日本のホテルだと、ビジネスホテルなら朝食サービスがあったりしますが、一般的には食事つきプランか食事なしのプランかを選ぶ選択肢が多いのではないでしょうか。アメリカの場合には、宿泊客なら誰でも無料で朝食をいただけるホテルがたくさんあります。
1.ホテルの朝食?何それ?
ホテルの朝食というのは、小規模から中規模なホテルがサービスの一環として行っているもので、ロビーのあたりに朝食エリアが設けられていて、朝になるとスタッフがバフェスタイルの朝食を準備してくれるというものです。
メニューはホテルによって違いますが、けっこう充実している所も多いです。
- ドリンクはコーヒー、オレンジなどのフルーツジュース、牛乳もある
- パン系はベーグルにマフィン、パンケーキ、トーストしてバターを塗るパンもある
- ホットミールは、ベーコンに卵、ハッシュドブラウンなどが一般的。
- シリアルやグリッツも充実
- バナナやリンゴなどのフルーツもアリ
ただし、内容はホテルによって異なります。中には、その辺で買ってきたドーナツを箱のままポイと置いてあるとか、食欲が全くわかないメニューという事もあります。その点は、フレキシブルに対応することをおすすめします!
2.どんなホテルに朝食付きが多い?
都会にあるハイライズなホテルには、このサービスは少ないです。しかし、低層ホテル、例えば私はヒルトン系をよく利用するのですが、Homewood SuiteとかHilton Garden Inn、Home2などのチェーンだと、比較的朝食が無料でついてくるところが多いです。
アメリカで郊外へ旅行すると、4階建てぐらいの低層ホテルが高速沿いにたくさん建っています。ああいうホテルです。
都会のハイライズなホテルだと、きっと宿泊客数が多いために、無料で朝食を提供すると多分ホテルがパンクしてしまうのでしょう。こういうサービスは、ないですね。たまに、ホテルの中に入っているレストランで$10~$20ぐらいで朝食をいただけたりしますが、有料になってもメニューは無料のバフェと大差ないので、たいていガラガラです。このぐらいの価格を払うなら、外のIHOPに行くよ!というアメリカ人が多いのだと思います。
3.ホテルで朝食を食べるメリットは多い!
私は、ホテル内で朝食を済ませることが大好きです。ケチというのももちろんありますけれど、コスパが最高に良いし、おいしいものを出してくれるホテルなら、満足度は高いです!夫はたくさんのメニューから選べるIHOPに行きたいようですが、夫が食べたいものはホテルの朝食で十分に賄えるので、いつも朝はホテル内で済ませています。
ホテル内で食べるメリットは、
- 食べた後に歯磨きをしてから外出できる
- 食事をしてからゆっくりチェックアウトしても間に合う
- お金がかからない
- ホテルによってはレストランより落ち着いていただける
- バフェなので、待ち時間などは一切ない
- スッピンでも行ける
- 朝5時とか6時ぐらいからスタートし、10時ぐらいまでと時間が長い
4.中には平日の夕食も提供してくれるホテルがある!
ヒルトン系の中でもHomewoood Suiteは、コロナ前には平日の夕食も無料で提供していました。観光なら、外でおいしいものを食べに行きたいと思うでしょうけれど、仕事などで何日も滞在していると、お金を使って毎日食べることが嫌になったり、疲れていてレストランに行くのが面倒だと感じることがあるかもしれません。そんな時には、ホテル内の夕食で済ませるという方法もアリだと思います。
もしも旅行などで食費を少しでも浮かしたい!という人は、ぜひ朝食付きのホテルをチェックしてみてください。予約を入れる時に朝食付きと記載されているわけではなく、ホテルのサービス欄に「朝食無料(Complimentary Breakfast)」の記載があります。