アメリカの銀行口座!日本と違って分かりづらい?

アメリカの銀行の仕組みは、日本と大きく違います。まず、口座の種類がたくさんあって分かりにくいですし、かかる手数料なども違います。ここでは、アメリカの銀行の仕組みや銀行口座の種類、かかる手数料など基本的な所を、分かりやすく説明しています。

目次

  1. Checking Accountとは?
  2. Saving Accountとは?
  3. Checking accountとSaving Accountの違い
  4. 銀行口座はいつ開く?
  5. どんな手数料がある?
  6. 最初に開設するならこの銀行がオススメ

1.Checking Accountとは?

アメリカに行って銀行口座を開く時には、このChecking Accountのことを指します。これは、日本でいう”普通預金口座”のようなもので、店舗に足を運んでも開設できますし、ネットでも開くことができます。

Checking Accountを開くと、口座番号やデビットカードとともに、CheckBookなるものが発行されます。口座番号はその場で教えてもらえるので、日本からの送金などもすぐできます。デビットカードは、1週間~2週間ぐらいで、口座開設の時に登録した住所まで、郵送で贈られてきます。書留のように受け取りにサインが必要ということはなく、ポストに他の郵便物と一緒に投函されるので、在宅でいる必要はありません。

Checking Acccountは、バイト代やお給料の振込口座として使えるだけでなく、光熱費やカードの支払や、チェック(小切手)による支払口座としても使えます。

なお、アメリカの銀行では、口座を開設しても銀行通帳というものはありません。利用明細や残高などは、郵送で送ってもらえるほか、オンラインを使ってチェックします。パソコンからオンラインのサイトへアクセスしても良いですし、アプリをスマホにインストールしておけば、いつでも簡単に取引明細や残高のチェックができます。

2.Saving Accountとは?

Saving Accountとは、貯蓄用の口座のことで、Checking Accountと一緒に開設しても良いですし、別途で開くこともできます。口座にお金が入っていると利子がつくという特典付きの嬉しい口座ですが、毎月の平均残高が一定額以下になると、口座維持費として10ドルから15ドルぐらい徴収されることが多いです。

また、貯蓄することを目的としている口座なので、毎月の引き出し回数制限は6回までと決められています。もし6回以上引き出した月が半年以内に2月以上あると、そのSaving Account口座は、自動的に利子がつかないChecking Accountへと変更されてしまいます。

3.Checking AccountとSavingAccountの違い

Checking AccountとSaving Accountとの違いは、いくつかあります。

違い1:チェックを書けるかどうか

1つ目は、Check Bookと呼ばれる小切手を発行してもらえるかどうか。キャッシュレスが進んでいるアメリカでは、お財布の中に現金が入っておらず、支払いはカードかCheckという人が多いです。しかも近年では電子マネーなども普及しているため、Checkによる支払をする人も減っています。

違い2:利子がつくかどうか

2つ目は、利子がつくかどうか。Checking Accountでは、基本的にはノー利子。日本の銀行では、普通預金でも利子はつきますが、アメリカでは利子がつかない口座もあります。ただし銀行によっては、最低預金残高などの制限はあるものの、利子がつくChecking Accountもあります。

違い3:デビットカードとして使えるか

3つ目は、デビットカードを発行してもらえるかどうか。毎日のお買いものでカード払いをする際には、このデビットカードを使う人が多いです。利用回数や利用金額に制限はなく、1ドルぐらいな少額ショッピングでも、カード払いができます。このデビットカードを発行してもらえるのは、Checking Accountのみ。Saving Accountだと、ATMから現金を引き出すためのカード発行されますが、VISAやMasterのロゴがついたデビットカードは発行してもらえません。

違い4:毎月引き出せる回数

4つ目の違いは、引き出し制限の有無です。Checkingは制限がないので、毎月何回でも、いくらでもカード払いやATMからの引き出しなどで使えますし、それに対するペナルティはありません。しかしSavingの場合には、毎月6回までの引き出ししかできないので、ATMや別口座への振り替えなどの合計が6回未満になるように注意しなければいけません。

4.銀行口座はいつ開く?

アメリカに行ったら、まずやりたい事は銀行口座を開くことではないでしょうか。数週間の留学のような短期滞在なら、わざわざ口座を開く必要はありませんが、半年以上滞在する人や、移住する人なら、銀行口座は必要ですね。

アメリカの銀行口座を開くためには、

  • 身分証明書
  • アメリカ国内で有効なビザ(学生ビザI-20、就労ならJ-1ビザやH-1Bビザ、L-1ビザなど)
  • 最初の入金額$25程度

が必要です。身分証明書は、アメリカ国内で発行された運転免許証があれば理想的なのですが、渡米したばかりの人がそんなものを持っているはずがありません。その場合には、日本のパスポートでもOKです。

などがあれば、銀行口座を開設できます。ちなみに、観光客というステータスでは口座を開くことはできません。

ビザの種類についてはこちら

5.どんな手数料がかかる?

アメリカの銀行口座には、さまざまな手数料がかかります。口座を開くときに渡される書類みたいなものを熟読すれば記載されていますし、ネットでも調べることができます。

口座維持管理手数料

銀行によって、口座を持っていることに対してかかる手数料です。金額は銀行によって異なり、毎月5ドルから12ドルぐらいが多いです。銀行ごとに、毎月の口座残高が一定額以上なら手数料がかからない条件などもあります。

ATM手数料

口座を持っている銀行のATM以外を使うと、手数料がかかります。これは日本でも同じですよね。しかし、手数料のかかり方が、アメリカでは若干異なります。銀行から3ドル程度の手数料がかかる他、使用したATMからも手数料が3ドル程度かかります。いくらかかるかは銀行やATMごとに異なるため、頻繁にATMを利用するという人は、どの銀行で口座を開設するのがお得かという点を考えましょう。

6.最初に開設するならこの銀行がオススメ

ある程度生活が落ち着いたら、もっと便利な銀行があるかもしれない。だけど渡米直後に最初に開設するなら、やはり使い勝手が良くて便利な銀行を選ぶのがおすすめです。まず最初に口座を開設するなら、

あたりがおすすめですね。

Case Bank

国内大手銀行の一つで、支店やATMの数が充実しています。しかも、ATMが最新式で、操作性がバツグンという点も魅力ですね。

ただし、Checking Accountは、毎月の残高が$1,500以上でなければ、口座維持費として毎月$12かかります。

Chase Bank口座開設はこちらから

Bank of America

アメリカ最大の銀行で、口座開設の手間が少なく、手数料も大手の割には比較的リーズナブルです。ATMや支店の数はChaseほどではありませんが、都市銀なので使い勝手はバツグンです。

この銀行も、Checking Accountの平均残高が$1,500以上でなければ、口座維持費として毎月$12がかかります。

Bank of America口座開設はこちらから

Wells Fargo

ChaseやBank of Americaと並んでトップ規模を誇る大手銀行です。ATMや支店の数は充実していて、特に東海岸ではATMが非常に多いので、使い勝手が良いでしょう。

Checking Accountの平均残高が$1,500以上でなければ口座維持費がかかるという点はChaseやBank of Americaと同じですが、維持費は毎月$10で少しだけ良心的ですね。

Wells Fargo口座開設はこちらから

Union Bank

海外銀行への送金が便利な銀行として人気があります。日本への送金では、三菱東京UFJ銀行と提携しているので、日本でのメインバンクが三菱東京UFJの人は、Union Bankの口座を持っていると送金手数料を節約できます。

Union Bank 口座開設はこちらから

 

Check Bookって何?書き方や購入方法は?

アメリカの銀行でChecking accountを開くと、チェックブックなるものを発行してもらえます。使ったことがない人にとっては、「何これ?」ですよね。

ここでは、そんなCheck bookについてご紹介します。

目次

  1. Check Bookとは?
  2. どんな種類がある?
  3. どんな時に使うの?
  4. 書き方は?
  5. Check Bookの注意点
  6. オンラインで買えるオシャレなチェックはココがオススメ
  7. Checkbookにカバーをかけるとオシャレ!

1.Check bookって何?

Check bookは、日本語で言うと「小切手」のことです。しかし、普通の生活をしている人は、小切手と言われてもどんなふうに使うのか知りませんよね。

Check bookは、紙幣ぐらいの大きさで、誰にいくらの支払いをするかを記入して、現金の代替として使います。例えば光熱費の請求書が来たら、支払う金額をチェックに書き込んで、郵送で支払うというわけです。

日本では、こうした支払いには口座振替が一般的ですよね。しかしアメリカでは、口座から引き落とされるお金は自分で管理したいという人が多く、口座振替はあまり人気がありません。その代わりに、毎月チェックを書いて光熱費の支払いをする人が多かったのです。

現在では、こうした支払いにはオンラインを使ってカード払いが主流となっています。郵送の時間や切手代もかからず、チェックブックも必要ないという点で、人気です。

Checkで支払いをすると、受け取った人が銀行へ行って換金します。そうすると数日後に、その金額分だけchecking accountから引き落とされるという仕組みです。

2.どんな種類がある?

Checkbookは、パーソナル用(個人用)とビジネス用とがありますが、記入する内容やレイアウトなどは同じです。違いがあるとすれば、ビジネス用チェックの方が、やサイズが大きめといったところでしょうか。

Check bookは、複写紙の有無によって、singleとDuplicateとがあります。自分用に記録を残したい人はDuplicateがおすすめですが、銀行から毎月送られてくる取引明細には、換金されたチェックの画像も添付されていますし、オンラインバンキングでも確認できます。

Check bookは、紙幣のように横長な形をしています。トップもしくは左サイドか切り離せるようになっているのが特徴で、個人用のものは1冊50枚程度です。

Check bookは、銀行で発行してもらうだけでなく、ネットショップなどでも購入できます。その際には、銀行口座の情報をショップに送ると、ショップが銀行に確認を取ってくれます。ネットショップで購入するものは、デザインが多種多様なので、女性に人気がありますね。

ちなみに、Check bookを発行する手数料ですが、多くの銀行では口座開設に伴って発行してくれる最初のCheck bookは無料という所が多いですが、2回目からは手数料として$5程度がかかります。

オンラインで購入する場合には、デザインがオシャレという魅力がありますが、価格は高めとなり、200枚程度のセットで$10~$30ぐらいがかかります。

3.どんな時に使うの?

check bookの用途は多岐にわたります。個人で使う場合だと、光熱費の請求書の支払いに使ったり、学校からの集金などでもCheckが活躍してくれます。

近年ではクレジットカード払いが主流となっているので、チェックはあまり見かけることがなくなりました。でもまとまった金額の支払いをするときなどには、現金を持ち歩くよりも安全なので、おすすめですね。アパートの契約とか、自動車を購入する際の頭金などでは、現在でもチェックを書くのが一般的です。

4.書き方は?

Check bookは、背景のデザインや色は多種多様ですが、フォーマットは同じです。

①自分の名前や住所などの個人情報

この部分は、Check Bookを作る段階で、自分で決めることができます。基本的には、

  • 口座所有者の名前(ジョイントアカウントの時は、Hanako&Takeshi Yamadaのように連名にできます。
  • 住所 これも必須事項です。住所を記載しないとチェックを作ってもらえないということはないと思いますが、Checkを振り出す時に、手書きで住所を書けと言われるので、面倒です。
  • 電話番号 これも必須ではありませんが、書いていないと、チェックを書くたびに手書きで書かされるので、印刷したほうが楽だし便利です。

②チェックナンバー

これは、チェックに最初から印刷されている番号で、チェックブックを見ると分かりますが、1枚ずつ番号が違います。個人が使うチェックは、基本的に4桁です。頻繁に使う人なら、5桁以上でもOKなチェック業者を探すと良いでしょう。

どの番号から始まるかは、チェックブックを注文する時に決めることができます。0001からスタートしても良いですし、0100から始めてもOKです。

③日付

これは、チェックを書いた日の日付です。こう書かなければいけないというフォーマットはないので、January 1,2022と書いても良いですし、Jan 1,22と書いてもOKです。また、01/01/2022とか、1-1-22 なんて書き方もあります。書きやすい書き方で問題ありません。

④誰に対してチェックを書いたのか

これは、チェックを振り出す人や店の名前を書きます。ブロック体でも筆記体でも問題ありませんし、正式名称でなければいけない、というわけでもありません。

例えば、Targetの支払でチェックを書くなら、この部分はTargetと書くだけでOKです。Target XX店みたいな書き方は必要ありません。

⑤チェックの金額

ここは、チェックの代金をブロック体もしくは筆記体で、文字で記入します。こうすることで、右側に各数字を偽造されるリスクを回避できます。

例えば$230.50という金額なら、

Two hundred thirty dollars and 50/100

となります。ドルとセントの間には、andを入れるのが正解です。たぶん、なくても問題ないとは思いますが。

また、これは私が以前勤務していた会社で教わったことなのですが、金額を書くエリアは、更なる偽造防止対策として、

-Two hundred thirty dollars and 50/100-

のように、左右両側にラインを引くのが良いと教わりました。

⑥チェックの金額

ここは、チェックの金額を数字で入力します。12ドル18セントなら、12.18となりますが、ピリオド(.)の部分は、うっかり間違えてコンマにならないように注意してください。

私はいつも、このピリオドの点は、少し大きめの●のように、グリグリっと書いてます。

⑦銀行情報

これは、チェック所有者が利用している銀行の情報が記載されています。チェックを注文する時には、チェックブックとリンクさせる銀行口座を指定するわけですが、その情報がここに自動的に記載されます。

ただし、記載しないでほしいとリクエストできる場合もあるようですね。まあ、記載してあるからと言ってトラブルになったことはありませんし、記載していないからといって、銀行名を手書きで書けと言われたこともありません。

⑧目的

これは、そのチェックをどんな目的で使ったのか、いわゆるメモを書ける場所です。店でチェックを書くときにその場で書いても良いですし、書かなくても問題はありません。光熱費の支払いなどでチェックを書く場合には、私はこの部分に、アカウント番号を記載してます。

⑨サイン

チェックを書いた人のサイン(署名)をここにします。名前を適当に手書きすれば良いというわけではなく、万が一のトラブル時には、この署名と、銀行口座を開設する時に登録した署名を照らし合わせることもあるので、必ず銀行口座に登録した署名をしましょう。(トラブルがなければ、違うサインでも特に問題にはなりませんが)

⑩Routing Number(ルーティングナンバー)

これは、Routing Numberと呼ばれるもので、自分で自由な数字をリクエストするわけではなく、持っている銀行口座の銀行名や支店名を示す9桁の番号です。

普段の買い物などで、この番号が必要になることはありませんが、

  • チェックブックを新しく注文する時
  • クレジットカードなどの申し込みなどで銀行口座の情報が必要な時
  • 日本からの送金を受け取りたい時

などには必要となります。チェックブックには記載されますが、銀行のオンラインバンキングでもRoutingナンバーを確認することができます。そのため、記憶しておく必要はありません。

⑪口座番号

ここが、自分の銀行口座の番号です。桁数は銀行によって若干異なるようですが、口座番号の桁数が少ない場合には、0001234567899のように、最初がゼロで埋まります。

そして、口座番号の右側にある4桁の数は、チェック番号です。チェックの右上にも同じ4桁の数字があるので、気ににある人は確認してくださいね。

白紙でもOK店もある

大手の店、たとえばWalmartとかTarget、そのほかCostcoやSam’sなどでは、レジのところでチェックを書かなくても、白紙チェックをレジの人に渡すことができます。レジの人は、受け散った白紙チェックをレジの機会に通し、白紙のままチェックを返却してくれます。

とても便利なサービスですが、どのチェックをどこで使ったのかは、自分で管理しなければいけません。以前に私が会計を務めていた組織では、同じチェックを複数の店舗で使った人がいました。

結果的に、銀行側でこれが問題になることはありません。個人の場合なら、自身が理解していれば良いでしょう。しかし法人の場合だと、プチトラブルになるかもしれないので、注意してくださいね。

5.Check Book注意点

Check bookを使う際には、いくつか注意点があります。

十分な残高があるかをチェック

降り出したCheckがいつ口座から引き落とされるかは、いつ換金されるかによります。早ければ1日、遅ければ何ヵ月もしてから換金されることもあります。

口座の残高よりも大きな金額のチェックが換金されると、残高がマイナスになってしまいますよね?

もしもSaving accountからOver draft protectionなどで対策をしていれば、マイナス分が自動的にSaving accountからChecking account振替されて、Checking Accountの残高がマイナスではなくゼロになるように調整されます。

しかしそれができない時には、どうなるのでしょうか?

その時には、insufficient という扱いになり、25ドル程度のペナルティがかかります。

同時に、チェックを換金しようとした人も換金ができません。もしも光熱費の支払いだと、延滞料がかかりそうですし、学校への支払いなどでも迷惑がかかりますよね。

偽造対策をしっかりすること

Checkを書く際には、悪用されないようにしっかり対策を取りましょう。例えば、簡単に書き直せるような鉛筆を使うのはNG。黒か青インクで書くことをお勧めします。

鉛筆で書くのはNG

チェックブックに各金額は、そのまま銀行口座から引き落とされます。チェックブックを受け取った人が即日換金すれば、即日もしくは翌日と早いタイミングで、銀行口座から引き落とされます。

もしもチェックを鉛筆で書いてしまうと、悪い人だと掻き直して偽造されるリスクがありますよね。10ドルと書いたつもりなのに、10000ドルに書き直されたとしたら、その金額が銀行口座から引き落とされるのです。

そうしたトラブルや犯罪の被害を防ぐために、チェックを書くのは必ずインクのペン。色は黒でも良いですが、青とかパープルなどの色付を推奨するプロもいます。

ちなみに私はいつも、油性のペンSharpieを使ってます。

Disputeできない

チェックは、受け取った人が銀行に行って換金したら、金額が間違っていても、うっかりミスで渡してしまった場合でも、キャンセル扱いにしてもらったり、やっぱりなかったことにして!というのはできません。Disputeできない点が、チェックブックのデメリットです。

もしも金額にミスがあったり、書いたチェックをなかったことにしたい場合には、チェックが換金される前に、銀行へ行ってチェックをキャンセルしなければいけません。

6.オンラインで購入できるチェックブックはココがオススメ!

パーソナルチェックを取り扱っているオンラインショップは、たくさんあります。ネットで、Personal Checkと検索すると、サイトがたくさんでてきます。その中でも、おすすめのサイトをいくつかご紹介しましょう。

Checks Unlimitedオシャレでキュートなチェックから、ビジネス向けのハイセンスなデザインまで、数多く揃っているチェック購入の老舗サイトです。セキュリティ面もしっかりしているので、安心です。価格は若干高めですが、ディスカウントコードをネットで探して安くすることも可能。チェックブックのクオリティがとても高く、★★★★★
Vistaprint自分だけのパーソナルチェックをカスタムメイドで作れるサイト。チェックブック以外にも、ステーショナリーなどを取り扱っています。価格はリーズナブルですが、クオリティは★★★★
Check Advantageデザインが充実していて、150枚なら$7.50~とリーズナブル。どんなデザインがあるのかを比較しながら選びたいという人におすすめのサイトです。

そのほかのおすすめサイトはこちらから

7.Checkbookにカバーをかけるとオシャレ!

Checkbookを持ち歩く際には、そのまま「裸」の状態で持ち歩いてもOKです。しかし、バッグの中にオシャレに収納したい人、CheckBookがバッグの中で折れたり破れたりするのが嫌な人は、Checkbookカバーを使うのがおしゃれです!

カバーは、Checkbookのタイプによって、Top TearタイプとSide Tearタイプとがあります。間違えないように選んでくださいね。

アメリカのおトイレ事情

日本で生活していると、温水洗浄便座(ウォシュレットのコトですね)は、自宅だけでなく、公共のトイレにも当たり前のように設置されていますよね。日本の温水洗浄便座の普及率は、なんと80%超で、世界でもトップレベルです。しかし、アメリカに行くと、とても便利な温水洗浄便座を見かける機会は、ほとんどありません。今回は、アメリカのおトイレ事情について、ご紹介しますね。

※写真はイメージです

目次

  1. アメリカの温水洗浄便座普及率はどうなっている?
  2. アメリカで温水洗浄便座が普及しない理由とは?
  3. アメリカ温水洗浄便は販売されている?
  4. 日本から温水洗浄便座を持っていくべき?それとも現地で調達?
  5. アメリカで温水洗浄便座を設置する際の注意点
  6. まとめ

1.アメリカの温水洗浄便座普及率は?

日本の家庭ではすっかり生活必需品となった温水洗浄便座ですが、アメリカでは残念ながら日本ほど普及していません。というより、ほとんど普及していない、と言ったほうが正しいかもしれません。公共の場所で温水洗浄便座が設置されているトイレは、例え5つ星のホテルでもありませんし、一般家庭にもありません。きっと、そんな便利なものがあることすら知らないアメリカ人の方が、多いかもしれませんね。

2020年のコロナウィルスの影響で、トイレットペーパーが不足の事態となってしまったアメリカでは、トイレットペーパーを使わない対策として温水洗浄便座を購入する家庭が増えました。便利だから、清潔だから、という理由ではなく、トイレットペーパーがないなら代替となるものを探した結果、温水洗浄便座にたどり着いたというのが、とてもアメリカらしい所かもしれません。

ちなみに、そんなコロナの影響で温水洗浄便座がバカ売れしたと言われているアメリカですが、普及率は10%程度とかなり低めです。

2.アメリカで温水洗浄便座が普及しない理由とは?

アメリカで温水洗浄便座がほとんど普及していない理由は、いくつか考えられます。

1つ目は、温水洗浄便座は日本で開発されたものだから。日本で発明された温水洗浄便座は、アジア諸国では爆発的な人気を誇っています。もしかしたら、アジア圏の文化と密接な関係があるのでしょうか。

日本に観光客としてやってくる中国人たちは、大量の温水洗浄便座を爆買いすることで話題となりましたが、アメリカから日本へやってくる観光客が温水洗浄便座を購入して持って帰るという話は、ほとんど耳にしません。日本が誇るハイテクに感嘆しながらも、自宅につけて使いたいとまでは思わないのかもしれません。

2つ目の理由は、価格です。日本ではすでに広く普及しているため、1万円程度でも便利なハイテク便座を購入できますよね。しかし、普及していないアメリカにおいては、コロナ禍において買いやすい低価格化が実現したとはいえ、数年前までは、シンプルな機能しか装備されていない温水洗浄便座が、5000ドル(日本円で60万円程度)もしていました。

どうして日本で1万円程度のものが、アメリカでこんなに高くなるかというと、市場競争がなく、関税ががかけられた結果なのかもしれません。

温水洗浄便座の開拓者であるTOTOからラインナップされているハイテク機能には、こびりついた頑固な汚れもしっかり落としてくれるトルネード洗浄機能や、見えない汚れも確実に落とせる光触媒機能を備えたActilight、酸化チタンを使うことで自然な洗浄を行うハイドロテクトなどがあります。こんな最先端な機能を備えた温水洗浄便座をアメリカで購入しようとすると、なんと現在でも100万円超を覚悟しなければいけません。

3.アメリカで温水洗浄便座は販売されている?

アメリカでも、以前からラインナップの充実さは日本と比較できないものの、コロナの影響でラインナップは増えてきました。Amazonなどでも購入できますし、アメリカの大手ホームセンターのLowe’sやHome Depotなどでも購入できます。

amazonの温水洗浄便座はこちらから

Lowe’sの温水洗浄便座はこちらから

Home Depotの温水洗浄便座はこちらから

アメリカで販売されている温水洗浄便座は、主に日本製ならTOTOの一択、その他には韓国製などが人気ですね。TOTOブランドの場合には、シンプルな便座保温機能、おしり洗浄機能、省エネ機能などがついたものが、200ドル(3万円程度)~1000ドル(12万円程度)で販売されています。

この価格の違いは何かというと、家庭のトイレに後付するタイプの便座型の方がリーズナブルで、トイレ便器と一体型になっているものは、お値段が高めという違いがありますね。

後付けするタイプでも、取り付けはそれほど難しくありません。初心者の私でもYouTubeをみながら試行錯誤でできました。アメリカへ移住した際には、ぜひDIYで温水洗浄便座を付けることをおすすめします!

4.日本から温水洗浄便座を持っていくべき?それとも現地調達?

日本で販売されている温水洗浄便座と、アメリカで販売されている温水洗浄便座を比較すると、残念ながらアメリカでのセレクションは充実していません。しかし、何もついていない便座よりも、ベーシックな機能しか持たない温水洗浄便がついている方が、はるかに日本人にとっては快適です!

日本から引越ししてくる人だと、日本で温水洗浄便座を購入して持参すべきか、それともアメリカについてから購入したほうが良いのか、迷うかもしれませんね。日本から持参したものでも、電圧などがアメリカに対応していれば使用可能ですが、水道管の直径などスペック面が若干日本と異なります。そのため、日本から持ってきた温水洗浄便座をアメリカのトイレに取り付ける際には、残念ながら素人ではパイプの直径が合わずに困るかもしれません。そのため、速やかに業者に依頼することをおすすめします。

アメリカにやって来てから温水洗浄便座を購入する場合には、DIYでも取り付けられます。日本で購入できるハイテクな温水洗浄便座というわけではないものの、なにもついていないよりマシだと考えられる人なら、現地購入したものを自宅のトイレすべてに設置するという方法もアリですよ!

私が参考にしたTOTOウォッシュレットの動画

5.アメリカで温水洗浄便座を設置する際の注意点

アメリカのトイレに温水洗浄便座を設置する際には、注意したい点がいくつかあります。

コンセントは大丈夫?

日本のトイレなら、温水洗浄便座の設置を考慮して、トイレの真後ろにコンセントがついていることが多いですよね。しかしアメリカでは、便器の真後ろにコンセントを使う理由がないため、ついていない家庭が多いです。そのため、はりきって温水洗浄便座を購入したけれど、つなぐコンセントがなくて無理だった、なんて後悔することにもなりかねません。

もしも持ち家なら、業者を読んで便座の真後ろにコンセントを付けてもらうことは可能です。しかし賃貸の場合には、それができないので、残念ながら温水洗浄便座の設置はあきらめなければいけません。

便器の形にも注意が必要

アメリカの便器は、Round(丸くてコンパクト)と、Oval(前後に長細くて大きめ)という2つの形があります。温水洗浄便座を購入する際には、便座の形に合ったものを選ばなければいけません。異なる形を選んでしまうと、温水洗浄便座を設置するスペースがなくて取り付け不可となってしまうこともあります。注意してくださいね。

購入前にしっかりと計測しよう

アメリカで販売されている温水洗浄便座の多くは、便器の形やサイズによって、取り付け可能かどうかが分かります。商品を購入する前に、ネットショッピングをする段階で、サイズ的な条件が明記されているので、まずは自宅のトイレをシッカリ計測した上で、フィットするものを買いましょう。

アメリカのトイレは、タンクと便器が一体型となっているものや、離れているタイプなど、いくつかの種類があります。普段はあまり気にせずに使っている便器ですが、温水洗浄便座を付ける際には便器の形やサイズはとても重要なので、計測して設置可能なことを確認することで、無駄なショッピングや返品の手間などを省けます。

修理できるプロが見つかりづらい

日本では、ウォシュレットは広く普及しているので、購入したメーカーに連絡すれば修理できるプロを派遣してくれたり、最寄りの業者を教えてくれますよね。しかしでも、日本とアメリカとでは、サービスが大きく違います。ウォッシュレットに関しては、私の経験や周囲の口コミを見る限りでは、修理できるプロを見つけるのが至難の業です。

6.まとめ

アメリカで温水洗浄便座を買うなら、選択肢が多いAmazonでリーズナブルなモデルを購入し、DIYで設置するのがベストです。修理してもらえる可能性が低いことも考慮すれば、お高いモデルよりもベーシックなモデルを購入して、壊れたら買い替えるというスタンスが良いかもしれません。

アメリカの電圧ってどのぐらい?日本から電化製品は持って行った方が良い?

日本からアメリカへ渡米する際には、これまで使っていたヘアドライヤーとか髭剃り、またちょっとした電化製品をそのまま持っていきたいですよね。しかし、もしも持って行って使えなかったらどうしよう?という不安もあるのではないでしょうか。ここでは、アメリカの電圧についてご紹介するとともに、日本から電化製品を持って行って使えるのかどうかについてもお話しします。

目次

  1. アメリカの電圧は日本と違う?
  2. コンセントの形は同じ?
  3. 日本から持参した電化製品をアメリカで使うとどうなる?
  4. 延長コードはそのまま使っても大丈夫?

1.アメリカの電圧は日本と違う?

日本とアメリカとでは、電圧が違います。日本は100V ですが、アメリカは120Vとなっています。この20Vの差がどのぐらいなのか、気になりますよね?たかが20Vだと思っても、家電製品にかかる負担は意外と大きいものです。たまに使うぐらいなら良さそうですが、継続して使っていると、故障の原因となってしまいます。

もしも日本の電化製品をアメリカで使うなら、変圧器を使うことをおすすめします。

ただし電化製品の中には、パソコンなどのようにグローバルな電圧に対応できるスペックとなっているものもあります。その場合には、特に電圧の違いを意識する必要はありませんし、使い続けても故障するリスクもありません。

これはユニバーサル仕様と呼ばれていて、電化製品に貼られているスペックシールに、入力100v-240vなどと表記されています。

カリフォルニアは110v

アメリカの中でもカリフォルニア州のロサンゼルスのように、電圧が110vという特殊な都市もたまにあります。アメリカの別の場所から持ち込んだ家電製品や電化製品をそのまま使っても問題はありませんが、日本から持ち込む場合には、電圧が高くなるため、故障の原因となってしまいます。

2.コンセントの形も違う

アメリカと日本では、プラグやコンセントの形も若干異なります。日本の場合には、左右平行に2本のコンセントが主流です。しかしアメリカの場合、左右平行のプラグでも、左右の長さが若干異なるため、そのまま日本のコンセントに差し込もうとしても、入りません。

変換プラグは不要

プラグをコンセントに差し込むだけであれば、日本から持参したプラグは、スッとアメリカのコンセントに差し込めます。プラグ変換器などは必要ありません。

ただし、アメリカで使っていた電化製品を日本に帰国してからも使い続けたい時には、コンセントの形が違うので、そのままでは使えません。コンセントの変換プラグが必要です。

3.日本から持参した電化製品をアメリカで使うとどうなる?

アメリカの電圧は日本よりも高いため、日本の電化製品をアメリカで使い続けると、本来持てるパワーよりも過剰に稼働した状態となってしまい、故障の原因となります。イメージとしては、日本で使うよりもパワフルになり、ヘアドライヤーやヘアアイロンは持ち手が熱くなりますし、電気湯沸かし器なども、60度の設定温度なのにパワフルすぎて沸騰状態が続く、なんてこともあります。発熱するタイプの電化製品は、アメリカで使用すると危険かもしれませんね。

時計やタイマーはNG

日本から目覚まし時計やタイマーなどを持参しても、残念ながら使えません。時間を正しく表示しないことが多く、意味をなさなくなってしまいます。

私は日本から、電磁波時計や、コンセントに差し込んで使う目覚まし時計、コンセントに差し込むタイプのタイマーなどを持参しましたが、全滅でした。

電池タイプのものやiPhoneのようなユニバーサル設計になっているものは大丈夫ですが、そうでない時計やタイマーなど時間を表すものは、移住するなら日本の家族や友人に譲ったり、留学や駐在なら日本でお留守番させておくのが良いでしょう。

豆知識:アメリカの電化製品は日本で使える?

アメリカの電化製品は、変換プラグを使えば日本のコンセントに差し込んで使用可能です。しかし、ユニバーサル仕様でない限りは、本来持っているパワーよりも弱くなってしまうので、使用してても「何となく弱いな」と感じることがあるかもしれません。

私の経験では、ヘアドライヤーやアイロンは、日本で使うとパワー弱め。湯沸し器みたいなものも、イマイチ温度が低めとなってしまいました。

日本からアメリカへもっていくと、パワフルすぎて故障

アメリカから日本へもっていくと、パワーが弱くてイマイチ

と覚えておくと良いですね。

4.延長コードはそのまま使っても大丈夫?

日本で販売されている延長コードには、日本国内で使用することを前提とした100vのみ対応のものもあれば、ユニバーサル設計として100v-250vまで幅広く対応できるもの藻あります。

もしも日本から延長コードを持参したい場合には、購入価格は少し割高になりますが、ユニバーサル設計のものを選ぶことをおすすめします。