生活が苦しいと言っても、金欠で苦しいぐらいなのか、レイオフや失業で先が見えない苦しさなのか、それとも半永久的にこの状態が続いてホームレスも視野に入っているほど切羽詰まった状況なのかによって、与えられる選択肢は異なりますよね。
アメリカには、貧困層向けの公的支援がたくさんあります。それぞれの支援に基準が設けられていますけれど、該当すれば公的な支援を受けながら安心して暮らせるかもしれません。
住んでいる場所にどんな公的支援があるのかをチェックするならこちらから
公的支援を大きくまとめると、
- ヘルスケア
- メディケイド(通称:オバマケア)
- メディケアのパートD (65歳以上が対象)
- 食料支援
- 住居支援
- セクション8ハウジング
- ブロードバンド助成金(インターネット)
- LIHEAPなど光熱費の支援
- 高齢者向け支援
- コミュニティバスの無料利用
- 高齢者向けデイケア
- 収入支援
- ソーシャルセキュリティ助成金
- 職業訓練
- その他、アクティビティの割引制度
住んでいる場所によって、どんな公的サービスが提供されているかは異なります。でも、何かしらはあります。なので、一人で抱え込んでいないでぜひ相談してみてください。
知っておくとこんな時に便利
こうした公的支援は、実際に必要かどうかは完全に別問題として、知識として知っておくといろいろ役立ちます。
例えば、万が一にも失業した時には、パニックになりながらも迅速に行動できるのではないでしょうか。
それだけではありません。高齢の義両親や義家族が経済的に困って「お金ちょうだい!」と泣きついてきても、公的支援を申請するようにと、正しい方向へアドバイスできますよね。
こうした知識がないと、こちらの生活も苦しいのに無理に支援をせざるを得ない状況となり、共倒れのリスクが生じてしまいます。