なぜ飛ばぬ?あてにできない航空会社!一番ひどいのはどこ?

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私はマイレージを貯めているという理由から、いつもアメリカン航空で飛んでいます。デルタやユナイテッド、そのほかの格安航空会社と比較すると、アメリカンは料金面で割高感がありますが、マイレージのために、と割り切って飛んでいました。予約したフライトの時間が変更されたりと言ったストレスはありましたが、信じられないようなキャンセルや大きな遅延などはあまりなかったと記憶しています。

でも先日、夫の出張で大変な経験をし、フライトの遅延やキャンセルが少ないことは、このアメリカにおいてどれだけ偉大なことなのかを実感しました。

目次

  1. 夫の出張はなぜかデルタ
  2. キャンセルが多い航空会社はどこ?
  3. 避けた方が良いのはココ
  4. 遅れやすい時間帯とは?

1.夫の出張はなぜかデルタ

先日、夫が出張に行きました。基本的に航空券の手配は、夫がパソコンでやっても良いですし、秘書にお願いすればすべて手配してくれたりもします。しかし自分でできることを人にお願いすることを申し訳なく思う夫は、自分で手配したのです。

夫が出張に出かけたのはフロリダでした。あいにくどの航空会社でも直行便がなく、どこかの空港を経由しなければいけなかったのですが、なぜか夫はマイレージを貯めているアメリカンではなく、デルタを予約したのです。

どうしてアメリカンにしないのかと尋ねたところ、アメリカンだとチケットが600ドル超で、デルタだと150ドル程度だったので、節約だと思ってデルタにしたと言ってました。

みなさん、夫は旅行に行くわけじゃありません。出張なのです。航空券は当然ですが会社持ちです。それなのに、なぜか安いという理由でデルタにしました。

そんな会社想いの夫は当日、デルタのせいで地獄を見ました。

  1. フライト予定2時間前になぜかフライトがキャンセル。夫は空港に到着して「へ?」となった。
  2. デルタがリブックした便は、なぜか当日ではなくて翌日の便。これで出張の初日に間に合わないことが確定。
  3. しかもリブックは深夜便。自宅から空港へ向かうと、ほぼ貫徹の状態で出張先に行き、寝ずに一日中仕事をする羽目になるので、空港のホテルで待機した。
  4. いよいよ搭乗。なぜか書類の不備があって5時間の遅延。
  5. この時点で乗り継ぎ便に乗れないことが確定。
  6. 経由地で手配された乗継便は、なぜか8時間も先。しかし、それまでには3便出ている。
  7. もっと早い便にしてくれないかカウンターで問合せようと列に並ぶも、そんな怒り心頭の客ばかりで長蛇の列。1時間列に並んだ挙句、夫はギブアップ。

最悪でした。私の助言を素直に聞いて、最初からアメリカン航空で飛んでいれば、きっと出張の初日にも間に合ったはずです。はい残念。。。

もちろん、私の夫が一度デルタでトラウマ的な経験をしたからといって、デルタ便がすべて最悪というわけではありません。そこで、他の航空会社についても調べてみました!

2.キャンセルが多い航空会社はどこ?

2022年におけるフライトキャンセルを航空会社ごとに比較すると、

  1. Republic Airways – 6.00% →デルタとユナイテッド、アメリカンイーグルの一部を運行
  2. JetBlue Airways – 5.39%
  3. Mesa Airlines – 4.48%
  4. Allegiant Air  – 4.43% 
  5. PSA Airlines – 4.13%
  6. American Airlines – 3.88%
  7. Endeavor Air  – 3.84%
  8. Spirit Airlines – 3.76%
  9. Alaska Airlines – 3.33%
  10. Frontier Airlines – 3.21%
  11. Envoy Airア – 2.96%
  12. Southwest Airlines  – 2.66%
  13. United Airlines – 2.44%
  14. Skywest Airlines – 2.36%
  15. Delta Air Lines – 2.20%
  16. Horizon Air – 1.98%
  17. Hawaiian Airlines  – 0.97%

こう見ると、どこもかしこもよくキャンセルに遅延するな、という印象があります。最もまともなのは、ハワイアン航空でした。

アメリカ国内を飛ぶフライトのうち、2022年には約25%は遅延もしくはキャンセルの扱いとなりました。このデータと見ると、自分が飛ぶフライトがOn Timeだと、それがいかに素晴らしくて優秀で、ラッキーなことかが分かりますね。

私がマトモだと思い込んでたアメリカン航空は、このデータを見る限りではデルタやユナイテッドよりもキャンセルが多かったことも分かりました。もしかしたら、これまで私や家族がOn Timeで飛べていたのは、ただ単にラッキーだけだったのかもしれません。

3.避けた方が良いのはココ

ビジネスインサイダーの情報によると、目的地に予定通りつかないランキングは、

  1. Allegiant Air →半数しかOn Timeで飛ばなかった
  2. JetBlue Airways
  3. Frontier Airlines

でした。少しでもイライラを避けたいなら、航空券は若干高くなるものの、きちんと飛んでくれる航空会社を選ぶのが賢明かもしれません。

4.遅れやすい時間帯とは?

データによると、フライトのキャンセルや遅延は、午後から夕方便にかけて起こりやすいのだそうです。一般的に飛行機の機体はシャトル式に運航しており、1便が遅れると、その日にその機体を使う便はすべて若干遅れてしまう可能性は高くなります。

そう考えると、遅れずに目的地へ行くなら、できるだけ朝早めの便を予約するのが良いようです。

投稿者: samuraipassport

こんにちは!アメリカ在住のジャーナリスト兼ライターです。アメリカへの移住から生活まで初心者が知っておきたい情報を発信していきます!アメリカに住んでみたい人や海外に憧れている人にとっても役立つ情報が満載です!

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