アメリカでウォシュレットが普及しない理由、知ってる?

外国人が日本へ旅行してまず驚くのは、トイレがIT化されている!という事です。ただ便座が温水洗浄便座(ウォシュレット)になっている、というだけのことなのですけれど、海外においてはウォシュレットは日本ほど普及しているわけではないので、とても珍しく感じるのでしょう。

私も数年前に日本へ帰省して、街のいたるところに温水洗浄便座が当然のように設置されている光景に、とても驚きました。賃貸アパートにもついていますし、ショッピングモールやスーパーなどのトイレにもついています。市役所みたいな公的機関にも、そして電車の駅にも、しっかり温水洗浄便座が設置されています。

日本における温水洗浄便座の普及率は、なんと80%超です。リーズナブルに購入でき、なんといってもお尻を快適に維持できるという点で、大人気なのでしょう。

ちなみにこの洗浄便座は、日本で開発されたものではありません。誕生したのはアメリカです。しかしどういうわけか、アメリカ国内での普及率は10%未満です。

こんなに便利なのに??と驚く人は多いのではないでしょうか。

実は、アメリカでウォシュレットが普及しない背景には、大きな理由がありました。

  1. リスク1:洗いすぎご用心
  2. リスク2:温水は実は汚い

リスク1:洗いすぎご用心

温水洗浄便座は気持ちが良いですから、ついつい気合を入れて洗いたくなってしまいますよね。お尻をきれいにしながらぼーっとして、気づいたらお湯が冷たくなっていたなんてこともあるかもしれません。

しかしこの洗いすぎは、実は皮膚にとっては要注意なのだそうです。肛門の周りにも当然ですが皮脂があるわけで、温水洗浄便座を使うことでこの皮脂が取れすぎてしまい、肛門の周辺がカサカサしてしまうかもしれません。

ただカサカサするだけならまだしも、温水洗浄便座によってお尻の周辺にいる常在菌も洗い落とされてしまい、外部から雑菌が入りやすくなってしまうというリスクもあります。

つまり、肛門近くのちょっとした傷から菌が入り込むと、皮膚炎などのトラブルが起こりやすくなるのです。

最も起こりやすいのは、かぶれ

専門家によると、肛門周辺の常在菌が復活するまでにかかる時間は、約10時間程度だそうです。つまり、1日2回以上温水洗浄便座を使うと、お尻の周辺には無菌状態となり、その状態でウンチをすると、自分のウンチに含まれている悪玉菌によって、肌がかぶれたり炎症が起こってしまいます。

人によっては、かぶれだけでなく、切れ痔やイボ痔になってしまうこともあるので、要注意です。

出血する場合には使用を中断したほうが良いかも

人によっては、こうしたトラブルが継続することによって、トイレに行くたびに出血するという事態が起こることもあります。自身では痔を軽く考えていても、こうした症状を放置することでガン化するリスクもあります。

そのため、温水洗浄便座の使い過ぎにはくれぐれも注意して、お尻の状態が良くないなと感じたら、まずは使うのをやめて症状が改善するかどうかをチェックすることをおすすめします。

リスク2:温水は実は汚い

温水洗浄便座では、温かいお湯が小さなタンクの中に保管されていて、ボタンを押すと既に温められたタンク内からお湯がノズルを通して噴射される仕組みになっています。

タンク内は汚水ではないのだから清潔に決まっている、と考えたくなりますが、実はこのタンク内のお湯は、温度が高いために塩素が正常に作用せず、とても不潔で菌がウヨウヨの状態なのだそうです。

その理由は、ノズルから入り込む不潔な菌です。

使用中には、肛門に当たったお湯が便器内に飛び散り、ノズルからも大腸菌が侵入します。ヌクヌクとした温かいお湯の中で大腸菌は繁殖しまくり、次回の使用で私たちのお尻めがけて勢いよく噴射されるというわけです。

健康被害のリスク

肛門や膣、そして膀胱から汚い菌が入り込むと、さまざまな疾病を発症する可能性が高くなります。気づかずに使い続けると症状はどんどん悪化し、最悪の場合には命の危険もあるのだとか。

まとめ

温水洗浄便座のリスクを知らないのは、なぜか普及率が80%という異常な高さを誇り、国民のだれもがこよなく愛しているウォシュレット大国、日本人だけなのだそうです。日本以外の国ではそうしたリスクを懸念するため、温水洗浄便座が家庭に設置されることもなければ、公共の場所で見かけることもほぼないというわけなのでしょう。

私も温水洗浄便座が大好きで、家庭のトイレにつけています。しかしリスクを知ってからはやはり少しだけ怖くなり、使用するたびにノズルを引っ張り出してブリーチしたり、定期的にタンクの中もしっかり殺菌消毒するなどのお掃除に力を入れるようになりました。

みなさんも、健康被害には注意しながらきれいなお尻生活を満喫してくださいね。

ちょっと待って、その処方箋、大丈夫?

アメリカは、ドラッグストアなどで購入できる医薬品でも日本よりも薬効が強めのものが多くあります。しかし処方箋レベルになると話は別。服用の量や方法を間違えると、止めたくても止められない中毒になってしまうものもあります!

病気やケガ、また不快な症状を治療するために飲んだ処方箋だったはずなのに、気づいたら周囲はみな自分のことをヤク中の扱いをする。そこで初めて、自分は中毒患者になってしまったと自覚する人は少なくありません。

そこで今回は、アメリカの医療機関が取り扱う処方箋の中でも、中毒になりやすいものをリストアップしてみました。

目次

  1. 鎮痛剤 Opioids
  2. 抗うつ剤 Benzodiazepines
  3. 集中力アップ Stimulants
  4. その他

1.鎮痛剤 Opioids

オピオイド系の鎮痛剤には、

  • Hydrocodone(NorcoとVicodinが含まれている)
  • Oxycodone(OxyContinとPercocetが含まれているが含まれている)
  • Fentanyl(アメリカの都会で今問題になっているのがコレ)
  • Coceine

などがあります。痛みの中には市販の鎮痛薬ではきかない強いものもあり、その場合には上記の強いお薬を処方してもらえます。

即効性や鎮痛作用は高いので、痛みに苦しむ患者さんにとってはとても役に立つ薬なのですが、一度に多くを服用すると脳に宜しくない刺激を与えてしまい、中毒を引き起こすようです。

2.抗うつ剤 Benzodiazepines

抗うつ剤も、使い方を間違えると中毒になりやすい処方箋があります。

  • Clonazepam(Klonopinが含まれている)
  • Alphazolam (Xanaxが含まれている)
  • Diazepam(Valiumが含まれている)

これらは、不安や不眠など精神のザワザワを軽減するために処方されるお薬で、トラウマ経験をした人の治療薬としても使われています。神経をリラックスさせる効果があるので医薬品としては優秀なのですが、長期間使い続けると中毒になりやすいようですね。

3.集中力アップ Stimulants

集中力を高めることができるお薬も、中毒になりやすいリスクがあります。

  • Amphetamines (AdderallとVyvanseを含む)
  • Methylphenidates (RitalinとConcertaを含む)

集中力が続かないADHDの治療に使われることが多い処方箋ですが、重度のうつ病治療にも処方されたりします。薬効によってドーパミンが増え、それが患者さんを「やる気がみなぎってハッピー」な気持ちにさせるため、中毒になりやすいというリスクがあります。

4.その他

その他にも、使い方を間違えると中毒になってしまう処方箋はいくつかあります。

例えば、筋肉をリラックスさせてくれるお薬や、不眠を治療してくれるお薬、減量できるダイエット薬にも、中毒を引き起こしてしまうものはあります。また、男性ホルモンの代替治療薬にも中毒性を持つお薬があるので、もしも服用する際には注意したほうが良いかもしれません。

努力なしで家が売れる?リロケーションのバイアウトとは?

アメリカの不動産は、状態が良ければだいたい売れる、と考える人は多いものです。確かにそうでしょう。しかし、家を売りに出せば必ず高値で売れる保証なんてものは、当然ですがどこにもありません。

ロケーションによっては、住んでる家を売りに出したら、その日のうちに買い手がつくということはもちろんあります。しかし一方で、数か月買い手がつかず、仕方ないので売却ではなく賃貸物件にした、なんてことも普通にあります。

売れたらラッキー、売れなければ住み続ければ良い、と選択できれば良いのですが、そうできないこともありますよね。

例えば私達のような転勤族は、行けと言われたらどんなに遠くても行くしかありません。家が売れなくても行かなければいけません。

そんな転勤族のために会社が提供している福利厚生の一つに、リロケーションのバイアウトというものがあります。

今回は、この便利なバイアウトプログラムについてご紹介しますね。

目次

  1. バイアウトは不動産を買い取ってくれるサービス
  2. 気になる買取価格はどう?
  3. バイアウトを使うメリット
  4. 注意点

1.バイアウトは不動産を買い取ってくれるサービス

本来、家を売却する際には、不動産業者に仲介してもらい、買い手を見つけるまで気長に待ちます。すぐに売れることもあれば、なかなか売れずにイライラすることもあります。この場合、売り手は自分、そして買い手は見知らぬ個人となりますね。

リロケーション業者が行っているバイアウトでは、このリロケーション業者が買い手となって不動産を買い取ってくれます。Realtorと呼ばれる仲介不動産業者は、バイアウトの場合にも利用します。

2.気になる買取価格はどう?

きっと業者によって違うと思いますが、夫の会社が契約しているリロケーション業者の場合には、マーケット価格でした。

どうやってマーケット価格を計算するのか、気になりますよね。

私達がこのサービスを利用した時には、20人ぐらいリストアップされている地域の査定士の中から2人を選び、自宅を査定してもらいます。

この2人が出した査定額の平均が、その業者が買い取ってくれる価格となります。

もちろん、買取価格を聞いて「ふざけんな!」となるケースもあるかもしれません。その時には、このサービスを利用せずに自分で買い手を見つける通常の売却方法を選択することも、アリです。

私はテキサスからの引っ越しをした時に、このサービスを使いました。地域の不動産価格が全体的に上がっていたこともあり、査定してもらった額はZillowでチェックした市場価格と比べて、大きな差はありませんでした。ラッキーでした。

3.バイアウトを使うメリット

バイアウトを使うメリットは、たくさんあります。

  • 家が売れない心配がない
  • クロージングコストは不要。ローン残債を引いた金額がそのまま手元に入る。
  • 査定額でOKなら、2週間ぐらいでお金が入る
  • 途中でキャンセルになる悲劇がない
  • バイアウトのプロセスを進めながら買手を探すのもアリ

この家を売った後に住む家を既に購入している人にとっては、必ず買ってもらえるというのは大きな安心感だと思います。それに、数万ドルになることも多いクロージングコストが一切かからないのも、大きなお得感ですね。

4.注意点

バイアウトを使った結果、不便だな、面倒だなと感じたこともありました。

  • 買取前のインスペクションがやたら厳しい。
  • 査定額の有効期限前に、修理箇所を直すか見積もりを出すかしなければいけない。業者を呼ぶのが大変
  • 引っ越した後だと、修理などの依頼を仲介のRealtorへ丸投げすることになって申し訳ない

修理しろと言われる個所が多ければ多いほど、めんどくせーなというストレスは大きくなります。特に、来ると言って来ない業者が多い地域だと、そのストレスも大きいと思います。

私の場合、夫の異動は春でしたが、息子が5月で夏休みに入るので、私と息子は学校が一段落するまで古い家に残っていました。とりあえず自宅にいたので、修理しろと言われても業者へ自分で電話を掛けることができました。でももし家族全員が引っ越した後だったら、、と考えると、ストレスはマックス以上になっていたかもしれません。

ちなみに、私達の家を買い取ってくれたリロケーション業者は、今度は売り手となって買い手を探します。売り出し価格は私達に払った市場価格ですが、仮に私たちに支払った金額より低い値段で売れたとしても、損失は私達が払う必要はありません。

誰が払うか?さぁ。。誰でしょうね。。

処方箋が中毒の引き金になる?アメリカの処方箋事情

日本でもアメリカでも、ドラッグストアなどで市販されているよりも薬効が強い薬は、ニーズに合わせて医者が処方してくれる仕組みになっています。

アメリカの場合、鎮痛剤にはいろいろな種類があって、痛みがとても強くて耐えられない患者に対しては、オピオイド系の処方箋が処方されることもあります。

Netflixで視聴できるPainkiller

Painkillerという映画では、どのようにして中毒性のある鎮痛剤が市民に広く普及され、それが製薬会社に巨額の利益をもたらしたのか、その仕組みやカラクリ、背景が分かりやすく描かれています。麻薬をテーマにしたストーリーなので、人によっては気分が悪くなるかもしれませんが、社会の闇をすこし見てみたい人は、ぜひご覧ください。

目次

  1. 注意が必要な鎮痛剤にはどんなものがある?
  2. 取り扱いには十分注意されている
  3. 処方箋なのにどうして中毒者が大量に出るのか?

1.注意が必要な鎮痛剤にはどんなものがある?

現在でも、強烈な痛みが想定される術後の痛みケアや、ガンなどですでに極度の痛みと向き合っている人に対しては、麻薬系の処方箋は処方されています。

私も、子宮全摘出の手術を受ける前には、術後の痛み対策にと、麻薬系の処方箋が出されました。

現在、医者が処方する薬の中でも特に中毒性という点で注意が必要なものには、

  • Methadone
  • Oxycodone (OxyContin®系)
  • Hydrocodone (Vicodin®系)

があります。

私が処方された薬は、映画Painkillerの中でも話題となっていたOxyContin系Oxycodoneでした。この薬、中毒になった人によると、ヘロインと同じ作用があるのだとか。「お薬の形をして怪しい雰囲気を持たないヘロイン」と考えると、怖いですよね。。

2.取り扱いには十分注意されている

私が処方されたOxycodone は、街をさまようドラッグディーラーたちも取引をしている薬です。実際、私がこの処方箋を受け取った数日後に、Oxycodone を取引していたディーラーが逮捕されたと、ニュースで流れていました。

ちなみに私が受け取ったOxycodone の処方箋は、クリニックでも取扱注意なお薬でした。

アメリカでは近年、処方箋は病院から薬局へネットで送られます。紙の処方箋を出してくれるドクターもいますけれど、出ないクリニックは多いです。

しかしOxycodone の場合には、それはできないと言われ、分厚い紙に病院のレターヘッドがついた処方箋、そして医師のサイン付きの処方箋でした。しかも有効期限は72時間なので、早めに取りに行くようにと指示されました。

薬は受け取らなかった

Oxycodone の処方箋を受け取った私ですが、麻薬系の強い薬だと知り、薬は受け取りませんでした。他にも鎮痛剤は処方されていたので、痛ければそれを飲めばいいと思ったからです。

悪知恵が働く人なら、受け取った処方箋を横流しにして数千ドルを稼いだかもしれません。しかし、もちろんそんなことをしたら逮捕されるので、やってはいけません。

3.処方箋なのにどうして中毒者が大量に出るのか?

映画Painkillerを見ると分かりますが、強い鎮痛剤は、強い痛みに対して処方されます。痛みの強さや感じ方は、客観的な数値などで測れず、患者の自己申請によって医者はどの薬が適正化を決めます。

傷みのレベルチャート

現在でもクリニックには、痛みレベルがチャート式になっていて、痛みのある患者はそのレベルを自己申請します。そして医師は、痛みのレベルに合わせて良さそうな鎮痛剤を処方してくれるのです。

痛くないのに嘘をついて強い薬をもらったり、気軽に強い薬を処方してくれる医者がいたとしたら?そして、そうした言動が両者に金銭的な利益をもたらすとしたら、それはもう、薬の売人的な犯罪が起こっても不思議ではありませんね。

アメリカで子宮全摘!手術は日帰りだった!

アメリカは医療費が高いので、手術をしても病院に滞在する期間は日本よりもずっと短期間です。以前、息子が骨折して骨に釘を打ち込む手術をした時には、日帰りでした。夫が開腹で腸を切ってつなぎ合わせる手術をした時にも、基本は3日で退院と言われました。

そして私は今年、子宮と卵巣の全摘手術を受けました。今回は、その時のエピソードをお話ししますね。

目次

  1. 手術を希望した私 vs しなくても良いと言った医者
  2. 手術は半年後。だって忙しかったから。
  3. 太り続けた私
  4. 手術は日帰り
  5. さて、気になるお会計は?

1.手術を希望した私 vs しなくても良いと言った医者

私は30代のころから過多月経で、日によっては長時間の外出を自ら控えることが少なからずありました。しかし、それでも家に引きこもらなければいけないのは月のうち1日か2日ぐらいなので、これも体質だと我慢してました。

ネットで見ると、過多月経を引き起こしている原因は、子宮筋腫が多いという情報があり、きっと私もそうなのかもしれないと思っていました。

しかしそんな私も50代。病気を治すなら、夫が定年退職する前の今がチャンスです。そう思ってかかりつけの医者に相談すると、とりあえず超音波検査をしてみましょうと言われました。

検査をしたところ、子宮には筋腫、卵巣には嚢腫がありました。

どちらも良性で大きさも大きくないので、きっと婦人科に行っても手術は適用外だよ、とかかりつけのドクターはおっしゃってました。

しかしある時期から、生理が終わらず、毎日かなりの量を出血するようになってしまったのです。これは困ります。とても困ります。

婦人科のドクターに相談した所、50代ならそろそろ閉経だろうし、手術しなくても乗り切るという方法もある、と言われました。

しかし、閉経なんていつ来るのか分かりません。来月来るかもしれないし、もしかしたら10年間来ないかもしれません。それまで貧血になるレベルの出血に耐え続けることは、私としては嫌でした。

なので、子宮とついでに卵巣も取ってもらいたい、とドクターへお願いしました。優しいドクターは、「あなたがそう言うなら、そうしましょう」と手術してくれることになりました。

2.手術は半年後。だって忙しかったから。

当時、私はいろいろな予定が詰まっていて、とても忙しい時期でした。数か月後には息子様の大学卒業式が控えていましたし、さらには息子様が就職のために引越しをする予定もありました。

忙しいスケジュールの合間に手術をしても良かったのですが、術後の回復が全く見えなかったので、忙しい時期を終えてからの手術を希望しました。

それが、半年後だったのです。

特に緊急性のある手術ではなかったので、ドクターはそれまではホルモン薬で出血を止めましょう、とNorethindroneというホルモン剤を処方してくれました。

3.太り続けた私

ホルモン薬は太る、という噂は、私も聞いていました。実際に自分が飲み始めてみると、恐ろしいぐらいに体重が増加し、私は軽いパニックに陥りました。

なんと、1週間で5パウント、2週間で10パウンドも増えたのです。

はい、こんなに体重が太ると、顔が丸くパンパンになり、まるで力士のようになります。

しかも、食欲もかなり旺盛になり、息子様よりも、そして夫よりも、おそらく体育会系の男子学生よりもたくさん食べていたのかもしれません。そうしたこともあり、私はどんどん太り続けました。

手術を迎えるころには、クローゼットに入っている服がどれもパッツンパッツンになってしまい、何を着ても似合わない自分が鏡に映っているという悲惨な状況となってしまいました。

ホルモン薬を飲み始めてから手術までの増量は、20パウンドでした。

4.手術は日帰り

術前の説明では、手術には腹腔鏡手術(Laparoscopy)と呼ばれる術式で、当日に帰宅できます、と言われました。子宮と卵巣を丸ごと出すのに、そんなことができるのか疑問でしたけれど、医者は「もしも大きすぎて無理なら開腹となり、そしたら入院2泊です。でもたぶん大丈夫」とおっしゃいました。

手術の前日に、病院から電話があり、何時に来るようにと言われました。難しい注意はほとんどなく、深夜1時からは何も食べてはいけませんとだけ言われました。メイクはダメだけれど、マニキュアなどは別にそのままでもOKです、と言われました。

手術は、もちろん麻酔をしたので、あっという間でした。

目が覚めるとすでに手術は終わっており、リカバリールームで4時間を過ごせば帰宅できますよ、と言われました。

私は薬が効きやすい体質らしく、術後、麻酔がさめているはずなのに、ずっと眠くて仕方ありませんでした。途中で看護師に行けと言われてトイレに行きましたが、その他はほぼ寝てました。隣では夫が暇そうに見守っていてくれました。

お腹をざっくり切ると、当日はもちろんですが、翌日も満足に歩くことはできません。だって痛くてたまりませんから。でもおへその所と脇腹左右に小さな穴をあける程度の手術だったので、他人の手を借りなくても自力で歩くことができました。

これは、自分でもとても驚きました。

術後は自宅で療養となりますが、重いものを持ったりしなければ、ずっと寝ていなければいけないわけではありません。私の場合、出血も痛みもほぼゼロだったので、普通に起きて家の中をウロウロすることはできました。

5.さて、気になるお会計は?

アメリカで手術をしたり入院すると、やはり気になるのはお会計がいくらになるか、という点ですよね。加入している健康保険によって自己負担は変わりますが、私の場合には、

保険会社が病院へ払った額私の自己負担額
麻酔医$2,000ぐらいなし
執刀医$5,000ぐらい$200
病院$20,000ぐらい$150
合計$350

でした。日帰り手術だったので、入院代がかからなかったことが、安さの理由だったのかなという気がします。

アメリカの高速道路!速度制限はどうなってる?

日本では、全国どこを走っても、高速道路なら同じ速度制限が設定されています。関東なら制限速度が100キロだけれど九州に行ったら200キロでもOK!なんてことはありません。

しかしアメリカでは、高速道路と言っても道路ごとに速度の制限が異なります。だから、自分の感覚で走っていると、遅すぎて煽られたり、また速すぎて警官に止められたり、という事態が起こりやすいのです。

近年では、スマホのアプリや衛星のナビゲーションを使えば、走行中の道路の制限速度を表示してくれたり、「速すぎます」的な警告をしてくれたりするので、気を付けることはできるでしょう。

日本よりも国土が広いアメリカでは、どのぐらいの速度制限が設定されているのでしょうか?

目次

  1. 全米で制限速度が最速なのはどこ?
  2. 制限速度80マイルは珍しくない
  3. 速く走れない高速道路もある!

1.全米で制限速度が最速なのはどこ?

アメリカの高速道路に表示されている制限速度が最も速いのは、テキサス州のオースティンを走る130号線です。これはオースティンの都市部を迂回するための道路で、制限速度はなんと85マイル(137㎞)です。

表示されている制限速度が85マイルということは、大半のドライバーはこの速度で走っているということになります。アメリカの高速道路では、制限速度よりも10マイル程度のオーバーなら見逃してもらえることが多いので、実際には95マイルぐらいで走るドライバーが多くいると考えられます。かなり速いですね。。。

2.制限速度80マイルは珍しくない

制限速度が85マイルはオースティンのみですが、80マイル(130㎞)なら全米に数多くあります。

  • アイダホ州
  • オクラホマ州
  • サウスダコタ州
  • ネバダ州
  • テキサス州
  • モンタナ州
  • ユタ州
  • ワイオミング州

では、郊外に行くと時速80マイルの高速道路があります。

この時速は、州内すべての高速道路が同じように設定されているわけではなく、都市部に近づけばもちろん制限速度は遅くなります。カーブがある場所でも制限速度は当然ですが遅くなりますね。

ただし、時速80マイルからいきなり時速30マイルになるというわけではありません。80マイルから60マイルになり、そこから50マイル、40マイルと少しずつ制限速度が遅くなるところが多いですね。

3.速く走れない高速道路もある!

州によっては、高速道路の制限速度がかなり遅く設定されている所もあります。

  • ハワイ州 最高速度は60マイル(97㎞)
  • ワシントンDC 55マイル(89㎞)

どちらも、高速道路とはいえ普段から混雑しやすく道が曲がりくねっていたり、道路の幅も狭かったりするので、安全を考えた速度設定となっています。ちなみにグアムやサモアなどの島に行くと、制限速度はさらに遅くなります。

ちなみに、アメリカの高速道路の制限速度は、Federal Highway Administrationによって決められています。

アメリカで他人のゴミ箱をあさるのは犯罪?

アメリカの一戸建てでは、各家庭に自治体から回収用のデカいゴミ箱が支給され、回収日に路肩へゴミ箱を出しておく、というスタイルが一般的です。大半の人は、他人のゴミ箱なんて興味がありませんから、お金をもらってもゴミあさりをするなんて絶対に嫌だと考えることでしょう。

しかし世の中には、さまざまな目的で他人のゴミ箱をあさる人がいます。この行為、犯罪なのでしょうか?

目次

  1. 敷地内のゴミ箱はにはプライバシーがある
  2. 収集待ちで路肩にあるゴミ箱は?
  3. 漁ってもおとがめなしはどんな時?

1.敷地内のゴミ箱はにはプライバシーがある

アメリカの法律は、その州によって異なりますし、自治体によっても細かなルールが決められていることが少なくありません。ただし他人のゴミ箱をあさるという行為に関しては、多くの州で見解に大きな差はないようですね。それは、

敷地内に置かれているゴミ箱にはプライバシーがあるので、漁ると犯罪

というものです。

ゴミ回収の前日や当日には、私達は路肩までゴミ箱を移動させますが、路肩ではなく家の横やガレージの外などで保管されているゴミ箱に関しては、たとえそれが屋外でも、鍵を付けていなくても、プライバシーが発生します。だから、それを勝手に漁る行為は、プライバシーの侵害に該当するのだそうです。

また、家の隣やガレージの前も、法的にはその家の所有者の敷地です。そのため、ややこじつけ感はあるものの、ゴミを漁る目的で他人の敷地に勝手に許可なく侵入したとみなされて、侵入罪という罪状もついてきます。

2.収集待ちで路肩にあるゴミ箱は?

ゴミ箱の中身が同じでも、置かれている場所が路肩に移ると、話はずいぶん変わります。ごみ収集のためにゴミ箱を自宅の隣から路肩に移動すると、これはプライバシーを放棄したとみなされるのだそうです。つまり、漁っても無罪となるわけですね。

カリフォルニア州で実際に1988年に出されたグリーンウッド事件の判決を見ても、回収街のゴミは公共のゴミという扱いになるので、他人が漁ってもノープロブレムなのだとか。

3.漁ってもおとがめなしはどんな時?

他人のゴミを漁っても、まったくおとがめなしというケースも、もちろんあります。それは、

  • チェックアウト後のホテルの部屋に残されたゴミ
  • 会社のゴミ
  • アパートの共同ゴミ置き場で漁ったゴミ

当然ですが、警察にはゴミあさりの権利があるので、他人の敷地にあろうがどこにあろうが、警察官が業務でゴミを漁る行為は、完全に合法です。

アメリカのよく分からない法律、$950以下なら窃盗も強盗も詐欺もすべて無罪?

アメリカでは、州ごとに法律が決められています。その中でも、とても変わったユニークな法律の一つに、カリフォルニア州の窃盗法があります。

目次

  1. $950は軽犯罪、よって不起訴
  2. どんな犯罪が対象か
  3. 結論

1.$950は軽犯罪、よって不起訴

カリフォルニア窃盗法には、少し前に新たに項目が追加されました。その項目ではなんと、$950以下の盗みなら軽犯罪に該当するので、起訴されないことになったのです。

詳しく説明しましょう。これは盗みの軽犯罪を犯すと、初犯は逮捕も起訴もされるのですが、同じ罪名で複数回の犯罪をしても、何回もリピートして起訴されることはありませんよ、というルールです。

街を歩いていて、誰に窃盗罪の前科があるかなんて見ただけでは分かりません。そのため、万引きや窃盗などの盗みをされて警察へ通報しても、$950以下の被害だと「警察はそんな暇じゃない」的な対応をされてしまうのだそうです。

初犯で逮捕起訴されるとどうなる?

もう一度言いますね。逮捕されないのは、すでに窃盗などで前科を持っている犯罪者が対象です。$950以下の盗みなら逮捕されないの?なんて顔がにやけてきたあなた、初犯は逮捕もされるし起訴もされることを覚えておきましょう。

ちなみに初犯で逮捕された場合、最大6か月間の懲役刑となる可能性があります。ただし、他に何の前科もなく、優秀な弁護士を付ければ、懲役刑を免れて執行猶予がついたり、賠償金や罰金を払っておとがめなし、なんてことにもできるのだとか。

2.どんな犯罪が対象か

$950以下の窃盗ルールの対象となる犯罪には、色々なものがあります。

  • 万引き(店から、個人の家から、は問わない)
  • 他人をタダ働きさせて適切な報酬を払わなければ労働力の窃盗罪
  • 盗品を誰かからもらった
  • 会社のカネをくすねた(横領)
  • 会社が管理している個人情報を売ってカネにした、受け取った金額は$950以下
  • 詐欺を働いて、受け取った金額が$950以下
  • 車上荒らしで与えた経済的な損失が$950以下

3.結論

カリフォルニア州で$950以下の盗みを働いても無罪、ということはありません。まともな警察なら、しっかり捕まえて起訴まで持ち込むでしょう。

しかし、息子様が暮らす予定のサンフランシスコのように警察の数が不足していたり、盗み天国化しているような都市部では、いちいち軽犯罪の取り締まりに警察官を動員する余裕がない、というのが実情のようです。

それが、多くの市民が「万引きしても$950以下なら捕まらない」と勘違いする要因となっているようですね。

みなさん、盗みはダメですよ。多くは警察に捕まりますし、悪いことすると地獄へ落ちます。

JCBは使えない?アメリカに来るならVisaかMasterを選びたい!

クレジットカードには、VisaやMasterなどのネットワークがあります。VisaやMasterは王道的なロゴなので、これらを持っている人は、普段生活するうえで「クレジットカードを受け付けているけれど、あなたのロゴは使えません」と言われることは、ほとんどないでしょう。

しかし日本からアメリカに来る人は、必ずしもこれまで日本国内で便利に使っていたクレジットカードが、そのままアメリカでも通用するわけではないことを、理解しておかなければいけません。

目次

  1. JCBは日本人が多い観光地でのみ使用可能
  2. 世界のシェア率を見れば一目瞭然
  3. 各ブランドの特徴

1.JCBは日本人が多い観光地でのみ使用可能

日本で生まれたクレジットカードJCBは、世界中に3,900万店の加盟店があります。しかしVisaやMasterと比べるとこの数は少ないだけでなく、加盟店のほとんどが日本国内という特徴があります。

アメリカでも、ハワイやグアムなど日本人観光客が多い場所なら、JCBを受け付けている店はたくさんあります。しかしそうでないエリアへ行くと、

「JCB?何それ?聞いたことない。ダメ、つかえない」

とけんもほろろに拒否られるリスクが高くなります。注意してくださいね。

2.世界のシェア率を見れば一目瞭然

クレジットカードの国際ブランドにおける世界シェア率を見ると、どのカードがグローバルに使いやすいのかが一目瞭然です。

ブランドシェア率
1位Visa(アメリカ)38%
2位銀聯(中国)34%
3位Master25%
4位American Express4%
5位JCB2%
6位ダイナース2%
クレジットカードブランド比較

3.各ブランドの特徴

支払いに使えればロゴなんて何でも良い、という人は多いと思います。私も割と、そうですね。使えないと言われると困りますが、VisaはMasterより便利とか、Masterの方が使っていて得だと感じるといったことはほとんどありません。

絶対王者はVisa

クレジットカードのブランドを使いやすさで選ぶなら、カード発行枚数が34億枚を誇る絶対王者のVisaがおすすめです。アメリカでも使い勝手は良く、Visaが使えない店と言えば、キャッシュオンリーの店ぐらいではないでしょうか。

Masterはヨーロッパに強い

Visaはアメリカで圧倒的な強さを発揮すると言われている一方で、Masterカードはアメリカよりもヨーロッパに強いと言われているブランドです。まあ、どちらも普段の生活で使う分には利便性での差は感じないので、申し込んだカードがMasterだったからといって、ガッカリする必要はありません。

アメックスはハイステータス

特典が充実した提携カードを多く発行するアメックスは、ハイステータスなカードブランドとして人気があります。カードごとに充実した特典がついていることが多いので、特典目当てで持ちたいという人におすすめです。

旅行することが多い人にとっては、アメックスを持っていると嬉しいことが多いかもしれません。

エンタメに特化したダイナース

私はダイナースカードを持ったことがないので、これまで店舗でショッピングや飲食する際に、ダイナースカードで払えるかどうかをチェックしたことがありません。アメリカで誕生したダイナースカードは、アメックス同様にハイステータスなカードという位置づけで、レンタカーやゴルフ場の割引など、旅行やエンタメに特化したハイソな場所で使いやすくなっているようですね。

最近増えているのがDiscoverカード

アメリカで誕生したDiscoverカードは、主にアメリカで使えるクレジットカードブランドです。使い勝手という点ではどうしてもイマイチなので、あえてDiscoverカードを選ぶのなら、VisaやMasterを作るのが賢明かもしれません。

子供の権利はどこまで通用するのか?

まずはこちらをご覧ください。

動画を要約すると、飛行機の座席に座っている子供が、足をずっとバタバタさせて前列の人がイライラした所からスタートします。

彼は何度か振り返って「あの、ちょっと、足のバタバタやめてもらえませんか?」的なお願いをするのですが、そのたびに母親が「フライトが長くて子供だって退屈なの!我慢しなさいよ」的な言い返しをしたことで、どんどんトラブルがヒートアップする様子が動画に収められています。

He’s just being a kid.という価値観

アメリカで生活していると、

He’s just being a kid.

He’s being a boy.

というセリフを耳にする機会が少なくありません。ざっくり言うならこれは、

「子供なんだから仕方ないじゃん」

「男の子ってこんなもんでしょ」

的な意味ですが、迷惑を掛けられた側が「大丈夫ですよ」的に言うこともあれば、迷惑をかけている側が「うるせー黙ってろ」的に使うこともあります。

使い方によって、その場を丸く収められる言葉になることもあれば、その場を余計にピりつかせる言葉になってしまうこともあるのです。

この動画の場合にも、もし母親が

「すみません。止めようとしているのですけれど、この子XXXという疾患を持っているので。。。」

「ごめんなさい、止めるように言っているのだけれど、なかなか聞いてくれなくて。」

と申し訳なさそうに言ったなら、前席のカップルもきっとここまでは怒り心頭にならなかったような気がしますし、むかつきながらも

He is Fine. He is just being a kid.

と言ってその場を収めてくれたかもしれません。

しかし母親が放った言葉は

「私の子供に話しかけないでよ!話しかけるなら私に言ってよ!」

「子供は何も悪くないの!悪いのはイライラしているあなたでしょ!」

と言った、火に油を注ぐような反発。

これでは残念ながら、国籍や文化に関係なく、誰でも立腹してしまいそうです。

我が家のトイレをおしっこまみれにされた経験

私にとって、He is just being a kid.というセリフは、正直あまり良い印象がありません。

なぜなら息子様がキンダーの時、近所に住んでいた同年代の子が遊びに来て、我が家のトイレをおしっこまみれ地獄にされた経験があるからです。

お前、キンダーだろ?何をどうしたらこうなるんだ?

と思いながら、あまりにも腹がたったので、その場でその子を帰して母親に事態を報告しました。

するとソーリーと言うわけでもなく、彼女は涼しい顔で

「この子は数年前におむつが取れたばっかりなんだから、仕方ないわよ。He is being a kid」と言い放ったのです。

こいつら、親子そろって頭おかしいなと確信したので、それ以来、その子を出禁にしたことは、言うまでもありません。