電気や水道の業者は高い!安くする方法はある?

アメリカに来て感じたこと、そして近年特に強く思うことは、

業者ってどうしてあんなに高いんだ??

という事です。

近年では業者が自主的に時給100ドルを想定しているらしく、5分で終わる作業でも「最低料金100ドルなので」と言って100ドルを徴収しようとします。

中でも高額なのは水回りの業者ですね。Plumberと呼ばれる業者は本当に高額で、我が家で利用している業者は、見積もりを取るだけでも80ドルを吹っ掛けます。修理するかどうかに関係なく、見積もりを取るだけで80ドルなのです。

しかも、最低料金はつい先日値上がりしたらしく、どんなに簡単な作業でも400ドル~。1ドル150円で計算すれば、水道業者に来てもらうだけで、作業内容に関係なく6万円以上かかるという事です!!

高いと思いませんか?

実は、この高すぎる業者費用を安く抑えるコツがあります。

それは、Home Insuranceを利用するというものです。

目次

  1. Home Insuranceって何?
  2. Property Insuranceと何が違う?
  3. Home Insuranceは誰にオススメ?
  4. 保険によって利用方法が違う
  5. アメリカンホームシールドの注意点

1.Home Insuranceって何?

Home Insuranceとは、例えば電気の配線や設備、水道設備、ガスやエアコンなど、家の一部として考えられている設備に対する保険です。Home Warrantyと呼ばれることもあります。

保険なので毎月の保険料がかかりますが、私が加入しているAmerican Home Shield(アメリカンホームシールド)では、毎月60ドル~70ドルぐらい(だと思います)の掛け金をはらうと、万が一の故障の際には、修理料金100ドルだけで済むというもの。100ドルかからない修理でも修理費用の100ドルはアメリカンホームシールドから徴収されますが、数千ドルかかるような修理でも、自己負担は100ドルだけで済むのが魅力です。

我が家で加入しているのはこれ

Water Heaterタンクの交換も100ドル

以前住んでいた場所で、ちょうど築15年の家のWater Heaterタンクが寿命を迎えました。修理ではなく交換という対応になったのですが、すぐに来て対応してくれ、私たちが支払った金額はたったの100ドル。残額は「保険」なのでアメリカンホームシールドが数千ドルを払ってくれました。

ちなみにウォーターヒーターの交換をすると、4000ドル~5000ドル程度かかることが多いです。それがたったの100ドルだったので、保険さまさまでした。

万が一のトラブル時には、加入していると大きな出費を抑えられます。

2.Property Insuranceと何が違う?

Home InsuranceとProperty Insuranceは大きな違いがあります。家のローンと合わせて支払っている人が多いProperty Insuranceは、火事とか地震などで家が半壊したとか全壊したとか、雹が降って屋根に穴が開いたなどのトラブルの時に、修理にかかる費用を出してくれる保険です。

これも保険なので、毎月のローンと共に私たちは保険料を払っています。ただ、家のローンってローン返済分の他に固定資産税やProperty Insurance分もまとめて金融機関に徴収してもらっている人が多いので、保険を払っていてもいくらか金額は知らないという人は多いかもしれません。

ちなみに、Home Insuranceの多くは、家の屋根とか壁、床などには一切適用されません。あくまでも電気設備や冷暖房設備、給排水設備などがメインです。アメリカンホームシールドでは、家電製品(冷蔵庫とか洗濯機など)もカバーしており、故障して修理できない場合には、同じモデルの新品に交換してくれます。

3.Home Insuranceは誰にオススメ?

私が最初にHome Insuranceに加入したのは、家を購入したのがきっかけでした。アメリカの不動産売買では、売主が1年間分の保険を付けてくれることが多く、私が購入した家にもついてきました。ちなみに、私が売却した家には、私たちが負担して1年分の保険を付けました。

どの保険を付けるかは、その不動産業者によって異なります。私たちが最初に購入した家についていた保険が、American Home Shieldだったのです。

その後、別の州へ引っ越して新しく家を購入した時には、自分たちでアメリカンホームシールドに申し込みました。

こうした保険は、

  • 家が老朽化していて修理費が怖い人
  • 故障や修繕でまとまった出費をしたくない人

にオススメです。

4.保険によって利用方法が違う

私たちが利用しているのはアメリカンホームシールドです。使い方は簡単で、

  1. 修理が必要な時にはWEBで修理を依頼
  2. アメリカンホームシールドに登録している業者を自動的に割り振ってくれる
  3. 業者から連絡が来る(こちらから連絡してもOK)
  4. 支払いはアメリカンホームシールドへ
  5. 業者はアメリカンホームシールドからサービス料金を受け取る

の順番です。便利だなと感じることは、自分たちで業者を探さなくて良いという点ですね。業者の不誠実な対応は、すべてアメリカンホームシールドが間に立ってくれます。いい加減な業者が多いアメリカでは、こういうクッションは大きな安心感です。

ちないに現在住んでいる家を購入したときについてきた保険は、違うものでした。使い勝手が大きく違っていて、使い慣れていない私たちにとっては不便だなと感じました。

  1. 修理が必要な時には保険会社へ連絡→許可をもらう
  2. 自分たちで業者を選ぶ
  3. 業者から見積もりを取って保険会社へお伺い→許可をもらう
  4. 業者へ連絡して実際に修理してもらう
  5. 業者への支払いは自分たちで建て替える。
  6. 保険会社から見積もりに合わせた保険金をもらう。

という流れだったと思います。

急いで修理が必要な時に、アレもコレも許可が必要だとか、業者を自分で探す手間や時間を考えたら、とても面倒だと思いました。

5.アメリカンホームシールドの注意点

アメリカンホームシールドがおすすめかどうかは、住んでいる地域で大きく変わります。その理由は、どんな業者が登録しているかが変わるから。

私が現在住んでいるDC周辺は、残念ながら業者の質が「全米ワースト」と言っても木っと過言ではないぐらい、最悪です。

業者が最悪な件についてはこちらから

特に水道業者は、「ほかの業者ないの?」というほど最悪な業者しか登録しておらず、依頼しても来ない、中途半端な仕事で帰ってしまう、電話しても出ないなど、頼れない業者しかいないのです。

夫が「それでも水道業者以外は使えるから」というので、今は我慢して加入していますが、水道業者に関しては、保険は使わず全額自腹で別の業者へ依頼しています。

冒頭で水道業者の破格な値段で泣きをいれたのは、そういう理由があります。。

でも以前住んでいた場所では、この保険にはずいぶんお世話になったし、メリットしか感じなかったので、DC周辺以外の地域ならおすすめだと思います!

アメリカンホームシールドのホームページはこちらから

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