ブラックフライデー、賢いショッピング方法とは?

日本でも、近年ではブラックフライデーの商戦が繰り広げられていて、かなりリーズナブルでお得なセールでショッピングができます。しかしブラックフライデーと言えば、やはり本場はアメリカ。渡米したら、やっぱりアメリカのブラックフライデーを満喫したいですよね。

目次

  1. そもそも、ブラックフライデーって何?
  2. 日本とアメリカでブラックフライデーはどう違う?
  3. 何がお得になるの?
  4. 増えている、店舗とネットの融合セール
  5. ブラックフライデーの次には、すぐにサイバーマンデーがやってくる
  6. ブラックフライデーはどこに行く?
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1.そもそも、ブラックフライデーって何?

ブラックフライデーとは、アメリカで始まりました。感謝祭(サンクスギビングデー)の翌日には、どの店でも大セールをするため、店はどこも大黒字になったことから、黒字のブラックにちなんで、Black Fridayと名付けられたのです。1960年あたりに作られた造語ですが、今ではすっかり、世界中に知られる存在となっています。

この日には、全米全ての店で、年に一度の大セールが行われます。普段から安い店はもっと安く、そうでない店はそれなりに、お安くしてくれます。1か月後にクリスマスを控えている国民にとっては、なんともありがたい大セール開催日なのです。

2.日本とアメリカでブラックフライデーはどう違う?

日本でもアメリカでも、ショッピングの日という位置づけは、大きな違いがありません。アメリカの場合、インターネットが普及する前には、ショッピングモールなどに人が詰めかけましたし、店は朝5時に開店など、普段はやらない出血大サービスをして、一大イベントの日として機能していました。

でも近年では、ネットでショッピングをする人が増えています。しかも、フライング気味のブラックフライデー「前」セールと称して、既にセールを開始しているサイトもたくさんあります。

アメリカで行われたある統計によると、クリスマスの準備を始める時期が早い人ほど、クリスマスまでの出費が多くなる傾向があるのだそうです。私自身、11月に入ると毎日のようにアマゾンにかじりつき、持っていないお金を散財してしまいます。

ネットを使ったブラックフライデーセールのおかげで、アメリカでもこの日に店が大混雑する事態は、ずいぶん少なくなりました。以前では、早朝に列に並んでいる人達が「割り込んだ」などの理由でケンカとなり、死傷者が出ることもあったほどです。

サンクスギビングは木曜日で、祝日です。そのため、会社員はほぼ全員がお休み。翌日の金曜日にも会社がお休みをくれたり、有給を取る人が大半なので、家族全員、金曜日でも家にいることが多いのが、アメリカのブラックフライデーの特徴です。

日本でも、ブラックフライデーのセールはありますよね。しかし、この日は金曜日で、会社員は普通に出勤します。そのため、会社の後にふらりと店に立ち寄ったり、オンラインでショッピングをお得に楽しむ人が多いような気がしますね。

3.何がお得になるの?

ブラックフライデーでは、多くの商品が最低でも10%オフとか20%オフなどになります。普段から欲しいなと思っていたものがあるならこの日まで待って購入するという方法が賢いかもしれません。

しかし、「もってけ泥棒」レベルの激安価格になるものも、たまーにあります。中でも、家電製品や電化製品は要チェックです。少し前なら、テレビとかパソコンなどが、「5台限定」で半額以下になるなど、ビッグすぎるセールがありました。早朝から長蛇の列に並ぶ人は、そういう台数に制限があるお得な目玉商品を狙う人が多かったわけです。

家電製品や電化製品は、ネットのブラックフライデーセールでも、お得になりやすい傾向があります。欲しいものがある人は、ぜひセール情報をチェックしましょう。

4.増えている、店舗とネットの融合セール

細菌増えているのが、店舗とネットを融合したセールです。例えば、ブラックフライデーで店舗に行ったとしましょう。そしたら、ネットのアプリに登録すればさらに10%オフ、というようなおまけディスカウントをしてもらえることがあります。

これは、新規顧客開拓のためのマーケティングです。そのため、「そのアプリ、すでに持ってます。使ってます」という人は、残念ながら対象外となってしまうことが多いです。

また、おまけのディスカウントをゲットするためには、店内でスマホをいじり、アプリをダウンロートして登録する必要があります。スマホを忘れてしまうと、せっかくのディスカウントができないので、スマホは必ず持参することをおすすめします。

5.ブラックフライデーの次には、すぐにサイバーマンデー

ブラックフライデーで気合をいれたけれど、欲しいものがイマイチ見つからなかったという人でも、あきらめる必要はありません。週が明けた月曜日には、サイバーマンデーと呼ばれる、ネットでの大セールが開催されます。これは、ブラックフライデーの延長線にあるもので、主にオンラインショップが大セールをしてくれるというものです。しかし、実際にはオンラインショップは、ブラックフライデーよりもずっと前に前倒しでセールを始めていることが多いので、サイバーマンデーの前に欲しかったガジェットを安く買ってしまった、なんていう人もたくさんいます。

それに、ブラックフライデーやサイバーマンデーのあとは、どの店でもクリスマスに向けての一大商戦が始まります。クリスマスセールと称して、ずっとセールが続くので、この時期には、翌年のアパレルを大人買いする、という人も多いですね。

6.ブラックフライデーはどこに行く?

ブラックフライデーは、どこもかしこもたくさんの人で大混雑します。駐車場に行っても車を止められる場所が見つからない、なんてことも珍しくありません。もしもこの日にショッピングに行くなら、できるだけ朝早い時間帯に行くことをおすすめします。午後になると、全国どこでもパニック状態になるほどの激戦となるので、人の多さにイライラしてしまうかもしれません。

ブラックフライデーにショッピングに出かけて、お得なものをゲットしたい人は、アウトレットモールがおすすめです。日本でもきっとアウトレットモールでは大セールを開催するのでしょうけれど、アメリカも負けてはいません。規模の大きなアウトレットモールに行くと、驚くほどの激安価格でショッピングを楽しめます。