電子マネーにタッチレスペイが広まって、最近は現金はおろか、クレジットカードさえ見る機会が減ってきている今日この頃。皆さん、いかがお過ごしですか~?
今日は、私達が知っているようで意外と忘れている、お札の顔をご紹介します。

庶民に優しい1ドル札。寄付などでは1ドルが大活躍しますし、現金払いをしておつりを受け取る際にも、1ドル札はよく見かけます。
この1ドル札の顔は、アメリカを建国した初代大統領ジョージ・ワシントンですね。
ジョージ・ワシントンといえば、この白く巻き巻きしたヘアがトレードマークとなっていますけれど、当時の偉い政治家たちは、モーツァルトのような巻き巻きへアにしていますよね。流行だったのでしょうか、それとも何かのシンボルだったのでしょうか。それについては、別の機会に調べてみたいと思います。

私も発行された当初に数回しか見たことがない「幻の紙幣」と呼ばれる2ドル札。実際にお店で2ドル札の在庫があるレジを見たことはありませんし、2ドル札でおつりが欲しいとリクエストしても、軽く「ない」と言われます。
そんなレア感のある2ドル札ですが、先日、郵送でアンケート的なものをしてくださいと送られてきた封書の中に、この2ドル札が新札で入っていました。偽札じゃないのでお店で使えるはずなのですが、あまり流通していないので断られたら面倒だな、、、なんて思いながら、現在は我が家のタンスの肥やしと化しています。

私の財布にとりあえず1枚だけ入っている5ドル札。普段はすべてをカード払いなので、万が一の緊急用に持っているだけです。5ドルで何ができる?と聞かれても、正直、何もできないですよね。

アレクサンダー・ハミルトン氏は、大統領の経験はありません。建国の父という偉大なニックネームを頂戴した彼は、初代大統領だったジョージ・ワシントンのもとで、財務長官を務めました。
アメリカ人にとっては偉大な人物ですが、実際には原住民インディアン達には意地悪をした人物としてもひろく知られていたようです。。。とワシントンDCのインディアン博物館で、証拠付きの暴露をされてました。

アメリカでよく見るお札と言えば、この20ドル札ではないでしょうか。何を隠そうこの私は、このジャクソン大統領の顔を「髪を振り乱したリンカーン」だとずっと思ってました(笑)。

50ドル札以上は、庶民ならまず見る機会がほとんどないお札です。庶民向けのお店で使おうと出しても、多くの店では偽札だった場合のリスクを怖がり、受け取りを拒否するリスクがあることを覚えておきましょう。

ベンジャミン・フランクリン氏はアメリカ独立宣言の時に活躍した政治家の一人で、大統領経験はありません。高額紙幣なので、ATMに言っても指定しなければ100ドル札などは出てきませんし、普段の生活ではほぼ縁のないお札ではないでしょうか。庶民向けの店、特に個人店などでは、高い確率で受け取りを拒否られそうです。
いかがでしたでしょうか?アメリカのキャッシュレス化はとどまる勢いがなく、近い将来には紙幣は幻の通貨になる日がやってくるかもしれません。
そんな日のために、すべての紙幣を1枚ずつ集め、フレームに入れて飾るなんて暇なことをしてみるのも楽しいかもしれませんね。