アメリカへの引越し、家財道具たちの民族大移動!かかる運送費用はいくら?

日本からアメリカへの引越しは、日本国内の引越しとは比較できないほど多額の費用がかかります。そのため、基本的には衣類など身の回りのものだけを持参し、家具や寝具など生活に必要なものは現地で調達するというスタンスが一般的ですね。

目次

  1. 日本からアメリカへ荷物を送る方法
  2. 荷物はどこから送る?

1.日本からアメリカへ荷物を送る方法

日本からアメリカへ荷物を送るには、

という選択肢があります。

渡米の際に手荷物として持っていく

飛行機で渡米する際には、手荷物として一定量の荷物を持っていくことができます。エコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラスによって荷物1つ当たりの許容重量は異なりますが、渡米してすぐに必要となる服や下着など身の回りのものは、手荷物として持参するのがおすすめですね。

手荷物として持っていく場合には、基本的に2つまでは無料で持って行けます。しかしその数を超えると追加料金がかかりますし、一つ一つの荷物にも重量制限やサイズの制限があるため、詳しくは航空会社の規定をチェックしてください。

JALの手荷物規定

ANAの手荷物規定

アメリカン航空の手荷物規定

ユナイテッド航空の手荷物規定

デルタ航空の手荷物規定

航空便で送る

手荷物として持っていく以外の方法の中でもスピード重視なのは、航空便です。最も高額なのはEMS便で、送ってから1週間~2週間程度で現地へ到着します。EMS便よりもリーズナブルなのはSAL便と呼ばれるもので、船便よりも早く、そしてEMSよりも早く到着するという点で、アメリカへ引越しする人に人気があります。

重量費用の目安
2kg3,850円
4kg6,150円
6kg8,350円
8kg10,455円

船便で送る

日本からアメリカへ荷物を送る方法の中でも、最もリーズナブルなのは船便です。コスト重視で送りたい人におすすめですが、到着までの時間が2ヶ月程度かかってしまうため、渡米後すぐに必要なアイテムを送るのは控えたほうが良いかもしれませんね。

重量費用の目安SAL便との差額
2kg2,350円1,500円
4kg3,450円2,700円
6kg4,550円3,800円
8kg5,650円4,800円

2.荷物はどこから送る?

日本からアメリカへ荷物を送る際には、どこから送るかという選択肢がいくつかあります。

郵便局

日本からアメリカへ荷物を送る際には、郵便局から送ることができます。SAL便も船便も、荷物の大きさと重量にいは規定があるので、あまり大きな家具などを送ることはできません。

重量の制限30kgまで
最長辺の長さ1.5メートル以内
長さ+胴回り3メートル以内

DHL

「金に糸目はつけないから、とにかく早く送りたい」という人におすすめなのは、世界220か国以上に対応しているDHLです。日本からアメリカへ荷物を送る際でも、早ければ3日程度でついてしまうという超高速スピードが魅力です。郵便局から送るSAL便よりも早いので、超特急で送りたい人にはおすすめの方法ですね。

DHLは、日本国内に170カ所の受付ポイントがあります。中には24時間受付ているオフィスもあるので、要チェックです。

気になる価格ですが、DHLが規定する箱の大きさによって価格が変わります。

梱包材料金
封筒5,800円
ボックス28,800円
ボックス312,100円
ボックス418,400円
ボックス525,600円
DHL料金表

Fedex

Fedexは、世界220か国以上に流通している大手サービスで、1日に取り扱う貨物の数は、なんと1500万個にも上ります。価格はDHLと変わらない割高感があり、SAL便と比べるても高めです。

梱包材価格
封筒6,470円
2kg15,410円
プライオリティ4kg30,610円
プライオリティ5kg37,750円
Fedex 料金表

集荷は、オンラインが便利です。最初にオンラインでアカウントを作る必要がありますが、重たい箱をいくつも搬送するなら、自宅まで受け取りに来てくれるオンライン予約をおすすめします。

ヤマト運輸

日本国内の宅配業者として大人気のヤマト運輸もまた、アメリカへの荷物を受け付けています。ただし、クロネコヤマト便がそのままアメリカにサービスを提供しているというわけではなく、日本側ではクロネコヤマトが集荷を行ってくれて、実際の配送はアメリカの輸送会社であるUPSが担当するという仕組みとなっています。

重量価格
2kg22,200円
3kg28,100円
5kg38,900円
ヤマト運輸/UPSの料金表