アメリカのクレジットカードは、全般的に利率が死ぬほど高いです。良心的と言われているクレジットカードでも、以前は10%ぐらいだったものが、政策金利やインフラなどいろいろな要因で、今では年利がアップしています。
しかしカードの中には、アマゾンカードのように、ベネフィットがとても便利すぎるものもたくさんあります。
例えばアマゾンカードなら、年会費は$119ぐらいかかります。年利も確か30%近かったと思います。はい。日本では明らかに有罪レベルの高さです。
でもアマゾンで買い物をすると、利用金額にかかわらず送料が無料になるという優秀すぎる特典がついてきます。そのため我が家では、この送料無料のために毎年年会費を払ってアマゾンのプライムカードを持っているわけです。
便利なカードは、アマゾンカードだけではありません。実は、ホテル系のアメックスカードも、とっても便利なのでおすすめです。
目次
1.ホテル系クレジットカードがおすすめ理由
我が家では、出かけた時に宿泊するのはいつもヒルトン系です。いろんなホテルが加盟しているし、全米にたくさんホテルがあるし、何よりも息子様のキャンパスそばにあったホテルもヒルトン系だったというのが、大きな理由ですね。
ヒルトン系だけではありませんが、同じ系列のホテルに泊まると、ポイントが貯まっていろいろな面でお得になります。それに会員ステータスなるものが上がるので、同じ宿泊でも多くの特典を受けられるようになり、さらに快適になります。チェックインの時に水をもらえたり、売店での買い物が無料になったり、また遅めのチェックアウトでも無料で対応してもらえたりもします。
しかしホテルのポイントは、定期的に利用しなければ持ち越せず、失効します。息子様が大学にいた頃には、定期的に利用していたものの、卒業してからはそんな頻繁に利用することもないでしょう。失効して便利なステータスがなくなるのは、少し嫌だなと思っていました。
そんな時に知ったのが、ホテルのクレジットカードでした。アマゾンカードのように年会費はかかりますが、持っていれば年間の宿泊数がゼロでも、上客ステータスを維持できるというおまけがついてくることはご存じですか?
例えばヒルトン系のアメックスカードでは、
- チェックインしたらミネラルウォーターを2本もらえる
- ホテルの売店で購入した水とかお菓子などの費用が、1人1泊あたり$15~$18まで無料になる。2人で1泊すれば$30~$36相当。ホテルの外で水を買わずに済む。
- ホテルの部屋が勝手にアップグレードされるので、期待していなかった景観も楽しめる
- チェックアウトの時間を延長しても無料
- 年会費が高い上級カードなら、リゾートフィーがかからない
- 一般宿泊客は立ち入り禁止になっている「選民ラウンジ」を利用できる。
- 年会費$95払えばゴールド会員がもれなくついてくる。
- 年会費$450払えばダイヤモンド会員ステータスがもれなくついてくる
- 空港ではアメックス系ラウンジを無料で使える。中は食べ放題&飲み放題、昼寝もできる。
- ホテル宿泊だけでなく、関係ない所で使ってもポイントがすごい勢いで増える
などの特典がついています。ホテルのチェーンによって特典の内容は変わりますが、ヒルトン系のホテルに宿泊する人にとっては、持ってるだけでずいぶんお得になるカードではないでしょうか。
ちなみに、充実した特典がついているカードは他にもあります。例えば航空会社系のカードだと、
- 預け入れ荷物が毎回1個無料
- マイレージが勢いよく貯まる
- 空港のラウンジを利用できる
などの特典があります。
2.特典が充実したカードの注意点
特典が充実しているクレジットカードは、アメックス系を中心にたくさんあると思います。しかしほとんどの場合、年会費がかかります。ヒルトン系カードでも無料で作れるものはありますが、ベネフィットという点ではどうしてもイマイチ感があります。なので、特典が欲しいからカードを持つという人は、年会費$100ぐらいのもので良いので、有料タイプを選ぶのが良いかもしれません。
私の友人には、会社を経営していて、賃貸店舗の家賃や光熱費、仕入れなどを含めてすべての出費をカード払いにしている人がいます。カード払いのおかげなのでしょう、彼女が持っている航空会社系クレジットカードは勝手にマイレージがたまりまくり、旅行する時には飛行機代がいつも無料なのだそうです。うらやましい限りですね。
ただし、注意点があります。この手のカードは全般的に、年利がバカ高いです。年利30%近くというカードも普通にあります。
なので、使ったら日本のクレジットカードのように、毎月しっかり完済するというスタンスで臨むのがベストです。
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