海外でぼっちママはつらい!ワンオペ育児の乗り切り方!

日本でも、専業主婦のワンオペは社会との接点が少なく、孤独を感じやすいものです。しかし、それがアメリカとなると、さらに孤独感はアップします!ここでは、私の経験、そして周囲のママ友たちの経験をもとに、アメリカでのぼっちワンオペ育児を乗り切る方法をご紹介します!

目次

  1. ワンオペは平日だけ!週末はパパに甘えよう!
  2. 家にいると気分が沈むだけ!とりあえず行くのは公園
  3. 暑い時には図書館へ!
  4. 時間単位でデイケアも利用できる!
  5. ベビーシッターもいる
  6. 子供にとっての天国は「ママといっしょに家で遊ぶこと」

1.ワンオペは平日だけ!週末はパパに甘えよう!

アメリカ男子は、日本男子よりも育児に積極的に参加してくれます。「休みの日ぐらいゆっくりさせてくれよ!」なんて寝言を言うパパは、そう多くないでしょう。ワンオペ育児で頑張る人は、パートナーがお休みの日は、育児をパートナーに丸投げしてしまうという方法がおすすめです。

しかし、ここで大切なのは、言い方を工夫して、相手に気持ちよく育児をしてもらうという事です。「平日はアタシがやってるんだから、休日はテメーがやれよ!」なんて言ってしまうと、ケンカになってしまい、せっかくの週末を嫌な気分で過ごす羽目になりかねません。できるだけ相手に気持ちよくお願いするなら、あくまでも「パパと過ごせて子供はなんてハッピー!」という方向でアピールすることをおすすめします。

2.家にいると気分が沈むだけ!とりあえず行くのは公園

three women sitting on benches

どんなにかわいいわが子でも、毎日朝から晩まで家の中で顔を合わせているのでは、気分転換ができません。日本でもそうですが、とりあえず日課として公園に足を運んではいかがでしょうか?

アメリカにはいろいろなところに公園があります。必ずしも小さい子向けの遊具ばかりではないですし、中にはどさくさに紛れて子供を誘拐する輩もいます。そのため、子供から一瞬も目を離してはいけません。

広い公園に自分と子供だけなら、リラックスするのもアリでしょう。しかし複数の大人やこどもでにぎわっている公園では、ベンチに座って他のママさんとおしゃべりに没頭するのは、残念ながらNGです。できるだけ子供のすぐそばにいて、落ちないように注意すると同時に、誘拐犯からターゲットにされないように気を付けてくださいね。

3.暑い時には図書館へ!

暑くて外で遊ぶことがきついときには、図書館があります!図書館では、定期的に子供向けのイベントが開催されていたりするので、要チェックです。またアメリカの図書館の多くは、子供向けのセクションがあり、子供は遊びながら本を読めることが少なくありません。

日本の図書館のように、受験生が真剣に勉強していて、少しでも口を開くとガンにらみされる、なんてことはないので安心してくださいね。

4.時間単位でデイケアも利用できる!

girl in red dress playing a wooden blocks

日本でも最近では増えているようですが、アメリカのデイケアの中には、時間単位で預かってくれるところがたくさんあります。ぜひ最寄りのデイケアをチェックしてみてください。対象年齢は2歳ぐらいから、もしくはオムツが取れていることが条件となっている施設が多いのですが、1時間でも2時間でも見てもらえることで、ママさんは息抜きができます。それにデイケアに行けば、子供は他の子供と遊べて社交性が身につくというメリットもありますよ!

5.ベビーシッターもいる

アメリカには、時間単位で子供を見てくれるベビーシッターがたくさんいます。必ずしもプロの資格を持っている人というわけではないので注意は必要ですけれど、いろいろお願いしてみて、気に入ったシッターさんを見つけるという方法もおすすめです。

ベビーシッターは、自宅まで来て子供を見てくれるタイプと、シッターさんの自宅で見てくれるというタイプがあります。ニーズに合わせて利用しやすいタイプを選びましょう。

6.子供にとっての天国は「ママといっしょに家で遊ぶこと」

毎日大変な気持ちは、私も経験者なのでよくわかります。ワンオペ育児は、決して楽ではありません。

でも、子供が学校に行き始めると、もう子供と一緒に過ごせる時間はありません!私の息子はすでに大学生で、夏休みなどもほとんど家にいないので、共に過ごせる時間は皆無となってしまいました。

子育ては長いですけれど、後から振り返ると、やっぱり素晴らしい思い出として心に残っているのは、子供が小さい時に自宅で過ごしたかけがえのない日々です。

毎日がワクワクのイベントでなくても良いのです。「今日は2時間も昼寝をした!」なんて毎日でも、子供にとってはママと安心して過ごせる天国のような時間なのですから、それを良しとすることも、子育ての醍醐味だと思います。

ちなみに、幼少のころに母親と自宅で落ち着いた時間をたっぷり過ごした子供は、成長する中で情緒が安定した子供に育つという統計があります。毎日誰かを家に呼んでワイワイと過ごすのも良いですが、落ち着きのある子どもに育つと考えれば、ぼっちのワンオペも悪くありませんよ!

アメリカ男子はイクメンが多い!?

私が子供のころには、テレビCMでも「亭主元気で留守がいい!」なんてキャッチコピーが人気で、育児は基本的に母親のワンオペが主流でした。そういう姿を見て育ってきたので、私自身も出産してからは、夫の役割は仕事、家事と育児は私だと考えており、ほぼワンオペでしたが不満を感じたことはありませんでした。

しかし!周りを見ると、ワンオペ育児の家庭ってとても少ないのです。アメリカ男子は、日本男子と比べると、明らかにイクメンが多いですね。そこで今日は、アメリカのイクメン事情についてご紹介します。

目次

  1. アメリカにイクメンが多い理由とは?
  2. パパ役とママ役をするメンズもいる

1.アメリカにイクメンが多い理由とは?

アメリカにイクメンが多い理由は、自身が育児に積極的に参加することで妻の労をねぎらおうと男気のある漢気のあるメンズが多いというよりは、彼らがイクメンの家庭に育っているので、それが普通だと考えているからだと思います。社会的にも父親の育児参加は当たり前のことなので、理解してもらえる環境にあることも、イクメンが多い理由ですね。

男女ともに育児をしやすい環境にいる

アメリカでは、多くの家庭で共働きです。子供が生まれたことで女性が一時的に仕事を辞めて育児に専念するケースはもちろんありますが、そうしないケースもたくさんあります。

夫婦が共働きの場合、どちらが保育園への送迎をするとか、どちらが家事と育児を負担するか、なかなか悩ましい問題ですよね。アメリカの場合、多くの人はマイカーでの出勤ですし、職場までの通勤時間は30分以内という人が多いです。それに、残業ナシで帰宅できる人が多いので、男性も女性も、アフターファイブは育児に力を注ぎやすい環境があります。

もちろん、例外はあります。妻が専業主婦だったり、どちらかが残業が多かったり不規則な勤務時間だったりすると、アメリカ人同士の結婚でもワンオペになることはあります。

育児は女性の仕事、という概念がない

日本では、まだまだ育児は女性の仕事だと思われています。しかしアメリカでは、育児は女性だけの義務ではなく男性にも同等の義務があると考えています。これは社会全体の風潮です。保育園へのお迎えも、朝はパパで夕方はママだったり、学校でのイベントがあると、ママだけでなくパパも仕事を休んで積極的に参加することは珍しくありません。

2.パパ役とママ役をするメンズもいる

daughter looks at his father s cooking

一般的ではありませんが、アメリカにはワンオペのイクメンもいます!日本でいえば、梅宮アンナさんの父親の故・梅宮辰夫さんあたりが似たタイプかもしれませんが、日本では、男性がワンオペで育児と家事をするなんて、想像できないという人は多いでしょう。

夫の弟、つまり私の義弟もこのタイプです。自身の息子をこよなく愛し、育児は新生児のころからすべて母親以上に取り組んでいました。仕事も、子供をデイケアに送迎するためにセーブしていましたし、子供が病気で仕事を休むのは、決まって母親ではなく父親という徹底ぶり。

ちなみに義弟は、育児だけでなく家事もすべて担当しています。もちろん、フルタイムで仕事をしながら、です。毎日仕事から帰宅すると、Uターンでスーパーで夕食を買いに行き、急いで帰宅して夕食の準備をします。

かなりハードそうですが、本人は子供の成長を間近で見ることができ、とても幸せそうです。

ちなみに義弟の奥さんは、自身の仕事をする以外は、友達とショッピングに行ったりして、まるで独身のような生活を謳歌しています(笑)。彼女は、母親や妻であるよりも女でいることを重視するタイプで、義弟もそんな彼女でいてほしいと考えているので、抜群の相性なのだと思います。