、最初は

「うちのシステムがそんな間違いするはずない」

と言っていた責任者も、私があまりにもしつこく引き下がらないので($10Kがかかっているので当然です)、調べてくれました。その結果、システムのエラーをようやく見つけたようでした。電話で保留にされること複数回、きっと電話の前に1時間以上座っていたと思います。最終的には、謝罪を受け、修正したものがオンライン上に反映されるまでに2日かかると言われました。

その2日後、問題なくカードの残高はゼロとなり、その後は問題なくカードを使えるようになりました。

この経験で学んだこと

私の経験は、頻繁に起こるわけではありません。おそらく99%ぐらいの人は、経験することはない嫌な体験だと思います。しかし、もしも私がタイムリーに金融機関側のミスを見つけなかったら?と考えると、末恐ろしくなります。20ドルや30ドルの話じゃなく、$10K です。

この経験で学んだことは、

  • 金融機関、クレジットカード会社でもミスをすることはある
  • クレジットカードの取引詳細をこまめにチェックすることは大切
  • 問題があったら早めにアクションを起こす
  • Statementや「支払いました」的なメールはすべて保存しておく

という事ですね。

アメリカで生活する上では必需品のクレジットカードですが、問題が起こった時の対応策を知っておけば、パニックになったり慌てずにさっと対処できるのかなと思います。

クレジットカードの不正利用は日常茶飯事!どうすれば良い?

クレジットカードを利用する人にとっては、万が一の不正利用の際にどう対処すればよいかを知っているかどうかで、安心感は大きく変わりますよね。私は基本的にキャッシュレスな生活をしていて、お財布の中に現金は2,3ドル程度しか入っていません。少額な買い物でも、駐車場の支払なども、そして自動販売機でも全てカードが使えるので、現金が必要なことって、近年では本当に少なくなりました。

しかし、クレジットカードやデビットカードを使う機会が増えれば増えるほど、やはり不正利用の被害にある確率は高くなります。私自身、これまでカードを紛失したとか、友人に貸したということは一度もありませんが、それでも不正利用されたことは何回かあります。どのように解決すれば良いのかを、ご紹介しますね。

目次

  1. 不正利用は増えている、しかし消費者は守られている!
  2. アメリカのDisputeはオンラインでもできる!
  3. Disputeの流れ
    1. カード会社のマイアカウントにログインする
    2. 不正利用された取引をピンポイントで選択する
    3. 報告すると、カードは使用停止
    4. すぐに返金してくれる、そして調査がスタート
    5. 調査にかかる期間は約1ヶ月程度
    6. うっかりDisputeしたものが自分のチャージだった!どうする?
  4. Disputeはクレジットスコアに影響する?

1.不正利用は増えている、しかし消費者は守られている!

日本よりもキャッシュレス化が進んでいるアメリカでは、ほぼすべてのクレジットカードおよびデビットカードに対して、「万が一の際の不正利用に関しては、ユーザーに支払い責任はありませんよ」というプロテクションがついています。以前では、クレジットカードだけについていた補償で、デビットカードにはついていませんでした。でも現在では、デビットカードにもついているので、不正なチャージがあっても、ユーザーは費用負担する必要はありませんし、裁判で戦う必要もありません。全て、カード会社および金融機関が代理で対応してくれます。

ほぼすべてのカードにこの補償はついていますけれど、100%ついているかどうかは、ごめんなさい、ちょっとわかりません。そのため、もしもこれから新規でカードを作るなら、この補償がついていることを確認した上で申し込むことをおすすめします。

この補償はスタンダードな補償としてついています。有料オプションではありません。もしも有料オプションだとしたら、別のカードを検討したほうが良いかもしれませんね。

ちなみに、不正利用を報告することを、Dispute(ディスピュート)と言います。日本では、チャージバックと呼ばれている制度ですね。

2.アメリカのDisputeはオンラインでもできる!

私は、日本でチャージバックをした経験がないので、どのぐらい面倒な手続きなのかは分かりません。しかしアメリカでは、複数の金融機関でDisputeをしており、流れはだいたい把握しています。

アメリカのDisputeは、金融機関によって、オンラインでできることもあれば、カスタマーサービスへ電話をかけてDisputeする場合もあります。英語が苦手な人にとっては、オンラインの方が便利だと思います。でも、Disputeの手続がオンラインでも電話でも、手続きの流れ自体は変わりません。

3.Disputeの流れ

Disputeの流れをご紹介しましょう。

  1. カード会社のマイアカウントにログインする
  2. 不正利用された取引をピンポイントで選択する
  3. 報告すると、カードは使用停止
  4. すぐに返金してくれる、そして調査がスタート
  5. 調査にかかる期間は約1ヶ月程度
  6. うっかりDisputeしたものが自分のチャージだった!どうする?

カード会社のマイアカウントにログインする

オンラインでDisputeする場合には、カードの公式ホームページからログインしてください。どこにDisputeのメニューがあるかは、ホームページごとに異なりますが、カスタマーサービスのメニュー内に設置されていることもあれば、一つ一つの取引(Transaction)の画面からDisputeできることもあります。

不正利用された取引をピンポイントで選択する

どの取引が不正利用されたのかを、ピンポイントで選択していきます。1つだけ不正利用された場合もあれば、複数の不正利用もあります。一つ一つに対してDisputeが必要なこともあれば、複数まとめてDisputeできることもあり、金融機関ごとに異なります。

報告すると、カードは使用停止

不正利用をDisputeすると、多くの場合には、そのカードはCompromiseされたとみなされて、使用が停止となります。もしも夫婦Joint名義で持っていたクレジットカードなら、同じカード番号なので、どちらも使用停止となります。デビットカードの場合には、口座名義はJointでも、カードの番号は夫婦で異なり、不正利用された人のカードのみが使用停止となります。

カードが使用停止になっても、すぐに新しい番号のカードを郵送してくれます。ただし、今日Disputeしたら明日に新しいカードが届くというほどの迅速さではありません。早くても数日、遅ければ1週間程度は、カードがなくて不便極まりない生活となってしまう可能性はあります。

アメリカのクレジットカード事情についてはこちらから

まず返金、そして調査がスタート

Disputeすると、当日もしくは翌日あたりに、不正利用分の金額と同額を、とりあえず返金してくれます。この「とりあえず」というのは、その後金融機関が調査を行い、もしも不正利用でなくてユーザーに非があると分かった場合には、再度その金額がチャージされるからです。

しかし、本当に不正利用なら、堂々としていて問題ありません。

調査にかかる期間は約1ヶ月程度

金融機関の調査は、早ければ2週間程度、平均すると約1ヶ月ぐらいかかることが多いですね。どんな調査をするのかというと、不正利用があった業者やショップへ問い合わせをして、その利用に関して、不正な利用かどうかを確認します。例えば、支払いの際に署名をしているなら、署名を確認して、本人ではないことを確認するのだと思います。

もしも海外で不正利用されたという場合には、Disputeの調査は結構素早く終することが多いようです。私は以前、自宅から車で約2時間のロケーションで、不正利用をされました。その時には、Home Depotで$1,000、Bed Bath&Beyondで$400程度の利用でした。その時にはオンラインではなく電話でのDisputeでしたが、カスタマーサービスの人に「自宅から結構近いですよね?」的な質問を受けたことを覚えています。

しかしそういう質問は、決して「実は不正利用じゃないのでは?」という疑いではなくて、カード払いをしたけれど覚えていないというケースがあるからなのでは、と思います。だって、自分が使ったものをうっかり忘れていた場合でも、Disputeをすれば金融機関は人件費をかけて調査するわけです。無駄な手間を省くために、確認しているのでしょう。

Disputeの調査が終了すると、金融機関によっては、「Disputeの調査が終了しました」というレターを郵送してきます。何も送ってこない金融機関もあります。

うっかりDisputeしたものが自分のチャージだった!どうする?

お恥ずかしながら、私はコレ、一度だけ経験があります。我が家では、光熱費などもすべてクレジットカード払いにしており、給料日に必要経費をカードへ支払っています。ショップでの買い物なら、Macy’sとかBestBuyなど店名がはっきり取引明細に記載されるので、自分が使ったかどうかは明白です。

しかし、光熱費の支払だと、利用している業者とは全く違う、聞いたことがない業者からのチャージになっていることがあります。要注意です!これは、公共料金を提供している業者が、支払い業務を他社に委託していることで起こります。

私がうっかりDisputeしたものは、電気料金でした。この時には、Disputeしてから2週間ぐらいで金融機関から電話がかかって来て、「この料金、公共料金っぽいのですが、本当に身に覚えがありませんか?」と質問されました。

「え?公共料金はカード払いしてるので、もしかしたら自分かもしれない」と思い、その場でパソコンを立ち上げて確認した所、電気代とぴったり同額でした。この時には、悪意があるDisputeではなかったので、ごめんなさいと謝罪をして許してもらえました。

ちなみに、悪意のあるDisputeをすると、カードが使用停止になるだけでなく、訴訟問題とか刑事事件に発展するリスクもあります。くれぐれも、悪知恵は働かさないようにしましょう!

4.Disputeはクレジットスコアに影響する?

クレジットカードやデビットカードの不正利用をDisputeした場合、基本的にはクレジットスコアにマイナスの影響はありません。しかし、場合によっては不正利用のせいで不本意にクレジットスコアに影響が出てしまうケースはあります。

クレジットスコアやクレジットレポートについてはこちらから

不正利用のせいで自動引き落としができなかった場合

デビットカードを使っていると、クレジットカードへの支払やローンの支払いを、自動振り替えできる設定にしている人は多いですよね。自分自身ではきちんと十分な残高が口座に残っていることを確認していても、不正利用のおかげで残高不足となり、自動引き落としができない可能性は、ゼロではありません。

もしも残高不足で引き落とし不能となってしまったら、自動車のローンでも住宅ローンでも、支払い遅延というマイナスの影響を受けてしまいます。多くの金融機関では、ローンやカードの支払期日を設定するだけでなく、数日間のGrace Periodという枠を設けており、その期間内に支払いをすれば、遅延の扱いにはなりませんよ、というルールがあります。

不正利用にすぐに気づいてすぐにDisputeすれば、即日もしくは翌日あたりに返金されるので、ローンの引き落としも遅延にならない枠内で対処できる可能性は高くなるでしょう。しかし、精神的なストレスがマックスになることは、言うまでもありませんね。

そうした悲劇を回避するためには、銀行口座にOverdraft Protectionを付けることをおすすめします。これは、例えばChecking Accountの口座が不足しているけれどショッピングやカードの支払いなどが必要な時には、ペナルティを払うことでSavingAccountから自動的に口座振替してくれる、というサービスです。多くの銀行では、無料で設定できることが多いですし、オンラインでも簡単に設定できます。

ちなみに、このOverdraft ProtectionによってSaving口座から自動振替されると、ペナルティとして約12ドルぐらいがチャージされます。これは1日1回のペナルティです。同じ日に何回もショッピングや支払いがあってマイナスが大きくなっても、ペナルティは12ドル程度。わずか1ドルの残高不足でSavingから自動振替された場合でもペナルティは12ドルとなります。

一般的に、店舗を持たないネット銀行では、このペナルティは無料の設定が多いです。そのせいでしょうか、近年では規模が大きな銀行でも、ペナルティを無料にするところが増えています。とても良いですね。