K-cupは、アメリカだけでなく日本でも楽しめます。しかしやっぱり、商品のラインナップは大きく異なりますよね。アメリカからのお土産に日本では販売されていないK-cupを送れば喜ばれるでしょう。それに、日本から来客が来る際には、軽くてコンパクトなK-cupをリクエストするのもなかなか乙です。
私はもともとコーヒーは嗜まなかったのですが、夫と結婚してからは週末にはコーヒーメーカーでコーヒーを作るようになり、夫と共に飲むようになりました。
しかしコーヒーメーカーって、オフィスのように大勢で飲むならたくさん作る甲斐がありますが、一人分だけだと、ポット一杯作っても飲みきれず、結局大部分を捨ててしまう羽目になります。少量だけを作れば良いのでしょうけれど、なかなかうまくできません。
そんなアメリカ人のために開発されたのが、K-cupと呼ばれるシングルサーブ、つまり一人用のカートリッジです。あまりにも便利なので、我が家ではすっかりK-cupの虜です。スーパーに行くたびに、新しい種類がラインナップされていると、ついつい手が伸びてしまいますよね。ここでは、そんなアメリカのK-cup事情をご紹介します。
目次
1.K-cupとは?
K-cupとは、一人分のコーヒーを新鮮な状態でカップに充填し、飲みたい時に一人分だけを美味しくサッと作れるという画期的なテクノロジーです。開発したのは現在でもK-cupの一人者であるキューリグ(Keurig)社で、もともとは1998年にオフィス用として開発されました。その後、人気が広く普及する中で一般家庭用も販売した所、爆発的な人気となったわけですね。
もともとK-cupは商標も含めてキューリグ社の特許でした。しかし2002年に失効しているため、現在では他のメーカーでも「K-cup]というスタイルのコーヒーや紅茶などがたくさんラインナップされています。
マサチューセッツ州に小さなコーヒーポッド製造会社としてスタートしたキューリグ社は、合併や買収を重ね、現在ではアメリカで3番目に大きな飲料水メーカーとして上場しています。
2.コーヒーマニアがうなる商品ラインナップ
既に言いましたが、私はコーヒーについて全く詳しくありません。ストロングとか苦みと言われても、味オンチなこともあり、違いがよく分かりません。世界で一番おいしくないコーヒーを出されて「世界一の美味」と言われれば、きっと信じてしまうレベルです。
このK-cupは、コーヒーの飲み比べをしていたり、味の絶妙な違いが分かるマニアをもうならせる商品ラインナップとなっています。コーヒー豆を購入するよりも、コンパクトに買えるということもあって、家庭で何種類ものコレクションをしている世帯もありますよね。
ちなみに、スーパーに行くと、コーヒーや紅茶売り場の半分ぐらいは、K-cup仕様のものばかり。キューリグ製品はもちろんですが、他にもスターバックスやダンキンドーナツのブランドがあったり、世界のグルメコーヒー詰め合わせみたいな商品もあり、K-cupでコーヒーの飲み比べをする人もたくさんいます。
K-cupには、コーヒーだけでなく、お茶などもたくさんの種類がラインナップされています。私達が大好きな緑茶なども探せば見つかりますよ!
3.K-cupには専用のコーヒーメーカーが必要
K-cupの飲料を楽しむためには、専用のコーヒーメーカーが必要です。K-cupのみに対応しているものもあれば、従来のタイプとK-cupoの両方に対応しているタイプもあります。近年では、どちらも使えるコンボタイプが増えており、我が家でもこのタイプを持っています。
リサイクルできるカップはある
もしもK-cup専用のコーヒーメーカーしかなく、普段飲み慣れているコーヒーを楽しみたい!という時には、リサイクルできるカップフィルターを使うのが便利です。これはユニバーサルな形やサイズなので、どこのコーヒーメーカにもフィットします。
4.アダルトなドリンクだってK-cup
ちなみに、アメリカでは一世風靡の新記録更新中のK-cupですが、コーヒーやお茶など、誰でも飲める飲料水だけではありません。なんと2019年からバドワイザー社がキューリグ社と提携し、アルコールのK-cupにも着手し始めました。
ちなみに、K-cup仕様のアルコール製造マシンは、すでに市場にあります。まだ種類がほとんどないので、お値段が手軽になって選択肢が増えるのはもう少し先ですが、夫はすでに虎視眈々と、これを狙っています。
5.こんなK-cupもある!
ちなみにこのK-cupは、医療業界にも進出しています。
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