水と言えば、プラスチックのボトルに入ったものだとイメージする人は多いですよね。おしゃれな水と言えば、ヨーロッパで採水してきたなんちゃらというお高いブランドだったり、という違いはありますけれど、どれもプラスチックのペットボトルに入っています。
しかし、時代はサステイナブル。地球にエコであることが求められています。
そこを狙ったのかどうかは知りませんが、アメリカで彗星のように誕生した飲料水メーカー「Liquid Death」が、すでにレッドオーシャン市場のミネラルウォーター業界で大成功を収めていることはご存じですか?
目次
1.成功者が作った「水」
Liquid Deathの大きな特徴は、
- プラスチックのボトルじゃなく、缶に入ってる
- デザインがやたらとオシャレ
- タダの水だけど、ギフトにしたらオシャレ
です。人によっては、
Liquid Deathはただの水をプラスチックじゃなく缶に入れただけ
と表現する人もいますが、その缶に入れただけの水が、なんと既に190億円程度の売り上げを出しているというのですから、すごいものです。
実はこのLiquid Death、私達が大好きなネットフリックスのクリエイティブ・ディレクターだったお方が考え付いたアイデアなのだとか。エンタメ業界で成功した人がふと思いついたアイデアは、特に何の宣伝もしなくてもあっという間に190億円も売り上げる大ヒット商品になるという事なのですね。
ちなみに、Liquid DeathのCEOがネットフリックス時代に関わったプロモーションには、ナルコスやハウス・オブ・カード、ストレンジャー・シングスなどがあります。
2.夫へのクリスマスギフトにしたところ。。。
実は我が家では、このLiquid Deathを常備しています。
事の始まりは、去年のクリスマス。皆さんもご存じの通り、アメリカの家庭では、クリスマスツリーの下に大量のモノを置かなければいけません。ギフトも1つや2つじゃなく、何でも良いからとにかく贈れと言わんばかりに、大量のモノをお互いに贈り付けるのです。
当然ですが、すべてのギフトが高額なモノというわけにはいきません。だから、普段は買わないけれどトレンドになってるものとか、自分では買わないけれど興味があるものなどは、この機会に購入したりもします。
Liquid Deathも、そんなアイテムの一つでした。夫の空間として自由にしているベースメントに、オシャレな缶をディスプレイしたら素敵だなと思い、1ダースを贈ったのです。
それ以来、缶はオシャレだし水は美味しいと、夫がいたく気に入りました。毎日大量にグビグビと飲み干すわけではありませんが、ペリエよりも高額な炭酸水を「水だからヘルシー」とばかりに所望するようになってしまいました。
このお水、使い方は人によりますけれど、見た目は確かにオシャレです。ギフトにしたら喜ばれるだろうというレベルでオシャレです。そのため、若者を中心に大人気となっているのだとか。
もし皆さんも、興味があったら話のネタに、一度購入してみてはいかがでしょうか?