毎年持ってこいと言われるSchool Supplyで知っておきたい事とは?

painting and drawing tools set

アメリカの小学校では、毎年School Supplyのリストが渡されて、それを学期の初日に持ってこいと命じられます。

近年ではオンラインでリストを公表している学校が多いのですが、息子様がキンダーに上がったばかりの大昔には、夏休み中に学校の受付にサプライのリストがリストアップされた紙が置かれていて、それをママ友同士でシェアしていました。

今回は、知らない人にとっては「へ?何これ?」となるであろうSchool Supplyについて、知っておきたいことをご紹介しますね。

目次

  1. School Supplyとは?
  2. 名前は書いた方が良い?
  3. 年度の途中でなくなることもある!どうなるの?
  4. 去年の残りを翌年に使ってもOK?

1.School Supplyとは?

School Supplyとは、一言でいうなら子供たちが教室の中で使用する文房具などですね。中には、手を拭くワイプとか、ティッシュの箱などを持ってこいという学校もあり、学校ごと、学年ごと、またはクラスごとによって必要なリストは異なります。

アメリカの学校では、特にキンダーから低学年にかけては、学年の初めに生徒が持ってきたSchool Supplyを先生がすべて教室内で管理して、皆で使います。多くのクラスでは、机が班のようになっており、そこにハサミとかノリなどが置かれています。それを、班で仲良く使いましょう、というスタンスですね。

School Supplyには、

あたりが一般的ではないでしょうか。

中には、ラミネートのシートを持ってこいと言われたり、マグネットタイプのアルファベットを持ってこいなど、探すのにけっこう苦労するようなアイテムを指定されることもあります。その他にも、クラスで使うポスターやラグを買うので10ドルのチェックを持ってこいという先生もいたりします。

2.名前は書いた方が良い?

名前を書くかどうかは、先生が指定します。学校によっては、これとこれには名前を書いてください、これは書いちゃダメ、と言った指定があったり、全部に名前を書けというクラスもあります。また、何にも名前を書かないでくださいというクラスもあります。

年齢が低い学年だと、クラス内でシェアするので名前は書くなと言われるものが多いですが、小学校の中学年ぐらいになると、School Supplyは自分で使うものを自分で持ってくるというスタンスとなり、名前を書いてくださいということが増えるような気がしますね。

3.年度の途中でなくなることもある!どうなるの?

鉛筆などは、年度の初めにみんなが持ち寄るので、1年を待たずに使い切ってしまうということはほとんどありません。しかし中には、学校の鉛筆を家に持って帰ったまま返却しない生徒もちらほらいます。そういう子が多いクラスだと、なぜか鉛筆が足りないという事態になりかねません。

そういう事態が起こった時には、先生から親全員へメールが送られてきて、寄付してくださいと言われます。誰が何を寄付するという担当制ではなく、不足しているのは鉛筆とマーカー、消しゴムなので、この中から選んで寄付してほしい!というスタンスが多いですね。

もしも保護者が誰も反応しなかったら、先生が自腹で購入することになります。さすがにそれは嫌だという先生が多いので、家庭に何度もお知らせメールを送ってきたり、「まだ間に合います!」的なメールを送ってきたりします。

私は一度、先生から個人的に「ミセスXX、もし可能なら、XXを寄付してくれないかしら?」とお願いされたことがあります。心の中では「自分で買えばいいじゃん」と思いましたが、NOと言えるはずがなく、その足ですぐに店へ買いに行き、多めにクラスへ届けました。

4.去年の残りを翌年に使ってもOK?

これは、ほとんどの親が経験していることではないでしょうか。クレヨンとか色鉛筆などは、1年使うと確かに使い古した感が出ます。でもすべての色がそろっていれば、まだ使えます。この古びたクレヨンを翌年に持たせるべきか、もしくは新しいクレヨンを買って持たせるべきか、私は毎年悩みました。そして、買っても数ドルなら新しいものを持たせようと毎年クレヨンを買い続け、自宅には使い古した半分ぐらいの長さのクレヨンたちがどんどん増えていきました。

クラスでシェアするわけではないノートは、今でも大量に自宅に残っています。私が手作りのメモ帳にしたりして積極的に消費していますが、とても使い切れる量ではありません。これから何年も、息子様のノートをメモ帳として使う私の人生は続くことでしょう。。

使い古しのものでも新品のものでも、スクールサプライとしては問題ありません、特に自分で使うアイテムなら、毎年新しいものを買いそろえる必要はないので、去年のものをそのまま使うのもアリだと思います。息子様のノートも、リサイクルすればよかったな、と今になって思います。

投稿者: samuraipassport

こんにちは!アメリカ在住のジャーナリスト兼ライターです。アメリカへの移住から生活まで初心者が知っておきたい情報を発信していきます!アメリカに住んでみたい人や海外に憧れている人にとっても役立つ情報が満載です!

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