【SF訪問記1】無人の自動運転車に乗ってみた!

私は先日、息子様の引っ越しを手伝うため、少しの間サンフランシスコに滞在していました。そこでなんと、運転手がいない自動運転車に乗ることができました!今回は、その感想や気づいたことをご紹介します!

まずは、こちらをご覧ください。

私のX投稿

目次

  1. 私が利用したのはWaymo One
  2. Waymo Oneの利用方法
  3. 利用して気づいた点

1.私が利用したのはWaymo One

私が利用したのは、Waymo Oneという会社のものでした。Uberのように利用できるサービスを展開しており、2024年現在では、ロサンゼルスやサンフランシスコ、フェニックス、そしてテキサスのオースティンの4都市で展開されています。

私は、このうちサンフランシスコで利用したわけですけれど、サービスが網羅されているのは、サンフランシスコの中心部に限定されています。街のはずれにある空港からのタクシー替わりには、残念ながらできません。

2.Waymo Oneの利用方法

サンフランシスコでWaymo Oneで利用する際には、まずスマホにアプリをダウンロードした上で、都市を選択して登録します。しかし人気があるのでしょうか、登録してもすぐに利用できるわけではなく、ウェイティングリストなるものに名前を乗せて、順番が回ってくるのを待つ必要があります。

エリア外からの登録はできなかった

他のエリアはどうだか知りませんけれど、サンフランシスコの場合、サービスエリア外から登録しようとしても、「あなたの地域からは利用できません」という表示が出てしまい、ウェイティングリストに名前を乗せる事ができませんでした。

そのため、サンフランシスコへ到着してからウェイティングリストへ名前を乗せ、2週間ちょっと待ったぐらいのタイミングで、「はい利用できるようになりましたよ!」という通知をいただきました。

3.利用して気づいた点

気づいた点1:ルートはもちろん、どこで車線変更するかも乗車前に設定され、遵守

Waymo Oneは、基本的にUberやLyftと同じように、サービスを利用する際にはアプリ上で目的地を設定した上で、最初に値段が分かる仕組みとなっています。この段階で、走行するルートが決まります。

車を運転していると、何車線もある道路から右折する際には、ソロリソロリとタイミングを計りながら右折車線へ移動した上で右折します。左折も同じです。

人間のドライバーなら、車線変更のタイミングは自分で決められるのですけれど、無人タクシーWaymoの場合には、どの場所で車線変更するかが、最初にルート設定されるときに決まります。マップ上にも表示され、本当にその場所で車線変更をします。

気づいた点2:Jウォーク飛び出しにも対応可能。

アメリカの郊外には、人が外を歩くということが少ないので、飛び出しに関してはあまり考慮する必要がないかもしれません。しかし都市部では、Jウォークと呼ばれる「横断歩道がない場所で勝手に人が道路を渡ろうとする行為」が普通に行われており、どこからでも人が飛び出してきます。

Waymoに乗っている時にも、横断歩道がない場所で人が飛び出してきました。この場合、自働車の全方位にセンサーがついているので急停止します。

それだけではありません。飛び出した人が「あっ、車だ!」と引っ込んだ場合、Waymoはそれも感知して再発進してくれます。人間が渡るまで永久に待ち続けるわけではありません。

気づいた点3:対向車アリの左折では、人間なら待つ場合でも待たずに行く

道路を左折(日本なら右折)する際には、対向車が来ていないことを確認してから曲がりますよね。Waymoも、これは同じです。

しかし、曲がってよいかどうかのタイミングを決めるのは、対向車との距離で決まるのでしょうか。対向車が結構なスピードで近づいてきても、距離的にOKと判断すれば、Waymoは曲がります。

それまでは「さすが無人タクシーは安全運転だな」と思っていたのですが、人間なら普通待つでしょココは、という場所でウィーンと曲がったので「必ずしも安全運転ではないな」と思いました。

気づいた点4:車種はジャガー。でも見た目はカローラ風

実はWaymoサービスに使われている自動車の車種は、ジャガーです。大きくて立派な高級車というイメージがあるジャガーですが、見た目はコンパクトなカローラサイズのジャガーが使われているので、ハンドルについているジャガー印を目にするまで、私はジャガーだと気づきませんでした。

気づいた点5:走りやすいルートが選択されるので、必ずしも最短とは限らない

無人タクシーなので、ルートを決める際にはできるだけ走行しやすいルートが選択されるのでしょう。私が利用した時にも、直進すれば10分程度の距離だったのですが、バスが通る混雑しやすい道だったからでしょうか、ルートではなぜか大回りで別の道路を走行することになっていて、乗車時間は15分となりました。

特定の場所に最短で行きたい場合には、もしかしたらWaymoはベストな選択ではないかもしれません。

投稿者: samuraipassport

こんにちは!アメリカ在住のジャーナリスト兼ライターです。アメリカへの移住から生活まで初心者が知っておきたい情報を発信していきます!アメリカに住んでみたい人や海外に憧れている人にとっても役立つ情報が満載です!

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