アメリカで赤ちゃんが誕生して出生届を提出すると、その時の大統領の署名が入ったお手紙をもらうことができます!私はつい先日、ツイッター上でそのことを知りました!
目次
1.どんなサービス?
これはPresidential Greetingというサービスの一環で、赤ちゃんが誕生したときだけでなく、結婚したり結婚記念日、誕生日や命日、定年を迎えたりした節目に受け取ることができます。その他にも、ガールスカウトやボーイスカウトで何かを達成したとか、自分自身の中で大きな目標を達成したときに申し込むと、ホワイトハウスから送ってもらうことができます。
2.誰がもらえる?
Welcome to the World!のお手紙をもらえるのは、満1歳を迎えるまでの赤ちゃんです。これはホワイトハウスが行っている国民向けのサービスの一つで、赤ちゃんが生まれてから12か月以内に申し込みをすると、郵送で大統領の署名入りの挨拶状が届きます。

私もこんな素敵なサービスがあることを知った時、欲しい!!!と思いました。しかし息子はすでに21歳。生後1歳までのサービスを受けられるはずもなく、あえなく撃沈しました。
しかし転んでもタダでは起き上がりたくない性格なので、色々とサイトをウロチョロし、誕生日でもお手紙をもらえることを発見。さっそく息子様のために申し込みをしました。
3.申し込み方はWebで簡単
オンライン
申し込み方法は簡単です。Webを使うと、1分ほどで申し込むことができます。
リンクはこちらから
FAX
Faxでも受け付けています。202-395-1232に「子供が生まれたので、ぜひお手紙ください!」とリクエストすればOKです。特定のフォーマットや申請用紙などはない感じです。
郵送
郵送で申し込むなら、
The White House
1600 Pennsylvania Ave.
Washington, DC 20502-0039
Attn: Greetings Office
へお手紙下さいとリクエストすればOKです。
管轄の議会経由で依頼することも可能
いろいろな事情でホワイトハウスへ直接連絡することに抵抗がある人は、住んでいる場所を管轄する議会を経由してお手紙をリクエストすることもできます。
議会の検索はこちらから(Zipコードを入力するだけで検索できます)
4.注意点
とても楽しくワクワクするサービスですが、注意点はいくつかあります。
必ずもらえるわけじゃない
ホワイトハウスは忙しいので、申し込めば絶対に贈ってもらえるわけではないのだそうです。できるだけ前向きに努力しています、とのことでしたが、おそらく赤ちゃんの誕生とか結婚しましたとか、そういったビッグなイベントの方が優先順位は高そうな気がします。
個人情報はおそらく保管
こうしたサービスを利用する際に理解しておかなければいけないことは、申し込む際に使った自分や子供の名前や住所、メールアドレスや電話番号などは、おそらく高い確率でホワイトハウス及び関連する機関にデータとして保管されるだろう、という事です。まぁこれは、Presidential Greetingに限ったことではないと思いますが、もしも個人情報を守秘するためにSNSも一切していないという人は、気を付けたほうが良いかもしれません。
大統領は現職の人のみ
大統領の署名入りのお手紙をもらえると、誰でもワクワクしますよね。この署名をしてくれる大統領は、現職の人のみ限定です。オバマ大統領のサインが欲しい!とか、いやいや私はブッシュ大統領のサインを所望!なんてことを言っても、残念ながら無理です。今の大統領の署名入りお手紙なんて欲しくねー!という人は、もらわないという選択しかありません。