”自称”二重国籍はバレるのか?

アメリカは、二重国籍を認めています。だから、私達のように日本国籍を持つ人がアメリカで生活をして、後からアメリカ国籍(市民権と呼ばれています)を取得しても、まったく気にしません。当然ですが、おとがめもありません。

しかし、日本は違いますよね。日本は二重国籍を基本的に認めていないので、生まれた時から二重国籍だったという人や、国際結婚したら相手の国籍が勝手についてきたという人以外は、二重国籍はダメというルールになっています。

さて、ここからはアメリカに限定したお話をしますね。

日本国籍を持つ私たちがアメリカ国籍の人と結婚しても、アメリカ国籍は自動的にもらえません。アメリカで暮らすためには通称グリーンカードと呼ばれる移民ビザを取得して、それを更新しながら永住者というステータスで暮らすことになります。

いくつかの条件を満たせば、アメリカ国籍を取得する資格を得ることができ、永住者というステータスからアメリカ市民へとグレードアップできます。

アメリカ永住者vs市民権のメリットやデメリットはこちらから

ここからは、私がネットで調べた内容をまとめたものです。私は弁護士ではないので、このブログ内容は法的なアドバイスをするものではありません。ご了承いただける方だけ、先へお進みください。

アメリカ国籍を取得すると、日本の法律ではその瞬間に「日本の国籍を放棄した」と見なされます。

しかし、アメリカの移民局が日本の法務局に「お宅の国民だったXXさんがアメリカ市民になったのでよろしく」なんてお知らせをしてくれるわけではありません。

だから、自分から「アメリカ市民になりました!」と公言しない限りは、日本にある法務局も、そしてアメリカ各地にある日本大使館や領事館は、そんなことは知りません。

ルールを守る人なら、アメリカの国籍を取得する手続きと合わせて、すみやかに日本国籍を放棄する手続きも行うでしょう。しかし、どこでどうやって放棄すれば良いか分からない人、また自動的に日本側でも放棄の手続きをしてくれていると思い込んでる人もいます。

中には、子供が二重国籍なんだから自分も二重国籍で問題ないはず、と間違った解釈をしている人も、一定数いるようですね。

法律的には、アメリカ国籍を取得した瞬間に日本国籍を失うわけですが、それを知らずに自分は二重国籍だと思い込んでいる人は、そのあたりの業界では「自称・二重国籍」と呼ばれているそうです。

さて、長すぎる前置きはこの辺にして、本題に入りましょう。

自称・二重国籍はバレるのか?

結論から言うと、バレる可能性は年々高くなっています。また、バレなくてもアメリカ国内で日本国籍が自然消滅する可能性も高いです。

バレる理由1:アメリカでパスポートを更新できない

アメリカ国籍を取得すると、グリーンカードは帰化証明書と引き換えに返却します。記念として持っていたいとお願いしても、ダメです。回収されます。

アメリカ国内で日本のパスポートを更新する際には、滞在資格を証明するグリーンカードやビザなどを提示しなけばいけませんが、アメリカ市民になれば、もうありません。

だから、アメリカ国内で日本のパスポートは更新できなくなります。

バレる理由2:子供のパスポートを申請してバレる

生まれた時から二重国籍の子供は、アメリカ国内で日本のパスポートを問題なく更新できます。しかしパスポートの更新手続きに行く際には、近年では親の滞在資格もチェックされることがあるようです。

この時、もしも親が自称二重国籍者だと分かると、二重国籍は認めていない旨の説明を受けて、国籍放棄の手続きを始めることになるのだとか。

親が自称二重国籍でも、子供のパスポート申請は受け付けてもらえます。しかし、それと引き換え、と言ったら言葉は悪いですが、親は日本国籍放棄の手続きを始めなければいけません。

「え?じゃあ子供のパスポートは更新しません」

と言っても、時すでに遅し。領事館から日本の法務局へ連絡が入る可能性があります。これをされた事例もあります。日本でのパスポート更新もハードルが上がります(詳しくは↓↓)

バレる理由3:日本でもパスポートを更新できない

アメリカでパスポートの更新ができなくても、日本に行けばできる!なんて思っている人、それは甘いかもしれません。

パスポート申請書類には「外国の国籍を持ってますか?」という質問があり、ここに「はい」と答えると、パスポートの申請は却下されます。

「いいえ」と答えると、虚偽申告となって罰金か懲役刑、場合によっては両方に処される可能性があります。

バレる理由4:海外転入できない

日本が国を挙げて行っている自称・二重国籍者狩りは、公的機関が見事な連携プレーで徹底的に自称・二重国籍者の「ズルい行為」を阻止します。

とある人は、アメリカ国内でパスポートの申請ができないなら日本ですればいいと思い、日本へ帰国して海外転入を試みたそうです。

すると市役所の窓口で、「アメリカ大使館から居住許可証明書を取得してこなければ住民票を入れられない」と言われたとか。

はい、アメリカ国籍を持っている人は、グリーンカードもビザもありませんから、そんな証明書は出ません。つまり、住民票を入れることはできません。

バレる理由5:成田空港でパスポート没収

アメリカ国籍を取得した瞬間に、日本の国籍は失効します。パスポートの見た目が使えそうな感じでも、法的には失効しているので注意してください。本来は使ってはいけないパスポートを使って日本へ入国しようとすれば、パスポートの不正使用です。

日本の入国管理局が出入国のデータを調べれば、一発でバレます。その理由は、二重国籍の人は、アメリカへ戻る際にはアメリカのパスポートを使い、日本に入国する際には日本のパスポートを使うため、出入国記録には、入国記録のみで出国記録がないからです。

手荷物検査をすれば、アメリカのパスポートも当然出てきますから、アメリカ国籍を取得した事実はあっさりとバレるでしょう。そしたら、日本のパスポートはその場で没収、そして不法に入国しようとしたという罪で強制送還されるリスクが高まります。

バレる理由6:親の相続でバレる

日本で暮らす親が亡くなると、相続が発生します。公正証書遺言書を親が残していたとしても、不動産を相続するのならアメリカに合法的に滞在している証明書、もしくは日本国籍を放棄して外国人ですという証明をする必要が出てきます。

相続がきっかけで、日本国籍を放棄する手続きを始めた人は多くいます。その場合、国籍放棄の手続きには数か月という時間がかかるため、それが済むまでは他の相続手続きがすべてストップしてしまいます。相続税の納付期限が迫る中、きっと大きな精神的なストレスになることでしょう。

バレる理由7:ビザは出ない

当然ですが、日本国籍を持っている人に対して、日本へ入国するビザは出ません。コロナ禍では、外国人が日本へ行く際にはビザが必要で、アメリカ国内にある日本領事館が対応していました。

自称二重国籍者の場合には、まず国籍放棄の手続きをしなければビザを出しませんと言われたようです。当然といえば当然です。

領事館によっては、国籍放棄の手続きを始めれば、並行して日本へ行けるビザを出してくれるという良心的な対応をしてくれたところもあるようでしたが、全ての領事館がそういうわけではありませんでした。国籍放棄の手続きに数か月かかるため、親の最期に間に合わなかった人もいたようです。

現在では、このビザ制度は終了していますが、いつ再びそんな事態が起こるか分かりません。いざというときに慌てないためには、平時にきちんと手続きしておいた方が安心です。

サヨナラ日本国籍

子供は法的に二重国籍が認められていても、親も同じように二重国籍者になれるわけではありません。ある統計によると、外国の国籍を取得しても日本国籍を放棄する手続きをしていない人は数十万人いると言われています。

アメリカで生活する上では、特に不自由を感じることはないでしょう。しかし日本で何かしようとすれば、自称・二重国籍では何もできません。もしもこれからアメリカ国籍を取得しようと考えている人は、日本人としての待遇や特典はすべてあきらめる覚悟をもって取得することを、強くおすすめします。

旅行先で運転免許証を紛失!それでも飛行機に乗る方法とは?

飛行機に搭乗する際には、身分証明書が必要不可欠です。アメリカ国内を旅行する場合、大半の人は運転免許証を身分証明書として使っているのではないでしょうか。

もしも旅行先で免許証を盗難や紛失した場合、どうすれば良いのでしょうか?

そのまま空港へ行って航空会社の人へ訴えても、残念ながら搭乗させてもらうことはできません。

しかし、安心してください。正規の手続きをすれば、免許証がなくても搭乗させてもらえるチャンスはあります!

目次

  1. 免許証だけが身分証明書ではない
  2. 航空会社へ連絡しよう
  3. 空港へは早めに到着するべし

1.免許証だけが身分証明書ではない

飛行機に乗るために必要な身分証明書は、運転免許証でなければいけないというわけではありません。他にも、本人確認書類として認められているものは、たくさんあります。まずは、免許証以外に何か持っていないかをチェックしましょう。

  • パスポート(アメリカ発行、日本発行、どこでもOK)
  • グローバルエントリーなどのトラベラーカード
  • 軍人や扶養家族ならミリタリーID
  • グリーンカード

政府が発行したもので、顔写真がついた身分証明書なら、問題なく空港のセキュリティを通過できるでしょ’。

もしも顔写真付きの身分証明書でも、民間発行のものは、裏付けるための二次的な書類としては有効ですが、それだけで空港のセキュリティを通過することはできません。例えば、

  • 学生証
  • 社員証
  • クレジットカード
  • パスポートや免許証のコピーやスクリーンショット
  • 名刺
  • 郵便物
  • Birth Certifiate

2.航空会社へ連絡しよう

身分証明書を紛失もしくは盗難したことに気づいたら、速やかに帰国便の航空会社へ連絡しましょう。そういう例は決して珍しくないため、具体的にいつどこで何をすれば良いかを教えてくれます。

3.空港へは早めに到着するべし

身分証明書がない状態で飛行機に乗ることは、不可能ではありません。しかし、国内線に搭乗する前には、航空会社が事前に本人確認の手続きをしなければいけないため、時間がかかります。何時間も前に空港へ到着することを、強くお勧めします。

アメリカの運輸保安局(TSA)では、公開されているデータベースへアクセスして、本人確認を行うことができます。データベースには顔写真なども掲載されているので、それで本人だと確認できれば、搭乗させてもらえます。

この場合、搭乗券に「身分証明書ありませんけど、よろしく」的なメモが記載されます。

もしもデータベースに自分が登録されていない場合には、残念ながら飛行機には乗れません。それ以降の予定が大幅に狂ってしまいますが、電車などを使って帰るか、州のDMVへ連絡して緊急用のIDを発行してもらうという選択肢から選ぶことになります。

海外旅行でパスポートを紛失!家に帰れない!さぁどうする?

少し前に、私が大好きなXの友人が、海外旅行でパスポートや運転免許証など大切な貴重品を盗難されるという事件が起こりました。海外旅行に行ってもそんな万が一のことなど考えたことがなかった私は、怖くて震え上がりました。

日本で暮らす日本人なら、そんな時には迷うことなくその国にある日本大使館へ行くでしょう、アメリカで暮らすアメリカ人なら、迷うことなくその国にあるアメリカ大使館へ行かなければいけません。

しかし、もしアメリカで生活しているけれどパスポートは日本のものだ、という時には、アメリカへ戻るための手続きやかかる時間のハードルは上がります。

今回は、そんな海外旅行での万が一に備えて、どうすれば良いかを検証しました。

目次

  1. アメリカ市民が海外でパスポートを紛失した場合
  2. アメリカで暮らす日本人が海外でパスポートを紛失した場合

1.アメリカ市民が海外でパスポートを紛失した場合

あなたがアメリカ市民権をすでに獲得しているなら、プロセスはそれほど難しくありません。パスポートの発行は、必要な書類があれば即日でもできます。ただし、もしも書類がそろわなければ、揃うまで否応なく現地に滞在するという選択肢しかなくなってしまうので、注意してくださいね。

プロセス

  1. 最寄りの警察署へ行ってポリスレポートを作成してもらう(あると便利)
  2. 現地のアメリカ大使館もしくは領事館へ連絡→サイトから要予約の場合もある
  3. 必要な書類を持って大使館もしくは領事館で手続き

必要な書類

パスポートを紛失したからといって、はいそうですかと再発行してくれるほど、大使館や領事館は甘くありません。身元確認ができなければ、再発行してもらうことは難しいでしょう。

海外でパスポートを再発行してもらうために必要な書類は複数あるので、もしも可能なら、海外へ出かける際には万が一に備えてこれらの書類、もしくはコピーを持参するのが安心かもしれません。

必要な書類は、次の通りです。

  • パスポート用の写真1枚
  • 身分証明書(運転免許証、グリーンカード、有効期間切れのパスポートなど)
  • アメリカ市民であることを確認できる書類(アメリカのパスポートのコピー、Birth Certificateのコピーなど)
  • 帰国日を証明できるモノ(帰りの航空券など)
  • パスポート申請書 DS-11(大使館や領事館で記入できます)
  • パスポートの紛失や盗難証明 DS-64(大使館や領事館で記入可能)

などです。

ちょっと待ってよ、どれも大切な書類ばかりで、海外に持ち歩いていくのはイヤ!という人もいるでしょう。

そんな時には、いつでも必要な時にアクセスできるよう、旅行前にパスポートや免許証などのデジタルコピーを、自分自身へメール添付書類として送っておくという方法がおすすめです。メールなら海外のどこからでもアクセスできますよね。

とりあえずアメリカへ帰国できるパスポートもある

パスポート申請のために必要な書類がすべてそろっているなら、海外で再発行してもらえるパスポートの期限は、通常通り成人なら10年間有効、未成年なら5年間有効のものとなります。

しかし、アメリカ市民であることは証明できたけれどパスポート再発行に必要な書類がすべてそろわないという場合には、「取り合えずアメリカへ帰国できる緊急用パスポート」的なものとなります。

この場合、アメリカに帰ってから正式なパスポートを申請しなければいけません。

US Department of Stateの公式サイトはこちらから

2.アメリカで暮らす日本人が海外でパスポートを紛失した場合

アメリカで暮らす日本人の場合には、現地の日本大使館もしくは領事館で、戸籍謄本などを持参して日本人であることを証明し、日本のパスポートを再発行してもらわなければいけません。

パスポート再発行に必要な書類

日本へ帰るのなら、パスポートでなく渡航書という特別な書類を発行してもらえば良いのですが、アメリカへ帰るとなると、渡航書では役にたちません。パスポートが必要となるので、注意してください。

パスポートの再発行には、以下の書類が必要です。

  • 現地の警察署で作成したポリスレポート
  • パスポート用の写真
  • 戸籍謄本もしくは抄本(6か月以内に発行された原本)
  • 本人や国籍の確認ができるもの

なかなかハードルが高いですよね。もしも速やかにこれらの書類がそろわなければ、一度日本へ帰国した上で、パスポートを取り直し、アメリカのグリーンカードを再発行してもらった上でアメリカへ戻る、という恐ろしく面倒なプロセスを踏むという選択肢もあります。

グリーンカードも再発行が必要

それと同時進行で、アメリカへ入国するための書類を発行してもらう手続きも行います。

  • アメリカへ再入国するためのForm I-131Aを大使館科領事館へ提出
  • 申請書の支払いは移民局の公式サイトから(支払済メールのコピーが必要)
  • パスポートの原本
  • アメリカへ帰国することを示す書類(航空チケットなど)
  • 30日以内に撮影したパスポート風のカラー写真

かなり面倒な手続きですが、この時点で再発行してもらえるのはグリーンカードではありません。あくまでも「アメリカに帰国できる書類」です。アメリカに戻ってから、グリーンカードの再発行手続きをすることになります。

お金も時間もかかり、せっかくの海外旅行の楽しさ激減となってしまう緊急事態。少しでもパニックにならずに済むためには、これら再発行に必要な書類を準備した上で出かけるのが賢明なのかもしれませんね。

アメリカ人が絶対に喜ぶ日本からのお土産3選

日本から美味しいお土産を購入してきたのに、アメリカ人の反応がイマイチ。。。という悲しい経験をしたことがある人は、少なくありません。

失敗するリスクが高いお土産はこちらから

どうせ喜ばないから何も買わない、と開き直るのもアリですが、せっかくの機会ですから、何か美味しい「アメリカでは逆立ちしても買えない」お土産が欲しいですよね?

そこで今回は、

  • 成田空港でさっと購入できる
  • リーズナブルな価格で購入できる
  • 個別分包されている
  • 宗教的に食べられない人がいない
  • アレルギーのリスクが少ない
  • アメリカ人が確実に喜ぶ

お土産をご紹介します!

目次

  1. ヨックモックのシガール
  2. 風月堂のゴーフル
  3. 白い恋人
  4. 萩の月
  5. お土産を選ぶ基準

1.ヨックモックのシガール

個別分包で高級感のある色使い、そしてシットリしながらもサクサク感のあるヨックモックのシガールは、失敗しない日本土産です。見た目も味も高級感であふれていますし、なによりも、あんな繊細な食感のお菓子は、アメリカにはありません!

ヨックモックの公式サイトはこちらから

2.風月堂のゴーフル

風月堂のゴーフルも、失敗する確率は極めて低いです。神戸風月堂や上野風月堂など、風月堂にもいくつかの派閥があるようですが、成田空港で購入できるのは上野風月堂の方。まぁ、どちらも似てるし美味しいし、違いがどうだとうるさく言うアメリカ人は皆無なので、どちらでも良いでしょう。

上野風月堂の公式サイトはこちらから

3.白い恋人

北海道のお土産として人気の白い恋人は、成田空港でも買えます。しかも高級感があって個別分包なので、お土産にも最適。だから、北海道土産なんて言わずに、日本土産として購入してはいかがでしょうか?

アメリカにもチョコレートはありますが、白い恋人ならチョコレートとサクサクの食感もあり、十分に戦える美味しさだと思います。

4.萩の月

仙台のお土産として人気の萩の月は、わたしも大好きです。ソフトなスポンジの中に餡子が入っていると、残念ながらアメリカ人へのお土産としてはハイリスクなのですけれど、萩の月は中がカスタード。アメリカ人でも喜んでくれる確率はかなり高めです。

5.お土産を選ぶ基準

アメリカ人が喜んでくれるお土産を選ぶ基準は、「和を意識しすぎない」ことがポイントかもしれません。私たちはとかく、日本からのお土産なので和菓子系の抹茶や餡子などを選びがちですが、残念ながら、アメリカ人の多くはそこまでチャレンジ精神がありません。

せっかく買ってきたお土産を秒で完売するためには、アメリカ人が抵抗なく食べることができるものを選ぶのがコツですね。

【SF訪問記5】サンフランシスコはゴッサムシティからV字回復できるのか?

サンフランシスコと言えば、コロナの影響で街がゴーストタウン化し、そこへ企業の大量レイオフなどが重なった結果、負の連鎖に陥ってしまい、ゴッサムシティ化していると噂されています。

確かにダウンタウンでは、大量のホームレスやドラッグ中毒の人であふれかえっており、公共のバスに乗るにもバス停の周辺にそういう人たちがたくさんいると、恐怖を感じるほどです。

2024年1月に、私は3週間ほどですが息子様の引っ越しを手伝うため、サンフランシスコに滞在しました。その際には観光客目線ではなく、実際にそこで生活する人の目線でいろいろなことを見ることができました。ここでは、そんな私の独りよがりな感想をご紹介します。

目次

  1. ホームレスやドラッグ中毒が多いのは一部地域
  2. ウンコパトロール隊が頑張って街をお掃除
  3. 街が警備員であふれかえっている
  4. 街の人は希望を持っている

1.ホームレスやドラッグ中毒が多いのは一部地域

あまり驚かない日常風景

今回、私はサンフランシスコのいろいろな場所へ足を運びました。そして気づいたことは、ホームレスやドラッグ中毒の人は、サンフランシスコ全域に大量発生しているわけではないという事でした。

テンダーロインと呼ばれるエリアには、確かにたくさんいます。昼間でも一人で歩くのは止めたほうが良いほどで、ネットで検索できる街のネガティブな風景も多くはテンダーロインのものです。

しかし、このエリアを外れて海の近くや郊外へ行くと、驚くほどホームレスやドラッグ中毒の人は見かけなくなります。そんな場所へ行くたびに私は、ダウンタウンもいつかこんな平和な光景が広がればよいのにな、、、と思いました。

2.ウンコパトロール隊が頑張って街をお掃除

Poop Patrolは毎日出動

サンフランシスコのダウンタウンエリアには、観光客が気軽に使えるトイレなどは一切ありません。店舗やモールなどは店内にトイレがついているので、観光客や地元の人は、こうした店に入るついでにトイレも使うことができます。

しかし、ホームレスとなると話は別です。使えません。ショッピングモールやスーパーに入れてもらうことができないので、トイレも当然ですが使えません。

なので、仕方なく道路にウンコをしてしまうわけです。

テンダーロイン周辺には、歩道に普通にウンコが落ちています。街を歩く時には、サイドステップなどを華麗に踏みながらよけなければいけません。歩きスマホなんてしていたら、踏んでしまう事でしょう。

そんなウンコ対策として、サンフランシスコにはPoop Partol(ウンコパトロール)と呼ばれるお仕事があります。ダウンタウンの中心を走る街の顔と言っても過言ではないMarket Streetを中心に、このパトロール隊が毎日お掃除をしてくれています。

ウンコパトロール隊についてはこちらから

ホームレスは多いので、お掃除をしてもしても新鮮なウンコが道端に現れます。それを、イタチの追いかけっこになりながらも毎日お掃除してくれており、エリアによってはウンコを気にすることなく歩けるほどです。

また、ホームレスが多い一角では、夜間に簡易式トイレが設置され、ウンコ対策をしています。ホームレスシェルターのそばにも複数の簡易トイレが置かれるようです。しかし、トイレの数よりもホームレスの方がはるかに多いため、焼け石に水の状態です。

3.街が警備員であふれかえっている

警備員は見ると一目瞭然

サンフランシスコで気づいたことの一つに、警備員の数が尋常ではないほど大量にいる、という現状があります。この警備員は警察官ではなく、それぞれの店舗が独自に雇用している民間の警備員です。個人経営の小さなファストフードでも入り口にいますし、モールの中に入店しているユニクロなどでも、店舗の前に警備員がスタンバイしています。

彼らの仕事は、ヤバい人を撃退する事。警官ではないので銃はもっていませんが、テイザーを持っており、ヤバい動きをすれば容赦なく攻撃されます。それが彼らのお仕事ですから。

そのためでしょうか、ゴーストタウンになると言われているダウンタウンでも、店舗は意外と多くあります。個人店でも、警備員がいる店は問題なく営業できており、経費を出せずに警備員を雇用しなかった店は閉店に追い込まれたりしています。

ちなみに、サンフランシスコの大通りMarket Streetには、若者に人気のブランドSupremeの路面店があります。高級ブランドですし人気があるので、警備員の数はとても多く、10人以上が店内と店頭にスタンバイしています。

そして、誰でも気軽に入店させてくれるわけではなく、予約オンリーとなっている雰囲気でした。私が店の前を通りがかった時に、ふらりと店内に入りたい女性がいたのですけれど、すでに店内には5人ほどの客がおり、警備員から「2時間後なら入れる」と言われていました。

4.街の人は希望を持っている

どんな場所でもバスは走ってくれる

私が実際に生活してみて感じたことは、街の人はそれほど悲観視していないという事でした。確かに、エリアを間違えればウンコがたくさん落ちていますし、ホームレスやドラッグ中毒の人は大勢います。救急車も数時間に1回ぐらいの割合で出動しています。

しかし、上記のような対策をそれぞれが講じており、企業や店なども戻ってくる雰囲気があります。

息子様は社会人になったばかり。少なくても数年間は街で暮らすことになるでしょう。私は息子様を訪問しながら、サンフランシスコの変化を観察していきたいと思います。

【SF訪問記4】X本社ビルに行ってみた!

Xの本社ビルは、サンフランシスコにあることで知られています。イーロンマスク氏もXで「みんな別の場所に本社を移転しているけれど、僕はどこにも行かないよ!だってこの町が大好きだから!」とおっしゃっており、現在もダウンタウンに本社を構えています。

息子様が暮らすアパートは、このXビルから数ブロックの場所にあります。そのため滞在中には、私も何度かXビルへ足を運びました。今回は、この建物についてご紹介しますね。

目次

  1. 1階には一般人も利用できる巨大なフードコート
  2. スーパーもある、でも高い
  3. スーパーの入り口に警備員
  4. 裏道はヤバイ

1.1階には一般人も利用できる巨大なフードコート

X社に限らず、サンフランシスコにあるほぼすべての企業は、社員カードがなければ建物に入館する事すらできないセキュリティ体制が取られています。そのため、タダその辺をフラリと歩いている人は、X社を見学したいと言っても、できません。

しかし、このビルの1階には、The Marketという店舗が入店しており、X社の社員をターゲットにしたサービスを展開しています。

フードコートの選択肢は多く、

  • ラーメン
  • 韓国料理
  • メキシカン料理
  • フィリピン料理
  • ハワイアン料理
  • ピザ
  • lbいくらで販売しているランチボックス

などが、たくさんありました。どれも11時半を過ぎると劇込みですが、皆さん多忙を極めるX社員へ貢献するため、注文するとものすごい速さで出来上がります。

サンドイッチやピザ
ラーメン
ハワイアン

店舗ごとに営業時間は違いますが、どこも明確にX社員をターゲットにしているので、夕方は早い店で5時閉店、遅い所でも7時ぐらいにクローズします。土日はすべてが閉店します。

2.スーパーもある、でも高い

スーパーは基本的にばら売り

中には生鮮食品が買えるスーパーもあります。高級グルメ品が多く、お値段も高めです。私は初めての店へ行くと卵の価格をチェックするのですけれど、ここは12個入りの卵が9ドルちょっと。私が住む地域ではブランドなどを選ばなければ$1ぐらいで買えるので、比較すると倒れそうです。

3.スーパーの入り口に警備員

このThe Marketという店は、外部の人はスーパーの入り口から入ることができます。しかし、入り口に警備員が複数いて、怪しくないかを見た目で判断されます。

X社員たちは、わざわざ外に出なくても本社ビルから入ってこれるので、皆さん仕事中にさっとエレベーターで降りてきてテイクアウトを買い、そのままデスクへ戻る、という感じでした。

ちなみに、店内はWiFiが使えました。飲食できる場所もありますが、あまり使っている人はいませんでした。OL達がランチを楽しむ。。という光景は皆無でした。

4.裏道はヤバイ

X ビルの前面は、きちんと歩道の清掃がされているし、大通りで通勤する人も多いので、安全です。しかし1ブロック離れたり裏道へ入ると、けっこう気を付けたほうが良いエリアが広がっています。

裏道はこんな感じ

私は一度、この建物のすぐそばにあるタピオカティー店へ行き、普段は表通りを歩くのですけれど、昼間だったので1ブロック裏の通り(と言ってもバス通り)を歩いてみました。

通りが1本違うだけで、ウンコ清掃はされておらず、ホームレスやドラッグ中毒の人がワンサカいて、昼間でもかなり怖かったですね。

ただ、昼間に限っていえば、カメラを向けたりケンカを売ったりしなければ、ホームレスもドラッグ中毒の人も、通行人に絡んでくることはありません。その点だけは、少しだけ安心材料でした。

【SF訪問記3】スマホがあれば財布が要らない生活とは?

日本でも、少しずつキャッシュレス化が進んでおり、現金がなくても安心して外出できる時代が到来していると思います。しかしここアメリカでは、そんな日本よりもさらに進んでいて、キャッシュレスはもちろんのこと、現金もカードも必要ない時代がすでに訪れています。

現金を持たない場合、支払いはデビットカードやクレジットカードとなります。決済する時には、お財布の中からカードを取り出して支払う、というのが一般的ですよね。アメリカでも私が住んでいる地域では、これがスタンダードです。

しかし息子様が暮らす大都会サンフランシスコでは、スマホがあればお財布すら必要ない生活を送ることができます。

それは、ApplePayなどスマホ決済ができる場所が大半だから。

目次

  1. スマホ決済って何?
  2. どんな時にスマホ決済できるの?
  3. 時代はアプリ

1.スマホ決済って何?

スマホ決済とは、iPhoneならApple Payのことです。自分が持っているクレジットカードやデビットカードを、Apple Payに登録しておくと、お店やレストランで決済する時にApple Payを選択し、カードを出さなくてもスマホでピピっと簡単に払えるという仕組みです。

Apple Payにはすでに自分のカードがリンクされているので、支払いは登録しているカード会社から受け取ります

2.どんな時にスマホ決済できるの?

私がサンフランシスコに滞在したのは3週間ほどでしたが、そのうちお財布を出してカードを使ったのは2回だけでした。しかも2回どちらも、ジャパンタウンにあるダイソー。レストランでも店舗でも、スマホがあればOKでした。

3.時代はアプリ

私が都会生活を満喫して感じたことは、時代はアプリだなということです。生活の中でスマホに頼る比重がとても高く、スマホがなければどこにも行けないし何もできないと言っても過言ではありません。

具体的に日常生活のどんな所でスマホ決済をしたかと言えば、

  • アパートの家賃の支払い
  • アパートでメンテナンスのリクエスト
  • アパート内についているランドリー設備の利用(支払、マシンの利用状況や残り時間表示など)
  • バスや電車の運賃(SuicaとかPasmoのような感じ)
  • 交通機関の運行状況(バスがどこにいて何分遅れているなど)
  • 生鮮品のデリバリー(インスタカートやアマゾンフレッシュなど)
  • タクシーやシェアライドの利用(UberやLyft、Waymoなど)

アプリをスマホに入れることに抵抗がない人なら、生活がどんどん快適になる予感がしました。一方、アプリの存在に高いハードルを感じている人や、個人情報が抜き取られるのではないかと不安な人にとっては、残念ながら都会生活はどんどん不便になっていきそうな気がします。

【SF訪問記2】アメリカのゴッサムシティ?サンフランシスコにはどうしてホームレスが多いのか?

アメリカのホームレスは、サンフランシスコだけにいるわけではありません。実際に都市ごとのホームレス数を見ると、ニューヨークシティは全米でナンバーワンのホームレス数を持ち、その数はサンフランシスコよりも多いという統計があります。

しかし、ホームレスが多い街と言えば、近年ではサンフランシスコやロサンゼルスをイメージする人が圧倒的に多い気がします。その理由は何なのでしょう?

1.シェルター避難率が低い

ホームレスには、多くの町でシェルターが提供されています。しかしサンフランシスコのように、シェルターが満員で入りたくても入れない人は多く、その場合には消去法で路上で寝るしかなくなってしまいます。

ニューヨークなど冬の寒さが厳しいエリアの多くでは、シェルターに入ることはホームレスに与えられた「権利」だと位置づけられています。そのため、希望すれば入ることができるようです(シェルターが満員で入れないという声もあるようですが)。

またニューヨークでは、冬の寒い時期を中心として、路上ホームレスは強制的にシェルターへ収容されるというルールもあります。

しかしサンフランシスコには、そうしたルールはありません。冬は確かに寒いですが、雪が降って凍死するレベルではないため、シェルターへ強制収容されることもなければ、シェルターに入りたいと希望しても満員だからと拒否されることもあるのです。

ちなみにシェルターに収容されていないホームレスの割合は、サンフランシスコでは57%もいます。ちなみにサンフランシスコより暖かいロサンゼルスでは、非シェルター率は70%にも上るのだとか。

2.街の面積が狭い

サンフランシスコは、ニューヨークシティやロサンゼルスなどと比較すると、街の面積はとても小さいという特徴があります。東西に7マイル、南北にも7マイル、面積にして49スクエアマイル(約127㎢)の中に、数多くのホームレスが生活しています。密度が高く、シェルターに入っていない人が多いために、ダウンタウンはホームレスがとても多いと感じるわけですね。

3.ホームレスになりやすい住宅環境

サンフランシスコは、全米でもトップレベルで家賃が高いエリアです。高所得者なら、アパートを借りることはできるでしょう。しかし狭いワンルームでも家賃は高く、場所を選ばなくても最低$2,500(約37万円)もします。しかも街の面積が狭いため、郊外でも家賃は高い傾向があります。

所得がそれほど高くなければ、選択肢はずいぶん少なくなってしまいます。知らない人のルームメイトとして暮らさなければいけなかったり、ベッドルームだけを間借りするルームシェア、またはベッドルームすら他人とシェアしなければいけない生活を余儀なくされてしまうことでしょう。

そうした中では、ルームメイトと口論をして「出ていけ」と言われて行き場を失うとか、レイオフなどで家賃を払えずに追い出されるといった事態が起こりやすくなります。

仕事はあっても住む場所がなければホームレスとなり、それがきっかけでどんどん悪循環に陥ってしまう人も少なくありません。

美しいサンフランシスコの街は、現在ホームレスを含めた様々な問題に直面しています。時間はかかるかもしれませんが、再び観光客が安心して足を運べる街へとV字回復していただきたいものです。

【SF訪問記1】無人の自動運転車に乗ってみた!

私は先日、息子様の引っ越しを手伝うため、少しの間サンフランシスコに滞在していました。そこでなんと、運転手がいない自動運転車に乗ることができました!今回は、その感想や気づいたことをご紹介します!

まずは、こちらをご覧ください。

私のX投稿

目次

  1. 私が利用したのはWaymo One
  2. Waymo Oneの利用方法
  3. 利用して気づいた点

1.私が利用したのはWaymo One

私が利用したのは、Waymo Oneという会社のものでした。Uberのように利用できるサービスを展開しており、2024年現在では、ロサンゼルスやサンフランシスコ、フェニックス、そしてテキサスのオースティンの4都市で展開されています。

私は、このうちサンフランシスコで利用したわけですけれど、サービスが網羅されているのは、サンフランシスコの中心部に限定されています。街のはずれにある空港からのタクシー替わりには、残念ながらできません。

2.Waymo Oneの利用方法

サンフランシスコでWaymo Oneで利用する際には、まずスマホにアプリをダウンロードした上で、都市を選択して登録します。しかし人気があるのでしょうか、登録してもすぐに利用できるわけではなく、ウェイティングリストなるものに名前を乗せて、順番が回ってくるのを待つ必要があります。

エリア外からの登録はできなかった

他のエリアはどうだか知りませんけれど、サンフランシスコの場合、サービスエリア外から登録しようとしても、「あなたの地域からは利用できません」という表示が出てしまい、ウェイティングリストに名前を乗せる事ができませんでした。

そのため、サンフランシスコへ到着してからウェイティングリストへ名前を乗せ、2週間ちょっと待ったぐらいのタイミングで、「はい利用できるようになりましたよ!」という通知をいただきました。

3.利用して気づいた点

気づいた点1:ルートはもちろん、どこで車線変更するかも乗車前に設定され、遵守

Waymo Oneは、基本的にUberやLyftと同じように、サービスを利用する際にはアプリ上で目的地を設定した上で、最初に値段が分かる仕組みとなっています。この段階で、走行するルートが決まります。

車を運転していると、何車線もある道路から右折する際には、ソロリソロリとタイミングを計りながら右折車線へ移動した上で右折します。左折も同じです。

人間のドライバーなら、車線変更のタイミングは自分で決められるのですけれど、無人タクシーWaymoの場合には、どの場所で車線変更するかが、最初にルート設定されるときに決まります。マップ上にも表示され、本当にその場所で車線変更をします。

気づいた点2:Jウォーク飛び出しにも対応可能。

アメリカの郊外には、人が外を歩くということが少ないので、飛び出しに関してはあまり考慮する必要がないかもしれません。しかし都市部では、Jウォークと呼ばれる「横断歩道がない場所で勝手に人が道路を渡ろうとする行為」が普通に行われており、どこからでも人が飛び出してきます。

Waymoに乗っている時にも、横断歩道がない場所で人が飛び出してきました。この場合、自働車の全方位にセンサーがついているので急停止します。

それだけではありません。飛び出した人が「あっ、車だ!」と引っ込んだ場合、Waymoはそれも感知して再発進してくれます。人間が渡るまで永久に待ち続けるわけではありません。

気づいた点3:対向車アリの左折では、人間なら待つ場合でも待たずに行く

道路を左折(日本なら右折)する際には、対向車が来ていないことを確認してから曲がりますよね。Waymoも、これは同じです。

しかし、曲がってよいかどうかのタイミングを決めるのは、対向車との距離で決まるのでしょうか。対向車が結構なスピードで近づいてきても、距離的にOKと判断すれば、Waymoは曲がります。

それまでは「さすが無人タクシーは安全運転だな」と思っていたのですが、人間なら普通待つでしょココは、という場所でウィーンと曲がったので「必ずしも安全運転ではないな」と思いました。

気づいた点4:車種はジャガー。でも見た目はカローラ風

実はWaymoサービスに使われている自動車の車種は、ジャガーです。大きくて立派な高級車というイメージがあるジャガーですが、見た目はコンパクトなカローラサイズのジャガーが使われているので、ハンドルについているジャガー印を目にするまで、私はジャガーだと気づきませんでした。

気づいた点5:走りやすいルートが選択されるので、必ずしも最短とは限らない

無人タクシーなので、ルートを決める際にはできるだけ走行しやすいルートが選択されるのでしょう。私が利用した時にも、直進すれば10分程度の距離だったのですが、バスが通る混雑しやすい道だったからでしょうか、ルートではなぜか大回りで別の道路を走行することになっていて、乗車時間は15分となりました。

特定の場所に最短で行きたい場合には、もしかしたらWaymoはベストな選択ではないかもしれません。

アメリカで性犯罪者として登録されたら、その後どんな人生が待っているのか?

アメリカで性犯罪を犯して有罪判決を受けたら、かなり高い確率で刑務所へ送られます。そして出所する際には、Registered Sex Offender(性犯罪者)として全米から誰でも簡単にアクセスできる公的なデータベースへ登録されます。

性犯罪者のデータベースに関する記事はこちらから

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もしもあなた自身が、またあなたの配偶者や恋人、友人や兄弟がクソみたいな出来心で性犯罪者となってぶち込まれたとしたら、出所した後にはどのような人生が待ち受けているのでしょうか?

目次

  1. 性犯罪者データベースには何年間掲載されるのか?
  2. 出所して最初に経験する壁
  3. 仕事はどうなる?
  4. 学校には通えるのか?
  5. 旅行はできるのか?

1. 性犯罪者データベースには何年間掲載されるのか?

何年間データベースに載るかは、州によって異なります。短くても10年、長ければ一生汚名が消えない州もあります。

州ごとの期間を見たい人はこちらから

2.出所して最初に経験する壁

性犯罪者として服役し、出所しても「はいこれまで通りの生活ができますよ」というわけにはいきません。多くの場合、足首にGPSを付けられて、どこに行くかを監視されます。

監視されるだけではありません。刑務所の中では教えてくれないことが多いらしいのですが、オフィシャルに性犯罪者として認定されると、行ってはいけない場所がたくさんあり、そこに足を踏み入れた時点で逮捕されることになるのだとか。

  • 学校
  • 保育園
  • 公園
  • テーマパーク
  • ビーチ
  • プール

など、州によって複数あります。まぁ、子供が大勢いるような場所は、基本的にご法度です。

刑務所を出て最初にしなければいけないことは、そうです。住む場所を見つけなければいけませんね。

逮捕される前に住んでいた家があるのなら、そこへ戻るという選択肢はあるでしょう。実際に多くの州では、性犯罪者に対して「出所後には逮捕前に住んでいたカウンティへ戻れ」というルールが課せられています。気に入った場所に住みたいと考えても、なかなか許してはもらえません。

多くの場合、性犯罪者になって逮捕&服役となると、家族や友人を失います。そして何年も服役した後にポイと塀の外へ放り出され、どこかに行って住めと言われても、住む場所を見つけられない人が多いそうです。

例えお金を持っていても、です。賃貸アパートという方法はあるものの、性犯罪者OKの物件を探さなければいけないので、選択肢はずいぶん少なくなります。賃貸できる物件は一戸建てが多く、アパートなど複数の世帯が暮らす共同住宅では、性犯罪者はNGが一般的です。

その結果、金銭的な余裕がなくてホームレスを選択する人も多いのだとか。

3.仕事はどうなる?

性犯罪者にとって仕事を見つける事は、住む場所を見つけるよりもはるかに簡単な傾向があります。

特に、性犯罪者でも被害者が成人だった場合には、職業の制限はあまりなく、それまでのスキルや経験を生かした仕事につけるチャンスが残されています。

しかし、被害者が未成年だった場合には話は別。未成年と関わる仕事は完全にNGとなりますし、ボランティアもダメ、イベントに参加するのもダメというルールです。知りませんでいたと言っても無理、見つかり次第、逮捕です。

これはすべて、再犯を防止するためですね。

4.学校には通えるのか?

出所してから大学へ通って人生をやり直したいと考える性犯罪者もいることでしょう。

アメリカの大学へ願書を提出する際には、犯罪歴などが願書の中で質問されます。性犯罪者だと自己申告しなければいけないわけですが、学校によって入学させてくれるかどうかはケースバイケースのようですね。

寮生活をするような大学だと、入学は難しいかもしれません。しかし完全通学制のコミュニティカレッジなどは、入学を許可してもらえるチャンスは高い傾向にあるようです。

5.旅行はできるのか?

国内旅行、海外旅行ともにできるかどうかは、出所してから何年ぐらいが経過しているのか、本人の生活状況、出所後に行動を管理している保護観察官の判断によって許可が出るかどうかが変わります。

しかし基本的に、出所したての性犯罪者はGPSを付けて監視されるため、着用している期間は残念ながら州の外へ出ることは難しいかもしれません。